HubSpotとNotionの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-12

【ノーコードで実現可能!】顧客情報やプロジェクト管理にHubSpotとNotionの連携がおすすめ!

e.koyama

今回は、CRM(顧客管理システム)としてHubSpotをご利用中もしくはご利用検討中の方へ、HubSpotとNotionを連携することで可能になる業務フローをご紹介します。
こちらのフローを使えば、HubSpotへの顧客情報の登録後、同じ内容をNotionのデータベースへ手入力する必要がなくなります。Notionのデータベースに情報が自動保存されるため、情報の抜けや漏れ、入力ミスなどを防ぎ、業務を効率的に進められそうですね!
なお、Notionについてはデータベース機能を中心に見ていきます。メモにしか使っていないという方も、データベースとしてHubSpotと連携すれば今より効率的に業務が進められるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

‍こんな方におすすめ

  • HubSpotとNotionをそれぞれ業務で使用している方
  • HubSpotのデータを他ツールでも利用したい方
  • Notionをデータベースとしても活用してみたい方
  • HubSpotに登録した内容をNotionにも登録している方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

HubSpotとNotionの連携フローの作り方

こちらの業務フローに興味を持たれた方は、手順を参考にぜひ作成してみてください。
連携や自動化の設定は、ノーコードツールYoomを使えばプログラミングなどの専門知識なしで誰でも進められます。
Yoomにまだ登録していない方は、こちらからアカウント発行をどうぞ!

※最初に連携を行ってから、テンプレートを用いて業務フローを作成していく手順です。
 既に連携が終わっている場合はステップ2へ進んでください。

ステップ1:HubSpotとNotionをマイアプリ連携

1.Yoomへのログイン後、左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしてください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、HubSpotとNotionを選択し、アプリを連携してください。

<HubSpotの場合>

・連携したいアカウントを選び「アカウントを選択」をクリックします。
続く画面でボックスにチェックを入れ、「アプリを接続」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。
※マイアプリ登録には、Hubspotにてアプリを接続する権限を追加する必要があります。詳細はこちらを確認してください。

<Notionの場合>

・上記画面で「ページを選択する」をクリックします。その後、下記の画面でボックスにチェックを入れ「アクセスを許可する」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「試してみる」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:HubSpotのコンタクトが作成または更新されたら起動するトリガーを設定

3.コピーしたテンプレートを開きます。(必要に応じてタイトルを変更してください。)
 ※テンプレートは「マイプロジェクト」に保存されます。
  自動で開かなかった場合、マイプロジェクトから該当のテンプレートを選択し、
  画面右上の「編集する」をクリックしてください。

4.フローボットから「アプリトリガー コンタクトが作成または更新されたら」をクリックしてください。

5.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 アプリトリガーのタイトルを必要に応じて変更のうえ、「次へ」をクリックします。

6.アプリトリガーのAPI接続設定をします。
 トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。

 ※ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

7.テストを行い、成功を確認して「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:Notionのデータベースにレコードを追加するアクションを設定

8.フローボットから「データベースを操作する レコードを追加する」をクリックしてください。

9.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 ・タイトル:必要に応じて変更してください。
 ・データベースID:情報の保存先となるNotionのデータベースのURLを入力してください。

10.「次へ」をクリックします。

11.データベースの詳細設定をします。
 「追加するレコードの値」の各項目へ、欄下部の注記を参考に入力してください。
 ※ステップ2-手順7で取得したアウトプットから情報の参照が可能です。

12.テストを行い、成功を確認して「保存する」をクリックしてください。
 ※Notionの情報がテストに反映されない場合、Notionの該当ページを開き、画面右のメニューからコネクト設定を行ってください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

以上で、HubSpotでコンタクトが更新されたら、Notionのデータベースに情報を自動保存するフローの完成となります。

HubSpotやNotionを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもHubSpotやNotionのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

HubSpotとNotionを連携した自動化例

Notionでステータスが変更されたらHubSpotのデータを使用してメールを送信することもできます。
また、Notionに顧客情報が追加されたらHubspotにも追加したり、NotionDBが更新されたら、Hubspotの取引に登録したりすることもできます。

HubSpotを活用した自動化例

HubSpotでアクションがあったことをチャットツールに通知する

HubSpotでコンタクトや新規取引が登録されたことをSlackやDiscordなどに自動で通知します。

HubSpotでのアクションにあわせてタスク管理ツールに課題を作成する

HubSpotでの商談の受注などにあわせてAsanaやTrelloなどに課題を自動で作成します。

HubSpotで特定の条件を満たしたらミーティングURLを発行する

HubSpotで特定の条件を満たしたらGoogle MeetやZoomでミーティングURLを自動で発行します。

Notionを活用した自動化例

フォームに送信された回答をNotionに追加する

Googleフォームなどで送信された内容をNotionに自動で追加します。

メールの受信内容をNotionに追加する

GmailやOutlookで受信した内容をNotionに自動で追加します。

Notionでページが作成されたらクラウドストレージにフォルダを作成する

Notionでページが作成されたら、Google DriveやOneDriveなどに自動でフォルダを作成します。

HubSpotとNotionを連携するメリットと自動化例

メリット1: 顧客情報の一元管理が可能になる

HubSpotで登録された顧客情報を自動的にNotionのデータベースに同期することで、情報を一元管理しやすくなります。
例えば、HubSpotで新しい顧客が登録された際に、その情報をNotionで管理している顧客データベースに自動追加することができますよ。
こうすることで手動でのデータ入力作業がなくなり、常に最新の正確な情報が共有されますよね。営業やマーケティング、カスタマーサポートなどの担当者が同一の情報にアクセスできることで、顧客対応にばらつきが出ることを抑えられるはずです。

メリット2: プロジェクト管理を効率的に行うことができる

共有できる情報は、顧客に関するものだけではありません。
HubSpotで管理している営業活動やキャンペーンに関する情報をNotionへ反映し情報共有することで、プロジェクトの進行がスムーズになるはずです。
例えば、HubSpotに登録したキャンペーンの進捗を、Notionのプロジェクト管理ページに自動反映する設定も可能です。プロジェクトチーム全員が最新の進捗状況を把握することでプロジェクトの遅れを防ぎ、必要な対応を迅速に行う助けになるのではないでしょうか。
また、この情報共有をもとにNotionのタスク管理機能を活用すれば、各メンバーが担当している作業の進捗についても把握が容易となり、タスク分担をより効率的にできるかもしれません。

メリット 3: 最新情報をもとにパーソナライズ化された営業活動を行える

HubSpotからNotionへの一方通行ではなく、NotionからHubSpotへ情報を同期することもできます。
Notion上で顧客やプロジェクトに関するデータが更新された際、HubSpotに自動反映することで、反映された情報をもとにマーケティングや営業の活動を行うことが可能になります。
例えば、Notionのデータベースで顧客の問い合わせ内容が更新されたら、その情報をHubSpotの顧客データに自動更新するよう設定できますよ。これにより、最新の顧客情報をもとに営業をかけるなど、迅速な対応が可能になり、それぞれの顧客に合わせたサービス提供につながりそうですね。

まとめ

HubSpotとNotionの連携によって顧客情報管理やプロジェクト管理を一元化しやすくなり、生産性の向上が期待できます。
ツール間での自動同期や、その同期をもとにした効率的なプロジェクト管理や顧客対応、営業活動など活用方法は様々です。Yoomを使うことで簡単に導入できるので、ぜひ試してみてください!

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
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