2024/10/25
アプリ同士の連携方法

LINE公式アカウントのメッセージをMicrosoft Teamsに自動通知する

y.matsumoto

目次

LINE公式アカウントに寄せられた顧客からの質問や要望を分析することで、商品やサービスの改善に活かすことができます。
さらに、LINE公式アカウントに届いたメッセージをMicrosoft Teamsへ通知することで、顧客の声を素早くチーム全体で共有し、分析することが可能です。
しかし、LINE公式アカウントにメッセージが届くたびに、Microsoft Teamsに手動で通知するのは非常に手間がかかります。
本記事では、LINE公式アカウントとMicrosoft Teamsを連携し、<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらMicrosoft Teamsに自動で通知する方法</span>をご紹介します。
プログラミング不要でアプリ連携し、業務を自動化する方法を詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

LINE公式アカウントとMicrosoft Teamsを連携するメリット

メリット1: チーム全体でユーザーメッセージを把握できる!

LINE公式アカウントとMicrosoft Teamsの連携により、チームチャンネルに自動でメッセージを投稿できるため、チーム全体でユーザーメッセージを把握することが可能になります。
これにより、顧客とのコミュニケーション状況をリアルタイムで可視化できるため、迅速な意思決定が可能になり、チーム全体の連携向上が期待できます。

メリット2: 迅速な顧客対応が可能に!

LINE公式アカウントとMicrosoft Teamsを連携することで、LINE公式アカウントで受信したメッセージの内容を、Microsoft Teamsに自動で通知することができるため、チームメンバー全員にリアルタイムで情報を共有することが可能です。
特に、顧客対応やサポート業務では、迅速な情報共有ができるため、担当者が不在の場合でも、他のメンバーが素早く対応できる体制を整えられます。
これにより、顧客からの問い合わせや要望にスムーズに対応できるようになるため、顧客満足度の向上が期待できます。

[Yoomとは]

Yoomを活用したLINE公式アカウントとMicrosoft Teamsの連携フローの作り方

それでは、Yoomを活用しLINE公式アカウントとMicrosoft Teamsを連携し、「LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらMicrosoft Teamsに通知する」フローの作成方法をご紹介します。

おおまかな工程は、下記4ステップになります。

  1. LINE公式アカウントとMicrosoft Teamsをマイアプリ登録する
  2. LINE公式アカウントにメッセージを受けとったら起動するトリガーの設定
  3. Microsoft Teamsにメッセージを通知する
  4. トリガーをONにする

〈事前準備〉
下記バナーの「試してみる」をクリックしてください。
登録フォームに入力をし、Yoomの登録をお願いします。

これで、フローを編集できるようになりました。
さっそく設定していきましょう!

ステップ1:LINE公式アカウントとMicrosoft Teamsをマイアプリ登録する

まずは、YoomのマイアプリにLINE公式アカウントとMicrosoft Teamsを登録します。

1. LINE公式アカウントの登録方法


左欄の「マイアプリ」をクリックして、「新規接続」からLINE公式アカウントを検索してください。

アカウント名とアクセストークンを入力してください。
※参照)LINE公式アカウントの設定方法はこちらをご確認ください。

2. Microsoft Teamsの登録方法
今度は「新規接続」からMicrosoft Teamsを検索してください。

Microsoft Teamsにサインインして、「次へ」をクリックしてください。
※注意事項)Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプランがあります。家庭向けプランの場合、認証に失敗する可能性があります。
これでLINE公式アカウントとMicrosoft Teamsのマイアプリ登録完了です!

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:LINE公式アカウントにユーザーからメッセージを受けとったら起動するトリガーの設定

アプリトリガーの「ユーザーからメッセージを受けとったら」という項目をクリックしてください。


トリガーアクションが「ユーザーからメッセージを受けとったら」であることを確認し、そのまま次のページに進みましょう。

LINE公式アカウントの管理画面で、YoomのWebhookURLを設定してください。
※参照)LINE公式アカウントのWebhookイベントの設定方法はこちらをご参照ください。

上記の設定が完了したら、LINE公式アカウントにサンプルメッセージを送信します。
テストが成功すると、先ほど送信したLINE公式アカウントのサンプルメッセージがアウトプットとして反映されるので、正しく反映されているのを確認し、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:Microsoft Teamsにメッセージを通知する

続いて、「Microsoft Teamsに通知する」という項目をクリックしてください。

アクションが「チャンネルにメッセージを送る」であることを確認し、そのまま次のページに進みましょう。

チームIDとチャネルIDは、プルダウンから選択してください。

メッセージは、自由に設定可能です。
例えば、上記のように設定することでLINE公式アカウントにユーザーからメッセージを受けとったら「ユーザーID」と「メッセージテキスト」を自動で取得し、Microsoft Teamsに通知できます。
※設定方法)枠内をクリックし、「ユーザーからメッセージを受けとったら」の中にある「ユーザーID」と「メッセージテキスト」をクリックすると、メッセージの欄に{{ユーザーID}}、{{メッセージテキスト}}と入力されます。

テストを行うと、Microsoft Teamsにサンプルのメッセージが送信されます。
正しく送信されているのを確認できたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:トリガーをONにする

全てのプロセスが設定済みになったら、上記画面が表示されます。
「トリガーをON」にして、フローボットを起動させましょう!

これで「LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらMicrosoft Teamsに通知する」フローボットの完成です。

LINE公式アカウントを使用したその他の自動化例の紹介

今回ご紹介したフローボット以外にも、LINE公式アカウントを活用した自動化例があります。
ここからは、おすすめの3つのフローボットをご紹介します!

1.毎日、LINE公式アカウントから最新の配信数を取得し、Google スプレッドシートに自動で追加するフローです。
このフローを活用することで、配信数の推移を視覚的に把握できるため、業務の効率化が期待できます。

2.LINE公式アカウントで受け取ったメッセージをkintoneのコメントに自動で投稿するフローです。
このフローを活用すると、メッセージ内容の転記作業が自動化され、手入力の手間を省けるとともに、ヒューマンエラーの発生を抑えられる可能性があります。

3.LINE公式アカウントで友達が登録されたら、Google スプレッドシートに自動で追加するフローです。
このフローを活用すると、手入力の手間を省き、情報管理の抜けや漏れを防ぐことが可能です。
また、Google スプレッドシートに自動で追加する内容は自由に設定できます。

まとめ

本記事では、LINE公式アカウントとMicrosoft Teamsを連携し、LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらMicrosoft Teamsに自動で通知する方法をご紹介しました。
この方法を活用することで、顧客の声を素早くチーム全体で共有できるため、顧客満足度の向上が期待できます。
Yoomでは、LINE公式アカウントやMicrosoft Teams以外にもさまざまなアプリと連携し、業務を自動化することが可能です。
こちらのフローボットテンプレート一覧から、気になるフローをお試しください。

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
タグ
LINE公式アカウント
Microsoft Teams
自動化
連携
通知
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる