HubSpotとChatGPTの連携イメージ
HubSpotにフォームが送信されたら、ChatGPTの返答内容をもとにチケットを作成する方法
Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
HubSpotとChatGPTの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-29

HubSpotにフォームが送信されたら、ChatGPTの返答内容をもとにチケットを作成する方法

r.suzuki
r.suzuki

日々の業務の中で、もっとスムーズに顧客対応できたらいいのにと感じることはありませんか?
特にお問い合わせフォームの対応において、内容の確認から適切な対応の判断、チケットを作成するまで…と意外に時間や手間がかかってしまうことが多いですよね?
そこで今回は、HubSpotのフォーム送信をトリガーにして、ChatGPTの返答をもとに自動でチケットを作成する仕組みをご紹介します。
このプロセスを自動化することで、対応スピードの向上や業務の負担の軽減も見込めます。
さらに、このブログではノーコードツールを利用して、専門的な知識がなくても簡単に連携できる方法も解説します。
業務をもっとスムーズに進めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

こんな方におすすめ

  • HubSpotとChatGPTを業務で活用している方
  • 問い合わせ対応における人的ミスを削減したい方
  • カスタマーサポートの対応スピードを向上させ、業務負担を軽減したい方
  • 手動作業を削減し、業務の効率化を目指している方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!


HubSpotにフォームが送信されたら、連携したChatGPTの返答内容をもとにチケットを作成するフローです。

[Yoomとは]

ここからは、Yoomのテンプレート【HubSpotにフォームが送信されたら、連携したChatGPTの返答内容をもとにチケットを作成する】という連携フローを使って設定の解説をします。

HubSpotにフォームが送信されたら、連携したChatGPTの返答内容をもとにチケットを作成する方法

HubSpotにフォームが送信されると、HubSpot APIから情報を受け取り、ChatGPT API経由での返答が作成され、その内容をもとにHubSpotでチケットが自動作成されます。
Yoomというノーコードツールを活用することで、プログラミングの知識がなくてもHubSpotとChatGPTの連携を簡単に自動化できます。

今回の連携フローの手順は大きく分けて以下の通りです。

  • HubSpotとChatGPTをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • トリガー、アクションの設定
  • 最後にトリガーが起動と確認

事前準備

1)まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。
Yoomのアカウント発行ページ
アカウントを取得している場合は、ログインしてください。

2)HubSpotはOauth認証を使用し、ID/Passを入力することでマイアプリの登録が可能ですが、HubSpotにてアプリを接続する権限を追加する必要があります。
詳しくはこちらを参考にしてください。
HubSpotのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター

3)ChatGPTは事前に APIキーを取得する必要があります。
OpenAIのページを開き、「SIGN UP」からアカウントを作成してください。
なお、すでにOpenAIアカウントを持っている場合はOpenAIにログインページにアクセスしてから、APIキーを取得してください。
※ChatGPTやOpenAIのAPIを利用するには、別途OpenAI社へ費用が発生する可能性があります。詳細はOpenAI社の公式サイトをご確認ください。

サインアップが完了したら、左上のアイコン部分から「API keys」をクリックします。

 APIキーを新たに生成し、作成したキーをコピーして保存しておきます。

APIキーを新たに生成し、作成したキーをコピーしておきます。


詳しくはこちらを参考にしてください。
ChatGPTのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター

ステップ1:HubSpotとChatGPTをマイアプリ連携

1)Yoomのアカウントにログインしたら、次に使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する2つのアプリ「HubSpot」と「ChatGPT」を1つずつ検索します。

HubSpotを選択できたら、使用するアカウントで設定を行ってください。



同様にChatGPTを選択したら、事前準備で取得した情報を入力します。
「アカウント名」の部分に任意の管理用の名前を設定、「アクセストークン」に取得したAPIキーを設定して、追加をクリックします。




3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されるか確認してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

さてここからは、テンプレートを使って解説します。
1)はじめにこちらのバナーの「試してみる」をクリックしてください。


HubSpotにフォームが送信されたら、連携したChatGPTの返答内容をもとにチケットを作成するフローです。

2) 以下のような表示が出てくるので、「OK」をクリックします。

以下のように表示されたら、テンプレートのコピーができています。
タイトルや詳細はクリックすることで編集可能です。


また、コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されているので、マイプロジェクトからも開くことができます。

ステップ3:トリガーを設定

右に「!」が表示されているアイコンを上から順番にクリックし、オペレーションを設定します。
まずは「アプリトリガー フォームが送信されたら」をクリックしてみましょう!

ステップ4:HubSpotのアクションを設定

1) アクションは「フォームが送信されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。

2)  必須項目を入力してください。
トリガーの起動間隔は契約プランによって変わります。
各プランの内容についてはこちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
フォームIDは候補から選択できます。
選択が完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

ステップ5:ChatGPTのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する 会話する」のアイコンをクリックします。


2) アクションは「会話する」を選択し、必須項目を入力します。

3)  必須項目を入力してください。

メッセージ内容はアプリが連携出来ていると候補から選択が可能です。
候補から選択し、入力が完了したら「次へ」をクリックします。
テスト成功後、「保存」します。


ステップ6:HubSpotのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する チケットを作成」のアイコンをクリックします。

2)アクションは「チケットを作成」を選択して、「次へ」をクリックします。

3)  必須項目を入力してください。
チケットの説明はアプリが連携出来ていると候補から選択が可能です。
候補から選択し、入力が完了したら「次へ」をクリックします。
テスト成功後、「保存」します。



これで【HubSpotにフォームが送信されたら、連携したChatGPTの返答内容をもとにチケットを作成する】というフローが完成です。

ステップ7: テストと確認

設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく作動するか確認してください。

今回使用したテンプレートはこちら 


HubSpotにフォームが送信されたら、連携したChatGPTの返答内容をもとにチケットを作成するフローです。

HubSpotやChatGPTを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもHubSpotやChatGPTのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

HubSpotを活用した自動化例

HubSpotのコンタクトに登録されたリード宛に定型メールを送信する

定型メールを自動送信することで、メールの内容が統一され、リードへのタイムリーなフォローを実現できるはずです。


HubSpotのコンタクトに登録されたリード宛にGmailで定型メールを送信するフローです。

HubSpotのコンタクトに登録されたリード宛にOutlookで定型メールを送信するフローです。

HubSpotで取引先が登録されたらフォルダを作成する

取引先が登録されるたびに自動でフォルダが作成されるため、手動でのフォルダ作成にかかる時間と手間を省けるようになるはずです。


HubSpotで取引先が登録されたらOneDriveに取引先ごとのフォルダを作成するフローです。

HubSpotで取引先が登録されたらMicrosoft SharePointに自動で取引先毎のフォルダを作成するフローです。

HubSpotに新しい会社が作成されたら、Boxに連携して新規フォルダを作成するフローです。

HubSpotにコンタクト追加やフォーム送信があったら登録する

リード情報が自動で反映されるため、人的リソースを削減し、他の業務にリソースを振り分けられるようになるでしょう。


HubSpotに登録された新規コンタクト情報を、指定のスプレッドシートに記載します。

Hubspotに登録されたコンタクト情報を自動的にSalesforceにも登録するフローボットです。

ChatGPTを活用した自動化例

受信メールの返信案をChatGPTで作成して通知する

新規のメールを受信したらその本文の内容をChatGPTで要約して、要約した文面を通知するため、作業スピードの向上が見込めます。


トリガー条件を満たしたメールを受信したら返信案をChatGPTで作成してSlackに通知します

新規のメールを受信したらその本文の内容をChatGPTで要約して、要約した文面をGoogle Chatに通知するフローです。

レコードが登録されたらChatGPTでテキストを生成する

自動的にChatGPTで生成されたテキストが更新されるので、情報管理の抜けや漏れがなくなるかもしれません。


Google スプレッドシートで行が追加されたらChatGPTで要約しGoogle スプレッドシートに追加するフローです。

Notionに新しいメッセージが投稿されたらChatGPTが質問に回答して、その内容をNotionの同じ投稿先に更新するフローです。

新規の情報をChatGPTで要約し追記する

新規に追加された情報を自動で要約することで、重要なポイントを迅速に把握できます。


■概要
「WordPressの新規投稿をChatGPTで自動要約し、要約文をWordPressに追記する」フローは、コンテンツ作成の効率化と品質向上を目指す業務ワークフローです。
ブログやウェブサイトに新しい記事を投稿するたびに、Yoomを使って自動的にChatGPTが記事を要約。
生成された要約文を自動でWordPressに追記することで、手作業の手間を削減し、訪問者にわかりやすい要約を提供できます。

