kintoneとShopifyの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-11

kintoneの商品情報をShopifyに登録する方法

e.koyama

今回は、kintoneとShopifyを連携し、商品情報の同期を自動化する方法を紹介します!
kintoneに追加した情報がリアルタイムでShopifyに反映されるため、手動でのデータ転記の手間を省き、入力ミスを防げるようになるかもしれません。
商品数が多い場合や頻繁に新商品の入荷がある場合でも、ECサイトの商品登録に伴う作業負担が減り、スムーズに販売を始められます。

「難しそうだな」と思っている方!
Yoomを活用すれば、プログラミング不要で簡単に設定可能です。
具体的な連携方法やメリットについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください!

こんな方におすすめ

  • kintoneとShopifyを活用している方
  • kintoneとShopifyを連携して、業務効率化を考えている方
  • kintoneとShopifyを連携して、ECサイトの店舗商品を管理している方
  • kintoneとShopifyを連携して、商品管理の手間を削減したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

kintoneとShopifyの連携フローの作り方

それでは、kintoneとShopifyの連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。

テンプレートを使って、「kintoneの商品情報をShopifyに登録する」業務フローの作成手順を紹介します。

※Shopifyとの連携は、一部有料プランでご利用いただけます。2週間の無料トライアルも提供中です。

はじめる前に

1. kintoneで商品管理用のデータベースアプリを準備しておいてください。
 ※下図は作成例です。

2. Yoomにログインしてください。

ステップ1: kintoneとShopifyのマイアプリ連携

1. 左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+ 新規接続」をクリックします。

2. マイアプリの新規接続一覧から、kintoneとShopifyをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。
 ※参考:kintoneマイアプリ登録方法
 ※参考:Shopifyのマイアプリ登録方法

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。

以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーしてください。 

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2: kintoneのレコード追加時に起動するトリガーの設定

1. コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分から任意のタイトルに変更できます。

2. フローボットの「アプリトリガー:レコードが登録されたら(Webhook起動)」をクリックします。

3. 「連携アカウントとアクションを選択」の設定を行います。
 必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックします。

4. アプリトリガーのWebhookイベント受信設定を行います。
 指示手順と注意事項を参考に、レコード追加時に起動するよう設定してください。
 ※参考:kintoneでWebhook設定を行う

 ※下図はkintoneのWebhook設定画面の入力例です。

5. 「テスト」をクリックします。

6. テストが成功したら、「保存する」をクリックします。

ステップ3: kintoneのレコード情報を取得するアクションの設定

1. フローボットの「データベースを操作する:レコードを取得」をクリックします。

2. データベースを連携します。
 ・タイトル:必要に応じて変更できます。
 ・データベースの連携「アプリID」:商品管理アプリのIDを入力または選択してください。

3. 「次へ」をクリックします。

4. データベース操作の詳細設定を行います。
 取得したいレコードの条件を、ステップ2で取得したアウトプットを使って設定してください。
 ※下図は入力例です。

 ※下図はアウトプットの参照例です。入力欄をクリックすると候補が表示されます。

5. 「テスト」をクリックします。

6. テストが成功したら、「保存する」をクリックします。

ステップ4: Shopifyの商品情報を追加するアクションの設定

1. フローボットの「アプリと連携する:商品を追加」をクリックします。

2. 連携アカウントとアクションを選択します。
 必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックします。

3. API接続設定を行います。
 各項目の入力・選択をしてください。
 ※ステップ3で取得したアウトプットを使用できます。
 ※下図は入力項目の一部であり、入力されたアウトプットは一例です。

 ※下図はアウトプットの参照例です。

4. 「テスト」をクリックします。

5. テストが成功したら、「保存する」をクリックします。

ステップ5: kintoneのレコードを更新するアクションの設定

1. フローボットの「データベースを操作する:レコードを更新する」をクリックします。

2. データベースを連携します。
 ・タイトル:必要に応じて変更できます。
 ・データベースの連携「アプリID」:商品管理アプリのIDを入力または選択してください。

3. 「次へ」をクリックします。

4. データベース操作の詳細設定を行います。
 ・「取得したいレコードの条件」:これまでに取得したアウトプットを使って設定してください。
 ・更新後のレコードの値:Shopifyの登録時に得たアウトプットの内、kintoneに同期したい項目を選んで入力してください。
 ※下図は入力項目の一部であり、入力されたアウトプットは一例です。

 ※下図はアウトプットの参照例です。

5. 「テスト」をクリックします。

6. テストが成功したら、「保存する」をクリックします。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えると起動します。

以上で、「kintoneの商品情報をShopifyに登録する」フローの完成です。

kintoneやShopifyを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもkintoneやShopifyのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

kintoneとShopifyのその他の自動化例

kintoneで顧客データが登録されたらShopifyに反映したり、在庫情報をShopifyに追加することができます。
さらに、Shopifyで商品が発送されたら、kintoneの情報を更新することも可能です。

kintoneを活用した自動化例

発送・出荷が完了したらkintoneに情報を追加・更新する

商品が発送・出荷されたら、kintoneの該当レコードを自動で追加・更新するため、手作業による更新の手間を減らせるでしょう。

kintoneでステータスが更新されたら請求書を発行する

請求書の発行を自動化できるため、手動による入力作業や発行後の確認作業を省けるようになるかもしれません。

kintoneから1クリックで請求書を発行して送付する

請求書に関連する一連の業務を自動化することで、手動作業を最小限に抑えられるはずです。

Shopifyを活用した自動化例

フォームの情報でShopifyに商品情報を登録する

フォームに入力された商品情報を自動でShopifyに登録できるため、手作業による入力ミスを減らせる可能性があります。

Shopifyに注文が発生したら通知する

注文情報を共有することで、チームメンバー間での情報連携がスムーズになり、顧客対応の質向上が見込めるでしょう。

kintoneとShopifyを連携するメリット

メリット1: 作業時間の短縮

kintoneの商品情報をShopifyに手動で登録する場合、データ入力やチェックに多くの時間がかかりますよね。
自動化によってデータの移行が瞬時に行われ、販売担当者はセール企画やサイト更新といった、他の業務に集中できるようになるはずです。
新ブランドの立ち上げや季節商品の入荷などで急に商品が増えても、作業の負担を減らせるかもしれません。

メリット2: データ入力ミスの削減

商品情報を手作業で転記すると、入力のミスや漏れなどのヒューマンエラーが起こる可能性が高くなります。
自動化によってデータを正確に反映できれば、これらのミスの発生を抑え、スムーズに商品を管理できるようになるでしょう。
もし、購入後や商品の到着後に商品情報の誤りが発覚すると、大きなトラブルに発展しかねません。
商品情報の正確性が高まることで販売するECサイトも信用を得られ、顧客対応の負担やトラブルの軽減、顧客満足度の向上も期待できます。

まとめ

kintoneとShopifyの連携によって、商品情報の同期を自動化できます。
手動でのデータ入力の手間を省くことで、その他の業務に集中する時間を増やせるようになるかもしれません。
また、ヒューマンエラーの発生を抑えることで、商品情報を正確に管理し、商品販売をスムーズに進められるようになるでしょう!

Yoomを活用すれば、ノーコードで簡単に連携設定できます。
紹介した自動化方法によって、ECサイト運営の負担軽減を図ってみてください!

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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