LINE公式アカウントとGoogle スプレッドシートの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/08/07

LINE公式アカウントで友達が登録されたら、Google スプレッドシートに追加する方法

k.hieda

LINE公式アカウントは、一対多数のコミュニケーションを可能にできる強力なコミュニケーションツールです。
BtoCビジネスを手がけている企業は導入されているところも多いのではないでしょうか。しかし、友だち(顧客情報)の管理は煩雑です。
友だちの人数が多いほど、運用担当者の手を煩わせているかもしれません。

そこで、友だちが新しく登録されるとGoogle スプレッドシートに自動で情報を蓄積するフローボットを作ってみました。
本記事ではアプリを連携するメリットと、ノーコードでフローボットを作成する方法をご紹介します。

こんな方におすすめ

  • LINE公式アカウントとGoogle スプレッドシートを活用している方
  • LINE公式アカウントとGoogle スプレッドシートを連携して、業務効率化を考えている方
  • LINE公式アカウントとGoogle スプレッドシートを連携して、問い合わせ管理をされている方
  • LINE公式アカウントとGoogle スプレッドシートを連携して、顧客管理に活用されている方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

それでは、「LINE公式アカウントで友達が登録されたら、Google スプレッドシートに追加する」フローボットの作り方をYoomのテンプレートを用いてご紹介します。

LINE公式アカウントとGoogle スプレッドシートの連携フローの作り方

実際にテンプレートを使ってフローボットを組んでみました。画像付きでご紹介します。

事前に準備するもの

LINE公式アカウント

ChatWorkのログイン情報(メールアドレス、パスワード)
連携するChatWorkへログインし、連携するトークルームのルームIDを取得しておきます。
ルームIDの確認方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

Google スプレッドシート

Googleアカウント情報(メールアドレス、パスワード)
友だち情報を蓄積する専用シートを作成しておきましょう。

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックで、Yoomのワークスペースの「マイプロジェクト」にコピーされます。

コピーされたら、右上の「編集する」をクリックで、各オペレーションの編集に進みます。

ステップ2 アプリトリガー「LINE公式アカウントに友だちが登録されたら」

1つめのプロセスボタンをクリックします。

(1/2)アプリトリガー LINE公式アカウントに友だちが登録されたら

アプリトリガーのタイトル→デフォルトで画像のタイトルに設定済みです。
アプリ→LINE公式アカウント
LINE公式アカウントと連携するアカウント情報→「+連携アカウントを追加」をクリック。

LINE公式アカウントとYoomを連携します。アカウント名は任意。アクセストークンはLINE公式アカウントから情報を取得します。
LINE公式アカウントのマイアプリ登録方法はこちら

トリガーアクション→ユーザーが友だち追加したら

 →次へ

(2/2)アプリトリガーのWebhookイベント受信設定

画面に表示されたWebhookURLを、LINE公式アカウントの管理画面から進んだ設定に貼り付けます。LINE公式アカウントの管理画面で「設定 > MessagingAPI」へと進み、「WebhookURL」の部分にYoomのWebhookURLを設定してください。▼LINE公式アカウントの設定画面

Webhookの利用は【ON】にしてくださいYoomの画面に戻って、

→テスト→成功

アウトプットが抽出されます。

 →保存する

ステップ3 データベースを操作する「友だち情報をGoogle スプレッドシートに登録する」

2つめのプロセスボタンをクリックします。

(1/2)連携アカウントとアクションを設定

タイトル→友だち情報をGoogle スプレッドシートに登録する
アプリ→Google スプレッドシート
Google スプレッドシートと連携するアカウント情報→「+連携アカウントの追加」をクリック。ログインするアカウントを選び、Yoomへの許可を進めます。
実行アクション→レコードを追加する

◆データベースの連携

スプレッドシートID→編集欄をクリックで候補が表示されます。事前に作成しておいた専用シートを選びます。
スプレッドシートのタブ名→編集欄をクリックで候補が表示されます。該当のタブ名をクリック。
テーブル範囲→「A1:G30」という形式でテーブル範囲を指定してください。

 →次へ

(2/2)データベース操作の詳細設定

連携したシートの情報が反映されています。新しく追加するレコードの値を設定します。編集欄をクリックでLINE公式アカウントの設定で抽出されたアウトプットの項目が選べます。

アウトプットの内容とGoogleスプレッドシートの内容を紐付けします。

→テスト→成功 LINE公式アカウントのアウトプットと、Googleスプレッドシートの項目の紐付けに成功しました。

ステップ4 アプリトリガーを【ON】にする

フローボットの1つめのプロセスについてるスイッチを【ON】にすると、設定完了です。慣れたら5分程度でできます!

LINE公式アカウントやGoogle スプレッドシートを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもLINE公式アカウントやGoogle スプレッドシートのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

LINE公式アカウントとGoogle スプレッドシートのその他の自動化例

指定の日時にLINE公式アカウントでデータを取得してレコードを追加したり、最新の配信数を取得してGoogle スプレッドシートに情報を追加することができます。
Google スプレッドシートで行が更新されたら、LINE公式アカウントのメッセージを送信することも可能です。

LINE公式アカウントを活用した自動化例

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら追加する

情報の自動同期によって登録漏れや転記ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことで、ユーザー情報の一元管理を実現できるかもしれません。

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたら通知する

自動通知により、顧客からのメッセージを見逃すことなく迅速に確認・対応できるようになるはずです。

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらアップロードする

自動化フローによりファイル受信からストレージへの保存までのタイムラグが解消され、後続業務をスムーズに進められるようになるはずです。

Google スプレッドシートを活用した自動化例

Google スプレッドシートに行が追加されたら取引先を登録する

自動化により、手動作業で生じるミスを防ぐことができ、ツール間のデータの整合性を保つことができるでしょう。

Google スプレッドシートで行が更新されたら、連絡先情報を更新する

Google スプレッドシートで行が更新されたら、連絡先を更新するフローボットです。
自動化により、入力ミスや更新漏れなどのヒューマンエラーの防止につながります。

LINE公式アカウントとGoogle スプレッドシートを連携するメリット

メリット1:顧客情報の一元管理

LINE公式アカウントの運用担当者やマーケティングチームは、友だちの登録状況・情報の把握が必須です。
結果を出すためにどう施策するべきか検討するためです。
自動化されたリストがあれば、ターゲットに絞ったキャンペーンを展開するための施策が考えやすく成功率もアップしそうですね。

メリット2: データのリアルタイム更新

友だちの登録状況の最新データを時系列で把握できるようになるため、登録キャンペーン実施後の動向をすぐに分析できます。
データアナリストはこの情報を基にトレンドや動向を分析し、経営層へレポートを展開できます。
手動での作業が少ないと、レポート展開までのスピードが格段にアップ!

まとめ

いかがでしたか。この連携は慣れたら5分程度できます。
顧客データの転記は難しい作業ではないものの、自動化されるなら手放したいところ。
LINE公式アカウントでの友だちが増えるほど、作業時間に顕著に差が出てきますよね。

作業を自動化することで、勉強する時間や仲間とのディスカッション、コミュニケーションの時間を作ることに貢献できます。
Yoomを使って、あなたとチームの時間をもっと豊かにしましょう♪まずはフリープランのご登録からお試しくださいね。
では、また〜!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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LINE
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