MetaコンバージョンAPIと0CodeKitの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/07

MetaコンバージョンAPIと0CodeKitを連携して、フォームの内容を用いてMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する方法

s.itoh

「コンバージョンのデータ管理に課題を感じている」「SNSのコンバージョン分析プロセスが煩雑である」このような悩みはないでしょうか?

現代のデジタルマーケティングにおいて、正確なコンバージョンデータの取得と効率的なデータ管理は欠かせません。特に、リード情報を効率的に広告プラットフォームに連携できれば、広告効果の最大化につながるでしょう。そこで本記事では、Yoomのフォーム機能とMetaコンバージョンAPIを連携し、フォームの送信内容を用いてコンバージョンイベントを自動的に送信する方法をご紹介します。この連携により、手動でのデータ入力の手間を省き、より精密なマーケティング分析が期待できます。

本記事を参考に、ぜひお試しください。

こんな方におすすめ

  • MetaコンバージョンAPIや0CodeKit、Meta広告を利用しており、コンバージョンデータを正確に収集・分析したいマーケティング担当者
  • 手動でのデータ入力や広告最適化の手間を減らし、業務を効率化したい広告運用担当者
  • ブラウザのトラッキング制限を回避し、より正確な広告パフォーマンス測定を行いたいWebマーケター
  • フォーム経由のリード情報をMeta広告と連携し、ターゲティング精度を向上させたい企業担当者
  • APIを活用してYoomとMetaコンバージョンAPIを連携し、自動化を推進したい情報システム担当者

それではここからノーコードツールYoomを使って、Yoomのフォームの内容を用いてMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する方法をご説明します。

[Yoomとは]

MetaコンバージョンAPIと0CodeKitを連携してコンバージョンイベントを送信する方法

Yoomのフォーム機能を活用し、0CodeKitにてハッシュ化をして0CodeKitのAPIを経由してその情報を受け取り、MetaコンバージョンAPIのAPIを用いてコンバージョンイベントを送信することで実現可能です。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで進めていきます

  • MetaコンバージョンAPIと0CodeKitのマイアプリ登録
  • テンプレートのコピー
  • トリガーの設定およびMetaコンバージョンAPI、0CodeKitのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローの起動準備を完了させる

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:MetaコンバージョンAPIと0CodeKitをマイアプリ連携

MetaコンバージョンAPIと0CodeKitをYoomに接続するため、マイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズにできます。

まず、MetaコンバージョンAPIのマイアプリ登録をしましょう。
はじめに、Yoomの画面左にあるマイアプリメニューにアクセスし、画面右の「新規接続」ボタンをクリックします。

検索窓に「MetaコンバージョンAPI」と入力すると、そのアイコンが出てくるのでクリックします。
下記画面でMetaコンバージョンAPIにログインすると、マイアプリにMetaコンバージョンAPIが追加されます。

Metaイベントマネージャーの任意のピクセルから取得したアクセストークンを設定してください。
詳しい設定方法は、下記画面の赤枠部分をクリックしてご確認ください。

これで登録は完了です。同様に、0CodeKitも登録してみましょう。

先ほどのYoomの画面で「新規接続」ボタンをクリックします。
検索窓に「0CodeKit」と入力すると、そのアイコンが出てくるのでクリックします。

下記の画面でログインをすれば、0CodeKitのアプリ登録も完了です。

「アカウント名」には任意の管理用の名称を設定してください。
「アクセストークン」には0CodeKitから取得したAPI Keyを設定してください。

登録完了後、次に進みます。

ステップ2:テンプレートのコピー

マイアプリが登録できたら、次にテンプレートをコピーします。
下記の「Yoomのフォームの内容を用いてMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する」と書かれているバーの右に表示されている「試してみる」をクリックします。

クリックすると、テンプレートのコピーが完了します。
もしこれができない場合、Yoomのログインができていないかもしれません。

Yoomをまだ利用したことがない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ3:トリガーの設定

次に、トリガー設定を行います。
まずは、下記画面で赤枠部分をクリックしましょう。

次に、下記画面でフォームの作成をいたします。
コンバージョンイベントに必要になる情報が取得できるように設定しましょう。

次に、フォームから取得した値を他のオペレーションで利用する際の、回答のサンプル値を設定してください。
最後に「保存する」をクリックして次に進みましょう。

ステップ4:日時形式の変換設定

次に、日時形式の変換設定を行います。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしてください。

次の「変換対象の日付・日時」には、下記画面のように欄をクリックすると選択メニューが出てきます。
メニュー上部の「基本情報」の中から該当するものを選択してクリックしましょう。

次に、下記画面のように「変換する前の日時形式」「変換後の日時形式」を選択しましょう。
最後に「保存する」をクリックして次に進みましょう。

ステップ5:0CodeKitの設定

次に、0CodeKitの設定を行います。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしてください。

ここで表示される画面では、特に操作は不要です。
記載内容を確認して、「次へ」のボタンをクリックしましょう。

次に、下記画面でハッシュ化するためのアルゴリズムの種類を選択します。
欄をクリックすると選択メニューが出てくるので該当するものをクリックしてください。

次に、「メッセージ」でハッシュ化する対象のメッセージ文字列を入力してください。
メッセージには、下記のように選択メニューから該当するデータをクリックしましょう。

※次の「ステップ6」で設定で入力する項目の中には、ハッシュ化が必須の欄があります。
この後のステップの内容を確認しながら、適宜入力してください。

最後に青いボタンの「テスト」をクリックし、「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

ステップ6:MetaコンバージョンAPIの設定

最後に、MetaコンバージョンAPIの設定を行います。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしてください。

ここで表示される画面では、特に操作は不要です。
記載内容を確認して、「次へ」のボタンをクリックしましょう。

次に、下記の2項目を入力します。
「ピクセルID」
「イベント名」を設定して次に進みましょう。

次に、「イベント発生時間」を入力します。
下記画面のように、欄をクリックすると選択メニューが出てくるため、前のステップで取得した情報から該当するものをクリックして入力してください。

次の「アクションケース」では、下記画面のように欄をクリックして表示されるメニューの中から該当するものを選びましょう。

残りの項目についても、下記のように欄をクリックして出てくる表示メニューからデータを選択しましょう。
項目によっては、ハッシュ化が必須のものや必須でないもの等、条件があるためそれを考慮して入力していきます。

入力完了後、最後に青いボタンの「テスト」をクリックし、「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

最後に下記画面で「トリガーをON」をクリックします。
以上ですべてのステップは完了です。

その他のMetaコンバージョンAPIと0CodeKitを使った自動化の例

他にもMetaコンバージョンAPIと0CodeKitを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1. Googleフォームの内容を用いてMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信するテンプレート

このテンプレートを使用することによって、Googleフォームからの送信をコンバージョンイベントとして捉えてMeta広告の効果をより正確に把握することができます。データ登録が不要になるため、マーケティング担当者の負担を軽減できるほか、転記ミスや登録漏れといったエラーリスクの減少にもつながるでしょう。

2. Notionでリードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信するテンプレート

このテンプレートを活用することで、Notionにリード情報を登録した際、自動でMetaに送信できます。送信時のデータ登録が不要になるため、マーケティング担当者の負担を軽減できるほか、転記ミスや登録漏れといったエラーリスクの減少にもつながるでしょう。

3. Google スプレッドシートでレコードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信するテンプレート

このテンプレートを利用すると、Google スプレッドシートでレコードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIで自動的にコンバージョンイベントが送信されます。これにより、効果的なマーケティング施策が可能になります。また、オフラインイベントなどの従来の方法では拾いきれなかったデータも送信できるため、広告のパフォーマンスが向上するでしょう。

MetaコンバージョンAPIと0CodeKitの連携メリットと具体例

メリット1:コンバージョンデータの手動入力を削減し、業務効率を向上

コンバージョンデータを逐一手作業で管理していると、手間と時間がかかってしまいます。これらの作業は、MetaコンバージョンAPIと0CodeKitの連携で自動化が可能です。例えば、大規模なキャンペーンで多数のリードが集まる場合、自動化により業務負担が軽減されるでしょう。この自動化により、コンバージョン管理の作業効率を向上させることが期待できます。

メリット2:漏れのないコンバージョンイベント管理を実現

コンバージョンデータを手作業で管理していると、コンバージョンイベントの反映漏れや遅延のリスクが伴います。こういった危険性は、MetaコンバージョンAPIと0CodeKitの連携で低減が可能です。例えば、新商品のプロモーションを開始した際、瞬時にユーザーの反応を把握し、広告戦略をより正確に調整できるでしょう。この自動化により、漏れのないコンバージョンイベントの管理を行うことが期待できます。

メリット3:マーケティングデータの正確性と分析精度の向上

手作業によるコンバージョンデータの管理は、最新情報への反映に漏れや遅延が発生し、マーケティング分析の精度を落としてしまう可能性があります。こういった課題は、MetaコンバージョンAPIと0CodeKitの連携で解決が期待できます。例えば、最新情報の反映が自動化されることでデータ更新の漏れを防ぎ、全てのユーザー行動を漏れなく捉えることができるでしょう。この自動化により、マーケティングデータの正確性と分析精度の向上が見込めます。

まとめ

以上、Yoomのフォームの内容を用いてMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する方法をご紹介しました。

現代のデジタルマーケティングにおいて、正確なコンバージョンデータの取得と効率的なデータ管理は欠かせません。特に、リード情報を効率的に広告プラットフォームに連携できれば、広告効果の最大化につながるでしょう。こういった施策は、0CodeKitとMetaコンバージョンAPIを連携し、フォームの内容を用いてコンバージョンイベントを送信することで実現可能です。この連携により、作業効率の向上や漏れのないコンバージョンイベント管理、マーケティング分析の精度向上といったメリットが見込めます。

本記事を参考に、ぜひお試しください。

この記事を書いた人
s.itoh
ハウスメーカーとコンサルの2社で働いてきました。 現在はフリーランスのwebライターをしています。 様々な方の役に立てるような、Yoomを使った業務効率化の情報を発信していきます。
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