2024/10/21
アプリ同士の連携方法

LINE WORKSのメッセージをGeminiで解析し、再投稿する方法

m.i

目次

社内ヘルプデスクの皆さん、回答が追い付かなかったり、内容の確認や回答の送信に時間がかかることに悩んでいませんか?
このような悩みを解決するのが、LINE WORKSとGeminiの連携です。
本記事では、LINE WORKSに投稿されたメッセージをGeminiのアシスタントで解析し、再投稿する方法を詳しく解説します。
この自動化を利用することで、情報の一貫性を保ちつつ、業務のスピードと精度を向上させることが期待できます。

LINE WORKSとGeminiを連携するメリット

1.応答速度の向上

Geminiを活用することで、LINE WORKSに投稿された内容に対する応答時間が短縮されます。
通常、スタッフが手動で解析や回答を行う場合、確認や情報収集に時間がかかり、応答が遅れることがあります。
ですがこの自動化を利用することで、Geminiは投稿内容を素早く解析し、自動的に適切な回答を提供できます。
これにより、問い合わせや問題解決の際にスピーディーな対応が可能となり、応対満足度の向上や業務プロセスの円滑化が期待できます。
また、内部コミュニケーションでも同様に、素早い情報共有やタスクの処理が実現し、業務全体のスピードアップを図れるでしょう。
応答速度の向上は、特に顧客対応やチーム内の業務連携において大きなメリットになると考えられます。

2.情報の一貫性と精度の向上

Geminiは、事前に設定されたルールやAIによる解析に基づいて投稿内容を判断し、一貫した回答を提供することが可能です。
これにより、複数のスタッフが対応する場合に発生しがちな回答のバラつきを防ぐことができ、情報の精度が高まります。
さらに、自動的に要約が行われるため、スタッフによる入力ミスなどのヒューマンエラーのリスクも軽減されます。
常に一貫した正確な情報が常に提供されることで、業務のスムーズな進行にも貢献するでしょう。

LINE WORKSとGeminiの連携フローの作り方

ここまでLINE WORKSとGeminiの連携によるメリットを紹介してきました。
それでは早速、Yoomを使って今回使用するアプリを連携していきましょう!
マイアプリ登録が完了したら、「LINE WORKSで投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度LINE WORKSに更新する」フローボットを作成していきます。

[Yoomとは]

今回は以下のステップです。
一緒に設定していきましょう!

1.LINE WORKSとGeminiマイアプリ連携2.「LINE WORKSで投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度LINE WORKSに更新する」テンプレートをコピー
3.トリガーと各種オペレーションの設定
4.トリガーをONにして完了

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まず、使用しているLINE WORKSとGeminiを連携させましょう。
Yoomページの左側から、マイアプリ→新規接続を選択します。


LINE WORKSと検索してください。
こちらを参考に、必須項目の設定をお願いします。

続いてGeminiと連携します。
APIキーはこちらから取得し、入力をしてください。
マイアプリに連携したLINE WORKSとGeminiが表示されたら完了です。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:アクションやトリガーを設定

今回はこちらのテンプレートを使用します。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
次に進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートが自動的にコピーされます。
テンプレート名は、必要に応じて変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると、先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

では、アプリトリガーを設定していきましょう。
トークルームにメッセージが送信されたら」を選択します。
タイトルはわかりやすいように変更できます。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで、次に進みましょう。
Webhookの設定を行い、トークを送信します。
今回は以下の内容としました。

テストをクリックし、LINE WORKSの内容が反映していたら保存します。
続いて「コンテンツを生成」をクリック。
こちらも、連携するアカウント情報を確認します。
アクションは変更せず、次に進みます。
モデルは以下のように出てくる候補から選択してください。
(スクロールすると、表示されているモデル以外も確認できます。)

プロンプトには、先ほど取得したアウトプットを選択します。

今回、systemInstructionには例として以下を設定しました。
希望があればそちらを設定してくださいね。

こちらもテストを行い、アウトプット「生成されたコンテンツ」に結果が出力されたら保存します。
続いて「LINE WORKSに通知する」をクリックします。
ボットID・トークルームIDの設定をお願いします。

メッセージはアウトプットを使用し、以下のように入力しました。

こちらもテストをして、成功したら保存しましょう。
LINE WORKS側では、このようなメッセージとなります。

無事に回答が送信されましたね。
最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、簡単に進めることができました。

今回使用したフローボットはこちら↓

LINE WORKS・Geminiを使ったその他の自動化例

1.NotionDBに追加された社内ミーティングの内容をGeminiを使って要約するフローです。
ミーティングを要約したものをNotionに自動で追加できます。
今まで手動で要約や情報転記を行っていた方には、おすすめのフローです。

2.LINE WORKSで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿するフローです。
海外の支社や取引先と、頻繁にやりとりする方におすすめです。
翻訳や転記の手間を省くことができます。

3.Zendeskでチケットが作られたらLINE WORKSに通知するフローです。
このフローを使えば、Zendeskのチケット内容が自動で通知されるので、確認漏れを防げます。
今回のフローボットと組み合わせて利用すれば、自動で回答を生成できるようになり、問い合わせの一次対応が素早く行えるでしょう。

まとめ

今回は「LINE WORKSで投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度LINE WORKSに更新する」フローボットをご紹介しました。
LINE WORKSとGeminiを連携することで、問い合わせ内容が要約でき、自動で送信されるため応対速度の向上が見込めます。
また、情報の一貫性を確保することで、顧客満足度の向上や社内外の信頼関係の強化が期待できます。

特にノーコードツールYoomを活用することで、技術的な知識がなくても簡単にアプリ同士の連携ができます。
ぜひ、この機会にLINE WORKSとGeminiの連携を検討してみてください。

気になった方はこちらから、Yoomの無料登録が可能です。→始める

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
タグ
自動化
連携
LINE WORKS
Gemini
自動
関連アプリ
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる