2024/07/17
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで簡単設定!】HubSpotとZoomの連携でウェビナーやミーティングの管理を効率化しよう!

t.nakaya

目次

HubSpotとZoomを連携するメリットと自動化例

メリット1: 顧客管理の効率化

HubSpotとZoomを連携させると、ウェビナー管理がぐんと楽になります。
Zoomミーティングの情報が自動的にHubSpotに記録されるので、手動でのデータ入力作業が不要となり、効率的なフォローアップが可能になります。
例えば、Zoomミーティング終了後に自動的にHubSpotの連絡先レコードにミーティングの詳細が追加されることで、ミーティングの内容を正確に記録し、チーム全体が同じ情報を共有できます。
これにより、コミュニケーションの円滑化と意思決定の迅速化が図られ、業務全体の生産性が向上します。
さらに、ウェビナー参加者のデータも自動でHubSpotに同期されるので、顧客関係の強化と業務効率化が実現できます。

メリット2: ウェビナー管理の簡素化

HubSpotとZoomを連携させると、HubSpotのリード情報を基にZoomウェビナーへの自動登録が可能となり、手動での参加者リスト管理の手間が省け、時間の節約にもなります。
また、参加者データがリアルタイムで同期されることで、常に最新情報を把握できます。ウェビナー管理が驚くほど簡単になります。

メリット3: マーケティングキャンペーンの強化

HubSpotのデータを活用してZoomウェビナーのターゲティングを行うことで、より効果的なマーケティングキャンペーンを実現できます。
精度の高いマーケティングキャンペーンを実施し、ウェビナー後に参加者のデータをHubSpotに自動的に取り込むことで、今後のフォローアップに活用できるデータを得ることができます。
これにより、マーケティングの効果を最大化できます!

HubSpotとZoomの連携フローの作り方

それでは「HubSpotのコンタクトページからZoomのミーティングを登録する」フローボットを紹介します。

‍始める前に‍

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。
Yoomを初めて利用される方は初めてのYoomをチェックしてみてください。

ステップ1: マイアプリ連携

準備段階として、お使いのHubSpot、Zoom、GmailをYoomと連携させるためにマイアプリ登録が必要です。
1.連携方法はYoomにログインし、画面左側にあるマイアプリをクリックします。
2.画面右側に+新規接続ボタンが表示されるので、クリックします。

HubSpotのマイアプリ登録方法
1.アプリの一覧からHubSpotを選択します。
2.HubSpotのマイアプリ登録方法を参考にマイアプリ登録をしてください。

Zoomのマイアプリ登録方法
1.アプリの一覧からZoomを選択します。
2.Zoom(OAuth)のマイアプリ登録方法を参考にマイアプリ登録をしてください。

Gmailのマイアプリ登録方法
1.アプリの一覧からGmailを選択します。
2.Sign in with Googleをクリックします。

3.「Yoomにログイン」画面で連携したいアカウントを選択し、次へをクリックします。
4.「YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」画面で続行をクリックするとマイアプリ登録が完了します。

ステップ2: トリガーを設定

ここからはテンプレートを作成していきましょう。
1.プロジェクト一覧からテンプレートを作成するプロジェクトを任意で選択してください。
2.画面右側に+新規接続ボタンが表示されるので、クリックします。
3.はじめから作成を選択します。
4.Chrome拡張機能から起動したときを選択します。

5.アプリの一覧からHubSpotを選択します。
6.画面が切り替わるので、Chrome拡張機能トリガーのタイトルを設定してください。
7.HubSpotと連携するアカウント情報が正しいかを確認します。
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
8.拡張機能から起動する際のアクションは「コンタクト詳細ページから起動」を選択します。
9.ここまで設定できたら、次へをクリックしましょう。

次の画面では拡張機能で起動するアプリのAPI接続設定を行います。
10.起動ページのURLサンプルを任意で設定してください。
11.テストをクリックしてエラーが出なければ、保存するをクリックしましょう。

ステップ3: 担当者へ対応を依頼する

1.フローの一覧画面に切り替わるので、先ほど作成したChrome拡張機能トリガーの下に表示される+をクリックしてください。
2.オペレーションの中から「担当者へ対応を依頼する」を選択します。
3.画面が切り替わるので、各項目を設定してください。

  • タイトル:タイトルを設定してください。
  • 担当者:プルダウンメニューの中から任意で選択してください。
  • 対応を依頼する内容の詳細:今回はテキストのみですが、メッセージにはアウトプットから会社名やコンタクト担当者名を組み合わせて詳細を記載することもできます。

