2024/11/13
アプリ同士の連携方法

Jira SoftwareとDiscordを連携して、Jira Softwareに課題が追加されたらDiscordに自動通知する方法

a.ohta
Jira SoftwareとDiscordの連携イメージ

目次

<span class="mark-yellow">Jira SoftwareをDiscordと連携して、タスクを素早く把握できるようにしてみませんか?</span>
チームで活動する上で、タスクの管理や割り振りはとても大切ですよね。業務をスピーディー且つスムーズに進めていくためにも、Jira Softwareのようなタスク管理ツールは欠かせないと言えます。
そこで今回はJira SoftwareとDiscordを連携して、タスク管理のフローに自動化を導入してみましょう!
チームの連携強化も期待できます。ぜひご覧ください!

こんな方におすすめ

・Jira SoftwareとDiscordの両ツールを使用しているチーム
・Jira Softwareを用いたプロジェクト管理を円滑にしたいリーダー
・Jira Softwareに追加された課題をいち早く把握したい方
・Jira Softwareの課題についてDiscordで連携をとることが多いチーム

Jira SoftwareとDiscordの連携メリットと具体例

メリット1: タスクに取り掛かるスピード短縮

今回の連携により、タスクに取り掛かるまでのスピードが早くなる可能性があるでしょう。
例えば、Jira Softwareに追加された課題に気が付かず、時間を無駄にしてしまったことはありませんか?そこで今回のアプリ連携を導入すれば、Jira Softwareに課題が追加されるとDiscordへ自動的に通知がされるようになるため、新しい課題に気づきやすくなるはずです。
Jira Softwareで管理しているプロジェクトをスムーズに運ぶためにも、有益な自動化ではないでしょうか。

メリット2: コミュニケーションの活発化

課題が追加されるとDiscordに通知が届くようになるため、Jira Softwareを確認しなくても作業にとりかかれるようになります。異なるツールを移動する手間が省け、時間短縮になる可能性があるでしょう。
また、Discordに届いたメッセージにスレッドを作成することで、追加された課題について詳細なやり取りを行うことも可能です。
例えば、課題の詳細に記載されているメンバーがスレッドで確認をし合ったり、タスクに行き詰った時にスレッドを作成し、メンションを飛ばすことで相談が可能になったりなど、コミュニケーションが活発になることが期待できます。

メリット3: 通知業務の簡素化

今回の連携を取り入れることで、このようなツール間の移動や通知業務が削減できる可能性があるでしょう。
例えば、本来であればJira Softwareに課題を追加した後、その旨をDiscordに打ち込んでメンバーに知らせる必要があります。さらにメンバーはタスクの内容を把握するためにJira Softwareへ移動し、課題をチェックしなければなりません。
そこで今回のアプリ連携をすれば通知業務が容易に行えるため、情報共有もスムーズになり、効率的なタスク管理が行えるようになるはずです。

では、ここからYoomを使用して、アプリ同士を連携するフローを紹介していきます。
まずはじめに、Yoomの登録を行いましょう。
Yoomは2週間のトライアルが可能です。実際に操作をして使用感を確かめることができます。

[Yoomとは]

今回は「Jira Softwareで課題が作成されたらDiscordに通知する」という自動化を、下記のテンプレートを用いて行います。

Jira SoftwareとDiscordの連携フローの作り方

今回の連携フローは大きく分けて以下のプロセスの通りです。

・Jira SoftwareとDiscordをマイアプリ連携
・Jira Softwareの起動設定
・Discordにメッセージを送信する設定
・トリガーボタンをONにして、Jira SoftwareとDiscordの連携動作を確認

