SlackとGoogle Driveの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-02

SlackとGoogle Driveの連携でファイル管理がもっと簡単に!

k.hieda

業務でSlackを活用している企業にとって、日々のやり取りの中で共有されるファイルの管理は大きな課題ではないでしょうか。ファイルが増えると、どこに保存されているか分からなくなったり、管理の手間がかかったりすることもありますよね。
そこでSlackとGoogle Driveを連携することで、Slackに投稿されたファイルを自動でGoogle Driveに保存できるようになります。これによりファイルの整理が簡単になり、無駄な手間を省けるため、業務効率が大幅に向上するかもしれません!
この記事ではノーコードツールを使った設定方法を詳しく解説するので、ぜひ試してみてくださいね!

こんな方におすすめ

  • SlackとGoogle Driveをそれぞれ活用している方
  • 2つのツールを行き来せずにGoogle Driveでファイルを一元管理したい方
  • Slackに投稿されたファイルがメッセージに埋もれて、見失ってしまうのを防ぎたい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

SlackとGoogle Driveの連携フローの作り方

Slackに追加されたファイルをGoogle Driveに自動保存ができるYoomのフローボットテンプレートを用い、起動させた流れをご紹介します。

事前準備

・Slackのアカウント、データをダウンロードするためのチャンネルに何かファイルを投稿しておく
・Google Driveのアカウント情報、ファイルを格納する専用フォルダ

準備ができたら早速フローボットをコピーして編集スタート!

フローボットがマイプロジェクトにコピーされます。


まずはSlackの設定から開始。

Slackアカウント連携①〜ダウンロードURLを取得する

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

・アプリトリガー→ファイルの投稿がされたら
・アプリ→Slack
・Slackと連携するアカウント→メールアドレスとパスワードで連携できます。
 事前にYoomのダッシュボードでマイアプリを登録しておくとスムーズです。
・トリガーアクション→「ファイルがチャンネルに投稿されたら」がデフォルトで選択されているのでこのままでOK

(2/2)アプリトリガーのAPI設定

・トリガーの起動時間→トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
※ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

・チャンネルID→空欄をクリックすると先ほど連携したSlackワークスペースの候補チャンネルがピックアップされます。

事前に作っておいた専用チャンネルを選択しましょう。
テストします!

成功しました!

アウトプットの内容をみてみると、ファイルを保存する上で必要な項目が自動生成されることがわかりますね。
続いて2つめのSlackのフローを設定していきます。

Slackアカウント連携②〜ダウンロードURLを取得する

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

・先ほどと同じ内容のSlackアカウントを選択します。
・アクション→投稿されたファイルをダウンロード(デフォルト)

(2/2)API接続設定

・ファイルのダウンロードリンク→デフォルトで先ほど抽出できたリンクが設定できるようになっています。

テストします!

成功しました!ファイル名は後ほど設定できます。

Google Driveの格納先の設定〜取得したファイルをアップロード

(1/2)連携とアクションを選択

・タイトル→ファイルをアップロードする
・Google Driveのアカウントを選択します
・アクション→ファイルをアップロードする(デフォルト)

(2/2)API設定

・格納先のフォルダID→空白をクリックで指定するフォルダの候補がピックアップされます。
 見つからない時はURLの/folders/(文字列)/を入力してください。
・ファイル名→空欄をクリックしたら抽出できる候補がでます。
 今回はファイル名にしましたが、請求書などは名前が被りやすいのでIDでもいいかもしれませんね。
・ファイルの添付方法→デフォルトの設定のままでOK

テストします!

成功!

テンプレートのトリガーを【ON】にします。

結果

Google Driveをみてみます。

この赤枠のファイルがテストで取得したファイルです。

Slackの方ではこのファイルが該当します。

SlackやGoogle Driveを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもSlackやGoogle DriveのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

SlackとGoogle Driveを連携した自動化例

メールで受信した帳票類をGoogle Driveに格納してSlackに通知したり、Google Driveにファイルが保存されたらSlackに通知したりすることもできます。
Slackで投稿された書類データをOCRで読み取り、ファイル名を更新しGoogle Driveに保存する連携も可能です。

Slackを活用した自動化例

データベースに情報が登録されたらSlackに通知する

Google スプレッドシートやSalesforceなどに情報が追加されたらSlackに自動で通知します。

フォームで送信された内容をSlackに通知する

GoogleフォームやHubSpotのフォームで回答された内容をSlackに自動で通知します。

プロジェクト管理アプリでタスクが更新されたらSlackに通知する

AsanaやTrelloなどでタスクが更新されたことをSlackに自動で通知します。

Google Driveを活用した自動化例

Google Driveに保存されたファイルを他のクラウドストレージに保存する

Google Driveにファイルが保存されたら、BoxやDropboxなどに自動で保存します。

メールで受信した添付ファイルをGoogle Driveにアップロードする

GmailやOutlookなどで受信した添付ファイルをGoogle Driveに自動でアップロードします。

他アプリで取引先が登録されたらGoogle Driveにフォルダを作成する

SalesforceやHubSpotなどで取引先が登録されたらGoogle Driveにフォルダを自動で作成します。

SlackとGoogle Driveを連携するメリット

(1)コミュニケーションの円滑化

Slackはコミュニケーションが活発に行えるため、投稿が埋もれてしまいがち。せっかく貰ったファイルも、ダウンロードを忘れていると探すのに一苦労ですよね。
結局見つけられず「お忙しいところすみません…先日送っていただいたファイルを再送してもらえますか?」と頼むのはやや気まずかったりします。
Google Driveに自動保存されるように設定すると手元にファイルがあることはわかっているので安心できるのではないでしょうか。

(2)ファイル共有の効率化

ファイルを送るときGoogle Driveのリンクを共有することもありますよね。
フォルダ共有や作業中ファイルの共有だと便利なんですが、サクッと送ってしまいたいファイルはSlackに直接送る方が早いですよね。
相手もGoogle Driveと連携していれば気兼ねなく送れますね。

(3)データ管理の一元化

SlackとGoogle Driveを連携することで、データ管理の一元化も可能です。
アクセス権限の設定がスムーズになり、「今から共有します。すみません!」というもどかしい時間が短縮されるはずです。

まとめ

Slackはデータのやりとりも簡単で、様々な拡張子に対応しているので.aiや.psdの受け渡しも可能です。
でも、ファイルが大きいとアップロードとダウンロードに時間がかかってしまいますよね。
何か対応中にファイルが送信されて、すぐダウンロードが必要だと作業の優先順位に困ってしまいます。
でも自動でGoogle Driveに格納してくれたら助かりますね!

Yoomではノーコードでアプリの連携を行うことができ、日常的な作業を自動化することができます。作業を自動化することで、勉強する時間や仲間とのディスカッション、コミュニケーションの時間を作ることに貢献できます。Yoomを使って、あなたとチームの時間をもっと豊かにしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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