GoogleスプレッドシートとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-01

【ノーコードで実現】Google スプレッドシートの株価を自動で更新する方法

t.nobuoka

「毎日、複数の銘柄の株価をGoogleスプレッドシートに手入力するのが面倒…」「株価の更新作業に時間を取られて、肝心の市場分析や投資判断が疎かになっている…」このように、Googleスプレッドシートの株価管理において、手作業による情報更新の手間や入力ミス、更新漏れといった課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">指定したタイミングで自動的に最新の株価情報を取得し、お使いのGoogleスプレッドシートの該当箇所を更新してくれる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、常に正確な情報に基づいた迅速な意思決定が可能になり、より戦略的な業務に集中する時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して株価管理をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Googleスプレッドシートの株価を自動更新する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Googleスプレッドシートの株価を自動更新する方法

日々の株価情報をGoogleスプレッドシートで管理しているものの、その更新作業に手間を感じている方も多いのではないでしょうか。ここでは、様々なトリガーをきっかけに、Googleスプレッドシートの株価情報を自動で更新する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

スケジュールを設定してGoogle スプレッドシートの株価を自動更新する

<span class="mark-yellow">毎日決まった時間や特定の曜日など、あらかじめ設定したスケジュールに基づいて、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)が株価情報を自動で取得し、Googleスプレッドシートを更新する</span>ことができます。

手動での更新作業から解放され、常に最新の株価情報をシート上で確認できるようになります

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データベースの更新をトリガーにGoogle スプレッドシートの株価を自動更新する

<span class="mark-yellow">Notionなどのデータベースサービスで特定のページ情報が更新されたことをきっかけに、関連する銘柄の株価をRPAが自動で取得し、Googleスプレッドシートの対応する行を更新する</span>こともできます。

情報管理を一元化しつつ、株価情報も自動で最新の状態に保つことが可能です

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フォームの送信をトリガーにGoogle スプレッドシートの株価を自動更新する

<span class="mark-yellow">Googleフォームなどで新しい回答が送信された際に、その回答内容に含まれる銘柄情報に基づいてRPAが株価を取得し、Googleスプレッドシートの特定の行に情報を自動更新する</span>ことができます。

例えばウォッチリストへの追加と同時に、株価情報を記録するといった運用も自動化できます

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スケジュールに沿ってGoogleスプレッドシートを自動更新するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、指定した日時にRPAで株価を取得し、Googleスプレッドシートの行を自動で更新するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Googleスプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • フローの詳細設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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事前に準備するもの

Chromeの拡張機能

こちらからChrome拡張機能に「Yoom ブラウザ操作オペレーション設定ツール」を追加してください。

Chrome の拡張機能を追加後、上部URL欄の右から、「拡張機能を管理」を選択し、管理画面にお進みください。

下記赤枠の、「シークレットモードでの実行を許可する」をオンにしてください。

拡張機能追加が完了したら、いよいよYoomの操作をしていきます!

ステップ1:マイアプリ登録

ここでは、YoomとGoogle スプレッドシートを連携し、操作が行えるようにしていきます。

Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。
マイアプリの新規接続一覧の中から、Googleスプレッドシートをクリックします。

下の画像が出てきたら、「Sign in with Google」をクリックします。
アカウントの選択画面から、お持ちのアカウントでログインを行ってください。

‍連携したいアカウントを選択します。
※表示されたアカウント以外を連携したい場合は「別のアカウントを使用」をクリックし、連携したいアカウントでログインしてください。

画面が遷移しますので「次へ」をクリックします。

「次へ」をクリックします。

Yoomが信頼できることの確認が求められるので「続行」を選択します。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローの作成に入ります!
Yoomのテンプレートを利用することで簡単に業務の自動化を実現できます。
まずは、下記テンプレートページを開き、「このテンプレートを試してみる」をクリックしましょう。

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コピーすると下の画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう!

