HubSpotとNotionの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-22

【ノーコードで実現可能!】顧客情報やプロジェクト管理にHubSpotとNotionの連携がおすすめ!

e.koyama

今回は、CRM(顧客管理システム)としてHubSpotをご利用中もしくはご利用検討中の方へ、HubSpotとNotionを連携することで可能になる業務フローをご紹介します。
こちらのフローを使えば、HubSpotへの顧客情報の登録後、同じ内容をNotionのデータベースへ手入力する必要がなくなります。
Notionのデータベースに情報が自動保存されるため、情報の抜けや漏れ、入力ミスなどを防ぎ、業務を効率的に進められそうですね!

今回のフローでは、Notionのデータベース機能を中心に見ていきます。
Notionをメモにしか使っていないという方も、データベースとしてHubSpotと連携すれば今より効率的に業務が進められるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

HubSpotとNotionを活用したすぐに試せる自動化テンプレートはこちら

2つのツールを連携することで、手動作業の削減や対応時間の短縮が見込めます!さらに、HubSpotとNotion以外のツール(チャットツールなど)も追加で組み合わせることで、更なる効率化も目指せそうです。

登録を自動化する便利なテンプレート

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更新を自動化する便利なテンプレート

[[79164,79168,79177,79174,172212]]

送信を自動化する便利なテンプレート

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今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

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[Yoomとは]

HubSpotとNotionの連携フローの作り方

こちらの業務フローに興味を持たれた方は、手順を参考にぜひ作成してみてください。
連携や自動化の設定は、ノーコードツールYoomを使えばプログラミングなどの専門知識なしで誰でも進められます。
Yoomにまだ登録していない方は、こちらからアカウント発行をどうぞ!

※最初に連携を行ってから、テンプレートを用いて業務フローを作成していく手順です。
 既に連携が終わっている場合はステップ2へ進んでください。

ステップ1:HubSpotとNotionをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

1.Yoomへのログイン後、左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしてください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、HubSpotとNotionを選択し、アプリを連携してください。

<HubSpotの場合>

・連携したいアカウントを選び「アカウントを選択」をクリックします。

・続く画面でボックスにチェックを入れ、「アプリを接続」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。
※マイアプリ登録には、Hubspotにてアプリを接続する権限を追加する必要があります。詳細はこちらを確認してください。

<Notionの場合>

・表示された画面で「ページを選択する」をクリックします。その後、下記の画面でボックスにチェックを入れ「アクセスを許可する」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。

ステップ2:テンプレートのコピー

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

[[79164]]

1.バナーにカーソルを合わせ「試してみる」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

テンプレートがコピーされると、以下画面が表示されます。

‍それでは早速設定を進めていきましょう!

ステップ3:HubSpotのコンタクトが作成または更新されたら起動するトリガーを設定

1.コピーしたテンプレートを開きます。(必要に応じてタイトルを変更してください。)
 ※テンプレートは「マイプロジェクト」に保存されます。自動で開かなかった場合、マイプロジェクトから該当のテンプレートを選択してください。

2.「アプリトリガー コンタクトが作成または更新されたら」をクリックします。

3.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をしましょう。
 アプリトリガーのタイトルを必要に応じて変更のうえ、「次へ」をクリックします。

4.アプリトリガーのAPI接続設定をします。
 ここではトリガーとなるアクションの起動間隔を設定しますが、【コンタクト作成または更新後の何分後にアクションを起こすか】を指定できる部分となるので、運用に合わせた時間を選んでください。
 ※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
 ※ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
  なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

5.テストを行いましょう。ここでは、作成したコンタクト情報を取得できます。

6.取得した値(アウトプット)に問題がなければ、「保存する」をクリックしてください。
アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。

ステップ4:Notionのデータベースにレコードを追加するアクションを設定

1.次に、Notionのデータベースにコンタクト情報を反映するための設定を行います。
 フローボットの「データベースを操作する レコードを追加する」をクリックしてください。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 ・タイトル:必要に応じて変更してください。
 ・データベースID:情報の保存先となるNotionのデータベースのURLを入力してください。(『候補』から選択することもできます。)

