LINE WORKSとChatGPTの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-21

LINE WORKSに投稿があったらChatGPTを使用し返答結果をLINE WORKSに通知する方法

r.suzuki

LINE WORKSとChatGPTを利用して、お問い合わせ対応を効率化している方も多いのではないでしょうか。
しかし、毎回ChatGPTに質問して回答を取得するのって、手間ですよね。
そんなときにおすすめなのが、LINE WORKSとChatGPTの連携です。
これにより、LINE WORKSに来た質問の回答をChatGPTが自動で作成し、再度LINE WORKSに通知することができます。
そのため、お問い合わせが来たら回答案を自動で担当者に通知したり、お問い合わせ対応を自動化したりできます。
ノーコードで簡単に設定できる方法なので、ぜひ試してみてくださいね!

こんな方におすすめ

  • LINE WORKSとChatGPTでの業務効率化を考えている方。
  • LINE WORKSに来たお問い合わせの回答をChatGPTで作成している方。
  • LINE WORKSとChatGPTを連携してお問い合わせ対応の抜け漏れを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。

難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。

下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

LINE WORKSとChatGPTの連携フローの作り方

ステップ1:Yoom登録・ログインとアプリ登録

まず、Yoomの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。
既にアカウントをお持ちの場合は、ログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ
※Yoomの基本的な操作はこちらを参考にしてください。
初めてのYoom

‍Yoomのアカウントにログインができたら、使用するアプリを登録します。
1)「マイアプリ登録」をクリックし、「新規作成」を選択してください。
2)登録したいアプリ(今回はLINE WORKSとChatGPT)を選択し、使用するアカウントでログインしてください。

LINE WORKSの登録ができたら、もう一度「新規作成」をクリックして、ChatGPTの登録をするという流れです。

<LINE WORKSの場合>

・クライアントID、クライアントシークレット、スコープを入力し、「追加」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。
※マイアプリの詳細な登録は、こちらのヘルプページで解説しています。

<ChatGPTの場合>

・アカウント名とアクセストークンを設定し、「追加」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。
※マイアプリ登録の詳しい方法は、こちらのヘルプページで解説しています。
※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう。詳細はこちら

3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
LINE WORKSとChatGPTのアイコンが表示されたか確認をしてください。

ステップ2: LINE WORKSとChatGPTの連携設定

次に、【LINE WORKSに投稿があったら、ChatGPTを使用し返答結果をLINE WORKSに通知する】というフローを作成してます。

1)まずは上記のテンプレートをコピーしてマイプロジェクトから開きます。
上記のアイコンをクリックしてください。
テンプレートをコピーすれば、組み立てを一からする必要もないので、簡単にフローが作成できます。
2)右上の「編集する」をクリックします。
タイトルはフローの内容がわかりやすいように記入してあります。
詳細も含め、変更可能です。
使用しやすいように変更してください。

3)「アプリトリガー トークルームにメッセージが送信されたら」をクリックします。

4)トリガーアクションは「トークルームにメッセージが送信されたら」を選択し、「次へ」をクリックします。

5)WebhookURLをコピーし、対象アプリの管理画面で設定を行なってください。
Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行し、テストをクリックしてください。
テストが成功したら、「保存」します。

6)フローに戻ったら、「アプリと連携する テキストを生成」のアイコンをクリックします。

7)アクションは「テキストを生成」を選択し、「次へ」をクリックします。

8)「メッセージ内容」「ロール」「temperature」「最大トークン数」「モデル」を入力します。
メッセージはフォームで取得しているアウトプット情報を使用できるので、アウトプットから選択して入力します。
ロールはデフォルトは「user」で指定されています。
temperatureは0~2未満の値で指定してください。
0.8のような高い値はよりランダム性が増し、0.2のような低い値はより集中的かつ決定論的にします。
入力できたら、「テスト」をクリックし、テストが成功したら、「保存」してください。