4.入力フォームにある+フォームを追加をクリックして、必要な項目数を追加します。今回はフォームを3つ追加します。

  • 日付:プルダウンメニューの中から「日付」を選択します。
  • 時間:プルダウンメニューの中から「テキスト」を選択します。
  • 会議時間:プルダウンメニューの中から「数値」を選択します。
    ※必須項目にする場合はチェックを付けてください。

5.ここまで設定できたら、次へをクリックしましょう。

次の画面では入力フォームのサンプル値の設定を行います。
6.先ほど設定した入力フォームの回答のサンプル値を設定してください。
7.保存するをクリックしましょう。

ステップ4: Zoomと連携する

1.フローの一覧画面に切り替わるので、先ほど作成したアプリトリガーの下に表示される+をクリックしてください。
2.オペレーションの中から「アプリと連携する」を選択します。
3.アプリの一覧からZoom(OAuth)を選択します。
4.画面が切り替わるので、タイトルを設定してください。
5.Zoom(OAuth)と連携するアカウント情報が正しいかを確認します。
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
6.アクションは「ミーティングを作成」を選択します。
7.ここまで設定できたら、次へをクリックしましょう。

次の画面ではAPI接続設定を行います。
8.下記の項目はすべて必須項目です。

  • メールアドレス:ミーティングを作成するZoomアカウントのメールアドレスを指定してください。
  • トピック:任意で設定してください。
  • 日付:今回はアウトプットから、{{日付}}を設定します。
  • 開始時刻:今回はアウトプットから、{{時間}}を設定します。
  • 会議時間:今回はアウトプットから、{{会議時間}}を設定します。
    ※必須項目以外に対象となる項目がある場合は、任意で設定してください。

9.テストをクリックしてエラーが出なければ、保存するをクリックしましょう。

ステップ5: Gmailと連携する

1.‍フローの一覧画面に切り替わるので、先ほど作成したオペレーション下に表示される+をクリックしてください。
2.オペレーションの中から「メールを送る」を選択します。
3.実行するアプリの一覧からGmailを選択します。
4.画面が切り替わるので、タイトルを設定してください。
5.Gmailと連携するアカウント情報が正しいかを確認します。
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
6.メール内容を設定してください。下記の項目はすべて必須項目です。

  • To:今回はアウトプットから、{{メールアドレス}}を設定します。
  • 件名:任意で設定してください。
  • 本文:メールの本文は、テキストとアウトプットを組み合わせています。誰に送っても問題のない汎用性のある構成にすることをお勧めします。
    今回のアウトプットには、HubSpotのコンタクト詳細ページの情報から{{姓}}、 担当者へ対応を依頼する入力フォームの情報から{{日付}}と{{時間}}、Zoomから{{招待リンク}}を設定します。
    ※必須項目以外に対象となる項目がある場合は、任意で設定してください。

7.ここまで設定できたら、次へをクリックしましょう。

次の画面ではメール送信のテストを行います。
8.メールの送信内容を確認し、テストをクリックします。実際に受信メールを確認してみましょう。

アウトプットの{{姓}}・{{日付}}・{{時間}・{{招待リンク}}の情報確認できました!!
9.エラーが出なければ、保存するをクリックしましょう。
10.フローの一覧画面に切り替わるので、アプリトリガーをONに変更してください。
これで、フローの設定は完了です!

HubSpotとZoomの連携フロー応用編

Googleフォームからの情報を元にZoomミーティングを自動で設定したい方や、HubSpotに新規のコンタクト情報が登録されたら、自動でkintoneにも格納したい方におすすめのフローテンプレートもあります。

Yoomでは今回紹介したフローに加えて、複数のHubSpotとGmailのフローテンプレートをご利用いただけます。
詳細はリンク先でご確認いただけますので、ぜひご覧ください!

まとめ

HubSpotとZoomの連携により、手動でのデータ入力作業やフォローアップの手間が削減され、仕事の効率が大幅にアップすることがわかりました!
HubSpotのリード情報を元にZoomのウェビナー参加登録を自動化することで、ターゲットに合わせた効果的な招待が可能となり、参加率の向上に繋がりますね。
また、HubSpotで管理する顧客データを元に、Zoomでのサポートセッションを効率的にスケジュールすることで、顧客満足度を高めることができます。
これにより、従業員は戦略的な業務や顧客対応に集中でき、全体の生産性も向上します。

HubSpotとZoomを活用して、より楽しくて効果的なビジネス運営を目指しましょう!

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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