HRMOS勤怠とGoogle Chatの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-18

HRMOS勤怠の前日の打刻漏れをGoogle Chatに自動通知する方法

m.wadazumi

勤怠管理や打刻の確認作業に時間を奪われる人事担当者の悩みを解決するのは、HRMOS勤怠とGoogle Chatを活用した自動化です。
HRMOS勤怠の前日の打刻漏れをGoogle Chatに通知する自動化を導入することで、従業員はスピーディーに対応できるでしょう。
その結果、給与計算前に未修正データを慌てて修正する必要がなくなり、正確なデータを維持できるでしょう。

こんな方におすすめ

  • HRMOS勤怠の打刻漏れを検知し、打刻管理の負担を軽減したいと考える人事担当
  • Google Chatを活用して勤怠管理や通知機能を自動化したい方
  • 勤怠管理と給与計算の整合性を高めたいと考えている方

HRMOS勤怠とGoogle Chatの連携メリットと具体例

メリット1:人事担当者の負担を軽減する

月次の給与計算の際に打刻漏れが発生すると、人事担当者は早急な対応が求められるでしょう。
しかし、HRMOS勤怠とGoogle Chatを連携し、自動化しておけば、前日の打刻漏れを翌日に従業員に知らせることができます。
たとえば、月末の給与締め切り前に多くの未修正データの確認が不要になり、人事担当者の負担を軽減できるでしょう。
また、打刻漏れを早期に修正することで、スムーズな労務管理を実現できるかもしれません。

メリット2:勤怠情報の整合性を保つ

前日に退勤時間の打刻漏れが発生した場合でも、HRMOS勤怠とGoogle Chatによる自動化で、翌日に従業員本人が修正作業を行えます。
これにより、打刻漏れに気づかないまま、月末の給与締め切りを迎える心配がなくなるでしょう。
そのため、給与計算時にエラーが起こるリスクを避けられそうです。
このようなシンプルな管理体制でも、正確なデータ維持が可能になるため、中小企業などの少人数の企業におすすめです。

メリット3:コミュニケーションを強化できる

Google Chatを利用した勤怠漏れの自動通知は、従業員や管理者のコミュニケーション強化に役立ちます。
たとえば、HRMOS勤怠の打刻漏れ情報がGoogle Chatに通知されるため、管理者は打刻漏れを把握しやすくなるでしょう。
また、管理者側から打刻漏れがあった旨を従業員に伝える工程も省けるため、管理者は一人一人の勤怠データを確認する手間から開放されます。

HRMOS勤怠とGoogle Chatを連携し、Yoomを使用した自動化方法をご紹介していきます。

[Yoomとは]

HRMOS勤怠とGoogle Chatの連携フローの作り方

今回は「HRMOS勤怠で前日の打刻漏れを検知してGoogle Chatに通知する」という以下のテンプレートの設定方法をご紹介します。
このテンプレートを利用することで、イチから自動化設定を行う必要がなく、便利です。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • HRMOS勤怠とGoogle Chatをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるHRMOS勤怠のトリガー設定とその後に続くGoogle Chatのオペレーション設定
  • トリガーボタンをONにして、HRMOS勤怠とGoogle Chatの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:HRMOS勤怠とGoogle Chatをマイアプリ登録

HRMOS勤怠とGoogle ChatをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
事前にマイアプリ登録をしておけば、自動化設定を簡単に進められます。

まずHRMOS勤怠のマイアプリ登録を行いましょう。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。
アプリ名で検索という欄からHRMOS勤怠を検索するか、アプリ一覧から探しましょう。

以下の画面が表示されるので、「アカウント名」、「APIキー」、「企業名」を設定します。

続いて、Google Chatのマイアプリ登録に移ります。
先ほどと同じようにGoogle Chat(OAuth)を検索するか、アプリ一覧から探しましょう。
以下の画面が表示されたら、Google Chat(OAuth)にログインしましょう。

