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業務効率化や情報共有のスピードアップを図るために、さまざまなツールを組み合わせて活用することが重要になっています。データベース管理に優れた「JUST.DB」と、ビジネスチャットツールの代表格である「Slack」を連携させることで、情報の一元管理や素早いチーム内共有が可能になります。本記事では、JUST.DBでレコードが作成された際に、その情報を自動的にSlackに通知する方法を詳しく解説します。技術的な知識がなくても、手順に沿って設定するだけでノーコードでの連携が実現できます。
それではここからノーコードツールYoomを使って、Salesforceに商談が登録されたらGoogleカレンダーに予定を登録する方法をご説明します。
[Yoomとは]
JUST.DBのデータベースにレコードが登録されたことをJUST.DBのAPIを利用して受け取り、
Slackの提供するAPIを用いてSlackの指定のチャンネルにJUST.DBで登録されたレコードデータを通知することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
・JUST.DBとSlackをマイアプリ連携
・テンプレートをコピーする
・起点となるJUST.DBのトリガー設定と後に続くSlackの通知設定
・トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了
Yoomに登録している方はログインし、未登録の方は無料登録後に設定を進めてください。
まず今回使用するJUST.DBとSlackのマイアプリ登録を行います。
先にマイアプリ登録を行うことで、今後の操作がスムーズです。
JUST.DBのマイアプリ連携を行います。
画面左側のマイアプリをクリックし、画面右側の「新規接続」をクリックします。

検索窓にJUST.DBと入力し、表示された候補をクリックしましょう。

以下の画像のような画面が表示されます。
内容に従って入力し「追加」をクリックしましょう。

マイアプリにJUST.DBが表示されていればマイアプリ登録完了です。
続いてSlackのマイアプリ登録を行います。
JUST.DBのマイアプリ連携と同様、画面左側の「マイアプリ」をクリックし、
画面右側の「新規接続」をクリックしましょう。

検索窓にSlackと入力し、候補に表示されるSlackをクリックします。

以下の画像のような画面が表示されるため、赤枠内の「許可する」をクリックしましょう。

マイアプリにSlackが表示されていることが確認できれば、マイアプリ登録は完了です。
自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしましょう。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の赤枠の箇所をクリックし、JUST.DBの設定を行います。

JUST.DBでWebhookの設定を行いましょう。
設定が完了したら「テスト」→「保存する」をクリックします。

続いてSlackの設定を行います。
以下の赤枠の箇所をクリックしましょう。

以下の画像のような画面が表示されます。
Slackの投稿先のチャンネルIDとメッセージを入力しましょう。

入力項目をクリックすると、連携したアプリから取得したアウトプットが表示されます。
アウトプットを使用することで、必要事項を簡単に入力することが可能です。

メッセージもアウトプットを使用し入力ができます。
以下の画像ではSlackでレコードのIDとURLを確認できるよう入力しています。

入力が完了したら「テスト」→「保存する」をクリックします。
最後に以下の画面が表示されるのでトリガーをONにしましょう。フローボットが自動で起動します。

以上で自動化の設定は完了です。今回使用したテンプレートは以下です。
①JUST.DBで従業員情報が登録されたらfreee人事労務にも追加する
このテンプレートを使うと、JUST.DBに登録された情報がfreee人事労務に反映され、従業員が自動追加されます。これまで、手動で従業員を追加していた方は作業負担が軽減されます。余った時間を他の業務に使うことができるため、生産性の向上につながります。
②Outlookで受信したお問い合わせ内容をJUST.DBに登録する
このテンプレートを使うと、受信したお問い合わせ情報を迅速にデータベースに反映できるというメリットがあります。この自動化により、手作業での入力が不要となり、時間と労力を大幅に削減できます。さらに、手動入力によるヒューマンエラーのリスクも低減されるため、より正確なデータ管理が期待できます。
③毎日、今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しSlackに通知する
このテンプレートを活用することで、LINE WORKSから取得したスケジュールを自動でSlackに通知することが可能になります。これにより、毎日の予定確認がスムーズになります。各種タスクやミーティングを一元的に管理でき、漏れや遅れを防ぐことができます。
JUST.DBで新しいレコードが作成されるたびにSlackに通知が届く仕組みにより、チームメンバーはリアルタイムで情報を共有できます。例えば、プロジェクトに新しいタスクが追加された場合、その詳細が即座にSlackで共有されるため、担当者はすぐに対応を開始できます。これにより、無駄な待ち時間を削減し、プロジェクトの進行を加速させることができます。
通知機能を活用することで、業務の進捗状況を全員が把握しやすくなります。例えば、営業部で新規顧客情報がJUST.DBに登録された際に、関連部門へ即時にSlack通知が送られる設定にすると、各部門が必要な対応を素早く取ることができます。これにより、業務プロセスが透明化され、全体の効率性が向上します。
新しいレコード作成時にSlack通知を送信することで、重要な情報が見落とされるリスクを最小限に抑えられます。例えば、カスタマーサポートチームがJUST.DBにユーザーからのフィードバックを記録した場合、それがSlackで即時に共有されれば、迅速な対応が可能になります。これにより、ユーザーの満足度が向上し、信頼関係の構築に寄与します。
JUST.DBとSlackを連携することで、情報共有のスピードアップや業務プロセスの効率化が実現します。ノーコードで設定できるため、専門的な知識がなくても簡単に導入できます。チーム間の連携を強化し、業務の生産性を向上させたいと考えている方は、ぜひ本記事の手順を参考に連携設定を試してみてください。
Yoomでは、さまざまな業務の自動化を目指しているので、ぜひ他のテンプレートもご覧くださいね!