2024/10/09
アプリ同士の連携方法

kintoneとBASEで自動的に商品情報を追加してみた

m.wadazumi

目次

商品情報の登録頻度が高いビジネスにとって、データ管理を効率化させることは重要な課題です。
本記事では、kintoneとBASEを連携させ、商品情報の登録を自動化する方法をご紹介します。
この自動化を活用すれば、作業時間を大幅に短縮でき、正確に商品情報を登録できるでしょう。
今回は、kintoneとBASEを連携させる利点と自動化の設定方法をお伝えします。

kintoneとBASEを連携するメリット

メリット1:作業時間を節約できる

kintoneで登録された商品情報をBASEに手動で転記する作業は、担当者の労力と時間を奪ってしまいます。
しかし、自動化を導入することで、<span class="mark-yellow">担当者は商品を転記する手間から解放され、顧客対応やマーケティングに注力できます。</span>
特に、毎週商品ラインナップが変わるオンラインショップでは、転記作業に時間を取られずにスムーズに業務を進められるでしょう。

メリット2:正確に商品情報を反映できる

商品情報を自動転記することで、正確なデータが反映されます。
たとえば、kintoneに商品を登録すると、BASEに価格や商品情報が自動的に反映され、正確なデータを提供できます。
特に、手動でのデータ入力はミスが発生しやすく、間違った情報を掲載するリスクが高まります。
この自動化を導入すれば、<span class="mark-yellow">こういったリスクを最小限に抑え、顧客に正確なデータを提供できるでしょう。</span>

[Yoomとは]

kintoneとBASEの連携フローの作り方

今回は「kintoneの商品情報をBASEに追加する」という以下のテンプレートの設定方法をご紹介します。
このテンプレートを利用することで、イチから自動化設定を行う必要がなく、便利です。

工程は5ステップだけなので、10~15分で設定できます。

  1. kintoneとBASEをマイアプリ登録
  2. kintoneでレコードが登録されたら起動するトリガーを設定
  3. kintoneでレコードを取得するアクションを設定
  4. BASEで商品情報を登録するアクションを設定
  5. kintoneとBASEの自動化の動作確認

まだYoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:kintoneとBASEをマイアプリ登録

kintoneとBASEをYoomに接続するマイアプリ登録を行ってください。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、簡単に自動化設定ができます。

kintoneのマイアプリ登録を行ってください。
Yoomのヘルプページを参照し、マイアプリ登録をしてください。

次に、BASEのマイアプリ登録を行います。
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしましょう。
アプリ一覧からBASEを探すか、「アプリ名で検索」から検索します。

以下の画面が表示されたら、BASEにログインしてください。

マイアプリにkintoneとBASEが表示されていたら、マイアプリ登録完了です。

ステップ2:kintoneでレコードが登録されたら起動するトリガーを設定

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、「タイトル」と「説明」を確認しましょう。
変更が必要な場合は、以下の画面で変更できます。
kintoneの設定から行うため、「レコードが登録されたら(Webhook起動)」をクリックします。

以下の画面が表示されたら、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「kintoneと連携するアカウント情報」→相違がないか確認
  • 「トリガーアクション」→レコードが登録されたら(Webhook起動)

以下の画面が表示されたら、赤枠をクリックしてWebhook URLをコピーします。
kintoneのWebhook設定方法はこちらを確認してください。
kintoneの画面に移動して、設定を行いましょう。
Webhookイベントを送信するか、トリガーとなるイベントを実行して、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします。

ステップ3:kintoneでレコードを取得するアクションを設定

次に、kintoneでレコードを取得する設定を行うため、「レコードを取得する」をクリックしてください。
以下の画面が表示されたら、設定を確認します。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「kintoneと連携するアカウント情報」→相違がないか確認
  • 「実行アクション」→レコードを取得する

スクロールし、説明を確認して「アプリID」の設定をしてください。

以下の画面が表示されるので、「取得したいレコードの条件」を設定しましょう。
「レコードが登録されたら(Webhook起動)」のアウトプットを利用して以下のように設定してください。
アウトプットは赤枠内の矢印をクリックすることで選択できます。
設定後、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

ステップ4:BASEで商品情報を登録するアクションを設定

次に、BASEの設定を行うため、「商品情報の登録」をクリックしてください。
以下の画面が表示されたら、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「BASEと連携するアカウント情報」→相違がないか確認
  • 「アクション」→商品情報の登録

以下の画面が表示されたら、「レコードを取得する」のアウトプットを利用して「商品名」の設定を行います。
以下のように設定してください。

スクロールして、先ほどと同様に「価格」と「在庫数」の設定をしてください。
他にも必要な項目があれば、設定を行いましょう。
設定後、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックします。

ステップ5:kintoneとBASEの自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正しく起動するか確認してください。

今回使用したフローボットテンプレート
kintoneの商品情報をBASEに追加する

その他のkintoneとBASEを使った自動化の例

1.BASEで注文が発生したら、自動的にkintoneに追加するフローです。
注文情報をkinroneでも管理できるため、注文情報の管理がしやすくなります。
注文情報を手作業で転記する必要がなくなり、担当者の負担を軽減できます。

2.Notionの任意のデータベースに情報が追加されたら、kintoneにも追加するフローです。
Notionとkintoneでデータ管理している方におすすめの自動化です。
データの転記が容易になるため、データ漏れや抜けを防ぐことができます。

3.Google スプレッドシートで行が追加されたら、自動的にBASEに商品情報を登録するフローです。
Google スプレッドシートとBASEに商品情報が同期されるため、データ確認が容易になります。
手入力の手間が省け、ヒューマンエラーを防げます。

まとめ

本記事では、kintoneで商品情報を登録した際に、BASEにも自動登録するフローをご紹介しました。
この自動化によって、作業時間を短縮し、商品情報を正確に提供できます。
特に、定期的に商品情報を登録する必要がある企業にとって、この自動化が大きな助けになるでしょう。

Yoomを利用したアプリ連携は、ノーコードで簡単にできます。
ぜひ、Yoomを活用して日々の業務を効率化しましょう。
気になる方は、こちらから無料登録をしてください。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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