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2025-03-31

KING OF TIMEに情報が登録されたらLINE WORKSに通知する方法

k.hieda
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KING OF TIMEは、勤怠管理や労働時間の正確な記録を簡単に行えるツールとして多くの企業に導入されていますが、ツールを使用する中で「打刻ミスを自動で検知して知らせてくれたらいいのになぁ」と思ったことはありませんか?

Yoomを使ってLINE WORKSと連携することで、KING OF TIMEの打刻ミスを検知し、自動でLINE WORKSに通知されるようになります。
従来はプログラミングの知識が必要でしたが、フローボットテンプレートを使えば、簡単な設定だけで実現可能です。

この記事では、設定方法と具体的なメリットをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツールYoomを使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!


KING OF TIMEで前日の打刻漏れを検知しLINE WORKSに通知するフローです。

こんな方におすすめ

  • 従業員からの打刻ミスに関するクレーム対応や労務トラブルを未然に防ぎたい方
  • 自分の勤怠データが適切に管理されているか知りたい方
  • 打刻漏れを早期に把握し、給与計算業務を効率的に進めたい方
  • KING OF TIMEとLINE WORKSを活用しており、それぞれの連携で業務効率化を図りたい方

KING OF TIMEとLINE WORKSを連携するメリット

1.勤怠データを可視化し労務トラブルを防ぐ

LINE WORKSへの通知で打刻漏れをすぐに確認できるようになり、従業員からのクレーム対応や労務トラブルを未然に防止しやすくなると予想されます。
総務部の労務担当者は、LINE WORKSの通知を確認することで、どの従業員が打刻漏れをしているのかをすぐに把握できます。
これにより、該当者への修正依頼や状況確認を速やかに行えるようになるでしょう。
さらに、タイムリーな対応が可能になることで、従業員との信頼関係を維持し、後々のトラブル回避が期待できそうです。

2.従業員の安心感を高め職場環境を向上

打刻漏れの通知がLINE WORKSで確認できるため、従業員は迅速に修正依頼や相談を行えます。
ミスが発覚してから対応までの時間が短縮されることで、「自分の労働時間が正確に記録されている」という安心感につながるかもしれません。
例えば、退勤時間の打刻漏れがあった場合も、通知を確認した従業員がすぐに上司や担当者へ報告できるため、不安が長引きを防げそうです。
従業員は気持ちを切り替えて業務に集中しやすくなり、結果的に職場全体の士気向上や協力体制の強化も期待できます。

3.従業員の満足度向上

KING OF TIMEで打刻漏れを検知し、LINE WORKSに通知することで、記録ミスが給与計算に与える影響を防ぎます。
経理部門の管理者は、定期的に通知を受け取ることで、給与計算に必要な勤怠データを日々確認でき、締め日直前に慌てて修正作業を行う必要が減って、落ち着いて月末業務を進められるでしょう。
例えば、打刻漏れによる過剰支払いや不足支払を防ぐことで、企業の支出を適切に管理できる体制整備が期待できます。
結果として、従業員との信頼を損なう事態を回避しながら、予算管理の精度向上も見込めそうです。

KING OF TIMEとLINE WORKSを連携してできること

KING OF TIMEとLINE WORKSのAPIを連携させることで、例えばKING OF TIMEの打刻情報や勤怠データを自動的にLINE WORKSへ通知したり、逆にLINE WORKSからの指示でKING OF TIMEに従業員情報を登録するといったことが可能になります。
これにより、手作業による情報伝達の遅延や入力ミスを防ぎ、勤怠管理に関するコミュニケーションを迅速かつ正確に行えるようになるでしょう。

Yoomには、これらの連携をすぐに実現できるテンプレートが用意されており、アカウント登録(わずか30秒で完了!)後、気になる自動化例をクリックするだけで、KING OF TIMEとLINE WORKSの連携を実際に体験できます。
気になる内容があれば、ぜひ気軽にクリックして試してみてください!

KING OF TIMEで前日の打刻漏れを検知しLINE WORKSに通知する

毎日KING OF TIMEのデータを確認し、前日に打刻漏れがあった従業員を特定してLINE WORKSで通知するのは手間がかかり、見落としのリスクもありますが、この自動化を利用することで、指定した時間に自動でKING OF TIMEの打刻情報をチェックし、打刻漏れがあった場合にのみLINE WORKSの指定した宛先にアラート通知を送ることができます。
これにより、勤怠管理の担当者は打刻漏れの確認作業から解放され、従業員も迅速に修正対応を行えるようになるでしょう。
この連携は、特定のスケジュールをトリガーとしてKING OF TIMEの情報を取得し、LINE WORKSに通知するパターンです。


KING OF TIMEで前日の打刻漏れを検知しLINE WORKSに通知するフローです。

毎日、KING OF TIMEから日別の勤怠データを取得して、LINE WORKSに通知する

日々の勤怠状況をチームや関係者に共有するために、KING OF TIMEから手動でデータを抽出し、LINE WORKSで報告する作業は時間がかかり、定型的ながらも負担の大きい業務です。
このテンプレートを使えば、毎日決まった時間にKING OF TIMEから最新の日別勤怠データを自動で取得し、整形した上でLINE WORKSの指定されたトークルームやグループに自動投稿することが可能になります。
これにより、勤怠データの共有が効率化され、タイムリーな情報共有が実現し、チーム全体の勤怠意識向上にも期待できます。
この連携も、スケジュールをトリガーとしてKING OF TIMEのデータをLINE WORKSへ連携する、シンプルな情報共有パターンです。


■概要
「毎日、KING OF TIMEから日別の勤怠データを取得して、LINE WORKSに通知する」フローを利用すると、勤怠データの取得と通知作業を自動化できます。
毎日の情報共有を効率的に行えるため、管理業務の手間を減らせます。

■このテンプレートをおすすめする方
・KING OF TIMEを活用して従業員の勤怠管理を行っている方
・日別の勤怠データを社内でスピーディに共有したいと考えている方
・毎朝の勤怠データ集計や報告を手動で行っており、業務の効率化を図りたい方
・LINE WORKSをコミュニケーションツールとして活用しているチームや企業
・LINE WORKS内で勤怠情報を関係者に迅速に通知したい方

■注意事項
・KING OF TIME、LINE WORKSのそれぞれとYoomを連携してください。
・KING OF TIMEのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5498939
・LINE WORKSのマイアプリ登録方法の詳細は下記をご覧ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6228178

KING OF TIMEとLINE WORKSの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にKING OF TIMEとLINE WORKSを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでKING OF TIMEとLINE WORKSの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:KING OF TIMELINE WORKS

[Yoomとは]


フローの作成方法

ここからは、KING OF TIMEで前日の打刻漏れを検知しLINE WORKSに通知する」自動化の設定方法を、Yoomのフローボットテンプレートを使って解説します。
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • KING OF TIMEとLINE WORKSをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • KING OF TIMEのトリガー設定およびLINE WORKSのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認


KING OF TIMEで前日の打刻漏れを検知しLINE WORKSに通知するフローです。

事前に準備するもの

連携に必要なものをリストアップしました。

KING OF TIME(OAuth)

  • KING OF TIMEのログイン情報
  • アクセストークン>ヘルプ:取得方法(マイアプリ登録方法)
    ※KING OF TIMEの管理画面から操作して取得できます。

LINE WORKS

  • クライアントID
  • クライアントシークレット
  • スコープ
    ※LINE WORKSのDeveloper Consoleへ管理者権限のアカウントでログインを行なってください。
    >ヘルプ:LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法
  • ボットID
    >LINE WORKS公式:Botを作成する
    LINE WORKS Developers管理画面
  • トークルームID
    >右上の3点リーダーをクリックしてチャンネルIDを取得します。メニューが開き、チャンネルIDをクリックするとIDが表示されます。

ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。
事前にマイアプリ登録を済ませておくことで、後のフローの設定がスムーズになりますよ!

