2024/08/13
アプリ同士の連携方法

kintoneとMicrosoft Teamsを連携して、kintoneのステータスが更新されたら、Microsoft Teamsに通知する方法

m.i
kintoneとMicrosoft Teams

目次

kintoneは、柔軟な業務管理が可能なツールとして多くの企業で使用されています。
ですが、ステータスの更新情報をどうやって関係者にスピーディーに共有すればいいか迷っていませんか?
そこで、kintoneのステータスが更新された際に、Teamsに通知を自動で送る仕組みを導入することで、出先でもリアルタイムでステータスを確認できるので対応のスピードが向上します。
本記事では、kintoneとMicrosoft Teamsを連携するメリットや具体的な連携方法について画像と併せて詳しくご紹介します。
ステータス管理を効率化して、チームの生産性をあげていきましょう。

kintoneとMicrosoft Teamsを連携するメリット

ここでは連携するメリットを紹介します。

メリット1: リアルタイムでの情報共有が簡単に

kintoneとMicrosoft Teamsを連携することで、プロジェクトの進捗状況やタスクのステータスをリアルタイムで確認できるようになります。
例えば、営業チームがkintoneで案件のステータスを更新すると、即座にMicrosoft Teamsのチャネルに通知されるので、関係者全員が最新情報にアクセスできます。
これにより、誤解や情報の共有漏れのリスクが軽減できるでしょう。

メリット2: タスク管理が効率化できる

プロジェクトマネージャーやチームリーダーにとって、タスクの進捗状況を一元管理することは効率化に大きく寄与します。
kintoneを開かなくてもMicrosoft Teams上でタスクの進捗状況が確認できるようになるので、担当者は常に最新の状況を把握できるようになります。
いくつかのプロジェクトを管理している方にとって、一目で状況が確認できるのはメリットですよね。
また、通知がリアルタイムで届くため、優先させるべきなタスクや期限が迫った仕事にすぐに気付き、必要なアクションを取れます。
結果として、チーム全体でのタスク管理がより効率的になり、プロジェクト全体の進行もスムーズになるでしょう。

YoomでkintoneとMicrosoft Teamsを連携

こんなに便利ならぜひ連携してみたい!と思ったのではないでしょうか。
ですが、非エンジニアではないユーザーにとってAPI連携って何?難しそう、となりますよね。
従来の方法では、プログラミング知識が必要で、設定やメンテナンスに多くの時間と労力がかかり、外注している方もいると思います。
しかし、Yoomを使えばフローボットに必要な情報を設定・入力するだけなので、ノーコードで簡単にアプリケーションをAPI連携できますよ。
ご用意しているテンプレートを利用することで、さらに高度な自動化にもチャレンジできます。

kintoneとMicrosoft Teamsの連携フローの作り方

ここまでメリットをご紹介してきました。
では早速、Yoomを使って今回使用する2つのアプリを連携していきましょう!
その前に、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウント発行をお願いします。30秒で始められます!
Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してくださいね。
登録が完了したら、「kintoneのステータスが更新されたら、Microsoft Teamsに通知する」フローボットを作成してみましょう。

ステップ1:マイアプリ連携

まずは、使用しているkintoneとYoomを連携しましょう。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続→kintoneの順に選択します。
アプリ一覧から探すか、アプリ名で検索してください。
ここから先はヘルプページを参照し、登録をお願いします。
マイアプリ登録がうまくいかない場合はこちらを参照してください。
次にMicrosoft Teamsを連携します。
サインイン画面が出たら、メールアドレス・パスワードを入力します。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。


2つのアプリがマイアプリに連携されたらOKです。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回は用意されているテンプレートを使用します。
テンプレートページを開いたら、このテンプレートを試してみるをクリック。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートがコピーされます。
必要だったら、テンプレートの名前を変更することができます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。


今回は以下の2ステップです。
一緒に設定していきましょう!


ではアプリトリガーを設定しましょう。
ステータスが更新されたら」を選択します。
連携しているアカウントが間違っていないか確認します。
以下の画面でアプリトリガーのWebhookイベント受信設定をする必要があるので、こちらの記事を参考に設定してください。


また今回はステータスの更新をトリガーにするので、kintone側でプロセス管理の設定も行います。
設定一覧からプロセス管理を選択します。


こちらを参考に、設定しましょう。
テストして問題なければ、保存します。
次に「チャットにメッセージを送る」をクリック。
連携しているアカウント情報を確認し、アクションはそのままで次に進みます。
以下の画面で詳細を設定します。

  • チャットID:Teamsの対象のチャットページから取得が可能です。取得方法の詳細はこちらをご確認ください。
  • メッセージ:今回は以下のように設定しました。{レコードID}{URL}などはアウトプットから選択できますよ。
    メッセージを改行したい場合、<br>を入力します。

テスト→テスト成功となったら保存します。

Microsoft Teams側ではこのような表示となります。

最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした!
設定箇所は多かったですが、プログラミングに詳しくない私でもできました!

まとめ

今回は「kintoneのステータスが更新されたら、Microsoft Teamsに通知する」フローボットをご紹介しました。
kintoneとMicrosoft Teamsを連携してステータスの更新を確認できるようになったので、進捗管理のために何回もkintoneにアクセスする必要がなくなりますね。
出先でも簡単に進捗状況を確認できます。
普段お使いのメッセージアプリがあれば、そちらに通知させることもできますよ。
特にYoomを使用することで、ノーコードで簡単に連携設定が行えるので、誰でも簡単にアプリケーションの連携を実現できます。
ぜひ、kintoneとMicrosoft Teamsの連携をして、ビジネスの効率化と生産性向上にチャレンジしてみましょう。
あなたの業務効率化をYoomはサポートします。

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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