Trelloとkintoneの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/7/11

Trelloとkintoneの連携でタスクを集約&管理してみた

a.ohta

Trelloとkintoneは、タスク管理に便利なアプリです。
でも、2つのツールで同じタスク情報を管理すると、転記作業やデータの整合性が課題になりませんか?

もし、Trelloに登録したタスクが自動でkintoneに追加されたら便利ですよね。
そこでこの記事ではTrelloとkintoneをノーコードで連携する方法を分かりやすく解説します。
これにより、Trelloでカードが作成されたら、自動でkinotneにデータが追加されるので、ぜひ試してみてくださいね!

こんな方におすすめ

  • Trelloとkintoneでの業務効率化を考えている方。
  • Trelloとkintoneでタスクを管理している方。
  • Trelloとkintoneを連携してタスクの追加漏れを防ぎ、アプリ間のデータ整合性を維持したい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

ノーコードでTrelloとKintoneを連携させる方法

では、ここからは実際に「Trelloにカードが作成されたら、kintoneのデータベースにレコードを追加する」というフローボットを作成します。
国産ノーコードツールのYoomを用いて作成するので、プログラミングの知識がない方でも簡単にフローの自動化が可能です!

Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!

今回はイチからフローボットを作成せず、すでにフローが組んであるテンプレートを使用します。
Yoomにはテンプレートが色々あるので、希望のフローボットがノーコードですぐに作成可能です!

次はYoomと各アプリを連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います。マイアプリ連携はとても簡単です!

Trelloとkintoneのマイアプリ連携

上記バナーの画面下にある「試してみる」を押すとマイプロジェクトという画面に移行します。左側のメニューからマイアプリをクリックしてください。
     ↓
右上の新規作成を押して検索窓に「Trello」と入力し、Trelloのアイコンをクリック!もう1度右上の新規作成を押します。
              ↓

ここから先はヘルプページがあるのでぜひご覧ください!

Trelloのマイアプリ登録方法
     

次はkintoneのマイアプリ連携です。

kintoneについても解説ページが用意されています。
Yoomではヘルプページもしっかり用意されているため、安心して利用可能です!

kintoneとのマイアプリ連携ヘルプページ

これで2つのアプリがYoomと連携されたので、次はフローボットの作成にいきましょう!
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

Trelloのトリガー設定

まずはじめに、フローボットを組み立てている最中にテストを行うので、あらかじめTrelloでカードを作成しておきましょう!
このカードは実際にkintoneと連携するものなので、kintoneに集約したい情報のカードにしておくのがポイントです。
     ↓
画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Trelloにカードが作成されたら、kintoneのデータベースにレコードを追加する」をクリック!
右上の編集するを押しましょう。
     ↓
Trelloのアイコンの「カードが新たに作成されたら(Webhook)」を押します。
テンプレートを利用したことにより必要項目はあらかじめ入力されているので、そのまま次へをクリック!
     ↓

APIキー、APIトークンを赤枠のURLから取得して、Yoomの設定画面に入力します。ユーザー名はTrelloのページに記載されているので、こちらも入力しましょう。
ボードIDはクリックすると一覧表示されるので、kintoneと連携したいボードを選択してください。

すぐ下にあるテストを押して、青く「テスト成功」と表示されたら次へ進みます!
     ↓
次のページにもテストボタンがあるのでクリックすると、先ほどに同じく青く「テスト成功」と表示されます。
その状態のまま「アウトプット」を取得していきましょう。

赤枠内の「取得する値を追加」を押すと…

上記のように表示されるので、任意のアウトプットを追加していきます!
ここで追加したアウトプットがTrelloに反映される内容になる
ので、どういった内容を反映させたいのかイメージしながらどんどん追加していきましょう。
追加はプラスマークを押せばOKです!
今回はとりあえず「タスクの詳細」をイメージしたものを、アウトプットとして追加していきますね!
     ↓

追加されたアウトプットにカーソルを合わせると右側にペンマークが表示されます。クリックで項目名を変更できるようになるので、任意の内容に変更してください。
テストで取得した値に連動する項目名に変更した方が後ほどとても楽です。
つまり今回の画像の項目名は「タスクの詳細」にするのがおすすめです。