基本的な設定方法を解説しているナビがありますので、まずはこちらをご覧ください。

 

それではさっそく、今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法について解説していきます。

Yoomのワークスペースにログインし、マイアプリの画面内で+新規接続をクリックしてください。

Yoomで接続可能なアプリ一覧と検索窓が表示されます。検索窓から今回接続するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

KING OF TIME

検索結果からKING OF TIMEを選択すると、事前に取得した値を入力する画面が表示されるので、それぞれ入力しましょう。

  • アカウント名
  • 任意の文字列(メールアドレスなど)をご入力ください。
  • アクセストークン
  • KING OF TIMEの管理画面から取得した値を入力してください。
    >ヘルプ:取得方法(マイアプリ登録方法)

必須項目を入力し右下の追加ボタンをクリックで、KING OF TIMEのマイアプリ登録が完了します。

LINE WORKS

こちらは以下に手順を解説した動画があるので、こちらを参考にYoomとの連携を進めてみてくださいね!

《参考》

ヘルプ:LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。


KING OF TIMEで前日の打刻漏れを検知しLINE WORKSに通知するフローです。

下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!


コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:スケジュールトリガー「毎日9時になったら」

テンプレートの1つ目をクリックします。
こちらは事前設定済みのため、水色アイコン(設定完了の証)が点灯していますが、今回はフローボットの起動間隔設定を解説します。

(1/1)実行時間の指定

今回は、曜日タブから全曜日を指定し、9:00に起動する設定です。繰り返す曜日や時間の変更は、この画面から設定できます。
スケジュールトリガーの設定方法については、【📅スケジュールトリガーの設定方法】をご確認ください。

定休日が曜日で決まっている場合は、その曜日の次の曜日のチェックを外してください。また、もっと複雑なタイミングの設定はCronの設定タブから行えます。

>もっと詳しく:Cron設定方法



起動間隔を確認したら、保存するをクリックして次に進みます。


ステップ4 アプリと連携する「従業員の打刻データを取得」

テンプレートの2つ目の工程をクリックします。
こちらでは、KING OF TIMEから従業員を指定し、前日の打刻データを取得します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • KING OF TIMEと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)アプリトリガーのAPI詳細設定

  • 取得する期間の開始日/終了日
  • 事前設定では前日が指定されています。欄をクリックすると、日付の引用コードを選択でき、前日以外の日付も選択が可能です。

設定ができたらテストボタンをクリックします。
成功すると、タイムカードの情報が取得できます。
※画像は項目のみですが、実際にフローボットの運用を開始した際には、それぞれの項目に具体的な値が入ります。

この値は、後の工程で引用します。
保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ5 分岐「コマンドオペレーション」

【注意事項】

  • 「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
  • ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。

テンプレートの3つ目の工程をクリックします。
こちらも事前設定済みで、水色アイコンが点灯しています。
この工程では、前日の打刻の有無によって通知に進むかどうかを判断します。

(1/1)分岐条件を指定

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • 分岐対象の取得した値
  • オペレーション
  • 取得した値

追加設定は不要ですが、選択できる項目は以下です。

  • 分岐条件
    >こちらも事前設定済みのため、追加操作は不要です。

《参考》

ここでの設定では、出勤の打刻の有無が対象になっています。
例えば退勤の打刻をよく失念してしまう従業員に向けた設定の場合、アウトプット(取得した値)に「退勤」を選択すると効果的でしょう。

設定の確認ができたら保存するをクリックします。

ステップ6:アプリと連携する「メッセージを送る」

テンプレートの4つ目の工程をクリックします。
こちらでは打刻ができていなかった場合の定型文を作成しLINE WORKSに送る設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • LINE WORKSと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)API接続設定

  • ボットID
    >編集欄をクリックすると、ボットの候補が表示されます。すでにボットを作成されている場合は使用するボットを選択するとIDが引用されます。

ちなみに、これからボットを作成する場合は、LINE WORKS公式記事を参考にしてください。

  • >LINE WORKS公式:Botを作成する
  • LINE WORKS Developers管理画面
  • トークルームID
  • LINE WORKSトークルーム右上の3点リーダーをクリックします。メニューが開き、チャンネルIDをクリックするとIDが表示されます。IDを取得して編集欄に入力します。

  • チャンネルIDを選択すると、表示されます。

トークルームIDまで入力が終わったら下にスクロールします。

  • メッセージ内容
    >通知する定型文を作成します。ちなみに日付をわかりやすくするために、実行時間の引用コードを埋め込んでみました。

メッセージの入力設定が終わったらテストボタンをクリックします。


成功すると、LINE WORKSのトークルームにメッセージが送信されます。


保存するをクリックします。

ステップ7 アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。シートAを追加すると、シートCが更新されるようになりました。プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

LINE WORKSのデータをKING OF TIMEに連携したい場合

今回はKING OF TIMEからLINE WORKSへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にLINE WORKSからKING OF TIMEへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
これにより、LINE WORKSでのコミュニケーションを起点とした勤怠管理業務の自動化も実現できます。

LINE WORKSで投稿されたメッセージをもとに、KING OF TIMEで従業員を登録する

LINE WORKSで新しい従業員の入社連絡や情報共有が行われた際に、その情報を手動でKING OF TIMEに従業員として登録する作業は、二度手間であり入力ミスも発生しやすいです。
このテンプレートを活用すれば、LINE WORKSの特定のグループやトークルームに投稿された従業員情報(氏名、社員番号など)を自動で読み取り、KING OF TIMEに従業員として新規登録することができます。
これにより、人事担当者や管理者の作業負担が軽減され、迅速かつ正確な従業員マスタの維持が可能になります。
この連携は、LINE WORKSの投稿から正規表現などで必要な情報を抽出し、KING OF TIMEに連携するパターンです。


■概要
「LINE WORKSで投稿されたメッセージをもとに、KING OF TIMEで従業員を自動登録する」フローは、従業員登録の手間を軽減し、正確なデータ管理を実現する業務ワークフローです。
LINE WORKSに新しい従業員情報を投稿するだけで、KING OF TIMEに自動的に登録されるため、手動でのデータ入力やヒューマンエラーを防ぎ、効率的な人事管理が可能になります。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・LINE WORKSを活用して情報共有を行っている人事担当者の方
・KING OF TIMEで勤怠管理を行っているが、従業員登録に手間を感じている方
・業務ワークフローの自動化を通じて業務効率を向上させたい経営者やチームリーダーの方

■注意事項
・LINE WORKS、KING OF TIMEのそれぞれとYoomを連携してください。
・KING OF TIMEのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5498939

LINE WORKSで特定のメッセージが投稿されたらKING OF TIMEで打刻する

外出先からの直行直帰やテレワーク時など、PCを開かずにKING OF TIMEで打刻したいというニーズは少なくありません。
この自動化フローを利用すると、LINE WORKSで「出勤」「退勤」といった特定のキーワードを含むメッセージを送信するだけで、自動的にKING OF TIMEに打刻を記録できます。
これにより、従業員は場所を選ばずに簡単に打刻できるようになり、利便性が向上するとともに、打刻忘れの防止にも繋がります。
この連携も、LINE WORKSのメッセージ内容を解析し、KING OF TIMEへ打刻情報を連携する便利なパターンです。


LINE WORKSで特定のメッセージが投稿されたらKING OF TIMEで打刻するフローです。

KING OF TIMEやLINE WORKSを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもKING OF TIMEやLINE WORKSのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

