JUST.DBとboardの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/18

JUST.DBとboardを連携して、JUST.DBで発注先が登録されたらboardに追加する方法

s.itoh

「商品データの管理方法を効率化させたい」「社内の発注先管理に手間を感じている」このような悩みはないでしょうか?

企業のDX化が加速する中、業務プロセスの自動化と効率化はますます重要になっています。特に商品データの管理において、発注先情報の手動での入力は時間と労力を要し、ミスの原因にもなり得ます。そこで本記事では、JUST.DBで発注先が登録されたら自動的にboardに追加する方法をご紹介します。この自動化によって、作業効率の向上や人的エラーの防止、データベースの精度向上といったメリットが見込めます。

ノーコードで簡単に設定できる手順を詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

こんな方におすすめ

  • JUST.DBとboardを利用しており、発注先管理の自動化を検討している購買・経理担当者
  • 手作業での発注先登録や情報転記のミスを減らし、業務効率を向上させたい管理部門の担当者
  • 発注先情報をリアルタイムで共有し、支払い処理や業務進行の遅延を防ぎたい経営企画担当者
  • データの一元管理を進め、発注先の重複登録や情報漏れを防止したい企業のバックオフィス担当者
  • APIを活用してJUST.DBとboardの連携を自動化し、業務フローを最適化したい情報システム担当者

それではここからノーコードツールYoomを使って、JUST.DBで発注先が登録されたらboardに追加する方法をご説明します。

[Yoomとは]

JUST.DBとboardを連携して、JUST.DBで発注先が登録されたらboardに追加する方法

JUST.DBでの発注先情報の登録時にJUST.DBのAPIを経由してその情報を受け取り、boardのAPIを用いてboardにデータ追加することで実現可能です。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで進めていきます

  • JUST.DBとboardのマイアプリ登録
  • テンプレートのコピー
  • トリガーの設定およびJUST.DB、boardのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローの起動準備を完了させる

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:JUST.DBとboardをマイアプリ連携

JUST.DBとboardをYoomに接続するため、マイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズにできます。

まず、JUST.DBのマイアプリ登録をしましょう。
はじめに、Yoomの画面左にあるマイアプリメニューにアクセスし、画面右の「新規接続」ボタンをクリックします。

検索窓に「JUST.DB」と入力すると、そのアイコンが出てくるのでクリックします。

下記画面でJUST.DBにログインすると、マイアプリにJUST.DBが追加されます。

JUST.DBの画面で、「右上のアカウント名 > 運用管理画面 > API連携設定 > API keyの追加」の順にクリックしてください。
任意のタイトル、有効、 対象テーブル、実行権限を入力し、「保存」をクリックてください。

表示されたAPI-keyをコピーし、下記画面の「アクセストークン」に入力しましょう。
「アカウント名」はJUST.DBでつけたタイトル等を入力してください。

※対象テーブルは最大5つまでしか指定できませんので、5つ以上テーブルを操作したい場合、JUST.DB側で必要な分のAPI-keyの追加を行ない、Yoom側でそれぞれアカウント連携実施してください。操作するテーブルに応じて連携するアカウントをお選びいただくようお願いいたします。

これで登録は完了です。同様に、boardも登録してみましょう。

先ほどのYoomの画面で「新規接続」ボタンをクリックします。
検索窓に「board」と入力すると、そのアイコンが出てくるのでクリックします。

下記の画面でログインをすれば、boardのアプリ登録も完了です。
詳しい登録方法は、下記画面の赤枠部分かこちらをクリックしてご確認ください。

ステップ2:テンプレートのコピー

マイアプリが登録できたら、次にテンプレートをコピーします。
下記の「JUST.DBで発注先が登録されたらboardに追加する」と書かれているバーの右側に表示されている「試してみる」をクリックします。

クリックすると、テンプレートのコピーが完了します。
もしこれができない場合、Yoomのログインができていないかもしれません。

Yoomをまだ利用したことがない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ3:トリガーの設定

次に、トリガーの設定を行います。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしてください。

ここで表示される画面では、特に操作は不要です。
記載内容を確認して、「次へ」のボタンをクリックしましょう。

次に、下記画面の操作を行います。

はじめに下記画面の赤枠部分をクリックし、JUST.DB側の管理画面で設定を行いましょう。
次に、Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行し、画面下の「テスト」ボタンをクリックしてください。

Webhookの設定方法の詳細はこちらの記事をご確認ください。

「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

ステップ4:JUST.DBのレコード取得設定

次に、JUST.DBのレコード取得設定を行います。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしてください。

ここで表示される画面では、特に操作は不要です。
記載内容を確認して、次に進みましょう。

次に、「データベースの連携」を設定します。
「ドメイン」は、下記画面の赤枠部分のようにJUST.DBの画面から、https://●●●●●/sites/homeの「●●●●●」の部分を入力してください。

残りの項目も入力していきましょう。

下記画面の赤枠部分で示すような形で、JUST.DBの画面で「右上のアカウント名 > データ管理画面 > 定義情報 > データテーブル情報」と進んでダウンロードすることで、各項目の確認やデータの取得が可能です。

入力完了後、「次へ」をクリックして次に進みましょう。

次の画面では、「取得したいレコードの条件」を設定します。
下記画面のように、欄をクリックして表示されるメニューにある、前のステップで取得した情報の中から該当するものを選んで入力しましょう。

