Microsoft TeamsとGaroonの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-07

【簡単設定】Microsoft TeamsのデータをGaroonに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「Microsoft Teamsで決まった予定をGaroonに手作業で転記するのは面倒…」
「Microsoft Teamsの重要なメッセージを見逃して、Garoonへの予定登録が漏れてしまった経験がある…」
このように、日々の業務でMicrosoft TeamsとGaroonを利用する中で、手作業によるデータ連携の非効率さや、それに伴うヒューマンエラーに悩まされていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsの特定の情報をトリガーとして、Garoonに必要な情報を自動で登録できる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放されるのではないでしょうか。
そして入力ミスや確認漏れを防ぎ、より生産性の高い業務に集中できる時間を作り出せるはずです!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても直感的に設定でき、日々の定型業務にかかる手間や時間の削減が期待できますよ。
ぜひこの機会に導入して、よりスマートな業務プロセスを実現しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとGaroonを連携するためのテンプレート</span>が用意されています!
今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[215752]]

Microsoft TeamsとGaroonを連携してできること

Microsoft TeamsとGaroonのAPIを連携することで、これまで手作業で行っていた多くの定型業務を自動化し、業務効率を飛躍的に向上させることに繋がります。
Microsoft Teamsの特定のメッセージをもとにGaroonに予定を自動で登録、メッセージ内容をAIが要約してGaroonに記録、などなど。
Yoomにはこれらの連携をすぐに試せるテンプレートが用意されており、アカウント登録後、最短30秒で連携を体験できます!
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Microsoft Teamsで特定のメッセージが送信されたら、Garoonに予定を登録する

この連携を設定することで、Microsoft Teamsで特定のキーワードを含むメッセージや、特定のチャネルに投稿されたメッセージを自動で検知し、<span class="mark-yellow">Garoonに新しい予定として登録</span>することができます。
会議の案内やタスク依頼など、Microsoft Teams上の重要なコミュニケーションを見逃すことなく、スムーズにGaroonのスケジュールに反映できるため、予定の登録漏れや二度手間を防ぎ、業務の正確性とスピードの向上に繋がりますよ。
この連携は、特定条件に基づいて処理を分岐させるパターンです。

[[215752]]

Microsoft Teamsで特定のメッセージが送信されたら、内容を要約してGaroonに予定を登録する

この連携では、Microsoft Teamsで特定のメッセージが送信された際に、その<span class="mark-yellow">メッセージ内容をAIが自動で要約し、要点をまとめた上でGaroonに予定を登録</span>するフローです。
長文のメッセージや議論の内容を把握する時間を短縮し、必要な情報だけを効率的にGaroonに記録できるため、情報整理の手間を大幅に削減し、迅速な意思決定やアクションが期待できますよ。
この連携は、AIによる文章生成を含むデータ加工処理を活用しています。

[[215754]]

Microsoft TeamsとGaroonの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、Microsoft TeamsとGaroonを連携させたフローの作成方法を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Microsoft Teamsで特定のメッセージが送信されたら、Garoonに予定を登録する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • Microsoft TeamsとGaroonのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるチャネルと各アクション(分岐条件・テキスト抽出・スケジュール登録)の設定
  • フロー稼働の準備
[[215752]]

ステップ1:Microsoft TeamsとGaroonのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいMicrosoft TeamsアカウントとGaroonアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではMicrosoft Teams)を検索して選択。
  1. Microsoftのサインイン画面が表示されます。
    連携させるMicrosoft Teamsに紐づくアカウントを入力し、「次へ」をクリック。
    ※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

※ 既にサインインしているアカウントがある場合、以下のような画面が表示されます。

  1. パスワードを入力し、「サインイン」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Microsoft Teamsが追加されていることを確認してください。

続けて、Garoonも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でGaroonを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. 「ログイン名」に連携するGaroon(サイボウズ)アカウントのログイン名を設定。
  3. 「パスワード」にも同じく、連携するアカウントのパスワードを設定。
  4. 「追加する」をクリック。

マイアプリ画面にGaroonも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[215752]]

そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるチャネルの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Microsoft Teamsの「チャネルにメッセージが送信されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとアクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メッセージ投稿時により早く予定の登録が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「チームID」にトリガーとなるチャネルが属しているチームのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているMicrosoft Teamsアカウントから候補が表示されるため、対象となるチームを選択してください。
  1. 「チャネルID」の入力欄クリック時に表示される候補から、トリガーとなるチャネルのIDを設定。
  1. 設定を終えたら、Microsoft Teamsの指定したチャネルにテスト用のメッセージを投稿してください。
    Garoonに予定を登録する上で、メッセージは「開始日時」を含んでいる必要があります。
    また、参加者を固定(例えば、連携先のアカウントは必ず参加者として設定する、など)しない場合は、メッセージに「参加者」も含んでください。

※ 投稿するメッセージの例

  1. フローボットに戻り「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に投稿されたメッセージの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に投稿したメッセージの情報が取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

トリガーとなるチャネルの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:メッセージの条件を設定

Garoonに予定を登録するメッセージの条件を設定していきましょう。
※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。
フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。
無料トライアル中は他のプランでは制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。

  1. 分岐の「コマンドオペレーション」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 「オペレーション」には分岐の条件となる値を取得したオペレーションを設定。
    「アウトプット」には分岐の条件となる値を設定。
    下図の場合は、ステップ3で取得した値の「メッセージ内容」で分岐させます。
  1. 分岐条件に、予定登録の対象とするメッセージの条件を設定してください。
    下図の条件の場合、「メッセージ内容」に【新規予定】を含むメッセージだけが予定登録の対象になります。
  1. 設定を終えたら、ページ下部の「保存する」をクリック。

フローの画面の分岐条件が更新されていることを確認し、次の設定に進みましょう。

ステップ5:データの抽出

条件に当てはまるメッセージから、予定登録に使用するデータを抽出していきます。

  1. AIオペレーションの「テキストからデータを抽出する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 目的に応じて「変換タイプ」を選択。
    データを抽出するテキストの文字数によってタスク数が変わります。
    長文テキストからデータを抽出する場合には「変更する」をクリックし、任意の変換タイプを選択してください。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. 「対象のテキスト」にはデフォルトで、取得したメッセージの「メッセージ内容」が設定されています。
  1. 「抽出したい項目」に、予定登録に用いる項目を設定します。
    Garoonに予定を登録する上で「開始日時」は必須項目となります。
  2. 必要に応じて「指示内容」に抽出時の指示を設定。
    Garoonの形式に合わせるため、「開始日時」と「終了日時」は「yyyy-mm-ddThh:mm」の形式になるよう指示しておくとよいでしょう。
  3. 設定を終えたら、「テスト」をクリック
  1. テストに成功すると、「抽出したい項目」に設定した項目が対象のテキストから抽出され、「取得した値」に追加されます。
    ※ 期待する値が抽出されていない場合には、「抽出したい項目」の名称や「指示内容」を変更して再度お試しください。
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:予定を登録