ステップ3:スケジュールのトリガー設定

下記「指定したスケジュールになったら」をクリックします。

株価情報更新のスケジュールを設定していきます。
今回は平日の毎朝9時に更新することを想定し、下記の通り、曜日と時刻を設定します(規定値のままで大丈夫です)。
そのまま、「保存する」をクリックして進んでください。

ステップ4:対象スプレッドシートの連携

続いて、Google スプレッドシートのレコード取得の設定をしていきます。
「複数のレコードを取得する(最大300件)」を選択してください。

データベースの連携画面で、Google スプレッドシートと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認します。

実行アクションは「レコードを追加する(最大300件)」のままで大丈夫です。

ここで、株価情報を管理するためのシートを作成しておきます。
今回は簡易的に下記のように作成し、シート名は「株価情報」としています。

Yoomに戻り、作成したスプレッドシートを連携していきます。
「スプレッドシートID」の入力欄をクリックすると、下記のようにスプレッドシートが選択できますので、先ほど用意したものを選択してください。

(候補に出てこない場合は、Google スプレッドシートをYoomと再連携してみてください。)

「スプレッドシートのタブ名」も同様に選択してください。
※テーブル範囲は空欄のままで大丈夫です。

下記の通り入力できましたら、「次へ」をクリックしてください。

次に、連携したGoogle スプレッドシートのレコードをどのように取得するかを設定していきます。
「レコード」とは、自動化フローにおいて、操作対象となる「データのまとまり」だと考えてください。

下記赤枠のように、情報が入力された「行」が「一つのレコード」となります。

今回はGoogle スプレッドシート内に記載された銘柄すべての株価を更新するため、「取得したいレコードの条件」を下記のように設定してください。
このように設定すれば、シートの「No」に情報が入力された「行」を、もれなくレコードとして取得(自動化フローの対象とすること)ができます。

入力が完了したら、「テスト」をクリックしてください。下記のように、レコードが取得できていればOKです!
「保存する」をクリックして次に進みましょう!

ステップ5:繰り返し処理の設定確認

繰り返し処理の確認を行います。

※「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
※有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能で、期間中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

下記「コマンドオペレーション」を選択してください。

「繰り返し対象を指定」の画面は、既に下記の通り設定されています。

「繰り返し対象の取得した値」では、自動化フローの「ループ」以降の処理において、ステップ4で取得したレコード内の、どの値を対象とするかを設定しています。
下記、画像と共にご参照ください。

①「複数のレコードを取得する(最大300件)」で、レコードを取得。
  今回はスプレッドシートの行データ

②「コマンドオペレーション」で、レコード内の値を取得。
  今回は①で取得した行データ内の「会社名」

③「ループ」以降のフローにおいて、上記で取得した値(会社名)を元に処理を実行

以上、確認できましたら、「繰り返し対象を指定」の画面の「保存する」をクリックして次に進みます。

ステップ6:ブラウザ操作の設定確認

続いて、ブラウザの指定したウェブページ内で実行する操作を確認していきます。
まずは、「ブラウザを操作する」をクリックしてください。

下記の様な画面が表示されます。
このステップについては、既にフローが起動する状態になっていますが、ここでどのような操作が行われているか、一つ一つ説明していきます。
「とりあえず試したい」という方は、次のステップにお進みください。

ブラウザ操作の対象URLの設定
下記、赤枠のURLが記載されている部分をクリックしてください。

下記のようにURLが入力されたポップアップが表示されます。
対象URLには「Yahoo!ファイナンス」のサイトURLが入力されています。
今回は株価データを、「Yahoo!ファイナンス」から取得していくため、こちらのURLを対象としています。

フォーム情報の確認 
Yoomに戻り、「フォームに情報を入力」をクリックします。

既に下記の通り、ステップ5の「コマンドオペレーション」で設定した値「会社名」が登録されています。

ここで設定された値(「会社名」)が、下記赤枠内のYahoo!ファイナンス上の検索欄に自動的に入力されるようになります。

Yoomに戻り、下記赤枠「クリック」をご確認ください。

こちらの「クリック」処理によって、Yahoo!ファイナンスの「株価検索」のボタン(下記赤枠ご参照)がクリックされ、検索が実行されるようになります。

再度Yoomに戻り、「表示されている値を取得」をご確認ください。

こちらの処理によって、検索結果の最上位に表示される、株価の数値が取得される流れとなります。

※アクセスURLを変更したい場合

まずは最初のアクセスURLを任意の内容に修正します。
下記赤枠の「URLが記載されているブロック」をクリックしてください。

「対象のURL」を任意のサイトURLに変更します。
必須ではありませんが、わかりやすいように「アクション名」も変更しておきましょう。

次に、直下の「+」マークから「ブラウザで操作を指定」をクリックしてください。

先ほど設定したURLを入力して、新しくシークレットウィンドウを開きます。

シークレットページ内で実施したいアクションを、クリック操作などで設定した後、既存のアクションを削除することで、変更したURLに合わせたブラウザ操作に変更可能です。
詳細は以下をご参照ください。

RPAの既存のオペレーションでアクセスするURLや特定のアクションを変更・追加する方法

ステップ7:更新するレコードの設定

ここでスプレッドシートの株価情報を、ステップ6で取得した新しい株価情報に更新するための設定をしていきます。

下記「レコードを更新する」をクリックしてください。

ステップ4で連携したのと同じスプレッドシートを選択し、連携してください。
下記の通り設定できたら、「次へ」をクリックしてください。

データベースの詳細設定では、「①更新したいレコードの条件」は、下記の通り、「会社名」「等しい」「会社名のループ変数」と設定します。
これによって、ステップ6のブラウザ操作で取得した新しい株価データの会社名と、スプレッドシート上の会社名を一致させて、レコードを更新することができます。

「②更新後のレコードの値」については、下記の通り、「株価」の項目だけブラウザ操作で取得した値の「表示された値」(今回でいえば、Yahoo!ファイナンスの検索結果の最上位に表示された株価)を選択します。

その他の項目は更新する必要がないため、空白のままで大丈夫です。
※空白の場合は、元の値から更新されません。

入力が完了したら「テスト」をクリックしてください。
下記の通り、テスト成功と表示されましたら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ8:アプリトリガーをONにする

全ての工程の設定が終わると、完了画面が表示されます。
トリガーをONにしたら自動化フローの設定が完了です!

ステップ9:フローボットの動作確認

最後に、一連のフローが正常に作動するか確認するために、下記「起動する」をクリックしてみてください!
※「ブラウザを操作する」の処理は少し時間がかかります。

一連の処理が完了したら、Google スプレッドシートに株価が反映されているかを確認しましょう。
新しい株価に更新されているはずです!

お疲れ様です!
これで、設定したスケジュール通りに、自動化フローが作動するようになりました!

Google スプレッドシートを活用したその他の便利な自動化例

今回ご紹介した株価自動更新の活用以外にも、Google スプレッドシートを使ってさまざまな業務を効率化することができます。

たとえば、Google スプレッドシートに行が追加されたタイミングでNotionのテンプレートページを自動作成したり、データが更新された際に契約書の送信を自動で行うことも可能です。さらに、GoogleフォームやTypeformなどの入力内容をシートに自動転記する仕組みも構築できます。

このように、Google スプレッドシートの柔軟な連携機能を活用すれば、日々のルーティン業務をノーコードで簡単に自動化できます。もし気になるものがあれば、ぜひ以下のテンプレートもチェックしてみてください!

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まとめ

Googleスプレッドシートの株価更新を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた株価の確認とGoogleスプレッドシートへの転記作業の手間を大幅に削減し、入力ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、常に最新かつ正確な株価情報に基づいて投資判断や市場分析を行うことが可能になり、より戦略的な活動に注力できる時間を確保できます!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

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この記事を書いた人
t.nobuoka
金融機関でアナリストとして働いた後、個人でアプリ開発をしておりました。 大きな組織における無数の煩雑な事務処理、個人ではなかなか手の回りにくい細かなタスク、そのどちらのストレスも体感してきました。この経験を生かし、仕事の効率化に役立つYoomの情報を発信していきます!
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