SlackとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-22

【ノーコードで実現】テキストを自動で翻訳し様々なツールに連携する方法

s.kumagai

海外の顧客やパートナーとのコミュニケーション、多言語での情報発信、あるいは外国語の資料調査など、ビジネスシーンにおいてテキストの翻訳が必要になる場面は少なくありませんよね。

でも、その都度翻訳ツールにテキストをコピー&ペーストして、翻訳して、結果を再びコピー&ペーストして送信する…という繰り返しは、地味ながらも時間と手間がかかるものです…。
特に翻訳の頻度が高かったり、複数人で情報を共有したりする場面では、業務のちょっとしたボトルネックになってしまうこともあります。

<span class="mark-yellow">そこでこの記事では、そんなテキスト翻訳にまつわる定型作業を、プログラミング不要で自動化する方法をご紹介します!</span>
具体的には、フォームに入力されたテキストを自動で翻訳し、結果を指定したチャットツールやメール、データベースなどへスムーズに連携させる方法です。
手作業での翻訳や転記の手間をなくし、もっと効率的なコミュニケーションや情報共有を実現しませんか?

とにかく早く試したい方へ

Yoomには、フォーム入力をきっかけにテキストを自動翻訳し、指定ツールへ結果を通知・登録する便利なテンプレートがあります。
「テキスト翻訳と各種ツールの連携をすぐに試してみたい!」と思っている方は、下記のバナーをクリックしてすぐに連携を試してみてください!

翻訳とツールへの送信・格納を自動化する様々な方法

<span class="mark-yellow">テキストの翻訳から指定ツールへの通知・登録までの一連の流れを自動化できます!</span>
ここでは、日々のコミュニケーションや情報管理を効率化するための具体的な自動化例をいくつか紹介していきますので、業務に合ったテンプレートを見つけて、すぐに自動化を試してみませんか?

チャットツールに翻訳結果を自動で通知する

フォームに入力された内容を自動で翻訳し、SlackやDiscordといったチャットツールに通知するテンプレートです。
海外からの問い合わせ対応や多言語チーム内での情報共有が必要な際に自動翻訳されることで、迅速な対応が可能になります。手動での翻訳や転記作業の手間を省きましょう!

メールで翻訳結果を自動で送信する

フォームで送信された内容を翻訳し、GmailやOutlookを使って指定の宛先にメールで自動送信します。
翻訳が必要な定型連絡やレポート作成などに活用することで、メール作成の手間を削減し、関係者への素早いレスポンスが可能になるかもしれませんよね!

データベース/CRMサービスに翻訳結果を自動で追加する

フォームに入力されたテキストを翻訳し、NotionやAirtableなどのデータベースに自動で追加・記録するテンプレートです。
多言語でのアンケート結果の集計や、海外からのリード情報の管理などにメリットを感じられるはずです!また、データを一元管理することで後から分析や活用がしやすくなりますよね。

フォームから送信したデータを翻訳してツールに転送するフローを作ってみよう

ここでは一例として、「フォームに入力された内容を自動で翻訳し、Slackに通知する」自動化フローをYoomで構築する手順の概要をご紹介します。
Yoomではプログラミングの知識が不要で、<span class="mark-yellow">様々なSaaSアプリなどを自由に組み合わせて日々の業務フローを自動化することができます。</span>

ノーコードで設定を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行してくださいね!

[Yoomとは]

作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • Slackをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • フォームのトリガー設定とSlackのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:Slackをマイアプリ連携

まず、Yoomと連携させたいアプリを「マイアプリ」に登録します。各アプリのアカウント情報などを入力し、Yoomからのアクセスを許可する簡単な設定で行えます。

Yoomの画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしましょう。

「アプリ名で検索」でSlackを探すか、アプリ一覧から探してください。

以下の画像のような画面が表示されます。
通知を受け取るチャンネルを設定したら、「許可する」をクリックしましょう。


マイアプリの画面に戻りSlackが表示されていれば完了です。
なお、詳しくはSlackのマイアプリ連携についてをご確認ください。

マイアプリ登録が完了したら、自動化の設定を行いましょう!

