【アプリ連携】kintoneにコメントがされたらChatworkに通知が行くようにしてみた

kintoneで情報管理や編集を共同で行っている場合、特定のデータに対して、質問や修正依頼、確認などのコメントが追加されることはありませんか？
見落としなく全て確認できれば良いものの、抜けや漏れがあり、それにより情報共有がスムーズに行かなくなると、タスク処理に時間がかかってしまいます。
また、時には間違ったデータのまま管理や編集を行うことも否めません。

そこで、今回はこのような<span class="mark-yellow">確認漏れを防ぐために、kintoneに追加されたコメントを自動でChatworkに通知できるようにしてみました！</span>
チームでのコミュニケーションがスムーズになることが期待できます。ぜひご活用ください。

kintoneとChatworkを連携するメリット

メリット1: 情報共有がしやすくなる

kintoneに追加されたコメントがChatworkに自動で通知されるようになるため、コメントに気づきやすくなります。これにより、変更点や疑問点などの情報共有がスムーズになるでしょう。
また、kintone上でコメントの返信をせず、Chatworkに通知されたメッセージにスレッドを作成することでも返信可能になります。より詳細なメッセージのやり取りができるため、業務上のコミュニケーションが取りやすくなるはずです。

メリット2: 効率がアップする

kintoneに追加されたコメントを確認するためには、定期的にkintoneを確認する必要があります。しかし、特にコメントの追加が無い場合は確認作業が無駄になってしまい、効率的とは言えないでしょう。
このような問題点を解決できるのが、今回のアプリ連携です。わざわざkintoneを確認に行かなくても、Chatworkの通知のみを気にかければいいため、作業効率の向上が期待できるでしょう。
しかもリアルタイムで通知がされるため、レスポンススピードもアップすることが可能です。

[Yoomとは]

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これから、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomで、「kintoneでコメントが投稿されたらChatworkに通知する」というフローボットの作成方法を紹介します。
Yoomの登録後、ぜひ作成してみてください！

上記のフローボットテンプレートは、下記よりコピー可能です。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録を行う

※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

kintoneとChatworkの連携フローの作り方

STEP1:マイアプリ連携

Yoomの登録が完了すると、フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされます。
画像のような表示がされたら、画面の左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

右上の新規接続ボタンをクリックし、Yoomと各アプリを連携しましょう。

kintoneとYoomの連携

1.検索する
‍検索ボックスに「kintone」と入力し、kintoneのアイコンをクリックします。

2.必須項目の入力

上記画像が表示されたら、必須項目を入力していきます。
詳しくはkintoneのマイアプリ連携をご確認ください。

3.追加する
‍必須項目入力後、右下の追加をクリックします。

上記の表示がされれば連携完了です。

ChatworkとYoomの連携

1.検索する
‍検索ボックスに「Chatwork」と入力し、Chatworkのアイコンをクリックします。

2.Chatworkにログイン

ログイン画面が表示されます。
Slackと連携したいアカウントでログインを行いましょう。‍

3.許可を押す

上記の画面が表示されたら許可を押します。

その後、Yoomの画面に自動で切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

以上でkintoneとChatworkのマイアプリ連携が完了しました。
次は、先ほどコピーしたテンプレートを活用し、フローボットの設定を行いましょう。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

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STEP2:kintoneのトリガー設定

1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く
‍「【コピー】kintoneでコメントが投稿されたらChatworkに通知する」をクリックします。‍

3.アプリトリガーを選択
‍kintoneのアイコンの「コメントが書き込まれたら」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。‍

4.Webhookの設定

kintoneのWebhook設定ページを確認し、設定を行いましょう。
これにより、kintoneのコメントが追加されたらリアルタイムでChatworkに通知されるようになります。

5.コメントの追加
‍kintoneでコメント追加しましょう。
その後、Yoomの画面に戻り、テストボタンをクリックします。テスト成功の表示がされたら保存を押しましょう。

STEP3:Chatworkの設定

1.アプリトリガーを選択
‍Chatworkのアイコンの「Chatworkに通知する」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。‍

2.ルームIDの入力

kintoneからの通知を受け取りたいルームIDを入力しましょう。

ボックスをクリックするとChatworkのルームが一覧で表示されます。
クリックして設定してください。

3.メッセージを決める

Chatworkに通知するメッセージを設定しましょう。
ボックスをクリックします。

kintoneのアイコンを選択しましょう。

先ほどテスト送信したコメントデータが一覧表示されるため、Chatworkに通知したい内容をクリックして選択しましょう。‍

4.レイアウトを整える

追加直後は上記のようになります。記号などを使用し、レイアウトを整えましょう。

今回は画像のように編集してみました。‍

5.テストの実行
画面下にあるテストボタンを押します。
テスト成功の表示がされたら、設定は完了です。保存をしましょう。‍

6.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。
トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。

以上でkintoneとChatworkを使用したフローボットの作成は完了です。

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今回使用したフローボットテンプレート
kintoneでコメントが投稿されたらChatworkに通知する

kintone・Chatworkを使ったその他の自動化例

他にkintoneとChatworkを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.kintoneのステータスが更新されたら、Chatworkに通知する
‍kintoneの変更内容を素早く把握可能になります。業務スピード向上に繋がるでしょう。

2.kintoneにレコードが追加されたら、Chatworkに通知する
‍新たに追加されたデータがある場合通知されます。データの確認漏れ防止におすすめです。

3.kintoneのコメントで自分がメンションされたらChatworkに通知
‍自分に対してのコメントのみ通知可能です。不必要な通知が来なくなり、作業に集中しやすくなります。

まとめ

kintoneとChatworkの連携により、コメントがリアルタイムで通知されるようになり、kintoneのデータに関してのコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。
異なるツールの移動も削減可能なため、業務上の無駄を省くこともできます。
これにより業務効率の向上も期待できるはずです。ぜひこの機会に、自動化を導入してみませんか？