アウトプットの項目名を入力したらTrelloの設定は終了です!続けてkintoneの設定に行きましょう

kintoneの設定

kintoneのアイコンの「レコードを追加する」をクリック!
Trelloと連携するアプリIDを入力しましょう。検索ボックス内をクリックすると一覧表示されるので任意のアプリをチョイスします。
    ↓

次へを押すと、上記の画像のようにkintoneで作成したアプリの項目が反映されています!
これらの項目に先ほど取得したアウトプットをどんどん追加していきましょう。

タスク名は「追加されたカード名」を選択してみました。一番上の詳細は、「タスクの詳細」に値します。
赤枠の部分をクリックするとアウトプットが一覧表示されるので、画像のように、kintoneのアプリ項目に等しいものを選択しましょう。
     ↓
すべて選択し終えたらテストを押します。青く「テスト成功」と表示されたらkintoneをのぞいてみましょう。
Trelloのタスクがしっかり追加されています!

これにてフローボットの作成は終了です。お疲れ様でした!

Trelloやkintoneを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもTrelloやkintoneのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Trelloとkintoneを連携した自動化例

Trelloでカード情報が更新されたら、kintoneのレコードも更新したり、kintoneでレコードが登録されたらTrelloにカードを作成したりすることもできます。
また、指定日時にkintoneから情報を取得してTrelloにカードを作成する連携も可能です。

Trelloを活用した自動化例

チャットツールやメールで送信された内容をTrelloに追加する

SlackやGmailなどで送信された内容をTrelloに自動で追加します。

フォームの回答内容をTrelloに登録する

Googleフォームなどで回答された内容をTrelloに自動で追加します。

ワークフローでで申請が行われたらTrelloにタスクを追加する

ジョブカン経費精算・ワークフローなどで申請が行われたらTrelloにタスクを自動で追加します。

kintoneを活用した自動化例

kintoneにレコードが登録されたらクラウドストレージにフォルダを作成する

kintoneにレコードが登録されたらGoogle DriveやOneDriveなどにフォルダを自動で作成します。

フォームやメールの添付書類をOCRして内容をkintoneに追加する

Googleフォームやメールの添付書類をOCRで読み取った内容をkintoneに自動で追加します。

Web会議が終了したら文字起こししてkintoneに追加する

Google MeetやZoomでミーティングが終了したら、文字起こししてkintoneに自動で追加します。

TrelloとKintoneを連携するメリットとは

1.チーム管理が容易になる
ワンチームではあるけれど個々での行動が結果を大きく左右するような職種の場合、Trelloを用いて個人のタスク管理をし、それをkintoneに集約すれば、チームメンバー全員のタスク管理が容易になります!
誰がどんなタスクをこなさなければならないのかすぐに把握でき、リーダーが指示を出しやすくもなるのではないでしょうか。

2.データの共有がリアルタイムになる
Trelloとkintoneを連携させることによりデータ共有が簡単に行えるようになります!
追加したタスクやクリアできたタスクについて別途報告する必要がない上、リアルタイム共有できることにより、認識にラグが生じることもなくなるはずです。

3.自動追記で手間が省ける
Trelloにタスクを追加や更新をしたら、kintoneに自動追記されるようになります。
異なるアプリを行き来する必要がなくなればタスク管理の効率アップが期待できますね!

まとめ

個々のタスク管理が上手くいくようになれば業績アップにもつながるはずです。
また、データを蓄積することによりフィードバックがしやすくなる上、チーム内での共有もできるため、個別行動が必須の職種であっても同じ目標に向かって仕事を進めていくことが可能になりますね!

しかし、今回ご紹介した実用例は一部にすぎません!
kintoneはいくらでも応用の利くツールなので、企業やチームがこなさなければならないタスクにそったアプリを作成すれば、どんな職種でも実用可能なフローになっています。

Yoomではこの他にも様々なフローを自動化できるテンプレートがたくさん用意されています。ぜひ1度ご覧くださいませ!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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