kintoneとShopifyの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-25

【簡単設定】kintoneのデータをShopifyに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「kintoneとShopifyを使っていて、それぞれのデータを連携したい!」
「kintoneに登録された情報をShopifyに手動で登録しており、実際に手間がかかっている...」

このように、手作業でのデータ連携に限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">kintoneのデータを自動的にShopifyに登録したり、更新する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放されるでしょう。
そして、日々の入力作業や確認作業にかかる時間を大幅に削減し、ヒューマンエラーの発生を防ぎ、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかかりません。
ぜひ自動化を導入して、作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">kintoneとShopifyを連携するためのテンプレート</span>が用意されてます。
今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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kintoneとShopifyを連携してできること

kintoneとShopifyのAPIを連携すれば、kintoneのデータをShopifyに自動的に連携することが可能になります!
kintoneで管理している在庫情報や商品情報をShopifyのストアにリアルタイムで反映する、Shopifyでの注文情報をkintoneの顧客管理や受注管理にスムーズに取り込むなど、様々な活用法があります。
具体的な自動化例を複数紹介していくので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

kintoneの在庫情報をShopifyに追加する

kintoneで管理している在庫情報が更新された際に、その情報をShopifyの商品在庫データに自動で追加・更新します。
これにより、<span class="mark-yellow">手作業による在庫数の入力ミスを防ぎ、常に最新の在庫状況をShopifyストアに反映させる</span>ことができます。
この連携は、kintoneのデータをShopifyに直接連携するシンプルな構成です。

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kintoneの商品情報をShopifyに登録する

kintoneに新しい商品情報が登録された際に、その商品データをShopifyに自動で登録します。
これにより、<span class="mark-yellow">新商品の出品作業を効率化し、商品情報登録の手間を大幅に削減</span>します。
この連携も、kintoneのデータをShopifyに直接連携するパターンです。

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kintoneとShopifyの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、kintoneとShopifyを連携したフローを作成してみましょう!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

先程ご紹介した「kintoneの在庫情報をShopifyに追加する」フローを作成していきましょう。
プロセスは大きく分けて以下の通りです。

  • kintoneとShopifyのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるWebhook・kintoneのレコード取得・Shopify更新の設定
  • フロー稼働の準備
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※事前準備

テスト用に、情報を更新してもよいShopifyの商品と、商品の在庫を管理するkintoneアプリを事前にご用意ください。
Shopifyの情報を更新するにあたっては、kintoneアプリで商品IDを管理している必要があります。
ここでは例として、下図の商品と商品管理アプリを使用します。

ステップ1:kintoneとShopifyのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいkintoneアカウントとShopifyアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではkintone)を検索して選択。
  1. こちらのヘルプページを参考に、「サブドメイン」「クライアントID」「クライアントシークレット」をそれぞれ設定します。
    ※ クライアント証明書認証を設定されている場合は、「クライアント証明書ファイル」と「クライアント証明書ファイルパスワード」の設定も必要です。
  2. 設定を終えたら、「追加」をクリック。
  1. Yoomからkintoneへのアクセス権限を確認し、「許可」をクリックします。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

kintoneが追加されていることを確認してください。

このまま、Shopifyも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でShopifyを検索して選択。
  1. Shopify Partnersの「アプリ管理」から、連携させるアプリにアクセス。
    ※ Yoom連携用アプリの作成方法はこちらのヘルプページをご覧ください。
  1. クライアントIDとクライアントシークレットを取得。
  1. ストアURL(≪サブドメイン部分≫.myshopify.com)からサブドメインを取得。
  2. Yoomのアプリ登録画面に戻り、取得した値を下図のように設定します。
  1. 「追加」をクリック。
  2. Shopifyの画面が表示されます。
    YoomからShopifyへのアクセス権限の内容を確認し、「更新」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Shopifyが追加されていることを確認してください。

Shopifyも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:kintoneのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるWebhookを設定していきます。

  1. kintoneの「レコードが編集されたら(Webhook起動)」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとトリガーアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 対象となるkintoneアプリの管理画面でWehbookを設定。
    詳細はこちらのヘルプページをご参照ください。
  1. 事前準備で用意したkintoneアプリでレコードを編集してください。
    このフローでは在庫数を変えています。
    ※ 編集するレコードの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に各ID情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 手順5で編集したレコードのID情報が取得できていれば、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。

トリガーとなるWebhookの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:レコードの取得

次に、ステップ3で取得したレコードのID情報から、レコードの詳細情報を取得します。

  1. kintoneの「レコードを取得する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントと実行アクションを確認。
  1. データベースの連携の「アプリID」に、ステップ3で取得したアプリIDを設定。
    入力欄クリック時に表示される「取得した値」タブのトリガーアクションメニューから、アプリIDを選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. 取得したいレコードの条件として、レコードIDが取得したレコードのIDに等しくなるよう設定。
    レコードIDはアプリIDと同様に、入力欄クリック時に表示される「取得した値」から選択してください。
  1. 「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、「取得した値」に指定したレコードの情報が追加されます。
  1. ステップ3で登録したレコードの情報が取得できていれば、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:商品情報の更新

それでは、取得したレコード情報を用いて商品情報を更新しましょう。

  1. Shopifyの「商品情報を更新する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 更新したい項目に沿って、取得した値を設定していきましょう。
    入力欄クリック時に表示されるレコード取得アクションメニューから、対応する項目を選択してください。
    空白の項目は更新されませんが、価格や在庫数などの数値に関わる項目を空で設定すると「0」で更新されてしまうため、取得した値を設定しておく必要があります。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、Shopifyの指定した商品の情報が更新されます。
    ※ 情報が更新された商品の例
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
kintoneアプリのレコードを更新し、更新内容がShopifyの商品に反映されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

Shopifyのデータをkintoneに連携したい場合

今回はkintoneからShopifyへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にShopifyからkintoneへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
これにより、Shopifyでの顧客情報や注文情報をkintoneに自動で集約し、一元管理することが可能になります。

Shopifyで商品登録されたらkintoneに反映する

Shopifyに新しい商品が登録された際に、その商品情報をkintoneのデータベースに自動で反映します。
これにより、<span class="mark-yellow">kintone側での商品マスタの管理が容易になり、常に最新の商品情報を把握</span>できます。
この連携は、Shopifyのデータをkintoneに直接連携するパターンです。

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Shopifyで商品が発送されたら、kintoneの情報を更新する

Shopifyで商品の発送処理が完了した際に、その発送情報をkintoneの関連レコード(例えば受注管理アプリなど)に自動で更新します。
これにより、<span class="mark-yellow">kintone上でリアルタイムに進捗状況を確認でき、顧客への適切なフォローアップが可能に</span>なります。
この連携も、Shopifyのデータをkintoneに直接連携するシンプルな構成です。

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kintoneやShopifyのAPIを使ったその他の自動化例

kintoneやShopifyのAPIを活用することで、様々な業務の自動化が可能になります。

kintoneを使った自動化例

kintoneの情報をもとにWordPressに自動で新規投稿を作成したり、Microsoft SharePointにフォルダを生成したりすることができます。また、見積書を自動生成してOutlookから送付したり、Jotformで取得した回答内容をkintoneに転記するなど、様々な業務の自動化が可能です。

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Shopifyを使った自動化例

TypeformやZoho Forms、TallyなどのフォームサービスやGitHubで作成されたIssueをもとに、Shopifyに商品情報や注文情報を自動で登録することができます。また、Shopifyに登録された顧客情報をSalesforceに転記するなど、販売データとCRMの連携もスムーズに行えます。

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まとめ

kintoneとShopifyの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたkintoneとShopify間のデータ転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
これにより、担当者はECサイト運営におけるバックオフィス業務の負担を軽減し、在庫管理の最適化や販売戦略の立案といった、より戦略的な業務に時間とリソースを集中できる環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もしkintoneとShopifyの連携や、その他の業務自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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