HRMOS勤怠とGoogle Chatがマイアプリに表示されていたら、登録は完了しています。

ステップ2:テンプレートをコピー

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、「タイトル」と「説明」を確認してください。
変更が必要な場合は、以下のページから変更できます。
最初に、毎日9時になったらフローボットが起動する設定を行うため、「毎日9時になったら」をクリックしましょう。

ステップ3:フローの起点となるHRMOS勤怠のトリガー設定とその後に続くGoogle Chatのオペレーション設定

以下の画面が表示されたら、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能

スケジュール設定

  • 「曜日」→月曜日から金曜日にチェック
  • 「時刻」→9

他の日時を選択したい場合は、こちらを参照して登録しましょう。

続いて、HRMOS勤怠の設定を行うため、「特定のユーザーの打刻情報を取得」をクリックします。
以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能
  • 「HRMOS勤怠と連携するアカウント情報」→アカウントに相違がないか確認
  • 「アクション」→特定のユーザーの打刻情報を取得

以下の画面が表示されたら、説明を確認して「企業名」と「ユーザーID」を設定しましょう。

スクロールし、「日付」を設定します。
「日付」→「昨日」→「%Y-%m-%d」の順でクリックします。
昨日の項目を表示させるには、昨日の横の矢印をクリックしてください。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします。

続いて、HRMOS勤怠で「出勤、退勤、休憩開始、休憩終了」が空の場合とそうでない場合とで分岐する設定を行うので、「コマンドオペレーション」をクリックしましょう。
・「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。

以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能

分岐対象にアウトプット

  • 「オペレーション」→特定のユーザーの打刻情報を取得
  • 「アウトプット」→打刻区分1(1.出勤,2.退勤,7.休憩開始,8.休憩終了)

分岐条件

「打刻区分1(1.出勤,2.退勤,7.休憩開始,8.休憩終了)」、「アウトプットが空」

続いてGoogle Chatの設定を行うため、「メッセージを送信」をクリックしましょう。
※Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。
詳細はこちらを参照ください。

以下の画面が表示されたら、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能
  • 「Google Chat(OAuth)と連携するアカウント情報」→アカウントに相違がないか確認
  • 「アクション」→メッセージを送信

以下の画面が表示されるので、説明を確認して「スペースのリソース名」を設定してください。

スクロールして、HRMOS勤怠のアウトプットを活用して「メッセージ内容」を設定しましょう。
枠内をクリックして、HRMOS勤怠の「特定のユーザーの打刻情報を取得」をクリックすることでアウトプットを選択できます。
以下は例ですので、Google Chatに通知させたいアウトプットを任意で設定しましょう。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします。

ステップ4:トリガーボタンをONにして、HRMOS勤怠とGoogle Chatの連携動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正常に起動するか、確認してください。

今回使用したテンプレートはこちらです。

HRMOS勤怠を使ったその他の自動化例

1.Notionで従業員情報が登録されたら、自動的にHRMOS勤怠に追加するフローです。
Notionに従業員が登録されるたびに、手作業でHRMOS勤怠に入力する必要がなくなります。
Notionから従業員データを引用するため、入力ミスを防ぎ、正確に登録できます。

2.Google スプレッドシートで従業員情報が更新されたら、HRMOS勤怠も自動更新するフローです。
Google スプレッドシートの従業員データの更新をHRMOS勤怠に自動的に反映することができます。
データ更新に気づかなくても、自動的に更新されるため、最新のデータを取得できます。

3.Gmailで特定のキーワードに一致するメールを受信したら、HRMOS勤怠に新規ユーザーを登録するフローです。
メールの受信でHRMOS勤怠に新規に従業員を登録できるため、入力や管理にかかる時間を短縮できます。

まとめ

勤怠管理における自動化の活用は、管理者や人事担当者にとってメリットが多いでしょう。
HRMOS勤怠とGoogle Chatを連携することで、打刻漏れに対する対応が翌日にでき、給与計算も正確に行えます。
これにより、従業員の打刻漏れに対する対応がスムーズになり、管理者は安心して業務に取り組めるでしょう。

このような自動化はYoomを活用することで、簡単に行えます。
ぜひYoomを導入して、勤怠管理を効率化させましょう。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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