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「kintoneに入力された顧客名のふりがな、ひらがなとカタカナが混在していて管理しづらい…」
「手作業で表記を統一しているけど、件数が多くて時間がかかるし、ミスも発生してしまう…」
このように、データベース上のデータ表記の揺れに課題を感じていませんか?
もし、<span class="mark-yellow">kintoneなどのデータベースにレコードが登録された際に、特定のフィールドに含まれるひらがなを自動でカタカナに変換し、表記を統一できる仕組み</span>があれば、手作業での修正や確認作業を減らし、常に整理された質の高いデータを維持することができます。
今回紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるので、ぜひこの機会に導入してみましょう。
Yoomには<span class="mark-yellow">データベース上のひらがなをカタカナに変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして体験してみてください。
普段お使いのkintoneで、レコードが追加された際にひらがなをカタカナに自動変換し、データ表記を統一する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します。
<span class="mark-yellow">kintoneなどのデータベースサービスにデータが追加されたのをきっかけに、特定のフィールドに含まれるひらがなをカタカナに自動で変換する</span>ことができるため、手作業によるデータ整形の手間を減らし、常に表記が統一されたデータを維持できます。
ここからは、kintoneにレコードが追加されたら指定したフィールドのひらがなをカタカナに自動変換するフローを解説します。
ここではYoomを使ってノーコードで設定していくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:kintone
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下の流れで作成します。
まず、Yoomとそれぞれのアプリを連携して操作できるようにしていきます。
kintoneとYoomのマイアプリ連携をします。
こちらは以下の手順をご参照ください。
ここからはフローを作成していきます。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。
以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。

コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されます。
kintoneでレコード登録を検知するWebhookトリガーを設定します。
「レコードが登録されたら(Webhook起動)」をクリックして設定を進めます。

連携アカウントとアクションを選びます。
アプリに「kintone」を選択し、連携アカウントとトリガーアクションを指定します。
内容を確認したら「次へ」をクリックします。

Webhookイベントの受信設定画面が表示されます。
表示されたWebhook URLをコピーし、kintoneアプリの管理画面に登録します。注釈に沿って設定方法を確認しましょう。
登録後、「テスト」をクリックして接続を確認します。

テストが成功すると、Webhookイベントが正しく受信されたことが確認できます。
取得した値(アプリID・レコードID・URLなど)を確認し、「保存する」をクリックします。

次に、登録されたレコードの内容を取得する処理を設定します。
「レコードを取得する」をクリックして設定を始めます。

連携するkintoneアカウント情報とアクション「レコードを取得する」を選びます。
アプリIDを入力し、「次へ」をクリックします。

kintone側で対象レコードを作成し、確認します。
例では、レコード番号4に「かたかなにへんかんしてください」という内容が登録されています。

取得したいレコードの条件を設定します。
「レコード番号」=「レコードID(Webhookで取得した値)」を指定し、「テスト」をクリックします。

テストが成功すると、対象レコードの内容が表示されます。
内容を確認し、「保存する」をクリックします。

取得した文字列をカタカナに変換する処理を設定します。
「ひらがなとカタカナを変換」をクリックして設定を進めます。

操作条件の設定画面で「変換タイプ」に「ひらがなとカタカナを変換」を選びます。他にも設定できる変換タイプについては注釈からご参照ください。

変換対象に、前ステップで取得した値からレコードの「原文」フィールドを指定します。
取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。

変換ルールを「ひらがなからカタカナ」に設定し、「テスト」を実行します。
テストが成功すると、「カタカナニヘンカンシテクダサイ」と変換結果が表示されます。
確認後、「保存する」をクリックします。

最後に、変換した結果をkintoneのレコードに反映させます。
「レコードを更新する」をクリックして設定を始めます。

アプリ情報・アカウント情報・アクション「レコードを更新する」を設定します。
アプリIDを入力して「次へ」をクリックします。

更新したいレコードの条件を設定します。
ここでは例として「レコード番号=4」を指定します。

更新後の内容を設定します。
「原文」には取得した値から「かたかなにへんかんしてください」を指定します。

「変換後」には取得した値から「カタカナニヘンカンシテクダサイ」を指定します。

設定後、「再テスト」をクリックして動作を確認します。
レコードが正しく更新されたら「保存する」をクリックします。

kintoneのアプリ画面を開き、レコードの内容を確認します。
「変換後」に「カタカナニヘンカンシテクダサイ」と表示されていれば成功です!

設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。

これですべての設定が完了したので、動作確認を行いましょう。
以上が、Kintone上のひらがなをカタカナに自動変換するフローの作成手順でした。
Yoomでは、kintoneを活用した様々な自動化を実現できます。 ここでは、kintoneに関連する他のテンプレートをいくつかご紹介します。
kintoneにレコードが登録されたら、Googleスプレッドシートへのデータ同期、Google DriveやBoxへのフォルダ・ファイル情報追加を自動実行します。
また、Salesforceへの取引先登録やSmartHRへの従業員情報登録も可能です。ステータスが更新されたら、見積書発行やfreee請求書での自動作成を行い、担当者へのメール通知やSlackへのメンション通知を行います。
これにより、データ転記と文書作成の手間を解消し、情報共有と業務プロセスの迅速化を実現できます。
kintoneでのデータ登録時に、ひらがなからカタカナへの変換を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたデータ整形や表記統一の手間を減らし、入力ミスや表記の揺れを防ぐことができます。</span>
これにより、担当者の負担を軽減し、常にクリーンで活用しやすいデータを維持できるため、後続の業務もスムーズに進められます。
今回紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って直感的に業務フローを構築できます。
自動化に興味をお持ちの方は、こちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください。
Q:既存のレコードも一括でひらがな→カタカナに変換できますか?
A:はい、可能です。Yoomの「データを操作・変換する」アクションで「ひらがなとカタカナを変換」を選択し、レコード一覧を取得してループ処理すれば、既存レコードも一括で変換できます。詳しい設定方法はこちらをご覧ください。
Q:空白や改行の削除など、他のテキスト整形も自動化できますか?
A:はい。Yoomでは「データを操作・変換する」アクションで「正規表現によるデータの置換」を使い、改行や余分な空白を削除する設定が可能です。設定方法については正規表現の設定ガイドをご参照ください。
Q:1つのフローで複数フィールドを同時に変換できますか?
A:はい、可能です。同一トリガーの後に、複数の「データを操作・変換する」アクションを設けて、例えば「担当者名ふりがな」「会社名ふりがな」など複数フィールドを順に処理できます。

