2024/7/11
アプリ同士の連携方法

Trelloとkintoneの連携でタスクを集約&管理してみた

a.ohta

目次

Trelloはスマホでも使えるため、どんな環境でも手軽に使用できますよね。
外回りが多く頻繁にパソコンを使えない場合でも簡単に追加や更新ができる上に、チームだけではなく個人でも使えるのがメリットと言えます。
例えば、チームではあるけれど、個人でタスク管理をしなければならないような1人で外回りをする営業職の方にTrelloはピッタリかもしれません。

ということで今回は、タスク管理ツールであるTrelloを自由な発想で思い描くアプリを作成できるkintoneと連携させてみました。
まずはkintoneと連携させることで得られるメリットから見ていきましょう。

TrelloとKintoneを連携するメリットとは

1.チーム管理が容易になる
ワンチームではあるけれど個々での行動がチームを大きく左右するような職種の場合、Trelloを用いて個人のタスク管理をし、それをkintoneに集約すれば、チームメンバー全員のタスク管理が容易になります!
誰がどんなタスクをこなさなければならないのかすぐに把握でき、リーダーが指示を出しやすくもなるでしょう。

2.データの共有がリアルタイムになる
Trelloとkintoneを連携させることによりデータ共有が簡単に行えるようになります!
追加したタスクやクリアできたタスクについて別途報告する必要がない上、リアルタイム共有できることにより、認識にラグが生じることもなくなるでしょう。

3.自動追記で手間が省ける
Trelloとkintoneどちらのアプリに追加や更新をしても、もう一方のアプリに自動追記されるようになります。
異なるアプリを行き来する必要がなくなればタスク管理の効率アップが期待できますよね!

TrelloとKintoneの連携で可能になること

1.データ同期
例えば、Trelloで追加したタスクをkintoneにも同期し、別メンバーが把握します。そしてそのタスクに対し詳細入力をして更新すると、Trelloのタスクも更新される、という一連のフローが可能になります!

2.タスクの進歩状況の把握
Trello、kintoneで追加や更新がされた内容に対してリアルタイム通知されるため、タスクの進歩状況が一目瞭然になります!

3.タスクの自動追記による情報共有と蓄積
個人タスクを自動追記することで個人が持つ業務上の情報を容易に蓄積&チームで共有できるようになります!

ノーコードでTrelloとKintoneを連携させる方法

では、ここからは実際に「Trelloにカードが作成されたら、kintoneのデータベースにレコードを追加する」というフローボットを作成します。
国産ノーコードツールのYoomを用いて作成するので、プログラミングの知識がない方でも簡単にフローの自動化が可能です!

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!

今回はイチからフローボットを作成せず、すでにフローが組んであるテンプレートを使用します。
Yoomにはテンプレートが色々あるので、希望のフローボットがノーコードですぐに作成可能です!

Yoomの登録が終わったら、以下のバナーをクリックして進んでくださいね。

次はYoomと各アプリを連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います。マイアプリ連携はとても簡単です!

Trelloとkintoneのマイアプリ連携

上記バナーの画面下にある「このテンプレートを試してみる」を押すとマイプロジェクトという画面に移行します。左側のメニューからマイアプリをクリックしてください。
     ↓
右上の新規作成を押して検索窓に「Trello」と入力し、Trelloのアイコンをクリック!もう1度右上の新規作成を押します。
              ↓

ここから先はヘルプページがあるのでぜひご覧ください!

Trelloのマイアプリ登録方法
     

次はkintoneのマイアプリ連携ですが、これについても別ページが用意されています。
Yoomではヘルプページもしっかり用意されているため、安心して利用可能です!

kintoneとのマイアプリ連携ヘルプページ

これで2つのアプリがYoomと連携されたので、次はフローボットの作成にいきましょう!

Trelloのトリガー設定

まずはじめに、フローボットを組み立てている最中にテストを行うので、あらかじめTrelloでカードを作成しておきましょう!
このカードは実際にkintoneと連携するものなので、kintoneに集約したい情報のカードにしておくのがポイントです。
     ↓
画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Trelloにカードが作成されたら、kintoneのデータベースにレコードを追加する」をクリック!
右上の編集するを押しましょう。
     ↓
Trelloのアイコンの「カードが新たに作成されたら(Webhook)」を押します。
テンプレートを利用したことにより必要項目はあらかじめ入力されているので、そのまま次へをクリック!
     ↓

APIキー、APIトークンを赤枠のURLから取得して、Yoomの設定画面に入力します。ユーザー名はTrelloのページに記載されているので、こちらも入力しましょう。
ボードIDはクリックすると一覧表示されるので、kintoneと連携したいボードを選択してください。

すぐ下にあるテストを押して、青く「テスト成功」と表示されたら次へ進みます!
     ↓
次のページにもテストボタンがあるのでクリックすると、先ほどに同じく青く「テスト成功」と表示されます。
その状態のまま「アウトプット」を取得していきましょう。

赤枠内の「取得する値を追加」を押すと…

上記のように表示されるので、任意のアウトプットを追加していきます!
ここで追加したアウトプットがTrelloに反映される内容になる
ので、どういった内容を反映させたいのかイメージしながらどんどん追加していきましょう。
追加はプラスマークを押せばOKです!
今回はとりあえず「タスクの詳細」をイメージしたものを、アウトプットとして追加していきますね!
     ↓

追加されたアウトプットにカーソルを合わせると右側にペンマークが表示されます。クリックで項目名を変更できるようになるので、任意の内容に変更してください。
テストで取得した値に連動する項目名に変更した方が後ほどとても楽です。
つまり今回の画像の項目名は「タスクの詳細」にするのがおすすめです。

アウトプットの項目名を入力したらTrelloの設定は終了です!続けてkintoneの設定に行きましょう

kintoneの設定

kintoneのアイコンの「レコードを追加する」をクリック!
Trelloと連携するアプリIDを入力しましょう。検索ボックス内をクリックすると一覧表示されるので任意のアプリをチョイスします。
    ↓

次へを押すと、上記の画像のようにkintoneで作成したアプリの項目が反映されています!
これらの項目に先ほど取得したアウトプットをどんどん追加していきましょう。

タスク名は「追加されたカード名」を選択してみました。一番上の詳細は、「タスクの詳細」に値します。
赤枠の部分をクリックするとアウトプットが一覧表示されるので、画像のように、kintoneのアプリ項目に等しいものを選択しましょう。
     ↓
すべて選択し終えたらテストを押します。青く「テスト成功」と表示されたらkintoneをのぞいてみましょう。
Trelloのタスクがしっかり追加されています!

これにてフローボットの作成は終了です。お疲れ様でした!

まとめ

個々のタスク管理が上手くいくようになれば業績アップにもつながるでしょう。
また、データの蓄積をすることによりフィードバックがしやすくなる上、チーム内での共有もできるため、個別行動が必須の職種であっても同じ目標に向かって仕事を進めていくことが可能になりますよね!

しかし、今回ご紹介した実用例は一部にすぎません!
kintoneはいくらでも応用の利くツールなので、企業やチームがこなさなければならないタスクにそったアプリを作成すれば、どんな職種でも実用可能なフローになっています。

Yoomではこの他にも様々なフローを自動化できるテンプレートがたくさん用意されています。ぜひ1度ご覧くださいませ!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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