2024/12/11
アプリ同士の連携方法

ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計を連携して、ジョブカン経費精算・ワークフローで申請された取引先をfreee会計に登録する方法

m.i
ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計連携イメージ

目次

ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計を連携することで、経理業務の効率化と正確性向上が期待できます。
本記事では、ジョブカン経費精算・ワークフローで申請された取引先をfreee会計に登録する方法を解説します。
自動化することで、取引先の登録件数が増えても対応できるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ

・ジョブカン経費精算を使用している企業の経理担当者
・freee会計を利用している企業で、経費精算を自動化したい方
・システム間のデータ連携に課題を感じている経理部門担当者
・業務効率化を目指してAPI連携を導入したいIT担当者
・経理業務の手間を削減し、データ精度を向上させたい経営者

ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計の連携メリットと具体例

メリット1: 手動入力の削減

ジョブカン経費精算・ワークフローで申請された取引先情報が自動的にfreee会計に登録されることで、経理担当者が手動で情報を入力する必要がなくなり、業務効率が向上するでしょう。
例えば、従業員が取引先登録を申請した場合、そのデータがジョブカン経費精算・ワークフローからfreee会計に自動で登録されるため、経理部門で再度入力作業を行う手間が省けます。
この自動化により、経理担当者は申請内容を確認するだけで済み、時間と労力を大幅に削減できることが見込めます。

メリット2: データの正確性向上

ジョブカン経費精算・ワークフローで入力された取引先情報が、freee会計に自動で登録されるので、データの正確性が向上するでしょう。
例えば、取引先登録を申請した時に、その情報がそのままfreee会計に転記されます。
手動で入力作業を行う際には、件数が多いほど誤入力やタイプミスが発生しやすいです。
しかし自動化することで、そのリスクを減らすことができます。
結果として、その後の会計処理などがスムーズに進むことが見込めます。

メリット3: 取引先データのタイムリーな登録

ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計を連携させることで、取引先データのタイムリーな登録が実現します。
通常、取引先情報は経費申請や支払い処理の際に手動で登録されるので、重複登録のリスクが発生することがあります。
しかし、両システムを連携することで、ジョブカン経費精算で申請された取引先データがタイムリーにfreee会計に登録されるため、経理部門は最新の情報を常に基に処理を進めることができます。
例えば、社員がジョブカン経費精算・ワークフローで取引先登録を申請すると自動でfreee会計の取引先も作成されます。
これにより、経理部門は手動で取引先情報を登録することなく、申請されたデータをすぐに会計ソフトに反映させることができます。
結果として、最新の情報に基づく会計処理が可能となるでしょう。

それではここからノーコードツールYoomを使って、ジョブカン経費精算・ワークフローで申請された取引先をfreee会計に登録する方法をご説明します。

[Yoomとは]

ジョブカン経費精算・ワークフローで申請された取引先をfreee会計に登録する方法

ジョブカン経費精算・ワークフローに新しく申請が登録されたことをジョブカン経費精算・ワークフローのAPIを利用して受け取り、
freee会計の提供するAPIを用いて、freee会計に取引先を作成することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は、以下のプロセスです。
一緒に設定していきましょう!

  • ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計をマイアプリ連携する。
  • テンプレートをコピーする。
  • フロー起点のジョブカン経費精算・ワークフローのトリガー設定と、その後のfreee会計のオペレーション設定を行う。
  • トリガーボタンをONにして、ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計の連携フローの動作確認をする。

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まず、ご利用中のジョブカン経費精算・ワークフローとYoomを連携していきます。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。

ジョブカン経費精算・ワークフローと検索してください。
こちらを参考に、必須項目の設定をお願いします。

続いてfreee会計と連携します。
先ほどと同じく、freee会計を検索してください。
こちらもメールアドレスとパスワードでログインしましょう。

ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計がマイアプリに連携されていればOKです。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。

Yoomをお使いの方はログインして、初めての方は会員登録をお願いします。
そのまま進むと、ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされています。
テンプレート名は、必要に応じて変更してください。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが表示されます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択しましょう。

それでは、アプリトリガーを設定していきます。
特定のフォームIDの申請が承認されたら」を選択します。
アカウント情報を確認し、次に進みます。

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。
    ※プランによって起動間隔の選択内容が変わります。

テストし、アウトプットが取得できたら保存します。

続いて「申請の詳細情報を取得(汎用フォーム)」をクリックします。
こちらも連携アカウントの確認をお願いします。
次に進み、画像のように申請IDをアウトプットから選択します。

こちらもテストし、申請の詳細がアウトプットが取得できたら保存します。

アウトプットはデフォルトだと「項目1」と取得されます。

ジョブカン経費精算・ワークフローの項目と同一にしたい場合、該当箇所にカーソルを合わせるとペンマークが出ます。

編集画面になるので、項目1というテキストを削除します。

項目名を「発注先名」と変更して保存します。

その他の項目も同様に変更可能です。

続いて「取引先の作成」をクリックします。
こちらも連携アカウントの確認をお願いします。
次に進み、必須項目の設定をお願いします。

その他の項目は任意なので、必要に応じて設定しましょう。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、簡単に進めることができました。

今回使用したフローボットはこちら↓

ジョブカン経費精算・ワークフロー・freee会計を使ったその他の自動化例

その他にも、Yoomにはジョブカン経費精算・ワークフロー・freee会計を使ったテンプレートがあるので、いくつかご紹介します!

1.ジョブカン経費精算・ワークフローで経費が申請されたらfreee会計に取引を登録するフローです。

経費申請の後、手動で会計データを登録していると金額ミスや登録漏れが発生するリスクがあります。
このフローを利用すれば、経費精算のデータを用いてfreee会計に登録してくれるので、先述のミスを防げます。

2.ジョブカン経費精算・ワークフローで申請が承認されたらfreee人事労務に従業員を登録するフローです。

入社申請が完了しても、業務に使うツールのユーザー登録が必要ですよね。
この自動化を利用すれば、入社申請の内容を用いてfreee人事労務に登録できるため、勤務初日に登録が間に合わず人事処理ができないということが防げます。

3.ジョブカン経費精算・ワークフローで申請が承認されたらMicrosoft Teamsに通知するフローです。

申請が承認されるたび、手動で通知していた方におすすめのフローです。
自動で通知されるので、連絡漏れが防げます。

まとめ

今回は「ジョブカン経費精算・ワークフローで特定のトークルームに投稿された内容をGoogleドキュメントに追加する」フローボットを紹介しました。
ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計の連携は、経理業務の効率化と正確性向上に貢献するでしょう。
また、手動入力の削減により、経理担当者の負担を軽減し、企業全体の生産性を向上させることが期待できます。
特にYoomを使うことで、ノーコードでの設定が可能なため、専門知識がなくても簡単にアプリ同士の連携ができます。
ぜひ本記事の手順を参考に、ジョブカン経費精算・ワークフローとfreee会計の連携を進めてみてください。

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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