KING OF TIMEとLINE WORKSのその他の自動化例

投稿されたメッセージをもとにKING OF TIMEで従業員を登録したり、定期的にKING OF TIMEで従業員一覧を取得して、LINE WORKSに通知することもできます。
また、Yoomのスケジュールトリガーを活用して、月初めにKING OF TIMEで前月の勤怠データ一覧を取得し、LINE WORKSに通知することも可能です。


Airtableで従業員情報が登録されたらKING OF TIMEにも追加するフローです。

Chatworkで特定のメッセージが投稿されたらKING OF TIMEで打刻するフローです。

Googleスプレッドシートで行が追加されたらKING OF TIMEで従業員を登録するフローです。

KING OF TIMEで前日の打刻漏れを検知しDiscordに通知するフローです。

Notionで従業員情報が登録されたらKING OF TIMEにも追加するフローです。

Slackで特定のワードを入力したらそれを使ってKING OF TIMEに打刻します。

■使用しているスプレッドシート
・https://docs.google.com/spreadsheets/d/11SWeZXQ8ydRUvjJ4va176dJVLCikBkwCoxb3LssCbng/edit#gid=905845917

■留意点
・SlackとKING OF TIMEのデータコネクトの際に、Slack側の氏名とKING OF TIMEの姓名情報が一致している必要があります。
・出勤と退勤のみの設定を想定していますが、休憩等ある場合は分岐や進行先の切り替え設定を変えることで対応できます。

■作成手順
①Slackトリガーで「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」を設定し、投稿を行う任意のチャンネルを設定し一度デモ投稿して、テストします。その後レスポンス結果にあるts横の+マークを押してアウトプットにタイムスタンプを取得します。
②分岐を設け、①のオペレーションとアウトプットに「メッセージ内容」を設定し、条件は正規表現に一致する、値は「出勤|退勤」のように設定します。
③スプレッドシートを別で用意し、以下のURLまたは添付したスプレッドシート上にヘッダーと関数を設定します。
※UNIXTIMEを通常の日付・時刻に変換する方法:https://intercom.help/yoom/ja/articles/8343335
※この際A2セルは書式なしテキストに、日付のセルはYYYY-MM-DD形式に書式を事前に変更してください。
④アプリと連携するでスプレッドシートのシート(タブ)をコピーするアクションを選択し、③で用意したスプレッドシートのタブをコピーする設定をします。
⑤アプリと連携するでスプレッドシートのセルに値を入力するアクションを選択し、④でコピーしたスプレッドシートのA2セルに①で取得したtsというアウトプットを埋め込みます。
※シート名は④でコピーしたアクションのアウトプットから埋め込みます。
⑥データベースを操作するでスプレッドシートのレコード取得を選択し、③で用意したスプレッドシートでA1:Bと範囲設定し、UNIXTIMEが空でないで検索をかけ、レコードを取得します。
※※シート名は④でコピーしたアクションのアウトプットから埋め込みます。
⑦アプリと連携するでスプレッドシートのシート(タブ)を削除するアクションを選択し、④でコピーしたタブを削除する設定を行います。
※シートIDは④でコピーしたアクションのアウトプットから埋め込みます。
⑧Yoomデータベースで事前にテーブルを2つ用意し、データコネクトでSlackとKING OF TIMEを同期させます。
※SlackはユーザーIDと表示名や氏名を表示項目とします。
※KING OF TIMEは姓、名、識別番号を表示名とします。
⑨KING OF TIMEをデータコネクトしたテーブルに1列関数の列を設け、「JOIN("",{姓},{名})」このように設定し姓名を連結させます。
⑩データベースを操作するでYoomを選択し、Slackのデータコネクトを行ったテーブルでレコード取得を行い、ユーザーIDが①で取得した{{送信者}}に等しいと設定します。
⑪データベースを操作するでYoomを選択し、KING OF TIMEのデータコネクトを行ったテーブルでレコード取得を行い、関数で連結した氏名が⑩で取得した{{氏名}}や{{表示名}}に等しいと設定します。
⑫進行先の切り替えで、オペレーションは①、アウトプットはメッセージ内容とし、出勤と退勤を直接進行先に入力します。
⑬進行先それぞれに対してアプリと連携するからKING OF TIMEの打刻データを登録を設定し、識別番号や打刻時間などを⑥や⑪で取得した値を埋め込み設定します。

