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「boardで管理している案件情報を、Geminiを使って要約してからチームに共有したい」
「boardに登録された顧客情報の備考欄を、手作業でコピーしてGeminiに貼り付けている」など、案件・顧客管理ツールであるboardと、生成AIのGeminiを連携させる上で、このような手作業に手間や効率の悪さを感じていませんか?
これらの定型業務は時間を奪うだけでなく、コピー&ペーストのミスといったヒューマンエラーを引き起こす原因にもなりかねません。
もし、<span class="mark-yellow">boardに新しい情報が登録された際に、その内容をGeminiが自動で要約し、関係者に通知する仕組み</span>を構築できれば、こうした日々の反復作業から解放され、入力ミスをなくし、より重要な顧客対応や戦略立案といったコア業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができます。
今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、これまで自動化を諦めていた方でもすぐに導入が可能です。
ぜひこの記事を参考に、面倒な手作業をなくし、業務をもっと楽にしていきましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">boardとGeminiを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!
boardとGeminiのAPIを連携させることで、boardに登録された情報をトリガーに、Geminiでテキストの要約や加工を行い、その結果を様々なツールに通知するといった一連のフローを自動化できます。
これにより、手作業による情報共有の手間や要約作業の時間を大幅に削減し、業務の迅速化と効率化を実現します。
気になる自動化例があれば、ぜひクリックしてみてください!
boardに新しい案件が登録されるたびに、その詳細や社内メモを手動でコピーし、要約してチームに共有する作業は手間がかかりますよね。
この自動化を設定することで、<span class="mark-yellow">新規案件の登録をトリガーに、Geminiが社内メモを自動で要約し、案件情報とともにチャットツールなどに通知</span>可能です。
これにより、情報共有のスピードと正確性が向上します。
このフローは、特定条件に応じて処理を分岐させることも可能なため、より柔軟な情報共有体制を構築できます。
boardに登録された新規顧客の情報、特に備考欄に書かれた詳細なヒアリング内容などをチーム全体で把握するのは重要ですが、全員が長文を読むのは非効率です。
このテンプレートを使えば、<span class="mark-yellow">新しい顧客が作成されると、Geminiが自動で備考欄のテキストを要約し、その内容を関係者に通知</span>できます。
そのため、チームメンバーは顧客の要点をスピーディーに把握でき、円滑な連携を実現できるかもしれません。
それでは、さっそく実際にboardとGeminiを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでboardとGeminiの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は「boardで新しい案件が登録されたら、Geminiで社内メモを要約し案件情報を通知する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
Yoomにログイン後、board・Gemini・Discordのマイアプリ連携を行いましょう。
左メニューバーの「マイアプリ」を選択し、右にある「新規接続」を選択します。
「新規接続」を選択すると「アプリ一覧」が表示されます。boardを検索して選択しましょう。
「アカウント名」と「アクセストークン」を入力して「追加」を選択しましょう。
boardのマイアプリ連携について、詳しくはこちらを参考にしてくださいね。
「マイアプリ」にboardが表示されていれば連携完了です!
「新規接続」を選択すると「アプリ一覧」が表示されるので、Geminiを検索して選択しましょう。
「アカウント名」と「アクセストークン」を入力して「追加」を選択しましょう。
APIキーはこちらから取得可能です!
「マイアプリ」にGeminiが表示されていれば連携完了です!
「新規接続」を選択すると「アプリ一覧」が表示されるので、Discordを検索して選択しましょう。
「アカウント名」と「アクセストークン」を入力して「追加」を選択しましょう。
アクセストークンはこちらから取得可能です。
設定の詳しい方はこちらを参考にしてくださいね。
Discordが「マイアプリ」に表示されていれば連携できています!
テンプレートをコピーして、実際にフローを作っていきましょう。
バナーの「試してみる」を選択してください。
テンプレートがコピーされたら「OK」を選択します。
次のステップから設定していきましょう。
「新しい案件が登録されたら」を選択します。
タイトルと連携するアカウント情報を確認し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。
「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。
【注意事項】
boardの「APIキー」を設定しましょう。
テスト用の案件をboardで作成していない方はこのタイミングで作成しましょう。
「社内メモ」も忘れずに入力しておいてくださいね。
例として、以下のように「社内メモ」を作成しました!
