2024/11/25
アプリ同士の連携方法

HRMOS勤怠とLINE WORKSの連携|勤怠漏れを自動で通知する方法とメリット

s.miyamoto
HRMOS勤怠とLINE WORKSの連携イメージ

目次

勤怠漏れの確認に時間を割いていませんか?
HRMOS勤怠とLINE WORKSを連携すると、勤怠漏れを検知し、従業員への通知を自動化できます。
本記事では、アプリ連携の手順と具体的なメリットについて解説します。
プログラミングなど難しいスキルは必要なく誰でも簡単に導入できますので、ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ

・HRMOS勤怠を使用しており、勤怠漏れ対応を効率化したいと考えている勤怠管理担当者
・勤怠データの修正作業時に発生するヒューマンエラーの削減を目指しているチームリーダー
・テレワークやシフト勤務の多い職場で勤怠データの正確性向上を求めている経理部
・HRMOS勤怠とLINE WORKSを使用しており、それぞれを連携して業務効率化を図りたい方

HRMOS勤怠とLINE WORKSの連携メリットと具体例

メリット1: 勤怠データの正確性が向上する

勤怠漏れは、後日の確認や修正作業を必要とし、担当者の負担を増やす可能性があります。
この自動化により、前日の勤怠漏れを検知しLINE WORKSに自動で通知されるため、スムーズな勤怠修正が期待できます。
これにより、勤怠データの正確性が向上し、担当者や従業員が確認を行う時間を削減します。

メリット2: ヒューマンエラーを防止する

勤怠データを大量に確認・修正する際、手作業で時間や日付を入力する過程で、人為的ミスが発生するリスクがあります。
アプリ連携による自動化を導入することで、勤怠漏れを早期に修正できるため、確認作業そのものを簡素化できます。
これにより、データの再入力ミスや修正作業の手間が減少し、ヒューマンエラーのリスクを抑えることが期待できます。

メリット3: 管理者の負担軽減

勤怠漏れが発生した場合、通常は管理者による確認・修正対応を求められることが多く、これが大きな負担となります。
アプリ連携の自動化を導入することで、LINE WORKSの通知を利用して従業員に直接対応を依頼できるため、管理者の業務負荷を軽減し、より重要な業務にリソースを割くことができるかもしれません。

[Yoomとは]

HRMOS勤怠とLINE WORKSの連携フローの作り方

アプリ連携の大まかな手順は以下となります。

・HRMOS勤怠とLINE WORKSをマイアプリ連携
・テンプレートをコピーする
・HRMOS勤怠でトリガーを設定し、LINE WORKSでアクションを設定する
・トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

Yoom登録済みの方はログインし、未登録の方は無料登録して設定を進めましょう。

ステップ1:HRMOS勤怠とLINE WORKSをマイアプリ連携‍

まずはHRMOS勤怠とLINE WORKSをマイアプリに連携していきます。
Yoomにログイン後、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし「+新規接続」から設定を進めていきましょう。
次に、HRMOS勤怠を検索しクリックしてください。


「アカウント名」「APIキー」「企業名」を入力します。
APIキーについては、こちらのページをご覧ください。
入力後、「追加」をクリックしてください。 
次に、LINE WORKSを検索し、クリックしてください。 

「クライアントID」「クライアントシークレット」「スコープ」を入力します。
※詳しい設定方法はこちらをご覧ください。
こちらも入力後、「追加」をクリックしてください。

次に、フローボットのテンプレートをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました!」の表示が出たら「OK」をクリックしてコピー完了です。

ステップ2:トリガーを設定

次に、スケジュールトリガーを設定します。
「毎日9時になったら」をクリックしてください。

「タイトル」と「スケジュール設定」を編集します。
タイトルは任意のテキストに設定可能です。
スケジュール設定は「日付指定」「曜日指定」「Cronの設定」から選択できます。
※Cronの設定方法はこちらをご覧ください。
今回は曜日指定を使用し「毎日午前9時」にフローを実行するよう設定しました。

