2024/09/18
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで連携】kintoneのレコードを引用して、Misocaで見積書を自動作成する方法

m.i

目次

日々発生する見積書作成ですが、自動化できたら便利ではないでしょうか?
書類の発行・作成業務は件数が増えるほど時間と手間がかかりますよね。
こうした悩みを解決するのが、kintoneとMisocaの連携です。
本記事では、kintoneのレコードを引用してMisocaで見積書を自動で作成する方法をご紹介します。
今回の自動化を活用することで手作業の入力ミスを減らし、見積書作成にかかる時間を削減しましょう。

kintoneとMisocaを連携するメリット

メリット1: リアルタイムの情報で見積書が作成できる

kintoneでレコードが登録されると、リアルタイムでMisocaの見積書が作成されます。
これにより、最新の情報を基に見積書が作成されるため、古いデータや不正確なデータを使うリスクが減ります。
また、同じ取引先で違う商品の見積もりが別途で来ても、kintoneにレコードを追加するだけで見積書を新た作ることができます。

メリット2: 転記ミスやそれにかかる修正のコスト削減につながる

手動入力では転記ミスが起きやすく、これを修正するために追加の時間やコストがかかることがあります。
そこでkintoneとMisocaを連携すると、kintoneに登録されたデータがそのままMisocaの見積書に反映されるため、データの一貫性と正確性が保たれるでしょう。
特に、複数の担当者が関与するプロジェクトでは、データの整合性が重要となります。
この自動化を活用することで、誤った情報で見積書を作ることを防ぎ、修正作業にかかるコストが削減されます。

[Yoomとは]

kintoneとMisocaの連携フローの作り方

ここまでメリットを紹介してきました。
それでは早速、Yoomを使って今回使用するアプリを連携していきましょう!
マイアプリ登録が完了したら「kintoneでレコードが登録されたら、Misocaで見積書を作成する」フローボットを作成していきます。

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まずは、使用しているkintoneとYoomを連携させましょう。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。
kintoneと検索してください。
ここから先はヘルプページを参照し、登録をお願いします。
マイアプリ登録がうまくいかない場合は、こちらを参照してください。
続いてMisocaと連携しましょう。
以下の画面が表示されたら、該当するIDでログインしてください。

2つのアプリがマイアプリに連携されていればOKです。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回はあらかじめ用意されたテンプレートを使用します。
テンプレートページを開いたら『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
次に進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートが自動的にコピーされます。
必要に応じて、テンプレートの名前を変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

今回は、以下の4ステップです。
一緒に設定していきましょう!

用意するもの

取引先や見積書作成に必要な情報の入力された、以下のようなkintoneアプリ
Misocaの取引先IDをkintoneにも入力してください(データを取得する際に使用します。)
取引先ページURL内の「app.misoca.jp/contact_groups/●●●●」部分が取引先IDとなります。

では、アプリトリガーを設定していきましょう。
レコードが登録されたら」を選択します。
タイトルはわかりやすいように変更できます。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで次に進みましょう。
以下の画面でアプリトリガーのWebhookイベント受信を、こちらの記事を参考に設定してください。

テストし、アウトプットにkintoneのレコードが反映していたら保存します。
続いて「レコードを取得する」を選択します。
以下の項目を設定し、データベースを連携します。

取得したいレコードの条件を入力します。
図のように設定します。
kintoneの新規レコード内容が取得されたのを確認したら保存します。

続いて「特定の取引先に紐づく送り先IDを取得」を選択します。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで次に進みましょう。
アウトプットから{{取引先ID}}を選択してテストをし、アウトプットに内容が反映されたら保存します。


続いて「見積書を作成」を選択します。
必須項目をアウトプットから登録していきましょう。

見積書に記載したい内容も、図のようにアウトプットから選択していきます。

全ての選択が終わるとこのようになります。

こちらもテストし、成功したら保存します。
Misoca側で確認してみましょう。


無事に見積書の作成が完了しました。
最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、簡単に設定を進めることができました。
今回使用したフローボットはこちら↓

その他kintoneとMisocaを使った自動化の例

1.kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成するフローです。
kintoneの情報を用いてMisocaに会社情報を登録してくれるので、どちらかのアプリに会社情報を登録し忘れることが防げます。

2.Misocaで見積書が新たに作成されたら、Microsoft Teamsのチャネルに通知するフローです。
こちらは、見積書が完成したらMicrosoft Teamsに自動で通知をしてくれます。
Microsoft Teamsを見るだけで作成された見積書が確認できます。

3.kintoneにレコードが追加されたら、freee請求書で見積書を作成するフローです。
今回のフローボットと似ていますが、freee系のアプリを使っている方にはこちらがおすすめです。
たとえば、営業の方がkintoneに登録した情報を基に、営業事務の方がfreee請求書で見積書を作る場合、一連の流れを自動化できます。

まとめ

今回は「kintoneでレコードが登録されたら、Misocaで見積書を作成する」フローボットを紹介しました。
2つのアプリを連携することで、見積書作成のプロセスを自動化し、業務効率の向上が期待できそうです。
特にYoomを使用することで、専門知識がなくてもノーコードでアプリ同士を簡単に連携できます。
ぜひ、この記事を参考にkintoneとMisocaの連携を試してみてください。
Yoomの無料登録はこちらから→始める

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
タグ
自動化
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