■このテンプレートをおすすめする方
・WordPressを活用してブログやウェブサイトを運営している方
・記事の要約作成にかかる時間を削減したいコンテンツクリエイターの方
・ChatGPTとWordPressの連携による自動化に興味がある方
・コンテンツ管理の効率化を図りたいウェブ管理者の方
・読者に一貫した要約を提供したいサイト運営者の方

■注意事項
・WordPress、ChatGPTのそれぞれとYoomを連携してください。
・ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
・ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

■概要
このワークフローでは、Notionに新しいページが追加された際に、自動的にChatGPTがその内容を要約して同じNotion内に要約結果を記録します。これにより、膨大な情報も簡潔に把握でき、チーム全体での情報共有がスムーズになります。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Notionを日常的に利用しており、情報整理に手間を感じている方
・ChatGPTを活用してコンテンツの要約や分析を自動化したい方
・チーム内での情報共有を効率化し、作業時間を短縮したいプロジェクトマネージャー
・Yoomを使って様々なSaaSアプリを連携し、業務ワークフローを最適化したいIT担当者
・情報の整理整頓と迅速な共有を両立させたいビジネスオーナー

■注意事項
・NotionとChatGPTそれぞれとYoomを連携してください。
・Notionにあらかじめ要約を記載する項目をつくっておく必要があります。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
・ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

HubSpotとChatGPTを連携するメリット

メリット1:人的ミス防止

手作業での問い合わせ確認やチケットの作成は、入力ミスや見落とし、誤ったカテゴリへの振り分けなどの人的ミスが発生する可能性がありますよね。
そんな時、ChatGPTを活用してHubSpotフォームの送信内容を解析し、自動的に適切なチケットを作成することで、人的ミスの削減が期待できます!
例えば、新規顧客からの問い合わせがサポートチームではなく営業チームに誤って振り分けられることがあると、対応の遅れにつながるケースがあります。
しかしChatGPTを活用することで、問い合わせの内容を正確に解析し、適切なカテゴリを自動判定して、正しい担当者にチケットを割り当てられるようになるでしょう。
これにより、誤分類や対応遅延を防ぎ、スムーズに業務運営が行えるようになるかもしれません。

メリット2:問い合わせ対応の迅速化

企業に届く問い合わせは、さまざまな種類があります。
ChatGPTを活用することで、フォームの内容を解析し、適切なカテゴリや優先度を判断した上で、自動的にチケットを作成できるようになります!
例えば、技術的な質問なのか、契約に関する問い合わせなのかなどを自動で分類できます。
案件がそれぞれの担当チームへ素早く、適切に割り当てられるため、問い合わせ対応のスピードが向上し、顧客満足度の向上が見込まれるでしょう。

メリット3:業務の効率化

HubSpotのフォームに問い合わせが送信された際、手動で内容を確認し、適切な対応を振り分ける作業は時間がかかってしまいます。
そのため、ChatGPTを活用し、フォームの送信内容をもとに自動分類して適切な部門へ振り分けることで、対応業務の効率向上も期待できるでしょう。
自動化によって削減できた時間を他の業務へ充てることによって、スムーズに業務が進みそうですね。

まとめ

今回は、HubSpotとChatGPTを連携して、フォーム送信時に自動でチケットを作成する方法をご紹介しました。
この連携によって、人的ミスの防止や対応スピードの向上が見込め、今まで手間や時間がかかっていた問い合わせ対応業務の効率化にもつながるはずです!
難しそうな連携設定もYoomを活用すれば、ノーコードで簡単に設定できますので、ぜひこの機会に導入を検討してみてください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
r.suzuki
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
タグ
ChatGPT
HubSpot
連携
自動化
関連アプリ
アプリ連携
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
詳しくみる