3.「次へ」をクリックします。

4.データベースの詳細設定をします。
 「追加するレコードの値」の各項目へ、欄下部の注記を参考に入力してください。
 入力バーをクリックすることで、ステップ2-手順7で取得したアウトプットから情報を引用できます。

5.情報を入力後、テストを行います。テストが成功すると、Notionのデータベース内の指定した範囲にHubspotのコンタクト情報が自動で追加されます。

6.情報の反映を確認した後、「保存する」をクリックしましょう。
 ※Notionの情報がテストに反映されない場合、Notionの該当ページを開き、画面右のメニューからコネクト設定を行ってください。

ステップ5:トリガーをONにして起動準備完了

設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、赤枠部分「トリガーをON」をクリックしてください。
これですべての設定が完了したので、実際にHubSpotでコンタクトを更新して、Notionのデータベースに情報が反映されるかを確認してみましょう。

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HubSpotやNotionを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもHubSpotやNotionのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

HubSpotを活用した自動化例

HubSpotで行われたアクションをチャットツールで通知したり、HubSpotの特定のページで操作を行うだけで請求書作成を行うことも可能です。
別ツールでの情報追加を検知してHubSpotに自動で情報を追加することもできます。

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Notionを活用した自動化例

会議の文字起こしデータを自動で格納したり、Notionのデータを別のデータベースツールに反映することもできます。AIツールも併せて活用することで、負担の大きくなりがちな業務を省略できる可能性があります。

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HubSpotとNotionを連携するメリットと自動化例

メリット1: 顧客情報の一元管理が可能になる

HubSpotで登録された顧客情報を自動的にNotionのデータベースに同期することで、情報を一元管理しやすくなります。
例えば、HubSpotで新しい顧客が登録された際に、その情報をNotionで管理している顧客データベースに自動追加することができますよ。
こうすることで手動でのデータ入力作業がなくなり、常に最新の正確な情報が共有されますよね。営業やマーケティング、カスタマーサポートなどの担当者が同一の情報にアクセスできることで、顧客対応にばらつきが出ることを抑えられるはずです。

メリット2: プロジェクト管理を効率的に行うことができる

共有できる情報は、顧客に関するものだけではありません。
HubSpotで管理している営業活動やキャンペーンに関する情報をNotionへ反映し情報共有することで、プロジェクトの進行がスムーズになるはずです。
例えば、HubSpotに登録したキャンペーンの進捗を、Notionのプロジェクト管理ページに自動反映する設定も可能です。プロジェクトチーム全員が最新の進捗状況を把握することでプロジェクトの遅れを防ぎ、必要な対応を迅速に行う助けになるのではないでしょうか。
また、この情報共有をもとにNotionのタスク管理機能を活用すれば、各メンバーが担当している作業の進捗についても把握が容易となり、タスク分担をより効率的にできるかもしれません。

メリット 3: 最新情報をもとにパーソナライズ化された営業活動を行える

HubSpotからNotionへの一方通行ではなく、NotionからHubSpotへ情報を同期することもできます。
Notion上で顧客やプロジェクトに関するデータが更新された際、HubSpotに自動反映することで、反映された情報をもとにマーケティングや営業の活動を行うことが可能になります。
例えば、Notionのデータベースで顧客の問い合わせ内容が更新されたら、その情報をHubSpotの顧客データに自動更新するよう設定できますよ。これにより、最新の顧客情報をもとに営業をかけるなど、迅速な対応が可能になり、それぞれの顧客に合わせたサービス提供につながりそうですね。

まとめ

HubSpotとNotionの連携によって顧客情報管理やプロジェクト管理を一元化しやすくなり、生産性の向上が期待できます。
ツール間での自動同期や、その同期をもとにした効率的なプロジェクト管理や顧客対応、営業活動など活用方法は様々です。
Yoomを使うことで簡単に導入できるので、ぜひ試してみてください!

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
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