YoomとBubbleの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-11

【プログラミング不要】Bubbleのデータを自動更新する方法

k.tsukamoto

「データの更新って、意外と手間がかかる」「うっかり入力ミスが気になる」——そんな風に感じたことはありませんか?

Bubbleを使っていると、他のツールと組み合わせてデータを更新したくなる場面も多いですが、API連携にはプログラミングの知識が必要で、エンジニアがいないと難しそう…と感じてしまうこともあるかもしれません

そこで今回は、ノーコードツールYoomを使って、Bubbleのデータをかんたんに自動更新できる方法をご紹介します。
<span class="mark-yellow">たとえば「Googleフォームが送信されたら、BubbleのThingを更新する」フローも、数ステップで設定できます</span>。

手作業を減らしつつ、ツール同士の情報もスムーズに連携できるので、日々の業務がぐっと楽になりますよ。
「これなら自分でもできそう」と思った方は、ぜひ続きをチェックしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはBubbleを使った業務フローを自動化するためのテンプレートが用意されています!
今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

Bubbleのデータを自動更新する様々な方法

いろいろな方法で、Bubbleのデータを自動更新することができます。
その方法をいくつかピックアップしたので、ご覧ください!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにBubbleの自動更新を体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

フォームのデータをBubbleに自動で更新する

フォームとBubbleを連携させることで、フォームへの回答を自動でBubbleのレコード(Thing)に反映できます。
フォームの送信を起点に、ユーザー登録、申込情報、アンケート結果などをBubbleに素早く統合できるため、<span class="mark-yellow">手作業で転記する手間や入力ミスを減らせるでしょう。</span>

スケジュールツールのデータをBubbleに自動で更新する

見落とされることも多い、ストレージのファイル名やスケジュールの変更などは以下のフローでカバー。
毎日指定した時刻にフローを実行したり、他アプリの更新をトリガーとして実行したりすることによって、最新の状態をBubbleに同期できます。

データベース/CRMサービスのデータをBubbleに自動で更新する

部署ごとに扱っているデータベース/CRMサービスが異なる場合も、それらを連携して一元的に管理できます。
スプレッドシートやNotionデータベースの更新を自動でBubbleに反映。情報の行き違いや二重管理を防ぎ、横断的な業務がスムーズになるでしょう。

Bubbleのデータを自動更新するフローを作ってみよう

それでは、さっそくBubbleのデータを自動更新するフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードで設定を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、Yoomのアカウント発行リンクからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

<span class="mark-yellow">この記事では、先程ご紹介した「Googleフォームが送信されたら、BubbleのThingを更新する」フローを作成していきます!</span>
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • BubbleとGoogleフォームのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • フォーム回答の取得と更新するThingの設定
  • フロー稼働の準備(トリガーをONに設定)

ステップ1:BubbleとGoogleフォームのマイアプリ連携

BubbleとGoogleフォームをマイアプリに登録し、Yoomと連携させます。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. 「アプリ一覧」が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名を検索して選択。

先ずはBubbleを連携しましょう。

  1. アプリ一覧でBubbleを選択。
  1. 「アカウント名」に任意の名称を設定。
    連携させるAPIが判別できる名称だと管理がしやすくなります。
  1. Bubbleにログイン後、連携させるAPIの編集画面にアクセス。
    左側の歯車(Settings)からAPIの画面を開きます。
  1. 「APIs and Backend Workflows」の下図の項目にチェック。
  1. 「API Tokens」の「Generate a new API token」をクリック。
    発行された「Private key」をコピーし、Yoomの連携画面の「アクセストークン」に設定します。
  1. 「APIs and Backend Workflows」のAPI root URLから赤枠部分をコピーし、Yoomの連携画面の「サブドメイン」に設定します。
  1. 下図のように設定を終えたら、「追加」をクリック。

「マイアプリ」の画面に戻り、Bubbleが追加されていれば連携は完了です。Bubbleの連携に関する詳細はこちらのヘルプページをご覧ください。

次にGoogleフォームを連携しましょう。

  1. アプリ一覧でGoogleフォームを選択。
  1. 「Sign in with Google」をクリック。
  1. 任意のGoogleアカウントを選択してログイン。
  1. 内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. アクセス権限に関する内容を確認し、「続行」をクリック。
  2. 「Yoomがアクセスできる情報を選択してください」と表示されている場合には、「すべて選択」にチェックを入れてください。