日付指定では、「毎月何日の何時」にフローを実行するかを設定できます。
画像は「毎月15日の午前9時」に設定されています。

Cronの設定は、より細かく日時指定ができます。
画像は「毎週月曜日から土曜日まで21:00に実行」に設定されています。

各項目の設定後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:情報取得の設定

次に、HRMOS勤怠の情報取得設定を行います。
「特定のユーザーの打刻情報を取得」をクリックしてください。

タイトルの任意編集とアカウント情報の確認をします。
「HRMOS勤怠と連携するアカウント情報」で正しいアカウントが選択されているか確認しましょう。「タイトル」は、任意で編集可能です。
一方「アクション」は変更せずに「次へ」をクリックしてください。

次に、API接続の詳細設定を行います。
「企業名」と「ユーザーID」はHRMOSから取得し入力してください。
「日付」は、昨日の勤怠をチェックするので、欄をクリックし「日付」の「昨日」から「%Y-%m-%d」を選択してください。
各項目の設定後、「テスト」をクリックし、「アウトプット」にHRMOSから取得した勤怠データが表示されているか確認しましょう。
確認後、「保存する」をクリックしてください。

次に、分岐の設定を確認します。
「コマンドオペレーション」をクリックしてください。
※分岐をするにはミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

分岐条件の指定では「タイトル」の任意編集を行い、その他の設定は変更せず「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:アクションを設定‍‍

次に、LINE WORKSのアクションを設定します。
「トークルームにメッセージを送信」をクリックしてください。

こちらは先ほどと同様にタイトルの任意編集とアカウントの確認を行い、アクションは変更せず「次へ」をクリックして先に進みます。

続いて、接続の詳細設定とメッセージの編集を行います。
「ボットID」はDeveloper Consoleから取得できます。
「トークルームID」はLINE WORKSから取得できます。
「メッセージ」は任意のテキストを入力できます。今回は「打刻忘れがあります。」と設定しました。
各項目の設定後、「テスト」をクリックしメッセージが送信されるか確認しましょう。
確認後、「保存する」をクリックしてください。

「トリガーをON」をクリックし、フロー稼働の準備が完了です。
これでHRMOS勤怠で勤怠漏れが検知されると、LINE WORKSで該当の従業員に対し自動で通知が送信されます。

HRMOS勤怠を利用して実現できる自動化の例

1. 社員情報の登録と通知を効率化

入力フォームで送信された新入社員の情報が、HRMOSに自動で登録され、その内容がSlackに通知されます。
この自動化により、登録と共有が同時に行われ、情報共有のスピードを向上させ、手作業を削減することで社員登録プロセスを効率化できます。

2. データ検索と登録を自動化

メールを受信した際に、HRMOS勤怠で送信時のメールアドレスから従業員情報を検索し、新規ユーザーを自動登録します。
この自動化により、メール確認後の登録作業を省略し、正確なデータ管理とスピーディーな社員登録をサポートします。

3. 履歴書のデータ化と従業員登録を自動化

OCRで読み取った履歴書のデータを基にHRMOSに従業員を自動登録します。
この機能は、紙媒体やPDF形式の履歴書から素早く正確に情報を抽出することで、手入力のミスや作業負担を軽減します。

まとめ

HRMOS勤怠とLINE WORKSの連携により、勤怠管理の効率化とデータの正確性向上が実現できます。
自動化により、管理者の負担を軽減し、ヒューマンエラーを防止することが期待できます。
手動で管理していた手間のかかる作業を自動化して、コア業務へ専念してみませんか?

プログラミング知識が不要で、簡単に導入できるため、ぜひこの機会に導入を検討してみてください。

この記事を書いた人
s.miyamoto
外資企業のカスタマーサクセス業界にて約5年の経験があります。 オペレーターや管理職など、さまざまな立場から培った現場の課題点を元に、日々お役立ちコンテンツを発信していきます。 Yoomを活用し、顧客体験を向上するヒントなど、お役立ち情報を皆様にお届けしていきます!
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