最後に、抽出した情報を用いてGaroonに予定を登録しましょう。

  1. Garoonの「【スケジュール】予定を登録」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「サブドメイン」に連携しているGaroonアカウントのサブドメインを設定。
    サブドメインはGaroonのURL(≪サブドメイン≫.cybozu.com/)から取得できます。
  2. 「予定のタイプ」を「通常予定」「終日予定」から選択。
  3. 「予定メニュー」の入力欄をクリックすると、各アクションのメニューが表示されます。
    テキスト抽出アクションメニューから、「予定メニュー」の項目を選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
  1. 以降の項目も同様の手順で設定していきます。
    デフォルト値が設定されている項目もありますが、データ抽出アクションの「抽出したい項目」に変更を加えている場合、それらのデフォルト値は無効になりますので、それぞれ再設定をしてください。
  1. 参加者を固定する場合は、連携するアカウントに紐づくユーザーなどを設定すると良いでしょう。
    「ユーザーのログイン名または組織コード」の入力欄をクリックすると、連携しているGaroonアカウントから候補が表示されますので、対象となるユーザーを選択してください。
  1. その他の任意項目も、フローの運用方法に応じて設定してください。
    プルダウンから選択するものは、投稿されたメッセージに依存しない固定値となります。
  2. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  3. テストに成功すると、Garoonに予定が登録されます。
    ※ 登録される予定の例
  1. 期待通りの予定が登録されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ7:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
指定した値を含むメッセージをMicrosoft Teamsに投稿し、その内容から抽出されたデータでGaroonに予定が登録されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

GaroonのデータをMicrosoft Teamsに連携したい場合

今回はMicrosoft TeamsからGaroonへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGaroonからMicrosoft Teamsへのデータ連携を実施したい場合もYoomなら簡単に自動化フローを構築できます。
例えば、Garoonに新しい予定が登録された際に、その情報をMicrosoft Teamsの指定したチャンネルに自動で通知するといった連携が可能です。
これにより、チーム内での情報共有を迅速化し、重要な予定の見逃しを防ぐことに繋がります。

Garoonで予定が登録されたらMicrosoft Teamsに通知する

Garoonに新しい予定が登録された際に、<span class="mark-yellow">その情報をスムーズにMicrosoft Teamsの指定のチャネルに通知</span>します。

わざわざGaroonを開いて確認する手間を省き、チームメンバー全員が最新のスケジュールを円滑に把握できるため、会議の準備やタスク対応の効率化が期待できますよ。

[[71967]]

Garoonで予定が登録されたら、メモを要約してMicrosoft Teamsに通知する

Garoonに登録された予定のメモ欄に詳細な情報が記載されている場合、<span class="mark-yellow">AIがそのメモ内容を自動で要約し、重要なポイントだけをMicrosoft Teamsに通知</span>します。

長文のメモを読む手間を省き、短時間で予定の概要を把握できるため、情報伝達の効率が格段にアップし、チーム全体の生産性の向上にも繋がるはずです。

[[215740]]

Microsoft TeamsやGaroonのAPIを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した自動化以外にも、Microsoft TeamsやGaroonのAPIを使うことで、様々な業務を自動化することができます。
気になるテンプレートがあれば、ぜひ試してみてください!

Microsoft Teamsを使った便利な自動化例

他のアプリでアクションがあった際に、Microsoft Teamsに自動で通知を送ることができます。
また、Microsoft Teamsでメッセージが投稿されたら、内容を他のタスク管理ツールに登録したり、記事や書類に反映させたりする自動化も便利ですよ。

[[158517,185886,202897,185455,172770]]

Garoonを使った便利な自動化例

Garoonに予定が登録されたら、参加者にメールを送ったり、ミーティングを作成したりする自動化も可能です。
またGaroonでは、ワークフローに関する自動化も実現でき、申請や承認されたワークフローの内容を他のアプリに追加するテンプレートもおすすめです。

[[118083,87431,121768,98922,100731]]

まとめ

Microsoft TeamsとGaroonの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたMicrosoft Teamsのメッセージ内容をGaroonに転記したり、Garoonに追加した予定をMicrosoft Teamsに通知したりする手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを未然に防げます。</span>

担当者は情報入力や確認作業といった定型業務から解放され、より迅速かつ正確な情報に基づいたアクションを取れるようになることで、本来注力すべき戦略的な業務や創造的な活動に集中できるようになるはずです。

今回ご紹介したような業務自動化は、専門知識がなくても扱えるノーコードツール「Yoom」を活用すれば、直感的な操作で誰でも簡単に構築できます。
もし日々の業務でMicrosoft TeamsとGaroon間の情報連携を少しでも非効率を感じているなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる自動化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
タグ
Microsoft Teams
Garoon
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る