ZoomとGoogleドキュメントのイメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-13

【ノーコードで実現】ZoomのデータをGoogleドキュメントに自動的に連携する方法

y.k

「Zoomでのオンライン会議後、録画データから手作業で文字起こしをして議事録を作成している…」
「会議の文字起こしデータをGoogleドキュメントに転記・保存する作業が毎回発生し、時間がかかってしまう…」
このように、ZoomとGoogleドキュメントを併用する中で、議事録作成や情報共有に関する手作業に手間や非効率を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Zoomでのミーティングが終了するたびに、自動で文字起こしデータがGoogleドキュメントに保存される仕組み</span>があれば、こうした議事録作成にかかる時間と労力を削減し、抜け漏れのない正確な情報共有を実現できます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に実現できるため、日々の定型業務から解放され、より創造的な仕事に集中する時間を手に入れましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ZoomとGoogleドキュメントを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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ZoomとGoogleドキュメントを連携してできること

ZoomとGoogleドキュメントのAPIを連携させることで、Zoomでのミーティング終了をトリガーに、会議の文字起こしデータをGoogleドキュメントへ自動的に保存する、といった業務フローの自動化が可能です。
これまで手作業で行っていた議事録作成や情報整理の手間をなくし、業務の迅速化と効率化を実現します。

気になる自動化例があれば、ぜひクリックしてみてください!

Zoomでミーティングが終了したら会議の文字起こしをGoogleドキュメントに保存する

Zoomでの会議終了後、手動で文字起こしデータを確認し、Googleドキュメントにコピー&ペーストして議事録を作成する作業は、時間がかかるだけでなく、転記ミスなどのヒューマンエラーが発生する可能性もありますよね…

この連携を利用すれば、<span class="mark-yellow">ミーティング終了と同時に、自動で文字起こしデータが指定のGoogleドキュメントに保存されるため、議事録作成の手間を大幅に削減し、情報の即時共有を実現</span>できます。

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Zoomでミーティングが終了したら会議の文字起こしと要約を行い、Googleドキュメントに保存する

会議の文字起こしデータは情報量が多く、後から要点を確認するのが大変な場合があります。

この連携フローでは、Zoomの文字起こしデータを取得するだけでなく、AIを活用してその内容を自動で要約し、Googleドキュメントに保存します。

これにより、<span class="mark-yellow">会議の要点を素早く把握できるため、関係者への情報共有もスムーズになり、次のアクションへと迅速に移行することが可能</span>です。

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ZoomとGoogleドキュメントの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にZoomとGoogleドキュメントを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでZoomとGoogleドキュメントの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Zoomでミーティングが終了したら会議の文字起こしをGoogleドキュメントに保存する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ZoomとGoogleドキュメントをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Zoomのトリガー設定およびGoogleドキュメントのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:ZoomとGoogleドキュメントをマイアプリに登録する

ここでは、Yoomと2つのアプリを連携して操作を行えるようにします。
まずは、Yoomにログインして、マイアプリをクリックします。そして、右上にある新規接続をクリックしてください。

ポップアップが出てくるので、右上の検索窓で検索して登録をします。

【Zoomの登録】

1.検索して、表示されたZoom(OAuth)のアイコンをクリック

※Zoomのプランによって利用可能なアクションが異なるので予めご注意ください。
現在は「ミーティングが終了したら」「ミーティングのレコーディング情報を取得する」というアクションがZoomの有料プランのみの対応となっています。
詳しくはこちらもチェックしてみてください。

2.以下の画面のようなZoom(OAuth)の詳細を入力

【事前準備】

Zoom(OAuth)のマイアプリ登録には、ZoomのClient IDとClient secretが必要です。
登録されていない方は、以下Zoom App Marketplaceでアプリ登録をします。
こちらのページにアクセスし、ログイン(サインイン)してください。

※詳しい内容はこちらを参考にしてください。

Zoom(OAuth)およびZoom Phoneのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター

Zoomの左上App CredentialsからClientIDとClient Secretをそれぞれコピーします。

Secret Tokenは未入力で問題ありません。

ClientIDとClient Secretをペーストして追加をクリックします。
権限の確認が来るので、承認をクリックしましょう。

3.マイアプリの登録完了

【Googleドキュメントの登録】

1.改めて、右上の新規接続をクリックし、検索窓にGoogleドキュメントを入力してアイコンをクリック

2.Googleにサインイン

画像のようにサインインの確認画面が出てくるので、クリックします。

アカウントの選択画面が出てくるので、使用するアカウントを選択しましょう。

画像のように追加アクセスを求められるので「続行」をクリックします。

3.マイアプリの登録完了

ステップ2: テンプレートをコピー

ここからフローを作っていきます。簡単に作成できるようにテンプレートを作っているので、今回はテンプレートをコピーしてきます。
Yoomにログインをしたままバナーの「試してみる」をクリックします。
以下のような画像が出てくるのでOKをクリックすればコピー完了です。

