2024/09/04
アプリ同士の連携方法

LINE WORKSとNotionをノーコードで連携したら、投稿した内容をNotionのデータベースに自動追加できた!

r.suzuki

目次

今や当たり前になってきた、社内連絡用のメッセージツール。
活用されている企業がとても増えていると思いますが、重要な業務のトーク内容が埋もれてわからなくなったり、トーク内容を保存したい場合ってありませんか?
そこで今回は、LINE WORKSとNotionを連携して、特定のルームに投稿された内容を自動的にNotionのデータベースに追加する方法を説明します。
この自動化によって、情報の一元管理ができるようになり、業務効率が大幅に向上することが期待できます。
このブログでは、具体的な連携設定の手順も順を追って説明します。
みなさん、ぜひ参考にしてください!

LINE WORKSとNotionを連携するメリット

メリット1: 情報の一元管理

特定のルームに投稿された情報が自動的にNotionのデータベースに追加されることで、情報の一元管理ができるようになります。
例えば、プロジェクト管理を行うチームにとって、LINE WORKSでのやり取りがそのままNotionに反映されるため、情報の漏れや重複を防止できる可能性があります。
さらに、トークに参加していなかったメンバーも後から内容を確認できます。
これにより、チーム全体の情報共有がスムーズになり、プロジェクトの進行状況を簡単に把握することができます。

メリット2: タスク管理の効率化

LINE WORKSでの会話内容が自動的にNotionのタスク管理データベースに追加されることで、後からタスクを手動で入力する手間が省けます。
例えば、営業チームがLINE WORKSで顧客とのやり取りを行う際、その内容を自動的にNotionに記録できるため、内容の抜けや漏れも発生しづらく、情報の正確性も保てます。
タスク管理の効率化によって、手動で行っていた作業時間を重要な他の業務に充てることが可能になり、業務の効率が向上することが期待されます。

YoomでLINE WORKSとNotionを連携

アプリの連携は、一般的にプログラミング係の専門的な知識が必要だったり、設定に時間がかかることが多く、エンジニアではない一般ユーザーには難しいイメージですが、<span class="mark-yellow">Yoomを利用すれば、簡単に、知識や経験がなくてもアプリの連携ができちゃうんです!</span>


[Yoomとは]

LINE WORKSとNotionの連携フローの作り方

ステップ1:Yoom登録・ログインとアプリ登録

はじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
既にアカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ

Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
1)「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)登録したいアプリを選択し、アプリごとに使用するアカウントでログインしてください。
1つ目のアプリが登録できたら、もう一度「新規接続」をクリックして、2つ目のアプリを登録をします。
LINE WORKSの詳しい設定方法はこちらを参考にしてください。
LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help

※AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
なお、<span class="mark-yellow">チームプランやサクセスプランなどの有料プランも2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。</span>
ぜひお試しください!

3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録した2つのアプリのアイコンが表示されたかを確認をしてください。

ステップ2: テンプレートの選択と格納場所の準備

今回は、【LINE WORKSで特定のルームに投稿した内容をNotionのデータベースに追加する】というフローを作成します。
このテンプレートでは、LINE WORKSの投稿内容を自動でNotionに追加することで、業務の効率化を図ることができます。
日常的にLINE WORKSで業務連絡をしていると、重要な情報が埋もれてしまったり、作業漏れや検索に時間を費やしてしまうことがあります。
そこで、必要な情報を自動的にNotionに蓄積していくことで、作業の見逃しを防ぐことが可能になります。
また、自動化されるので、手動での転記が不要で、作業時間の短縮と情報の正確性も期待できます。

なお、今回のフローではレコードを追加するNotionのデータベースを事前に用意する必要があります。
LINE WORKSから抽出した情報をどのような項目でまとめ、データベースに格納するのかを考えて事前に準備してください。

ステップ3:NotionとLINE WORKSの連携設定

1)先ほど紹介したテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックしてマイプロジェクトへコピーをします。

2)以下のような表示が出てきます。


指示にしたがって、右に「!」のついているフローのアイコンを順番にクリックし、編集していきます。
タイトルや詳細はクリックすると変更可能です。
使用しやすいように変更してください。

3)「アプリと連携する 新しいメッセージがトークルームに投稿されたら」をクリックします。

4)アクションは「トークルームにメッセージを送信」を選択して、「次へ」をクリックします。

5)表示されるWebhookURLをコピーし、対象アプリの管理画面で設定を行なってください。
Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行し、「テスト」をクリック、テストが成功したら「保存」します。

6)フローに戻ったら、「テキストからデータから抽出する」のアイコンをクリックします

7)変換タイプは「データの抽出(2タスク)」を選択して、「次へ」をクリックします。

8)項目を入力します。
先に連携をしたLINE WORKSのアウトプット情報を引用できるので、テキストなどの作成に応じて引用してください。
入力ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存」します。



9)フローに戻ったら、「データベースを操作する レコードを追加する」のアイコンをクリックします。

10)アクションは「レコードを追加する」を選択し、「データベースID」を入力して「次へ」をクリックします。


11)追加するレコードの値を入力します。
先に抽出したアウトプット情報を引用できるので、必要に応じて引用してください。
入力ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存」します。


12)これで【LINE WORKSで特定のルームに投稿した内容をNotionのデータベースに追加する】というフローの完成です。


ステップ4: テストと確認

13)最後まで設定すると以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリック。フローボットを起動させて、一度正しく作動するか確認してください。

今回使用したテンプレートはこちら

LINE WORKSとNotionを使ったその他の自動化の例

他にもLINE WORKSとNotionを使った自動化のテンプレートがYoomにあるので、ご紹介します。

1.Notionでプロジェクトの進捗状況が作成または更新された際にLINE WORKSに通知するフローです。
LINE WORKSへの通知を自動化することで、プロジェクト内の進捗状況の把握が容易となり、注力すべき作業を共有しやすくなります。
また、毎回Notionを確認する必要もなくなり、プロジェクト全体の業務効率を向上させることが可能です。

2.毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出して一括でLINE WORKSに通知するフローです。
Notionデータベースから、本日期限のタスクを一括で通知できるため、手動による通知作業は不要になります。
タスクの通知を効率化したいと考えている方におすすめのテンプレートです。
通知を自動化することで、各メンバーが進めるべき作業が可視化されるため、業務を円滑に進めることができます。

3.Notionデータベースに登録された議事録の内容を要約し、LINE WORKSに通知するフローです。
チームメンバーは議事録全体を読むことなく、重要なポイントを迅速に把握することができます。
会議に参加できなかったメンバーや時間がないメンバーでも、要点を押さえた情報を受け取ることができるため情報共有の効率化とチーム全体の生産性向上に繋がります。

まとめ

LINE WORKSとNotionをノーコードで連携することで、LINE WORKSの投稿内容を自動でNotionに追加できるようになりました。
これによって、情報の一元管理が可能になり、タスク管理の効率化の実現が見込めます。
また、自動化によって、作業時間も短縮され、業務全体の効率化にも期待できます。
Yoomを使用することで、技術的な知識がなくてもだれでも簡単に連携設定が可能です。
このブログを参考に、ぜひLINE WORKSとNotionの連携にチャレンジしてみてください!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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