「マイアプリ」の画面に戻り、Googleフォームが追加されていれば連携は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

BubbleとGoogleフォームの連携が完了したら、使用するテンプレートをコピーします。
以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

ステップ3:Googleフォームのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Googleフォームの「フォームに回答が送信されたら」をクリック。
  1. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。

    なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
  1. 「フォームID」にトリガーとして設定したいフォームのIDを設定。
  1. 「テスト」をクリック。
    指定したフォームの直近の回答を取得します。
    1時間以内に申請が行われていない場合はエラーになりますので、その場合はテスト用に対象フォームでの回答を行ってください。

ここでは例として、下図のフォームへの回答を取得します。

「テスト成功」の結果が表示されると、「取得した値」に最新の回答が追加されます。

デフォルトでは取得する項目が固定されており、フォームへの回答が項目に含まれていません。
<span class="mark-yellow">「取得する値を追加」をクリックして、Googleフォームに反映させたい項目を追加しましょう。</span>
追加方法の詳細はこちらのヘルプページをご覧ください。

追加すると、下図のようにアウトプットの内容が更新されたのがわかりますね。

値が追加できたら、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。
フローの画面に戻り、「フォームに回答が送信されたら」にチェックマークがついていれば完了です。

ステップ4:取得するThingの設定

次に、更新するThingを取得します。

  1. Bubbleの「Thingを検索」をクリック。
  1. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「データタイプ名」に検索対象となるデータタイプを設定。

  BubbleのAPI編集画面にアクセス、左側の「Data」を選択して、「Type Name」に入力されている値がデータタイプです。

  データタイプ名の設定時には、空白を入れずに小文字で入力する必要があります。
  詳細はこちらのヘルプページの「Bubble上でのデータタイプ名の確認方法」をご覧ください。

  1. 「フィールド名」には検索対象となるフィールド名を設定。

下図赤枠部分がフィールド名になります。検索対象にする任意のフィールド名を設定してください。

  1. 「検索条件」に任意の条件を設定。
    プルダウンから選択できます。
  1. 「検索値」にステップ3で取得した値を設定。
    入力欄クリック後、「フォームに回答が送信されたら」のメニューから、ステップ3で取得したアウトプットが選択できます。

    例では「会社名」となっており、フォームに回答が送信される度、その回答の会社名と一致(equals)するThingを検索する設定になっています。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
    指定した条件に合うThingを検索します。

「テスト成功」の結果が表示されると、「取得した値」に条件に合うThingの情報が追加されます。
なお、複数のThingが当てはまる場合には、最新の1件のみになります。

値に問題がなければ、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。
フローの画面に戻り、「Thingを検索」にチェックマークがついていれば完了です。

ステップ5:更新するThingの設定

最後に、ステップ4で検索したThingを更新します。

  1. Bubbleの「Thingを更新」をクリック。
  1. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  2. 「データタイプ名」に更新対象となるデータタイプを設定。
    ステップ4と同様のやり方で設定してください。
  3. 「ThingID」にはデフォルトで、ステップ4で取得したThingIDが設定されています。
  1. 「Thing」に更新内容を設定。
    入力欄クリック時のメニューから、ステップ3で取得した値を選択できます。
    固定の値を設定することも可能です。

  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
    ステップ4で検索したThingが、指定した内容で更新されます。

「テスト成功」の結果が表示されたら、指定した通りBubbleのThingが更新されていることを確認し、「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:フロー稼働の準備(トリガーをONに設定)

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

Bubbleを使った便利な自動化例

この記事では、様々なアプリのアクションを起点にBubbleを自動で更新する方法をご紹介しましたが、Bubbleで作成したThingのデータを他のデータベースに同期する、メールやチャットツールに通知するといった自動化も可能です。

ぜひお試しください!

終わりに

今回は、GoogleフォームとBubbleをつなげて、データを自動で更新する方法をご紹介しました。
手作業の手間を減らしながら、情報のやりとりを効率化できるのは大きなメリットですよね。

しかも、プログラミングの知識がなくても、Yoomを使えば誰でもかんたんにフローを作成できます。
まずは無料でYoomに登録して、できることの幅を広げてみませんか?

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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