下記画面では、レコードIDが一致するという条件で設定しました。

最後に青いボタンの「テスト」をクリックし、「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

ステップ5:boardの設定

次に、boardの設定を行います。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしてください。

ここで表示される画面では、特に操作は不要です。
記載内容を確認して、「次へ」のボタンをクリックしましょう。

次に、boardに追加する情報を入力していきます。
「APIキー」
は、https://the-board.jp/api_settings で取得したAPIキーを設定してください。

その他の項目は、下記画面のように欄をクリックして表示される選択メニューの中から、該当するものを各項目選んで入力していきましょう。

最後に青いボタンの「テスト」をクリックし、「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

ステップ6:JUST.DBのレコード更新設定

最後に、JUST.DBのレコード更新設定を行います。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしましょう。

下記画面では、特に操作は不要です。
内容を確認して次に進みます。

また、次の「データベースの連携」に関しては先ほどの操作と同じように入力していきましょう。
入力完了後、「次へ」をクリックして次に進みます。

次に、「更新したいレコードの条件」を入力していきます。
こちらも、先ほどと同様に更新したいレコードの項目を指定する条件を設定します。

次に、「更新後のレコードの値」を入力します。

項目欄をクリックして表示される、ここまでのステップで取得した情報の中から該当するものをクリックして記載しましょう。
下記の画面では、1つ前のboardの設定で取得した「発注先ID」のデータをJUST.DBに反映させる設定としました。

次に青いボタンの「テスト」をクリックし、「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

最後に下記画面で「トリガーをON」をクリックします。
以上ですべてのステップは完了です。

その他のJUST.DBやboardを使った自動化の例

他にもJUST.DBやboardを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1. JUST.DBでレコードが更新されたらboardに顧客情報を追加するテンプレート

このテンプレートを使用することで、JUST.DBのレコードが更新された際、boardに自動的に顧客情報を登録できます。JUST.DBのレコード更新からboardの顧客登録までの処理が自動で行われるため、営業活動や顧客対応をより正確に進められます。また、手動転記が不要になることで入力ミスや登録漏れを防ぐことができ、データの精度が向上するでしょう。

2. JUST.DBでステータスが更新されたらboardの案件ステータスも更新するテンプレート

このフローを活用することで、JUST.DBでステータスの更新が行われたら自動でboardにも反映することができ、手作業を省くことができます。手作業で懸念されていた人的ミスの発生を未然に防ぐことで、二つのアプリ間で共有される情報の正確性を保つことができます。また自動化によって、これまで更新にかかっていた時間を他の業務に使用することができ、業務進行をより円滑にできるでしょう。

3. Google スプレッドシートに行が追加されたら、boardに顧客を登録するテンプレート

このテンプレートは、Google スプレッドシートで顧客情報が追加されると自動でboardに追加することができます。boardでの顧客情報を自動で管理できるようになるため、業務の効率化を図ることができます。また、部門間で利用ツールが異なる場合でも情報連携を円滑にすることができるため、業務進行をスムーズにすることが可能です。

JUST.DBとboardを連携するメリットと具体例

メリット1:発注先情報の登録作業を自動化し、業務の手間を削減

手動での発注先情報の登録は時間と労力がかかり、作業効率が落ちてしまいます。こういった作業は、JUST.DBとboardを連携させることで自動化が可能です。例えば、多数の発注先と取引する企業では、毎日のように新規発注先の登録が必要です。この自動化により、経理担当者や購買担当者は手動入力の手間から解放され、他の重要な業務に集中できるようになるでしょう。

メリット2:発注先情報の漏れのない自動共有で業務の遅延防止

多くの発注先情報の管理を手作業で行なっていると、情報の共有漏れや伝達ミスが起き、業務全体のスピードが低下するリスクがあります。こういった危険性は、JUST.DBとboardの連携によって低減が可能です。例えば、購買部門が新しい発注先を登録すると、自動で漏れなく経理部門や関連部署に情報が共有されるでしょう。この自動化によって、発注先情報を漏れなく自動で共有できるようになります。

メリット3:発注先情報の一元管理により、重複登録や漏れを防止

複数のシステムで情報を手動管理していると、データの整合性が取れずに重複登録や情報漏れが発生しがちです。このような課題は、JUST.DBとboardの連携によって解決が期待できます。例えば、バックオフィス担当が手作業で管理していたデータベースが自動で更新されるため、データの信頼性が向上するでしょう。この自動化によって、データベースへの重複登録や登録漏れを防止し、情報管理の精度が上がります

まとめ

以上、JUST.DBで発注先が登録されたらboardに追加する方法をご紹介しました。

企業のDX化が加速する中、業務プロセスの自動化と効率化はますます重要になっています。特に商品データの管理においては、発注先情報の手作業での入力は時間と労力を要し、ミスの原因にもなり得ます。こういった課題は、JUST.DBとboardを連携することで解決が期待できます。この自動化によって、作業効率の向上や業務の遅延防止、情報管理の精度向上といったメリットが見込めます。

ぜひこの機会に、本記事を参考にしてお試しください。

この記事を書いた人
s.itoh
ハウスメーカーとコンサルの2社で働いてきました。 現在はフリーランスのwebライターをしています。 様々な方の役に立てるような、Yoomを使った業務効率化の情報を発信していきます。
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