9)フローに戻ったら、「アプリと連携する LINE WORKSに通知する」のアイコンをクリックします。

10)アクションは「トークルームにメッセージを送信」を選択し、「次へ」をクリックします。

11)ボットID、トークルームID、メッセージを入力します。
ボットIDはDeveloper Consoleでボットを作成し、ボットIDを取得してください。
トークルームIDはトークルーム画面のメニューにある「チャンネルID」をクリックすると表示されるIDがトークルームIDです。
※「ボットを含むトークルームを作成」アクションで作成したトークルームにメッセージを送信できます。
※「ボットを含むトークルームを作成」アクションを実行し、「トークルームID」を取得してください。
メッセージは先に連携したChatGPTのアウトプット情報から選択することが可能です。
入力できたら、「テスト」をクリックし、テストが成功したら、「保存」してください。

12)これで【LINE WORKSに投稿があったら、ChatGPTを使用し返答結果をLINE WORKSに通知する】というフローの完成です。
最後にトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

LINE WORKSやChatGPTを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもLINE WORKSやChatGPTのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

‍‍LINE WORKSとChatGPTを連携した自動化例

LINE WORKSでメールを受信したら返信案をChatGPTで作成しLINE WORKSに通知することもできます。
また、タスクツールで期日が今日までの課題を取得したら、ChatGPTで作成したメッセージをLINE WORKSに通知する連携も可能です。
他にも、LINE WORKSの投稿メッセージをChatGPTで解析し、不適切発言に警告文を送信することもできますよ。

LINE WORKSを活用した自動化例

ワークフローで申請が承認されたことをLINE WORKSへ通知する

Garoonやジョブカン経費精算・ワークフローなどで申請が承認されたことをLINE WORKSへ自動で通知します。

クラウドストレージにファイルがアップロードされたらLINE WORKSに通知する

Google DriveやBoxなどにファイルがアップロードされたらLINE WORKSに自動で通知します。

Web会議が終了したら文字起こししてLINE WORKSに通知する

Google MeetやZoomでWeb会議が終了したら、文字起こししてLINE WORKSに自動で通知します。

ChatGPTを活用した自動化例

データベースに追加された情報をChatGPTで分析して結果を反映する

Google スプレッドシートやNotionなどに情報が追加されたら、ChatGPTで分析して結果を自動で追記します。

受信したメール文をChatGPTで要約して通知する

GmailやOutlookなどで受信した内容をChatGPTで要約してチャットツールに自動で通知します。

フォームで送信された回答をもとに返答や要約を作成する

Googleフォームなどで送信された回答をもとにChatGPTで文章を自動で作成します。

LINE WORKSとChatGPTを連携するメリット

メリット1: カスタマーサポートの効率化

LINE WORKSとChatGPTを連携すると、カスタマーサポートの効率が飛躍的に向上するはずです。
例えば、顧客からのよくある質問に対して自動で回答できれば、サポート担当者の負担を軽減できるのではないでしょうか。
また、簡単な質問はChatGPTに任せられるので、サポートチームはより複雑な問題に集中できますよね。
さらに、迅速な顧客対応ができることで、顧客満足度の向上にもつながるはずです!

メリット2: お問い合わせ対応の抜け漏れを防止

1件1件お問い合わせに対応していても、どうしても対応漏れが発生しやすいですよね。
でも、連携により回答案が自動で通知されることで、抜け漏れを防ぎやすくなるのではないでしょうか。
例えば、お問い合わせ対応が忙しいときは、返答が完了したかを1件ずつ確認する余裕がないですよね。
このようなときは、他のメンバーが対応したと思って、つい回答が漏れてしまうことがあるかもしれません。
しかし、この連携を利用することで、時間に余裕ができれば、返答が漏れることなく対応できそうですね。

まとめ

LINE WORKSとChatGPTを連携すると、LINE WORKSの投稿に自動で回答できるようになります!
お問い合わせへ対応の自動化はカスタマーサポートや社内コミュニケーションの効率化につながり、また、今まで手動で行っていた業務がなくなり、人的フローによるミスも減少するはずです。
Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても簡単にアプリの連携ができちゃいます!!
さらに、連携可能なアプリは他にもたくさんあるので、ぜひみなさんもアプリの連携に挑戦してみてくださいね。

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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