ステップ3:Zoomのトリガー設定

次に、Zoomをトリガーとして設定していきます。

1.以下画像の赤枠部分、「ミーティングが終了したら」をクリック

2.連携アカウントとアクションを選択

タイトルは、そのままで問題ありませんが、必要であれば変更してください。
アカウント情報を確認します。
トリガーアクションが、「ミーティングが終了したら」になっていることを確認して、「次へ」をクリックします。

3.テストでZoomミーティングを実施

後のためにミーティングをテストで実施しておきます。

4.アプリトリガーのAPI接続設定

トリガーの起動間隔:以下注釈を確認しながら、トリガーの起動間隔を設定してください。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
※なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

入力が完了したら、「テスト」をクリックします。
以下には表示されていませんが、テストが成功したら、取得した値(アウトプット)の項目名の横に値が表示されます。
この取得した値は以降の設定で活用するので、間違いがないか確認し、「保存する」をクリックしましょう。

取得した値についてはこちらを確認してください。

ステップ4:ミーティングのレコーディング情報を習得

ここでは、Zoomで実施したミーティングのレコーディング情報を習得するための設定をしていきます。

1.フロー画面に戻るので、2つめの「ミーティングのレコーディング情報を取得」をクリック

2.連携アカウントとアクション選択

タイトルはそのまま使用します。
アカウント情報はステップ2でサインインした情報になっていることを確認しましょう。
アクションは変更せずに「次へ」をクリックします。

3.API接続設定

ミーティングIDのフレーム内をクリックしてください。
「取得した値」から、ミーティングが終了したらのプルダウンを開いて、ミーティングIDを選択します。
選択が完了したら、「テスト」をクリックしましょう。

テスト成功が表示されたら、取得した値を確認しましょう。
間違いがなければ、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ5:ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード

実施したミーティングのレコーディングファイルをダウンロードするための設定をしていきます。

1.「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」をクリック

2.連携アカウントとアクションを選択

先ほどと同じように、「タイトル」は特に変更する必要はありません。
アカウント情報がログインしたものになっているか確認し、アクションが「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」になっていることを確認してください。
「次へ」をクリックして進みます。

3.API接続設定

「ダウンロードURL」のフレーム内をクリックし、「取得した値」から「ミーティングのレコーディング情報を取得」のプルダウンを表示したら、ダウンロードURL(MP4)を選択します。

選択したら、「テスト」をクリックしてください。
テスト成功が表示されたら、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ6:音声データを文字起こしする

実施したミーティングの音声データを文字起こしするための設定をしていきます。

※OCRや音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。
フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。
トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください。

1.「音声データを文字起こしする」をクリック

2.アクションを選択

「タイトル」は特に変更する必要はありません。アクションをプルダウンから選択します。
今回は、「最大60分の音声文字起こし(50タスク)」を選択しましたが、必要に応じて変更しましょう。

アクションは、動画の長さに合わせて3種類から選ぶことができ、それぞれ消費するタスク数が異なるので注意してください。
※プランごとのタスク数は料金プランをご確認ください。

「次へ」をクリックして進みます。

「音声データを文字起こしする」の設定方法

3.音声データを文字起こし
「ファイルの添付方法」は「取得した値を使用」「ダウンロードしたファイル」にします。
※ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。
※取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記を参照してください。

ファイルの容量制限について 

言語は日本語を選択していますが、任意で設定可能です。
入力をしたら、「テスト」をクリックします。

テスト成功が表示されたら、解析結果を確認し、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ7:新しいドキュメントを作成する

ここで、新しいGoogleドキュメントファイルを作成します。

1.「新しいドキュメントを作成する」をクリック

2.連携アカウントとアクションを選択

「タイトル」は特に変更する必要はありません。
アカウント情報は設定したものになっているか確認します。
アクションが「新しいドキュメントを作成する」になっていることを確認し、「次へ」をクリックします。

3.API接続設定

Googleドキュメントのタイトルを選択します。
「取得した値」や「日付」タブから、書き起こしするためのドキュメントのタイトルを設定します。
アウトプットを活用することで、自動的にドキュメントのタイトルが生成されます。
今回は「トピック」と「日付」を活用しましたが、お好みで設定してくださいね!

