LINE WORKSとNotionの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-21

LINE WORKSで特定のルームに投稿した内容をNotionのデータベースに追加する方法

r.suzuki

今や当たり前になってきた、社内連絡用のメッセージツール。
活用している企業が増えていると思いますが、重要な業務のトーク内容が埋もれてわからなくなったり、トーク内容を保存したい場合ってありませんか?
そこで今回は、LINE WORKSとNotionを連携して、特定のルームに投稿された内容を自動的にNotionのデータベースに追加する方法を説明します。
この自動化によって情報を一元管理しやすくなり、業務効率の大幅な向上が期待できます。
このブログでは、具体的な連携設定の手順も順を追って説明します。みなさん、ぜひ参考にしてください!

こんな方におすすめ

  • ‍チャットツールとしてLINE WORKSを使っている方
  • 毎日大量のトークが流れてきて重要な情報が埋もれがちな方
  • LINE WORKSのデータをNotionで一括管理したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

LINE WORKSとNotionの連携フローの作り方

アプリの連携は、一般的にプログラミング係の専門的な知識が必要だったり、設定に時間がかかることが多く、エンジニアではない一般ユーザーには難しいイメージですが、<span class="mark-yellow">Yoomを利用すれば、簡単に、知識や経験がなくてもアプリの連携ができちゃうんです!</span>

ステップ1:Yoom登録・ログインとアプリ登録

Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
1)「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)登録したいアプリを選択し、アプリごとに使用するアカウントでログインしてください。
1つ目のアプリが登録できたら、もう一度「新規接続」をクリックして、2つ目のアプリを登録をします。
LINE WORKSの詳しい設定方法はこちらを参考にしてください。
LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help

※AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
なお、<span class="mark-yellow">チームプランやサクセスプランなどの有料プランも2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。</span>
ぜひお試しください!

3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録した2つのアプリのアイコンが表示されたかを確認をしてください。

ステップ2: テンプレートの選択と格納場所の準備

今回は、【LINE WORKSで特定のルームに投稿した内容をNotionのデータベースに追加する】というフローを作成します。
このテンプレートでは、LINE WORKSの投稿内容を自動でNotionに追加することで、業務の効率化を図ることができます。
日常的にLINE WORKSで業務連絡をしていると、重要な情報が埋もれてしまったり、作業漏れや検索に時間を費やしてしまうことがあります。
そこで、必要な情報を自動的にNotionに蓄積していくことで、作業の見逃しを防ぐことが可能になります。
また、自動化されるので、手動での転記が不要で、作業時間の短縮と情報の正確性も期待できます。

なお、今回のフローではレコードを追加するNotionのデータベースを事前に用意する必要があります。
LINE WORKSから抽出した情報をどのような項目でまとめ、データベースに格納するのかを考えて事前に準備してください。

ステップ3:NotionとLINE WORKSの連携設定

1)以下のテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックしてマイプロジェクトへコピーをします。

2)以下のような表示が出てきます。

指示にしたがって、右に「!」のついているフローのアイコンを順番にクリックし、編集していきます。
タイトルや詳細はクリックすると変更可能です。
使用しやすいように変更してください。

3)「アプリと連携する 新しいメッセージがトークルームに投稿されたら」をクリックします。

4)アクションは「トークルームにメッセージを送信」を選択して、「次へ」をクリックします。

5)表示されるWebhookURLをコピーし、対象アプリの管理画面で設定を行なってください。
Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行し「テスト」をクリック、テストが成功したら「保存」します。

6)フローに戻ったら、「テキストからデータから抽出する」のアイコンをクリックします。

7)変換タイプは「データの抽出(2タスク)」を選択して「次へ」をクリックします。

8)項目を入力します。
先に連携をしたLINE WORKSのアウトプット情報を引用できるので、テキストなどの作成に応じて引用してください。
入力ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存」します。

9)フローに戻ったら、「データベースを操作する レコードを追加する」のアイコンをクリックします。

10)アクションは「レコードを追加する」を選択し、「データベースID」を入力して「次へ」をクリックします。

11)追加するレコードの値を入力します。
先に抽出したアウトプット情報を引用できるので、必要に応じて引用してください。
入力ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存」します。

12)これで【LINE WORKSで特定のルームに投稿した内容をNotionのデータベースに追加する】というフローの完成です。

ステップ4: テストと確認

13)最後まで設定すると以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリック。フローボットを起動させて、一度正しく作動するか確認してください。

LINE WORKSとNotionのその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもLINE WORKSやNotionのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。いずれも簡単な設定で利用できるようになりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

LINE WORKSを活用した自動化例

Googleフォームで回答が送信されたらLINE WORKSに通知

他ツールの情報をもとにLINE WORKSに通知を送ることもできます。アンケート集計やイベント等の申込受付をしている場合に便利ですね。

Google Chatで投稿されたら、LINE WORKSに通知する

複数のチャットツールを併用している場合に、1つのアプリで通知を一括管理することができます。

HubSpotに新規コンタクトが登録されたらLINE WORKSに通知

新規コンタクトの登録を自動で通知することで、いち早く把握・対応するのに役立ちそうです!

Notionを活用した自動化例

Gmailの受信内容をNotionに追加する

チャットツール同様、Gmail等のメールアプリの内容もNotionに追加できます。業務で使うアプリに合わせて使ってみてください!

Notionでページが作成または更新されたらSlackに通知

Notionの内容をもとに通知を送ることもできます。チャットツールと連携すると、更新をスピーディーに把握できて便利ですね。

Googleスプレッドシートで行が追加されたらNotionでページを作成する

こちらはGoogle スプレッドシートの内容をもとにNotionでページを作るフローです。必要なデータをGoogle スプレッドシートにまとめている方にはこちらがおすすめです。

LINE WORKSとNotionを連携するメリット

メリット1: 情報の一元管理

特定のルームに投稿された情報が自動的にNotionのデータベースに追加されることで、情報を一元管理しやすくなります。
例えばプロジェクト管理を行うチームにとって、LINE WORKSでのやり取りがそのままNotionに反映されるため、情報の漏れや重複防止に役立つでしょう。
さらに、トークに参加していなかったメンバーも後から内容を確認できます。
これによりチーム全体の情報共有がスムーズになり、プロジェクトの進行状況を簡単に把握できますね!

メリット2: タスク管理の効率化

LINE WORKSでの会話内容が自動的にNotionのタスク管理データベースに追加されることで、後からタスクを手動で入力する手間が省けます。
例えば、営業チームがLINE WORKSで顧客とのやり取りを行う際、その内容を自動的にNotionに記録できるため、内容の抜け漏れも発生しづらく、情報の正確性を保てるでしょう。
タスク管理の効率化によって、手動で行っていた作業時間を他の重要な業務に充てられるようになり、業務効率の向上が期待できます。

まとめ

LINE WORKSとNotionをノーコードで連携することで、LINE WORKSの投稿内容を自動でNotionに追加できるようになりました。
これによって情報を一元管理しやすくなり、タスク管理が楽になりそうですね。
また自動化によって、作業時間も短縮され、業務全体の効率化にも期待できます。
Yoomを使用することで、技術的な知識がなくてもだれでも簡単に連携設定が可能です。
このブログを参考に、ぜひLINE WORKSとNotionの連携にチャレンジしてみてください!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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