cyzenで勤怠が登録されたらKING OF TIMEに打刻するフローです。

毎月、KING OF TIMEで前月の勤怠情報をMicrosoft Excelに追加するフローです。

■概要
毎月の勤怠締め作業では、KING OF TIMEからデータを抽出し、関係者へ共有するといった業務が発生するのではないでしょうか。この定型的な作業は、手作業で行うと時間がかかるだけでなく、報告漏れなどのミスにも繋がりかねません。このワークフローを活用すれば、毎月決まった日時に前月の勤怠データをKING OF TIMEから自動で取得し、LINE WORKSへ通知できるため、こうした手作業をなくし、担当者の負担を軽減します。

■このテンプレートをおすすめする方
・KING OF TIMEとLINE WORKSを用いた勤怠報告を手作業で行っている労務担当者の方
・毎月の報告業務に時間を取られ、本来のコア業務に集中できずにいるチームリーダーの方
・勤怠データの共有漏れや遅延を防ぎ、報告業務を標準化したいと考えている管理者の方

■注意事項
・KING OF TIME、LINE WORKSのそれぞれとYoomを連携してください。
・KING OF TIMEのマイアプリ連携方法は「KING OF TIME マイアプリ登録方法」をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5498939

■概要
「定期的にKING OF TIMEで従業員一覧を取得して、LINE WORKSに通知する」ワークフローは、勤怠管理とコミュニケーションをスムーズに連携させる業務ワークフローです。
KING OF TIMEから最新の従業員データを自動取得し、LINE WORKSに通知することで、情報共有を効率化します。
これにより、チーム全体での勤怠状況の把握が簡単になり、管理業務の負担を軽減します。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・KING OF TIMEを使用しており、勤怠データの管理に手間を感じている人事担当者の方
・LINE WORKSを活用してチーム内コミュニケーションを円滑に行いたいマネージャーの方
・勤怠情報を素早く共有し、業務効率を向上させたい経営者の方

■注意事項
・KING OF TIME、LINE WORKSのそれぞれとYoomを連携してください。
・KING OF TIMEのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5498939-king-of-time-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E7%99%BB%E9%8C%B2%E6%96%B9%E6%B3%95

LINE WORKSを活用した自動化例

人手を介さずに自動化された新しいワークフローが構築されることで、作業の効率化が実現し、他の業務に集中する時間を増やせる可能性があります。


特定のレコード情報を指定して、そのレコード情報を任意のLINE WORKSのトークルームに通知します。

LINE WORKSで特定のメッセージが投稿されたらAKASHIで打刻するフローです。

■概要
「LINE WORKSの投稿内容をもとにOutlookでタスクを作成する」ワークフローは、タスク管理を効率的にしてくれます。
チャット上でタスクを追加できるため、作業の手間が軽減されるでしょう。

■このテンプレートをおすすめする方
・LINE WORKSを活用して社内コミュニケーションや情報共有を行っている方
・LINE WORKSでの投稿に基づいて迅速にOutlookにタスクを作成したい方
・手動でタスクを管理する時間を削減し、業務の効率化を図りたい方
・複数のツールを横断して、スピーディにタスクを管理したい方
・Outlookを日常的に利用していて、タスクの進捗や期限を一目で把握したい方

■注意事項
・LINE WORKSとOutlookのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

毎日、今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しDiscordに通知するフローです。

■注意事項
・LINE WORKSからDiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
・AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・LINE WORKSのマイアプリ登録方法の詳細は下記をご覧ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6228178-line-works-api2-0-%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E7%99%BB%E9%8C%B2%E6%96%B9%E6%B3%95

毎日、今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しGoogle Chatに通知するフローです。

■注意事項
・LINE WORKSからGoogle ChatのそれぞれとYoomを連携してください。
・AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・LINE WORKSのマイアプリ登録方法の詳細は下記をご覧ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6228178-line-works-api2-0-%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E7%99%BB%E9%8C%B2%E6%96%B9%E6%B3%95
・Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。詳細は下記を参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6647336

毎日、今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しSlackに通知するフローです。

■注意事項
・LINE WORKSからSlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・LINE WORKSのマイアプリ登録方法の詳細は下記をご覧ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6228178-line-works-api2-0-%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E7%99%BB%E9%8C%B2%E6%96%B9%E6%B3%95

Wordpressで記事が公開されたら、LINE WORKSのトークルームに通知するフローです。

Yoomデータベースから新たにLINEWORKSのアカウントを発行します。

■概要
YouTubeチャンネルに新しい動画を公開した際、チームへの共有を手作業で行うのは手間がかかり、通知漏れが発生することもあるのではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、特定のYouTubeチャンネルに最新動画が公開されると、自動でLINE WORKSの指定トークルームに通知が送信されるため、情報共有の迅速化と確実性を高めることが可能です。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・YouTubeの動画公開をLINE WORKSでチームに共有している広報やマーケティング担当者の方
・競合や参考にするYouTubeチャンネルの動向を、LINE WORKSで効率的にチームへ共有したい方
・手作業での情報共有を自動化し、本来のコア業務に集中できる環境を整えたいと考えている方

■注意事項
・YouTube Data API、LINE WORKSのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

Yoomフォームにアップロードされた会議データの内容から音声を文字起こしして、LINE WORKSに通知するフローです。

まとめ

この記事では、プログラミング不要で簡単に導入できるフローボットテンプレートの設定方法を解説しました。
この自動化により、打刻漏れをLINE WORKSで早期に検知できるようになり、迅速な対応が可能になります。
通知を受け取ることで、給与計算時のデータ修正がスムーズになり、支出を適正に管理できる環境整備につながるかもしれません。
また、従業員が安心して業務に集中できる仕組みを提供し、職場全体の信頼と効率の向上に寄与できそうですね。

簡単な設定でこの便利な仕組みを導入できますので、ぜひYoomの自動化フローボットを試してみてください。

では、またお会いしましょう!

よくあるご質問

Q:当日の退勤時刻後に打刻漏れを通知できますか?

A:

はい、できます。今回ご紹介したテンプレートでは、スケジュールトリガーを「毎日9時」に設定しましたが、設定内容は柔軟にカスタマイズしてご利用いただけますので、フローを活用する業務内容に合わせてスケジュールを設定してください。
たとえば、当日の退勤後に打刻漏れを通知したい場合は「月〜金の19時」にスケジュールトリガーを設定する、といったような運用もできますよ!

Q:打刻漏れ以外(残業時間など)も通知できますか?

A:

はい、可能です。打刻漏れの他、「時間外勤務申請」や「日別勤怠」データなど、さまざまなデータをKING OF TIMEから取得して通知できます。
KING OF TIMEと連携してできることについて、詳細は下記ページをご覧ください。

参考:KING OF TIMEのAPIと今すぐ連携

Q:SlackやMicrosoft Teamsなど他のツールにも通知できますか?

A:

はい、‍SlackやMicrosoft Teamsでも同様の連携を実現可能です。
チャットツールの他、OutlookやGmailなどのメールツールを使用して通知することもできますよ!
Yoomを使った連携可能なアプリは多岐にわたるため、詳細は連携アプリ一覧をご確認ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
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この記事を書いた人
k.hieda
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Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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