入力したら、「テスト」をクリックします。

テストが成功したら、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ8:文字起こしデータを記載

最後に、文字起こしデータを表示するための設定をしていきます。

1.「文字起こしデータを記載」をクリック

2.連携アカウントとアクションを選択

「タイトル」は特に変更する必要はありません。
アカウント情報は設定したものになっているか確認します。
アクションが「文末にテキストを追加」になっていることを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

3.API接続設定

ドキュメントID:先ほど作成したGoogleドキュメントを候補から選択しましょう。

追加するテキスト:フレーム内をクリックして、「取得した値」から選択していきます。
入力が完了したら「テスト」をクリックしてください。

テストが完了したら、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ9:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

これで、設定は完了です。
すべての設定が完了すると以下の画像のようなフローの起動画面が出るので、トリガーをONをクリックします。
トリガーをONにしたのち、動作確認をしてください。

ZoomとGoogleドキュメントのAPIを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外にも、ZoomやGoogleドキュメントを活用することで、会議記録の整理や資料作成の効率化が可能です。
記録・共有・保存の自動化を行いたい場面で、これらのテンプレートが力を発揮するかもしれません。

Zoomを使った便利な自動化例

Zoomは、ミーティングやウェビナー終了をトリガーに議事録作成や要約、通知を自動化で行うことが可能です。
録画やコメント情報を活用してPDFやQ&Aを生成し、Slackやクラウドストレージに送信することで、情報共有のスピードの向上が見込めます。

[[104805,107322,144600,175090,187944]]

Googleドキュメントを使った便利な自動化例

Googleドキュメントは、受信メールやフォーム送信、Google スプレッドシートの更新などをきっかけに文書作成や転記を自動化できます。
画像やPDFからのテキスト抽出、他サービスとの連携保存により、資料作成の手間を削減できるはずです。

[[83481,157564,232842,193687,247671]]

まとめ

ZoomとGoogleドキュメントの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた会議後の文字起こしデータの転記や、議事録作成にかかる時間を少なくできます。</span>

これにより、ヒューマンエラーを防ぎながら、会議内容を迅速かつ正確にチームへ共有できるため、担当者は情報整理の雑務から解放され、会議で決まった事項の実行など、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うはずです!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を使うことで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし日々の業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください

よくあるご質問

Q:今回の方法での文字起こしの精度はどのくらいですか?
(専門用語や早口の会話、複数人が同時に話した場合の認識精度が知りたいです)

A:Zoomの文字起こしは、英語にも日本語にも対応していますが、いくつか注意点があります。
1.医療や法律、ITなどの専門用語は、一部、正確に認識されないことがあります。
2.早口すぎると、言葉の区切りが認識できず、誤変換が起こる可能性があります。
3.複数人が同時に話すと誰が何を言ったか分かりにくくなり、精度が下がります。

Q:この自動化の運用にかかる具体的な料金を教えてください。
(Yoomのどのプランが必要で、1時間の会議あたり何タスク消費するのか目安が知りたいです)

A:このテンプレートの自動化運用にはZoom(ミーティングが終了したら)・音声文字起こし機能を活用するため、それぞれ有料プランの加入が必要です。

Zoomのクラウド録画が利用できるのは、Pro、Business、Enterprise以上の有料ライセンスのみです。
Zoomの料金プランについてはこちらをご確認ください。

Yoomの文字起こし機能を利用できるのは、チームプラン・サクセスプランのみです。
Yoomの料金プランについてはこちらをご確認ください。

また、最大60分の音声文字起こしは50タスク消費します。

Q:Zoom以外のWeb会議ツール(Microsoft TeamsやGoogle Meet)でも同じことはできますか?

A:GoogleMeetであれば可能です。Microsoft Teamsは現状不可です。
なお、YoomのWeb会議トリガーを活用すれば更に簡単にできます。

Web会議トリガーについての詳細はこちらです。

この記事を書いた人
y.k
専門学校や大学など、教育機関で広報の仕事を6年間してきました。 代理店の対応や社内広報もする中で、社内の業務効率に意識が向き、コールセンターの導入なども行ってきました。 システム関係は得意ではないですが、Yoomでの業務効率化に期待大です。 IT苦手さんでもカンタン!わかりやすい!を目指して執筆します。
タグ
Zoom
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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