ステップ1:Jira SoftwareとDiscordをマイアプリ連携

Yoomの登録完了後、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

次に、右上の新規接続ボタンをクリックします。

Jira SoftwareとYoomの連携

1.検索する

Jira Softwareを検索し、Jira Softwarのアイコンをクリックします。

2.アカウント名の設定とアクセストークンの取得

必須項目を設定していきます。

詳しくは赤枠内のJira Sofrwareのマイアプリ登録方法をご確認ください。

3.追加をクリック

2つの必須項目が設定できたら、右下の追加ボタンを押しましょう。
上記の表示がされれば連携完了となります。

DiscordとYoomの連携

1.検索する

Discordを検索し、Discordのアイコンを選択します。

2.必須項目の入力

Discord Developer PortalからBotトークンを取得し、アクセストークンに入力します。
詳しくはDiscordのマイアプリ連携についてのページをご確認ください。

3.追加をクリック

2つの必須項目が設定できたら、右下の追加ボタンを押しましょう。
上記の表示がされれば連携完了となります。

ステップ2:テンプレートのコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーしてください。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う

※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、上記の表示がされます。

画像のようなページに移行するので、詳細な設定を行っていきましょう。

ステップ3:Jira Softwareの起動設定

1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】Jira Softwareで課題が作成されたらDiscordに通知する」をクリックします。

3.アプリトリガーを選択

Jira Softwareのアイコンの「課題が作成されたら」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

4.トリガーの起動間隔の設定

画像のページに移行します。必須項目の入力を行いましょう。
まずはトリガーの起動間隔の設定です。

画像のように、プルダウンから起動間隔を設定できます。

トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

5.サブドメインの設定

次はサブドメインを入力します。

赤枠の補足に沿って入力しましょう。

6.プロジェクトキーの設定

プロジェクトキーを設定します。

ボックスをクリックすることで作成済みのプロジェクトが一覧表示されます。
この中からDiscordに通知したいプロジェクトを選択して入力しましょう。

7.テストの実行

設定が完了したらテストボタンを押します。

青く「テスト成功」と表示がされると設定完了です。保存を押してください。

ステップ4:Discordへ通知する設定

1.アプリと連携する

Discordのアイコンの「メッセージを送信」を選択してください。次へを押します。

2.チャンネルIDの入力

Jira Softwareの課題データを送信したいDiscordのチャンネルを設定します。
ボックス下部の捕捉のとおりに入力しましょう。

3.メッセージの確認


次にDiscordへ通知したいメッセージの内容を設定します。ボックスをクリックしましょう。


赤枠の項目を選択します。


先ほどテスト送信したJira Softwareのデータが一覧表示されます。
Discordへ通知したいデータをクリックで挿入しましょう。

データが挿入できると画像のようになります。


他にも挿入したいデータがある場合は、追加していきましょう。

4.レイアウトを整える

順番を並び替えたり記号を用いて、好みのレイアウトに整えましょう。
こうすることで、Discordへ送信されたメッセージが読みやすくなります。

5.テストの実行

メッセージの設定ができたら、下部にあるテストボタンを押してください。
青くテスト成功と表示がされれば設定は完了となります。保存を押しましょう。

6.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。

今回使用したフローボットテンプレート
Jira Softwareで課題が作成されたらDiscordに通知する

Jira Softwareを使ったその他の自動化例

他にJira Softwareを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Jira Softwareで課題が登録されたら、Microsoft Teamsに通知する

課題の追加をMicrosoft Teamsに通知することも可能です。使い慣れたコミュニケーションと連携しましょう。

2.Jira Softwareで課題が作成されたらBacklogに課題を追加する

Backlogと連携するのはいかがでしょうか。メインの開発はJira Softwareで行い、それに伴うバグ処理の管理をBacklogで行う場合におすすめです。

3.Jira Softwareで課題が作成されたら、Notionにデータを追加する

課題を別ツールに保管して詳細なデータを付け加えているのであれば、Notionとの連携はいかがでしょうか。

まとめ

Jira SoftwareとDiscordを活用した自動化により、チームコミュニケーションが強化されるかもしれません。加えて、Jira Softwareに追加された課題を把握するスピードが上がり、タスクに取り掛かるまでのスピードが早くなる可能性があります。
チームプロジェクトを円滑に進められるはずです。ぜひこの機会に、Yoomで自動化を導入してみませんか?

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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