設定できたら「テスト」を行いましょう。
テストに成功すると「取得した値」に反映されます。
取得した値について詳しくはこちらをご覧ください。
ここでは、boardの案件情報が反映されています。内容を確認して「保存する」を選択しましょう。
「案件詳細を取得」を選択します。
タイトルと連携するアカウント情報を確認し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。
ここでもboardの「APIキー」を設定します。
「案件ID」を「取得した値」から設定し、「テスト」を行いましょう。
テストに成功すると「取得した値」に反映されます。
確認後、「保存する」を選択してください。
「コンテンツを生成」を選択します。
タイトルと連携するアカウント情報を確認し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。
「モデル」を設定します!Geminiのページ左上でモデルを確認可能です。
今回は2.5Flashを例として使用するので、候補から2.5Flashを選択しました。
「プロンプト」の設定で「取得した値」が使用可能です!
今回は例として、以下のように設定しました!
「システムプロンプト」を設定します。
以下の画像は例なので、任意で設定してくださいね。
設定できたら「テスト」を行いましょう。
テストに成功すると「取得した値」に反映されるので、確認して「保存する」を選択します。
「メッセージを送信」を選択します。
タイトルと連携するアカウント情報を確認し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。
Discordの「チャンネルID」を設定します。ここで設定したチャンネルにメッセージが届きます。
「メッセージ内容」を任意で設定してください。
「取得した値」を使って、例として以下のように設定しました!
「テスト」を行って成功すると、「取得した値」に反映されます。
確認後、「保存する」を選択しましょう。
Discordにメッセージが届きました!
設定完了です!
トリガーをONにすると、フローボットが起動します。
今回はboardからGeminiへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆に様々なアプリケーションの情報をGeminiで処理し、その結果をboardに登録する自動化も可能です。
イベントの参加者リストや問い合わせリストなどをGoogle スプレッドシートで管理し、それを手動でboardに顧客として登録する作業は、件数が増えるほど大きな負担になりますよね…
<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートに行を追加するだけで、Geminiが関連情報を要約し、その内容をもとにboardへ新しい顧客を自動で登録</span>可能です。
これにより、データ入力にかかる工数を削減し、入力ミスも防ぐことができます。
Notionで管理している見込み顧客リストやプロジェクト情報を、手作業でboardに転記していませんか?
<span class="mark-yellow">Notionデータベースに新しい行が追加されると、その内容がGeminiによって要約され、boardに顧客情報として自動で登録</span>できますよ!
Notionでの情報整理とboardでの顧客管理をシームレスにつなぎ、二重入力の手間を排除できます。
今回ご紹介した連携以外にも、boardやGeminiを活用することで、案件・顧客情報の管理や通知業務を自動化できます。
情報登録から共有までの流れを効率化し、手動作業の負担を軽減できますよ!
boardは、新規案件や顧客の登録をトリガーに、SlackやMicrosoft Teamsへの通知、Google DriveやNotionへの自動登録が可能です。
情報共有や資料整理をスピーディーに行えるため、案件管理のスピードと正確性が向上します。
Geminiは、SlackやMicrosoft Teamsでの投稿内容解析、Google スプレッドシートの要約、画像解析やSNS投稿など幅広い自動化に対応します。
高度な分析とコンテンツ生成を組み合わせることで、情報共有や発信の質を向上できるかもしれません。
<span class="mark-yellow">boardとGeminiの連携を自動化することで、これまで手作業で行っていた案件情報や顧客情報の転記・要約といった定型業務をなくし、ヒューマンエラーのない迅速な情報共有体制を構築できます。</span>
これにより、担当者は日々発生する単純作業から解放され、より創造的で付加価値の高いコア業務に集中できる環境が整い、チーム全体の生産性を高めることが可能です。
今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコード連携ツール「Yoom」を活用することで、プログラミングなどの専門知識がなくても、誰でも簡単に実現できます。
画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築可能です。
もし自動化による業務改善に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を直接体験してみてください。
Q:Geminiのモデル(2.5 Flash,Proなど)はどれを選べばいいですか?
A:2.5 Flashは高速・低コストで、簡易な要約や日常的な自動化に最適です。
一方で、Proは複雑な分析や高精度な処理に強みがあります。処理内容や求める精度に応じて使い分けましょう。
Q:この自動化を実現するための費用は結局いくら?(Yoom、Gemini API、boardの各料金について)
A:board、Gemini、DiscordはいずれもYoomのフリープランから使用できるアプリです。
boardの料金についてはこちらをご覧ください。
GeminiAPIの料金についてはこちらをご覧ください。
その他Yoomの料金プランについてはこちらをご覧ください。
Q:もっと複雑な指示をGeminiに出すにはどうすればいいですか?
A:Geminiにはプロンプトで詳細指示が可能です。
例:「300字以内で箇条書き」「重要度を★で示して」など。書き方次第で出力の質が大きく変わるので、出力したい内容に応じて詳細に設定しましょう。