LINE公式アカウントとDiscordの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-02

LINE公式アカウントとDiscordを連携して、チャットの確認を効率化する方法

k.hieda

LINE公式アカウントは、多くの企業で顧客とのコミュニケーションに活用されています。しかしユーザーとのメッセージが増えると、確認作業が複雑になり、重要なメッセージを見逃すリスクが高くなってしまいますよね。こうした課題には、<span class="mark-yellow">Discordのチャンネルでメッセージを一元管理する方法が効果的です。</span>この記事では、LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらDiscordに通知する方法をご紹介します。ぜひ最後まで読んでくださいね。

こんな方におすすめ

  • LINE公式アカウントとDiscordでの業務効率化を考えている方。
  • LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらDiscordに通知したい方。
  • LINE公式アカウントとDiscordを連携してメッセージの確認漏れを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

LINE公式アカウントとDiscord連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

LINE公式アカウント

  • アクセストークン(Channel Access Token (Long-Lived))

>ヘルプ:LINE公式アカウントのマイアプリ追加方法

Discord

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインし、マイアプリの項目から新規接続をクリック!

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示されます。一番上の検索窓から今回接続するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

LINE公式アカウント

検索結果からLINE公式アカウントを選択します。事前準備で得た値を入力する画面が表示されます。

アカウント名は任意の値(メールアドレスなど)を入力してください。

各必須項目を入力し、追加ボタンをクリックします。これでLINE公式アカウントとの連携ができました。

Discord

検索結果からDiscordを選択します。事前準備で得た値を入力する画面が表示されます。

アカウント名は任意の値(メールアドレスなど)を入力してください。アクセストークンの値の取得方法はヘルプをご参照ください。

>ヘルプ:Discord Botのマイアプリ連携方法

値を入力し、追加ボタンをクリックするとマイアプリ登録が完了です。

ステップ2 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomへ登録後、以下のバナーをクリックすると、Yoomワークスペースの『マイプロジェクト』にテンプレートがコピーされます。

マイプロジェクトにテンプレートがコピーされました!

赤枠内のタイトルをクリックすることで、設定画面に遷移します。

ステップ3 アプリトリガー 「ユーザーからメッセージを受けとったら」

テンプレートの1つ目のプロセスをクリックします。

ここではLINE公式アカウントのユーザーからチャットが届くことをトリガーとし、届いたチャットに関する情報を取得する設定をします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

表示される項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • LINE公式アカウントと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリック

(2/2)連携アカウントとアクションを選択

Yoomの画面で表示させたWebhook URLをコピーします。LINE公式アカウントの管理画面を開き、Webhook URLを入力します。

>ヘルプ:LINE公式アカウントのWebhookイベントの設定方法

LINE公式アカウントのトグルをONにした後、Yoomの画面に戻りテストに進みます。

→テストをクリック →成功 アウトプットからチャットの送信内容が取得できました。

→保存する をクリックします

ステップ4  アプリと連携する「Discordに通知する」

テンプレートの2つ目をクリックします。

このプロセスでは、Discordへ自動送信する内容を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Discordと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • 投稿先のチャンネルID
    • Discordの開発者モードを有効にすると、IDを簡単にコピーできます。
      • Discordのユーザー設定(歯車アイコン)をクリックします。左側のメニューから「詳細設定」を選択します。「開発者モード」のスイッチをオンにします。
    • 開発者モードが有効になった後、以下の手順でチャンネルIDを取得できます。
      • Discordサーバー内で、IDを取得したいチャンネルを右クリックします。「IDをコピー」を選択します。
  • メッセージ内容
    • 編集欄をクリックすると、抽出したアウトプットがプルダウンに表示されます。項目をクリックすると、引用コードが自動で埋め込まれます。引用コードの前に、項目を入力しておくとわかりやすくなります。

→テストをクリックします。 →成功

→保存するをクリックします 今回のフロー設定はこれで完了です!

ステップ5 アプリトリガーを【ON】にする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

アプリトリガーをONにして、フローボットを起動します。

プログラミングを使わず短時間で、自動化を実現できました。

LINE公式アカウントやDiscordを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもLINE公式アカウントやDiscordのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

LINE公式アカウントとDiscordを連携した自動化例

LINE公式アカウントで友だち追加されたらDiscordに通知する連携も可能です。
また、Discordのメッセージを翻訳してLINE公式アカウントに通知したり、Discordでメッセージが送信されたらLINE公式アカウントに転送したりすることもできます。

LINE公式アカウントを活用した自動化例

LINE公式アカウントで友だち登録されたらデータベースに追加する

LINE公式アカウントで友だち登録されたら、Google スプレッドシートやNotionなどに自動で追加します。

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらクラウドストレージにアップロードする

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらGoogle DriveやOneDriveなどに自動でアップロードします。

アプリの顧客詳細ページからLINE公式アカウントでメッセージを送信する

SalesforceやHubSpotなどの顧客詳細ページから1クリックでLINE公式アカウントでメッセージを送信します。

Discordを活用した自動化例

Web会議終了後に、議事録化した内容やレコーディングURLをDiscordに通知する

Google MeetやZoomでWeb会議終了後に、議事録化した内容やレコーディングURLをDiscordに自動で通知します。

フォームの回答内容をDiscordに通知する

GoogleフォームやHubSpotのフォームなどに回答が送信されたら、Discordに自動で通知します。

カレンダーで予定が更新されたらDiscordに通知する

GoogleカレンダーやOutlookのカレンダーで予定が更新されたら、Discordに自動で通知します。

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらDiscordに通知する自動化のメリット2選

営業担当者とリモートワークのスタッフの視点から、この連携がどのように役立つかを解説します。

メリット1 商機を逃さないための迅速な通知設定

LINE公式アカウントのメッセージをリアルタイムで監視する環境を整えるのは難しいですよね。そのため、重要な問い合わせをすぐに確認できない場合もあるのではないでしょうか。でも、Discordへの自動通知を利用すれば、顧客からメッセージが届くとスピーディーにDiscordに通知され、チーム全体が素早く対応できる体制が整います。</span>これにより、商機を逃さず、素早い対応につながりそうですね。

メリット2 リモートワークでも効果的な情報共有と連携

リモートワークのチームは、チャットでのコミュニケーションが重要ではないでしょうか。LINE公式アカウントとDiscordを連携させ、メッセージを適切に共有できる環境を整えることで、タスクの振り分けやディスカッションがスムーズに進み、業務効率のアップが期待できます。
特にメンション機能を活用すれば、特定の役割を持つメンバーに直接通知を送ることができるので、優先度が高い情報を担当メンバーへスムーズに届けられます。必要な情報が担当者へすぐに届けば、チーム内の連携がより円滑になりそうですね。</span>

まとめ

LINE公式アカウントとDiscordを連携させることで、顧客からのメッセージをDiscordに自動で共有できます。
営業担当者は手動での確認作業が減り、重要なメッセージの見落とし防止につながるはずです。
リモートワークのスタッフも普段利用するDiscordでLINE公式アカウントのメッセージ内容を把握でき、タスク割りや対応の割り振りがスムーズに行える環境が整いそうですね。

<span class="mark-yellow">この自動化は、プログラミング不要で簡単に導入できるので、ぜひお試しください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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