チャットツールに文字起こし結果と要約を自動で通知する
会議の文字起こし結果とAIによる要約を、SlackやMicrosoft Teamsなどのチャットツールへ自動で通知します。
会議に参加できなかったメンバーへも迅速に情報共有できるほか、決定事項や重要ポイントを手軽に確認できるようになるので、チーム内の認識合わせがスムーズに進みます。
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「また議事録まとめるの、自分か…」
そんな声がつい漏れてしまうくらい、会議後の作業って地味に面倒…。録画を見返してメモを取り直したり、チャットに共有したり、必要に応じてメールで送信することだってありますよね。誰かがやらないと情報は共有されないけど、正直やりたくないと思っていませんか?
実は、誰でも簡単にZoomの情報をもとに文字起こしデータを自動で作成することができるんです!たとえば、会議が終わったタイミングで自動的にMicrosoft Excelに文字起こし内容を保存したり、SlackやMicrosoft Teamsに会議内容の要約を投稿したり、関係者にGmailやOutlookで情報共有することが可能です。そ
この記事では、具体的にどんな自動化ができるのか、そしてそれをどうやって作るのかを画像付きで丁寧に解説していきます。業務を効率化したいと考えている方はぜひ最後までご覧ください!
Yoomには「Zoom会議終了をトリガーに、音声を文字起こしして自動で他のツールへ保存・共有する」業務フローのテンプレートが用意されています。気になる方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみてください!
Zoom会議が終わった後、文字起こしデータを様々なツールへ自動で連携させることができます。ここでは、そんな文字起こしデータを活用して、会議後の情報共有や記録の手間をグッと減らすための、具体的な自動化の例をいくつか紹介していきます。気になるものがあれば、クリックしてすぐに試せますよ!
会議の内容をMicrosoft ExcelやNotionといった使い慣れたツールに自動で記録・蓄積するフローです。
議事録作成の手間を削減できるだけでなく、後から会議内容を検索したり参照したりしやすくなるため、情報の整理やナレッジ蓄積にも役立ちます。
会議の文字起こし結果とAIによる要約を、SlackやMicrosoft Teamsなどのチャットツールへ自動で通知します。
会議に参加できなかったメンバーへも迅速に情報共有できるほか、決定事項や重要ポイントを手軽に確認できるようになるので、チーム内の認識合わせがスムーズに進みます。
Zoom会議の文字起こしデータを、GmailやOutlookを使って関係者へ自動でメール送信します。
社内外の関係者への議事録共有を効率化し、情報伝達の漏れや遅延を防げるので、定例会議の報告やお客様との打ち合わせ記録の共有などに便利です。
ここでは例として「Zoom会議が終了したら、文字起こししてMicrosoft Excelに追加する」フローの作り方を解説します。この自動化によって、会議記録の手作業による転記ミスや手間がなくなり、効率的に情報を蓄積できるようになりますよ。
Yoomを使えば、コーディング不要で簡単に設定できるので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
【注意点】
①音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
②チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください!
③Zoomのレコーディング情報を取得するには、ミーティングデータが「クラウドレコーディング」されている必要があります。
④「クラウドレコーディング」はZoomの特定プランに限定されているため、ご注意ください。詳しくはこちらをご確認ください。
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。
検索ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。
Zoomを検索すると画像のような画面が表示されます。
「Client ID」と「Client secret」を入力すると、連携完了です!
※詳しい登録方法はこちらをご確認ください。
Microsoft Excelのアプリを検索するとサインインの画面が表示されます。
ログインすると、自動的に連携が完了します!
※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。
次に、今回使用するテンプレートをコピーします。
テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。
左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
(※テンプレートをコピー後、すぐに設定する場合はテンプレートを開く必要はありません。設定を中断した場合は「マイプロジェクト」から開いて再開しましょう!)
「ミーティングが終了したら」をクリックしてください。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Zoomと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「トリガーアクション」:「ミーティングが終了したら」を選択
「トリガーの起動間隔」を5分・10分・15分・30分・60分から選択します。
早めにMicrosoft Excelに追加したい場合は、短い間隔で設定しましょう!
※プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意ください。
Zoomアカウントのメールアドレスを入力します。
ここまで入力が完了したら、今回の設定用にZoomミーティングをレコーディングした上で、終わらせてから「テスト」をクリックしてください!
※ダウンロード可能なファイルサイズはこちらをご確認ください。
テストに成功すると、取得した値がアウトプットとして表示されます。
ミーティングのレコーディング情報を取得する際に必要な情報になるので確認し、「保存する」をクリックします。
(画像では表示されていませんが、項目の横に具体的な値が表示されます。)
※アウトプットの詳しい説明はこちらをご確認ください。
「ミーティングのレコーディング情報を取得」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Zoomと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ミーティングのレコーディング情報を取得」を選択
「ミーティングID」をステップ3で取得した値を活用して入力していきます。
【取得した値の活用方法】
①入力欄をクリックして「取得した値」を表示
②「ミーティングが終了したら」をクリック
③「ミーティングID」を選択
入力完了後「テスト」を押して、テストに成功したら「保存する」をクリックします。
これで、レコーディング情報がアウトプットされた状態になります!
(こちらも画像では表示されていませんが、項目の横に具体的な値が表示されます。)
「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Zoomと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」を選択
「ダウンロードURL」をステップ4で取得した値から選択します。
テストを実行し、テストに成功したら「保存する」をクリックします。
テストに成功すると、ダウンロードしたファイルが表示されます!
「音声データを文字起こしする」をクリックします。
「タイトル」は必要に応じて変更し、「アクション」をクリックします。
アクションのうち「音声文字起こし」を選択します。
動画の長さに合わせて赤枠内の3種類から選ぶことができ、それぞれ消費するタスク数が異なるので注意してください!
※プランごとのタスク数は料金プランをご確認ください。
ファイルの添付方法は「取得した値を使用」を選び「ダウンロードしたファイル」を選択します。
「言語」も選び終わったら「テスト」を押しましょう。
テストに成功し、取得した値として解析結果が表示されたら「保存する」をクリックします。
「レコードを追加する」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Microsoft Excelと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「実行アクション」:「レコードを追加する」を選択
次にデータの保存先となるMicrosoft Excelの情報を入力していきましょう。
テスト用として、画像のようなシートを準備しています!
まずは「ファイルの保存先」を選択します。
「ドライブID」と「アイテムID」と「シート名」は候補から選択できます。
「テーブル範囲」はMicrosoft Excelのシートに合わせて入力してください。
全ての項目の入力が完了したら「次へ」を押します。
Microsoft Excelのシートに合わせて項目が表示されます。
「追加するレコードの値」をステップ3〜6で取得した値から選択していきましょう。
入力完了後「テスト」を押して、実際にMicrosoft Excelにデータが反映されていればOKです!
「保存する」をクリックします。
最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しくフローボットが起動するか動作確認をしましょう。
設定、お疲れ様でした!
以上が、Zoom会議が終了したら、文字起こししてMicrosoft Excelに追加するための連携手順になります!
ZoomのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。
Google スプレッドシートに新しい行が追加されたらZoomのウェビナーに自動登録したり、Zoomミーティングが終了したら録画データをDropboxに保存したりすることが可能です。さらに、SalesforceやGoogle フォームと連携して会議URLを自動作成したり、ウェビナー終了後にHubSpotへ参加者情報を登録するなど、幅広い自動化ができます。
この記事では、「Zoom会議の音声を自動で文字起こしする方法」について、プログラミング不要で実現する具体的な手順をご紹介しました。
Zoomの録画データを活用した文字起こしの自動化は、議事録作成の手間を大幅に削減できるだけでなく、情報の見落としや共有漏れといったヒューマンエラーの防止にも役立ちます。
<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介した文字起こしの自動化以外にも、様々な業務を効率化するためのテンプレートが豊富に用意されています。</span>フォーム送信をきっかけに会議を作成したり、チャット通知と連携したりなど、日々の業務フローに合わせた自動化ができる点も魅力です。
「会議後の処理に時間がかかる」「情報共有がうまくいかない」「議事録作成をもっと楽にしたい」と感じている方は、ぜひYoomのテンプレートで自動化を体験してみてください。面倒な設定は不要で、すぐに始められますよ!
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