LINE WORKSとNotionの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-19

LINE WORKSで特定のルームに投稿した内容をNotionのデータベースに追加する方法

r.suzuki

今や当たり前になってきた、社内連絡用のメッセージツール。
活用している企業が増えていると思いますが、重要な業務のトーク内容が埋もれてわからなくなったり、トーク内容を保存したい場合ってありませんか?
そこで今回は、LINE WORKSとNotionを連携して、特定のルームに投稿された内容を自動的にNotionのデータベースに追加する方法を説明します。
この自動化によって情報を一元管理しやすくなり、業務効率の大幅な向上が期待できます。
このブログでは、具体的な連携設定の手順も順を追って説明します。みなさん、ぜひ参考にしてください!

こんな方におすすめ

  • ‍チャットツールとしてLINE WORKSを使っている方
  • 毎日大量のトークが流れてきて重要な情報が埋もれがちな方
  • LINE WORKSのデータをNotionで一括管理したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

LINE WORKSとNotionの連携フローの作り方

アプリの連携は、一般的にプログラミング係の専門的な知識が必要だったり、設定に時間がかかることが多く、エンジニアではない一般ユーザーには難しいイメージですが、<span class="mark-yellow">Yoomを利用すれば、簡単に、知識や経験がなくてもアプリの連携ができちゃうんです!</span>

ステップ1:Yoom登録・ログインとアプリ登録

Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
1)「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)登録したいアプリを選択し、アプリごとに使用するアカウントでログインしてください。
1つ目のアプリが登録できたら、もう一度「新規接続」をクリックして、2つ目のアプリを登録をします。
LINE WORKSの詳しい設定方法はこちらを参考にしてください。
LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help

3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録した2つのアプリのアイコンが表示されたかを確認をしてください。

ステップ2: テンプレートの選択と格納場所の準備

今回は、【LINE WORKSで特定のルームに投稿した内容をNotionのデータベースに追加する】というフローを作成します。
このテンプレートでは、LINE WORKSの投稿内容を自動でNotionに追加することで、業務の効率化を図ることができます。
日常的にLINE WORKSで業務連絡をしていると、重要な情報が埋もれてしまったり、作業漏れや検索に時間を費やしてしまうことがあります。
そこで、必要な情報を自動的にNotionに蓄積していくことで、作業の見逃しを防ぐことが可能になります。
また、自動化されるので、手動での転記が不要で、作業時間の短縮と情報の正確性も期待できます。

なお、今回のフローではレコードを追加するNotionのデータベースを事前に用意する必要があります。
LINE WORKSから抽出した情報をどのような項目でまとめ、データベースに格納するのかを考えて事前に準備してください。

ステップ3:NotionとLINE WORKSの連携設定

1)以下のテンプレートの「試してみる」のアイコンをクリックしてマイプロジェクトへコピーしましょう。

2)以下のような表示が出てきます。

指示にしたがって、右に「!」のついているフローのアイコンを順番にクリックし、編集していきます。
タイトルや詳細はクリックすると変更可能です。
使用しやすいように変更してください。

3)「アプリと連携する 新しいメッセージがトークルームに投稿されたら」をクリックします。

4)アクションは「トークルームにメッセージを送信」を選択して、「次へ」をクリックしましょう。

5)表示されるWebhookURLをコピーし、対象アプリの管理画面で設定を行なってください。
Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行し「テスト」をクリック、テストが成功したら「保存」します。

6)フローに戻ったら、「テキストからデータから抽出する」のアイコンをクリックしてください。

7)変換タイプは「GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク)」を選択して「次へ」をクリックします。

8)項目を入力します。
先に連携をしたLINE WORKSのアウトプット情報を引用できるので、テキストなどの作成に応じて引用してください。
入力ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存」します。

AIを活用した「データの抽出(2タスク)」の設定方法については、こちらのページもご確認ください。

9)フローに戻ったら、「データベースを操作する レコードを追加する」のアイコンをクリックします。

10)アクションは「レコードを追加する」を選択し、「データベースID」を入力して「次へ」をクリックします。

11)追加するレコードの値を入力します。
先に抽出したアウトプット情報を引用できるので、必要に応じて引用してください。
入力ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存」します。

12)これで【LINE WORKSで特定のルームに投稿した内容をNotionのデータベースに追加する】というフローの完成です。

ステップ4: テストと確認

13)最後まで設定すると以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリック。フローボットを起動させて、一度正しく作動するか確認してください。

設定お疲れ様でした!

LINE WORKSとNotionのその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもLINE WORKSやNotionのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。いずれも簡単な設定で利用できるようになりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

LINE WORKSを活用した自動化例

タスクや課題が作成されたらLINE WORKSに通知する

LINE WORKSへの通知が自動化されることで、情報共有のタイムラグや通知漏れを防止できるため、業務をスムーズに進めることが可能です。

リードが作成されたら、LINE WORKSに通知する

大切な顧客情報を見落とすことなく迅速に対応することができ、業務効率向上が図れます。

投稿が追加・更新されたら、LINE WORKSに通知する

追加・更新情報をLINE WORKSで共有することで、チームメンバー間での情報連携がスムーズになり、活動の効率化につながるはずです。

Notionを活用した自動化例

Notionの情報をもとにフォルダを作成する

Notionで収集した情報をもとにフォルダが自動的に作成されるため、手動でのフォルダ作成やファイル整理の手間が省けます。

登録された会社情報をNotionに追加する

登録や更新された情報をNotionに自動登録できるので、管理の一元化が実現できるはずです。

Notionの任意のデータベースに情報が追加されたら通知する

Notionのデータベースへの登録または更新されたら自動で通知するため、関係者は必要な情報にすぐアクセスできるようになるかもしれません。

LINE WORKSとNotionを連携するメリット

メリット1: 情報の一元管理

特定のルームに投稿された情報が自動的にNotionのデータベースに追加されることで、情報を一元管理しやすくなります。
例えばプロジェクト管理を行うチームにとって、LINE WORKSでのやり取りがそのままNotionに反映されるため、情報の漏れや重複防止に役立つでしょう。
さらに、トークに参加していなかったメンバーも後から内容を確認できます。
これによりチーム全体の情報共有がスムーズになり、プロジェクトの進行状況を簡単に把握できますね!

メリット2: タスク管理の効率化

LINE WORKSでの会話内容が自動的にNotionのタスク管理データベースに追加されることで、後からタスクを手動で入力する手間が省けます。
例えば、営業チームがLINE WORKSで顧客とのやり取りを行う際、その内容を自動的にNotionに記録できるため、内容の抜け漏れも発生しづらく、情報の正確性を保てるでしょう。
タスク管理の効率化によって、手動で行っていた作業時間を他の重要な業務に充てられるようになり、業務効率の向上が期待できます。

まとめ

LINE WORKSとNotionをノーコードで連携することで、LINE WORKSの投稿内容を自動でNotionに追加できるようになりました。
これによって情報を一元管理しやすくなり、タスク管理が楽になりそうですね。
また自動化によって、作業時間も短縮され、業務全体の効率化にも期待できます。
Yoomを使用することで、技術的な知識がなくてもだれでも簡単に連携設定が可能です。
このブログを参考に、ぜひLINE WORKSとNotionの連携にチャレンジしてみてください!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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