ステップ2:テンプレートをコピー

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーのテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:トリガーとなるフォームの設定

この自動化の起点(トリガー)とするための設定を行います。

今回は、英語での問い合わせをフォームで日本語に翻訳する設定で進めます。
まず、以下の赤枠の箇所をクリックしましょう。

フォーム作成の画面が表示されます。
変更したい箇所をクリックすると編集できるため、翻訳する内容を入力するような内容のフォームを作成してみましょう。

質問項目の「必須」をクリックすると、必ず入力が必要な項目になります。

質問を増やしたい場合、以下の箇所をクリックすると増やすことができます。

「完了ページの設定」は、フォームを入力し送信した後に表示される文言を設定できます。
フォーム送信完了が分かるように設定しましょう。
入力後「次へ」をクリックします。

フォームと入力完了後の画面のプレビューと、フォームのSampleの回答を入力する画面になります。
各ページを確認したら、テストの英文を用意し入力しましょう。

この後、この取得した値(アウトプット)の内容を入力に使用することができます。

アウトプットについてはこちら

テスト成功後「保存する」をクリックしましょう。
入力後「保存する」をクリックします。

ステップ4:翻訳するフローを確認する

フォームに入力された内容を翻訳するための設定を行います。
今回はテンプレートをコピーしたため、すでに設定済みですが内容を確認してみましょう。
以下の赤枠をクリックします。

アクションを選択の画面では特に編集は必要ないため「次へ」をクリックします。
※GPT4o-miniをデフォルトで使用するように設定しています。クリックで変更可能ですが、基本的に最新バージョンでの利用をおすすめします。

詳細の設定画面になります。
翻訳対象のテキストの箇所をクリックし、下に表示される「翻訳依頼フォーム>翻訳したい文章を入力してください。(フォームの回答内容)」をクリックします。

翻訳先言語は日本語を入力します。
入力で別の言語にすることも可能です、任意の言語に設定しましょう。

入力後「テスト」をクリックします。

テストが成功するとステップ3で入力したテストの英文を翻訳した結果が表示されます。
この翻訳結果も「取得した値(アウトプット)」として入力に使用することができるようになります。
「保存する」をクリックし最後の設定に進みましょう。

ステップ5:翻訳結果をSlackに送信する

最後に翻訳結果をSlackに送信するための設定を行います。
赤枠の箇所をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するSlackのアカウントで間違いないか確認し「次へ」をクリックしましょう。

投稿先のチャンネルIDは、以下の画面のように表示される候補から設定しましょう。

メッセージはSlackに送信するメッセージを設定できます。
今回は取得した値を使用しながら、「フォームに回答があったこと」「英文の内容」「翻訳後の内容」を確認できるようにしました。

設定ができたら「テスト」をクリックしましょう。

テストをクリックすると実際にSlackへ設定したメッセージが送信されます。
送信できたことを確認出来たら「保存する」をクリックし、設定を完了させましょう。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

設定お疲れ様でした!

テキスト翻訳やSlackを活用したその他の自動化テンプレート

Yoomには今回ご紹介した以外にも、テキスト翻訳やSlackを活用できる様々な業務自動化テンプレートがあります。
日々の業務に合わせて、さらに便利な自動化フローを見つけてみませんか?

終わりに

この記事では、フォーム入力をきっかけにテキストを自動翻訳し、Slackやメール、データベースなど様々なツールへ連携する方法をご紹介しました!
<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた翻訳や情報共有の手間を自動化できれば、業務時間を短縮し、もっと重要な業務に集中できるようになるかもしれませんよね。</span>特に、海外とのコミュニケーションが多い業務や、多言語での情報管理が必要な場面でメリットを感じられるはずです!

なお、Yoomを使えば、プログラミングの知識は不要で今回紹介したような自動化を簡単に構築できます。テンプレートを活用することで、わずかなステップで設定が完了するため、初心者の方でもチャレンジしやすくなっています!

面倒なテキスト翻訳作業から解放されて、よりスムーズで効率的な業務プロセスを実現しませんか?
ぜひYoomのテンプレートを使って、テキスト翻訳の自動化や、Slackを活用した自動化を手軽に始めてみてくださいね。

この記事を書いた人
s.kumagai
Webマーケティング会社で3年ほどカスタマーサポートとして働いておりました。顧客情報や社内のデータ管理に時間を費やし、頭を抱えていたところYoomと出会いました。プログラミングの知識がなくても簡単に使えるYoomにもっと早く出会えていれば…と日々強く感じております。同じように業務の効率化に悩みを持つ方の助けになれば幸いです!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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