TrelloとDiscordの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-14

【ノーコードで実現】TrelloのデータをDiscordに自動的に連携する方法

s.kumagai

「Trelloで新しいタスクカードを作成するたびに、チームのDiscordに手動でコピペして通知している…」
「カードを作成した際に関連メンバーへの連絡が漏れてしまい、情報共有に齟齬が生まれてしまう…」

このように、日々の業務でTrelloとDiscordを併用する中で、手作業による情報連携の非効率さや、ヒューマンエラーによる伝達ミスに課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Trelloでのカード作成といったアクションをきっかけに、必要な情報を自動でDiscordの指定チャンネルへ通知する仕組み</span>があれば、これらの煩わしい作業から解放されますよね。

そして、チーム内の情報共有をリアルタイムかつ正確に行うことができ、あなたはより創造的で重要な業務に集中するための貴重な時間を確保できます。

今回ご紹介する方法は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるので、ぜひこの機会に導入し、日々のタスク管理とコミュニケーションをさらにスムーズにしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">TrelloとDiscordを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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TrelloとDiscordを連携してできること

TrelloとDiscordのAPIを連携させることで、Trelloのタスク管理とDiscordのコミュニケーションをシームレスに繋ぎ、これまで手作業で行っていた通知業務を自動化できます。
この連携により、タスクの進捗状況がリアルタイムでチームに共有され、確認漏れや伝達ミスを防ぎ、プロジェクト進行の円滑化に繋がります。
ここでは具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Trelloでカードが作成されたら、Discordに通知する

Trelloで新しいタスクカードが作成されるたびに、その内容を手動でコピーしてDiscordに投稿する作業は、単純ながらも時間のかかる作業であり、通知忘れのリスクも伴います。

この連携を使えば、<span class="mark-yellow">Trelloに新しいカードが追加されたら、カード名などの情報をDiscordの指定チャンネルへ自動で通知できます。</span>

手作業による通知の手間をなくし、チームメンバーへ迅速にタスク情報を共有したいときにおすすめのテンプレートです。

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Trelloで特定条件のカードが作成されたら、Discordに通知する

Trelloの全てのカード作成通知が飛んでくると、かえって情報過多になり、重要な通知が埋もれてしまうことがありますよね。

このテンプレートでは、例えば「緊急」というキーワードが含まれるタイトルのカードなど、<span class="mark-yellow">あらかじめ設定した条件に一致するカードが作成された場合のみDiscordに通知します。</span>

そのため、本当に重要なカード情報だけを優先的にチームへ通知したいときに便利な連携です。

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TrelloとDiscordの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にTrelloとDiscordを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでTrelloとDiscordの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Trelloでカードが作成されたら、Discordに通知する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • TrelloとDiscordをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Trelloのトリガー設定およびDiscordのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:TrelloとDiscordをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

1.Trelloのマイアプリ連携

「マイアプリ」をクリックし、画面右側の「新規接続」を選択しましょう。

検索窓にTrelloを入力し、表示されたアイコンをクリックします。

連携のため必須事項を入力し、「追加」をクリックしましょう。

※詳しいマイアプリ登録方法はこちらをご確認ください。

マイアプリにTrelloが表示されていれば、マイアプリ登録は完了です。

2.Discordのマイアプリ連携

Trelloのときと同様に、画面右側の「新規接続」をクリックします。
検索窓が表示されるので、Discordと入力し候補に表示されるアイコンをクリックしましょう。

Discordをクリックすると以下の画面になります。
内容に沿って必要情報を入力し、「追加」をクリックしましょう。

※Discordの詳しい設定についてはこちらを確認してください。
Discord Developer Portal

連携が完了すると、YoomのマイアプリにDiscordが表示されます。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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以下の画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:トリガーとなるTrelloの設定

Trelloにカードが作成されたことを自動化のトリガーにするための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するTrelloのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。
テンプレートを使うことで、その他の項目は設定されています。

ユーザー名をTrelloで確認し入力しましょう。

ボードIDは以下のように表示される候補から選択します。
入力ができたら「次へ」をクリックしてください。

アプリトリガーのAPI接続設定の画面が表示されるので、Trelloでカードを作成してから、「テスト」をクリックしましょう。

テストが成功したら、以下のように「取得した値」にTrelloで作成したカードの情報が表示されるかを確認します。
この後の設定で、取得した値を入力に使用することができます。

※取得した値に関して、詳しくはこちらをご確認ください。

テスト成功後、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:Discordへメッセージを送信する

Trelloにカードが作成されたことをDiscordに通知するための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するDiscordのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

チャンネルIDを入力します。

続いてメッセージ内容を入力しましょう。
固定値は、直接入力してください。
今回は、以下のように取得した値からTrelloの「追加されたカード名」を選択し、作成されたカードが分かりやすいよう設定しました。

※取得した値を利用することで、フローボットが起動するたびに変わるカード情報をメッセージに反映できます。

「テスト」をクリックし、実際にメッセージが送信できているか確認しましょう。
確認ができたら「保存する」をクリックします。

ステップ5:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

設定お疲れ様でした!

