GoogleコンタクトとYoomの連携イメージ

【ノーコードで実現】名刺をOCRで読み取り、Googleコンタクトに連絡先を自動で作成する方法

Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
GoogleコンタクトとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-10-27

【ノーコードで実現】名刺をOCRで読み取り、Googleコンタクトに連絡先を自動で作成する方法

千坂 恵

「交換した名刺の情報をGoogleコンタクトに手入力するのが面倒…」
「大量の名刺情報を入力していると、どうしてもミスが発生してしまう…」

アナログな名刺管理に手間や課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">受け取った名刺をスキャンしてOCRでテキスト化し、Googleコンタクトに連絡先情報を自動で登録できる仕組み</span>があればどうでしょう。
今までの煩わしい作業から解放されるだけでなく、営業活動やネットワーキングといった本来注力すべきコア業務に集中できる時間を生み出すことが可能になります!

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できて、手間や時間もかからない方法です。
ぜひこの機会に導入して、スマートな連絡先管理を実現しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">名刺をOCRで読み取り、連絡先を管理する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

[[302342]]

名刺をOCRで読み取りGoogleコンタクトに連携するフローを作ってみよう

それではここから実際に「Google Driveに名刺の画像ファイルが追加されたら、OCRで情報を読み取り、Googleコンタクトに連絡先を自動で作成する」フローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:Googleコンタクト

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Google DriveとGoogleコンタクトのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Google Driveのトリガー設定とAI機能・Googleコンタクトのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
[[302342]]

ステップ1:Google DriveとGoogleコンタクトのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ連携方法を解説していきます!

Google DriveとYoomの連携方法

Google Driveのアプリを検索するとログインページが表示されます。
「Sign in with Google」をクリックします。

連携したいアカウントを選択します。

Yoomとの共有に関する画面が表示されたら内容を確認の上「次へ」を押します。

アクセス権限付与の画面が表示されたら、内容を確認し「続行」をクリックします。
これで、Google Driveのマイアプリ連携が完了です!

GoogleコンタクトとYoomの連携方法

GoogleコンタクトもGoogle Driveと同じ手順で連携していきます!
連携するアカウントを選択してアクセス権限付与のページが表示されたら「続行」を押します。
これでGoogleコンタクトも連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーします。

  1. 下のバナーの「試してみる」を押す。
  2. Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。
    ※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。
[[302342]]

テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。

ステップ3:Google Driveのトリガー設定

  1. コピーしたテンプレートを開く

左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
(※テンプレートをコピー後、すぐに設定する場合はテンプレートを開く操作は必要ありません。設定を中断した際は「マイプロジェクト」からテンプレートを開いて設定を再開してください!)

  1. アプリトリガー(Google Drive)を開く

「特定のフォルダ内に新しいファイル・フォルダが作成されたら」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能です。分かりやすい名前に修正してもOKです!
「Google Driveと連携するアカウント情報」:ステップ1で連携したアカウントが表示されていることを確認します。
「トリガーアクション」:デフォルトで「特定のフォルダ内に新しいファイル・フォルダが作成されたら」が選択されるので、そのままでOKです!

  1. アプリトリガーのAPI接続設定をする

まずはテスト用に名刺データをGoogle Driveに保存します。
今回は画像の名刺データを「名刺」というフォルダを作成して保存しました!
あくまでもテスト用なので、架空のデータで問題ありません。
※ダウンロード可能なファイルサイズはこちらをご確認ください。

テスト用の名刺データの保存が完了したら「トリガーの起動間隔」を5分・10分・15分・30分・60分から選択します。
Google Driveに保存したら早めにトリガーを起動したい場合は、短い間隔で設定しましょう!
プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意ください。

次に「フォルダID」を設定します。
入力欄をクリックすると、フォルダ一覧が表示されるので連携したいフォルダを選択してください。
フォルダが多いと探すのが大変なので「検索窓」も活用してみてください!

設定が完了したら「テスト」をクリックします。
テストに成功すると、テスト成功の文字とともに「取得した値」としてGoogle Driveのデータが反映されます。
内容を確認できたら「保存する」をクリックしましょう。
※取得した値についての詳しい説明はこちらをご確認ください。

ステップ4:Google Driveのアクション設定

  1. Google Driveを開く

「ファイルをダウンロードする」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

「タイトル」や「アカウント情報」について、ステップ3と同様に修正・確認を行います。

  1. APIの接続設定をする

ステップ4では、Google Driveに保存した名刺データをダウンロードします。
そのために「ファイルID」を入力します。
ファイルIDを手入力してしまうと、フローボットが起動するたびに同じファイルIDが選択されてしまうため、必ずステップ3で取得した値を埋め込んでください。

【取得した値を埋め込む方法】
①入力欄をクリックして「取得した値」を表示
②「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」をクリック
③「ファイルID」を選択

設定が完了したら「テスト」をクリックします。
テストに成功して、ファイルデータが反映されているのを確認できたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:AI機能で文字の抽出設定

※OCRで読み取るAIオペレーションは「チームプラン」「サクセスプラン」限定の機能です。
フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
※「チームプラン」や「サクセスプラン」などの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。
トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください!

  1. 画像・OCRから文字を読み取る

「OCRで文字を抽出」をクリックします。

  1. アクションを選択する

「タイトル」は必要に応じて変更し、「アクション」はデフォルトで「名刺を読み取る(4タスク)」が選択されているのでそのままでOKです!
※プランごとに付与されるタスク数は料金プランをご確認ください。

  1. 詳細を設定する

「ファイルの添付方法」は「Google Driveからの取得ファイル」を選びます。

次に、名刺データから抽出したいデータを「追加で抽出したい項目」で設定します。
赤枠の注記にも記載してありますが、デフォルトで読み取る項目があるので、それ以外で抽出したい項目のみ記載してください。

最後に「使用するAI」と「言語」を選択したら「テスト」をクリックします。

テストに成功して、名刺データが反映されていたら「保存する」をクリックします。

ステップ6:Googleコンタクトのアクション設定

  1. Googleコンタクトを開く

「連絡先を作成」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

「タイトル」や「アカウント情報」について修正・確認を行います。

  1. APIの接続設定をする

Googleコンタクトに登録したい項目にステップ5で取得した名刺データを埋め込んでいきます。

全ての設定が完了したら「テスト」をクリックしてください。
名刺データがGoogleコンタクトに反映されているのを確認できたら「保存する」をクリックします。

最後にGoogleコンタクトの画面でも連絡先が登録されていることをできたらOKです!

ステップ7:トリガーをONにして動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しく、フローボットが起動するか確認しましょう。
設定、お疲れ様でした!

以上が、Google Driveの特定のフォルダに名刺ファイルが作成されたら、OCRを行いGoogleコンタクトに連絡先を作成する連携手順になります!

OCRやGoogleコンタクトを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、OCRやGoogleコンタクトのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあれば、こちらも試してみてください!

OCRを使った便利な自動化例

名刺画像やファイルをOCRで自動処理することで、手入力の手間を削減し、情報管理の効率を向上できます。
例えば、Googleフォームで送信された名刺画像をOCRで読み取り、Salesforceの取引先責任者として登録するだけでなく、Trelloへの登録やGmailでお礼メールを送信することも可能です。

[[138075,136823,136347,183707,183761,183700,183694,183536,182646,182663]]

Googleコンタクトを使った便利な自動化例

フォームやメールで受け取った名刺情報をOCRで自動的にテキスト化し、Googleコンタクトに登録できます。
これにより、名刺管理にかかる手間を省き、データ入力のミスも防げるでしょう。
また、ShopifyやMeta広告(Facebook)など、異なるツールとの連携を通じて、効率的に顧客情報を一元管理できるので、営業や顧客対応がスムーズになります。

[[302354,178408,228023,266901,193400,192892,193114,193107,192889,266903]]

まとめ

名刺情報をOCRで読み取り、Googleコンタクトへの登録を自動化することで、<span class="mark-yellow">今まで手作業で行っていた名刺情報の入力作業負担が削減されて、ヒューマンエラーの防止にも繋がります。</span>
自動化によって取引先等に迅速にアプローチを開始できるようになり、より重要な商談活動や顧客との関係構築に集中できる環境が整うのではないでしょうか。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるようになります。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:英語や縦書きの名刺にも対応していますか?

A:英語の名刺にも対応しています。
ステップ5のOCR機能の設定時に「言語」を設定する部分があるので「英語」を選択することで可能になります。
また、縦書きの名刺の場合は正常に取得できない場合があります。
※詳しいOCRでの文字抽出機能についてはこちらをご確認ください。

Q:スマホで撮影した名刺でも自動化できますか?

A:はい、可能です。
OCR機能は、スキャンデータ(PDF)だけでなく画像データからも文字抽出ができます。
そのため、外出先からスマホのGoogle Driveアプリを使って画像をアップロードした場合でもGoogleコンタクトへ自動登録されます。

Q:登録と同時に別のアクションも可能ですか?

A:Slackへの通知やスプレッドシートへの記録などをGoogleコンタクト登録後の連携として追加することも可能です。
今回のフローを修正したい場合は、「連絡先を作成」の下にある+ボタンをクリックし、オペレーションを追加することで、Slackなど連携したいツールを設定できます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
千坂 恵
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール「Yoom」を活用した業務効率化に関する記事執筆を担う。過去に勤務したメガバンクや市役所にて、繰り返し発生する経費事務や複数部署をまたぐ定型業務に悩んだ経験があり「Yoom」を活用した業務自動化に可能性を見出す。自身の経験を踏まえ、日々のちょっとした手間に悩む非エンジニアの方へ、すぐに実践しやすい業務改善のヒントを届けている。
タグ
Googleコンタクト
OCR
自動
自動化
連携
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる