TrelloとSlackの連携フローの作り方
では実際に、TrelloとSlackの連携設定を行っていきましょう!
みなさんはチームプロジェクト管理をどのように行なっていますか?
クラウド上で様々なことが共有できるようになりましたが、まだまだ情報の共有不足や見逃し、重複してしまう…なんてこともあるのではないでしょうか。
今回はタスク管理に特化したTrelloとメッセージングツールのSlackを連携させて、プロジェクト管理を効率化し、より円滑なコミュニケーションが図れるようにしていきたいと思います!
では、TrelloとSlackが連携することでプラスになることってなんでしょう?
まず、プロジェクトの進捗状況やタスクのステータスを一元管理できます!
今まで、二つのアプリを使用して共有していたことがまとめて管理できるので、情報の重複やズレなどを防ぐことができます。
また、タスク管理の効率化も図れます。
Slackのチャットでタスクの追加や更新を行うと、それが自動的にTrelloに反映されるので、二重入力の手間を省くことができるんです。
さらにチームコミュニケーションの強化にもつながります。
例えば、Trelloの更新情報がSlackのチャンネルに自動で投稿されることで、重要な情報を見逃さずに済みます。
所属しているプロジェクトの進捗状況をリアルタイムで共有し、必要なフィードバックをすぐに得ることができるので、プロジェクトの作業効率も向上します!
では実際に自動化できる業務はどのようなものがあるのでしょうか。
まずは、タスクの自動通知です。
Trelloでタスクが更新された際に、自動でSlackに通知が送信される設定ができるので、チーム全員が最新のタスク状況を把握できます。
新しいタスクが作成されたときにすぐにSlackで通知されるので、作業の抜けや漏れがなくなります。
他にはプロジェクトの進捗状況報告も自動化することができます。
例えば、毎週の進捗報告を自動でSlackに投稿し、チーム全体で確認することができるので、今まで手動で報告を行っていた報告作業をしなくてもよいわけです。
報告し忘れた!というミスも防げますよね。
また、ファイル共有の自動化も可能です。
例えば、プロジェクトのドキュメントをTrelloにアップロードすると、同時にSlackにも共有されるように設定すれば、重要なファイルが見落とされることなく、チーム全員がアクセスできるようになります。
では実際に、TrelloとSlackの連携設定を行っていきましょう!
今回はYoomを使って連携を行っていきます。
Yoomは視覚的にもわかりやすいツールなので、専門的な知識がなくても連携設定が行えますよ。
Yoomのアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを取得してくださいね。
すぐに始められます!
なお、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参考にしてください。
Yoomのアカウントにログインできたら、
1.「マイアプリ登録」をクリックし、「新規作成」を選択してください。
2.登録したいアプリ(今回はTrelloとSlack)を選択し、使用するアカウントでログインしてください。
Trelloの登録ができたら、もう一度「新規作成」をクリックして、Slackの登録をするというような流れです。
Trelloのアプリ登録にはアクセストークンを生成する必要があります。詳しい登録方法はこちらを参考にしてください。
Trelloのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
※APIキーとアクセストークンはTrelloを利用したオペレーションを設定する際にも必要になるため、大切に保管しておいてください。
3.登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
TrelloとSlackのアイコンが登録されたか確認をしてください。
それではここから、2つのアプリの連携設定を行いましょう!
【Trelloでカードが作成されたら、Slackに通知する】というフローを作成していきます。
1.「マイプロジェクト」から「新規作成」をクリック、「はじめからの作成」を選択します。
2.表題はわかりやすくフローの内容を入力して、「特定のアプリイベントが発生したとき」を選択し、Trelloを選択します。
3.トリガーアクションは「カードが新たに作成されたら(Webhook)」を選択し、「次へ」をクリックします。
4.すべて入力します。
APIキーはhttps://trello.com/1/appKey/generate から取得したAPIキーを入力してください。
APIトークンはhttps://trello.com/1/appKey/generate から手動でトークンを生成し、入力してください。
ユーザー名はTrelloのプロフィールに表示される『user』から始まる12桁の英数字を設定してください。
ボードIDは表示される候補から選択してください。
5.「テスト」をクリック、テストが成功したら、「次へ」をクリックします。
6.アプリトリガーのAPI接続設定では、アクションで選択した「カードが新たに作成されたら(Webhook)」が実際に起動するか試したいので、Trelloにカードを追加し、テストしてみます。テストが成功したら、「保存」します。
7.Trelloの連携で保存したフローの「+」をクリックし、オペレーションタイプの選択から「アプリと連携する」を選択、Slackをクリックします。
8.アクションを「チャンネルにメッセージを送る」に選択し、「次へ」をクリックします。
9.チャンネルIDは候補から選択します。
メッセージはTrelloから取得した情報も活用できるので、本文にその情報(アウトプット)を引用できます。
「テスト」をクリック、テストが成功したら、「保存」します。
これで【Trelloでカードが作成されたら、Slackに通知する】というフローの完成です。
10.最後にトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。
また、今回使ったYoomは、他のアプリとも連携することができます。
メッセージングツールを日常的に使用していなくてもTrelloとOutlookを連携すれば、メールにて通知を受け取ることができます。
例えば、Trelloに新しいカードが追加されたら、Outlookにメールを送信するというフローを作成すればOK!
新しく作成されたカードが自動的にOutlookに送信されるので、情報管理の抜けや漏れをなくすことができますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
TrelloとSlackの連携により、データの一元化やタスクの通知、進捗報告などのさまざまな業務を自動化することで、プロジェクト管理を効率化させ、チームでより円滑なコミュニケーションが図れるように改善できました!
Yoomは連携できるアプリがたくさんあるので、さまざまなアプリと連携することで、手間のかかっていた日常業務がどんどん効率化できます。
まずはTrelloとSlackから、そしていろんなアプリとの連携をみなさんもぜひ、試してみてください!