DiscordのデータをTrelloに連携したい場合

今回はTrelloからDiscordへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にDiscordからTrelloへのデータ連携もできます。
実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
チャットでの依頼をタスク化することで、対応漏れを防ぎ、スムーズな業務進行に繋がります。

Discordでタスク情報が投稿されたらTrelloへカードを追加する

Discordに投稿されたタスク依頼を、手動でTrelloに転記する作業は手間がかかり、依頼の見落としや転記ミスにも繋がります。

この連携により、<span class="mark-yellow">Discordの特定のチャンネルにメッセージが投稿されたら、その内容をTrelloのカードとして自動で作成できます。</span>

依頼のスムーズなタスク化と、対応漏れの防止を実現したいときに利用してみてくださいね。

[[145804]]

Discordに投稿された特定条件のメッセージ内容をもとに、Trelloにカードを作成する

特定のキーワードを含むメッセージや、特定のメンバーからの投稿だけをタスクとして管理したい場合、このテンプレートが便利です。

例えば「#依頼」という文字を含む投稿のみをTrelloにカードとして登録することで、<span class="mark-yellow">雑談とタスク依頼を明確に区別し、対応すべきタスクだけを効率的にTrelloに集約できます。</span>

チャットでの依頼をタスク化する際の精度を向上させたいときに使ってみてください!

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TrelloやDiscordを使ったその他の自動化例

TrelloやDiscordのAPIを使用することで、さまざまな業務を自動化することができます。
ここでは、複数のテンプレートをご紹介するので、気になるものがあればぜひ試してみてくださいね!

Trelloを使った便利な自動化例

他のプロジェクト管理ツールと連携することで、Trelloへのタスクの転記作業を自動化できます。
これにより、タスクの登録漏れや転記ミスといった人為的ミスを防げるため、業務の精度向上を図りたいときにおすすめです。

[[160898,118560,149556,92259,259525]]

Discordを使った便利な自動化例

GeminiなどのAIアプリと連携することで、お問い合わせ内容がチャンネルに投稿されたら回答を作成して返信する業務を自動化できます。
手作業での回答作成やメッセージ送信を省けるため、24時間体制でのお問い合わせ対応が可能になります。

[[147039,172132,88245,104803,160032]]

まとめ

TrelloとDiscordの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたTrelloでのカード作成をDiscordへ通知する作業や、Discordでの依頼をTrelloへ転記する手間を削減し、ヒューマンエラーを防止できます。</span>

これにより、チーム内の情報共有がスムーズで正確になり、タスクの対応漏れや認識の齟齬を防ぐことに繋がります。
また、プロジェクト全体の生産性を高めることにも繋がり、担当者は本来注力すべきコア業務に集中できる環境も整うはずです。

今回ご紹介したような業務の自動化は、ノーコードツールの「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に実現できます。
もしTrelloとDiscordの連携をはじめとする自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化の世界を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Discordへの通知でメンションは利用できますか?

A:はい、可能です。
ユーザーをメンションするには、「@USER_ID」などの形式で設定してください。
全員をメンションする場合、「@everyone」 を使用します。

Q:連携が失敗した場合、通知はどうなりますか?

A:自動化フローでエラーが発生した場合、フローボット内でエラーとして記録され、登録したメールアドレスなどに自動通知されます。
なお、自動での再実行(リトライ)は行われないため、エラー発生時は手動で再実行が必要です。
認証切れなどが原因の場合は、マイアプリから「削除→再接続」で復旧可能です。
詳しくは、こちらのヘルプページをご参照ください。

Q:Trello公式の連携機能(Power-Up)との違いは何ですか?

A:例えばミニプラン以上で使えるYoomの機能の「分岐」を使用することで、特定のキーワードが含まれたカードに限り通知するなど、今回ご紹介した内容よりも複雑な連携を行うことが可能になります。
業務にあわせた柔軟な自動化フローを構築できる点がPower-Upと異なる点です。
分岐機能についてはこちらをご確認ください。

この記事を書いた人
s.kumagai
Webマーケティング会社で3年ほどカスタマーサポートとして働いておりました。顧客情報や社内のデータ管理に時間を費やし、頭を抱えていたところYoomと出会いました。プログラミングの知識がなくても簡単に使えるYoomにもっと早く出会えていれば…と日々強く感じております。同じように業務の効率化に悩みを持つ方の助けになれば幸いです!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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