DripとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-13

【簡単設定】DripのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「Dripに登録された購読者の情報を、いちいち手入力でMicrosoft Teamsで通知するのは面倒…」
「チームへの情報共有が遅れたり、転記ミスが発生したりして困っている…」

DripとMicrosoft Teamsのデータを手作業で連携しようとすると、このような課題が発生してしまいますよね。

もし、<span class="mark-yellow">Dripでイベントが発生したことをトリガーに、その情報をMicrosoft Teamsへ自動で通知する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放されるでしょう。より迅速で正確なチーム連携が実現すれば、本来注力すべきマーケティング戦略の立案や顧客対応といったコア業務に集中できる時間も生み出すことができますよ!

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定可能です。ぜひこの機会に導入して日々の業務をさらに効率化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">DripとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

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DripとMicrosoft Teamsを連携してできること

DripとMicrosoft TeamsのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた情報共有やデータ登録を自動化し、業務効率を向上させることが可能になります。

ここでは、具体的な自動化例をいくつかご紹介します。
アカウントを登録(たったの30秒で完了!)した後、「試してみる」ボタンをクリックするだけで、すぐにDripとMicrosoft Teamsの連携を体験できますよ。
気になる内容があれば、ぜひお試しください!

DripでSubscriber CreatedされたらMicrosoft Teamsに通知する

Dripに新しい購読者(Subscriber)が登録されたタイミングで、その購読者の情報をMicrosoft Teamsの指定したチャネルに自動で通知するフローです。

<span class="mark-yellow">マーケティング部門が獲得した新しいリード情報をリアルタイムで営業部門や関連チームに共有できる</span>ため、迅速なアプローチやフォローアップが可能となり、機会損失を防げるでしょう。

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Dripで特定のTagが付与されたら、Microsoft Teamsに通知する

Dripの購読者に特定のタグ(「重要顧客」「アップセル候補」など)が付与された際に、その情報をMicrosoft Teamsに自動で通知します。

<span class="mark-yellow">顧客のステータス変化や重要なアクションを関係者が素早く把握できる</span>ようになることで、営業やカスタマーサクセスがタイムリーに対応できる体制を構築できます。

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DripとMicrosoft Teamsの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、DripとMicrosoft Teamsを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「DripでSubscriber CreatedされたらMicrosoft Teamsに通知する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • DripとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるDripのWebhook設定とMicrosoft Teamsへの通知設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:DripとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいDripアカウントとMicrosoft Teamsアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

① Dripのマイアプリ登録

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではDrip)を検索して選択します。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. Dripにログインし、左下の「Settings」から「UserSettings」にアクセス。
  1. 「User Info」の下部に表示されている「API Token」を取得し、Yoom側の「API Token」に設定。
  1. 「追加」をクリック。

マイアプリ画面に、Dripが追加されていることを確認してください。

② Microsoft Teamsのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でMicrosoft Teamsを検索して選択。
  1. Microsoftのサインイン画面が表示されます。
    連携させるMicrosoft Teamsに紐づくアカウントを入力し、「次へ」をクリック。
    ※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。
    法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

※ 既にサインインしているアカウントがある場合、以下のような画面が表示されます。

  1. パスワードを入力し、「サインイン」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Microsoft Teamsも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるWebhookの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Dripの「Subscriber Created」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 先ずは、購読者の作成を検知するWebhookを登録します。
    「Account ID」の入力欄をクリックすると候補が表示されるため、対象となるアカウントを選択してください。
  1. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、指定したアカウントにWebhookが登録されます。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. 次は登録したWebhookが正常に購読者の作成を検知できるかのテストを行います。
    指定したフォームでテスト用の購読者を作成した後、「テスト」をクリック。
    ※ テスト用購読者の例
  1. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に購読者の各情報が追加されます。
    ※ これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に変わる値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。

  1. テスト用に作成した購読者の情報が取得できていること確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーとなるWebhookの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:通知の設定

それでは、Dripで購読者が作成されたことをMicrosoft Teamsに通知する設定を行いましょう。

  1. Microsoft Teamsの「チャネルにメッセージを送る」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「チームID」にメッセージを送るチャネルが属しているチームのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されるため、対象となるチームを選択してください。
  1. 「チャネルID」の入力欄クリック時に表示される候補から、メッセージを送るチャネルを選択。
    ※ 検索欄にチャネル名を入れることで候補が絞られます。
  1. 「メッセージ」にメッセージの内容を設定。
    入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、取得した購読者情報の各項目を選択できます。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    これらの値と定型文を組み合わせて、購読者の作成を通知するメッセージを設定しましょう。
  1. その他、「メンション情報」や「添付ファイル情報」も設定可能です。
    フローの運用方法に応じて設定してください。
  2. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、Microsoft Teamsの指定したチャネルにメッセージが送信されます。
    ※ 送信されたメッセージ
  1. 期待通りにメッセージが投稿されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Dripで購読者を作成し、その情報がMicrosoft Teamsの指定したチャネルに通知されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

Microsoft TeamsのデータをDripに連携したい場合

今回はDripからMicrosoft Teamsへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にMicrosoft TeamsからDripへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Microsoft Teamsから特定のメッセージが送信されたら、DripでSubscriberを作成する

Microsoft Teamsのチャネルに特定のメッセージ(「新規購読者」など)が送信されたことをきっかけに、Dripに新しい購読者を自動で作成するフローです。

営業担当者がTeams上で獲得したリード情報などを投稿するだけで、<span class="mark-yellow">自動的にDripのリストに登録されるため、直ぐにマーケティングアプローチを開始できる</span>ようになります。

リード情報の連携漏れを防ぎ、スムーズな顧客管理を実現しましょう。

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Microsoft Teamsから特定のメッセージが送信されたら、DripでSubscribe UserをEmail Campaignに登録する

同じようにして、特定のメッセージがMicrosoft Teamsに送信された際に、その情報を基にDripの指定したEメールキャンペーンへユーザーを自動で登録することも可能です。

<span class="mark-yellow">Teams上での顧客対応や社内コミュニケーションの流れを止めずにマーケティングキャンペーンへの誘導が完了する</span>ため、手動での登録作業や登録漏れのリスクをなくしてリードナーチャリングを効率化できます。

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DripやMicrosoft TeamsのAPIを使ったその他の自動化例

DripやMicrosoft TeamsのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Dripを使った自動化例

Dripで購読者が作成されたらGoogle ChatやOutlookに通知したり、Microsoft Excelに購読者情報を追加したりできます。また、Dripで購読者がLeadになったり作成されたりした際に、MemでNoteを作成したり保存したりといった自動化も可能です。

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Microsoft Teamsを使った自動化例

毎月の月末にフローボットを起動してMicrosoft Teamsに通知したり、Microsoft Teamsのチャンネルに投稿されたら、Outlookでメールを自動送信したりできます。また、BacklogやZendeskに課題やチケットが作られたらMicrosoft Teamsに通知したりすることも可能です。さらに、毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し、一括でMicrosoft Teamsに通知するといった自動化も行えます。

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まとめ

DripとMicrosoft Teamsの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">購読者情報などを転記する作業の手間や、それに伴う共有の遅延、入力ミスといった課題を解消できます。</span>

マーケティング部門と他部門との連携が強化され、顧客への対応速度と質が向上することで、担当者がより戦略的なコア業務に集中できる環境を整えられるでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携がエラーになった際、どのように検知・対処できますか?

A:作成したフローボットでエラーが発生した場合、Yoomアカウントを登録したメールアドレス宛てに通知が送信されます。通知に記載されているURLからエラー内容を確認し、フローボットの停止や再実行といった対応を行ってください。

参照:エラー停止したフローボットの修正・再開可否について

Q:通知が多すぎて、Microsoft Teamsの重要な会話が埋もれてしまいませんか?

A:フローボットの設定画面で「Subscriber Created」の下に繋がる「+」をクリックしてください。ここで「分岐」のオペレーションを追加することで、特定の条件に一致する購読者のみをMicrosoft Teamsに通知することが可能になります。
あるいは、Yoomとの連携用チャネルをMicrosoft Teamsに作成することで、他の重要な会話を流すことなく通知を受け取ることができます。

参照:「分岐」の設定方法

Q:作成した自動化フローは、担当者以外も編集・管理できますか?

Yoomのワークスペースにメンバーを追加することで、作成したフローをメンバーに共有できるようになります。
異なるワークスペースで作成したフローもテンプレートとして公開することで、公開用URLを共有されたメンバーがコピーできるようになります。

参照:ワークスペースへのメンバー追加方法フローボットのテンプレートを公開する方法

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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