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マーケティングにおいて、リードの管理と効率的な広告運用は欠かせません。しかし、ホットプロファイルで取得したリード情報をMeta広告プラットフォームに手動で登録するのは時間と手間がかかります。
そこで今回は、ホットプロファイルとMetaコンバージョンAPIを連携し、リード登録時に自動でコンバージョンイベントを送信する方法をご紹介します。
この自動化により、データを即時活用し、広告効果を最大化できるでしょう。
ここから、ノーコードツールYoomを使って、ホットプロファイルでリードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する方法をご説明します。
[Yoomとは]
ホットプロファイルでリードが登録されたことをホットプロファイルのAPIを利用して受け取り、MetaコンバージョンAPIが提供するAPIを用いて、MetaコンバージョンAPIのコンバージョンイベント送信に用いることで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
今回は、以下のプロセスで作成していきます。
Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。
ホットプロファイルとMetaコンバージョンAPIをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められます。
1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「ホットプロファイル」と入力し、検索結果からホットプロファイルを選択します。

2.表示された画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックしてください。

3.続いてMetaコンバージョンAPIをマイアプリ登録します。
ホットプロファイルの登録と同様、Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
検索窓に「MetaコンバージョンAPI」と入力し、検索結果からMetaコンバージョンAPIを選択します。
次の画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックします。

マイアプリにホットプロファイルとMetaコンバージョンAPIが表示されていれば、登録完了です。
以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックします。
ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされます。次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

1.先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「リードが作成されたら」をクリックしてください。
※こちらの画面は、Yoomページ画面左側「マイプロジェクト」のフローボットで表示される、「【コピー】ホットプロファイルでリードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する」をクリックすると表示されます。

2.表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

表示された画面で、詳細を設定します。「トリガーの起動間隔」を選択してください。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

3.「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。
※表示されているアウトプットは「この値を他のオペレーションで利用することができます。」と表記があるように、次の設定でも活用できます。
4.アプリと連携する「テキストをハッシュ化する」をクリックしてください。
表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

5.API接続設定を行います。
「ハッシュアルゴリズムの種類」は、入力欄をクリックして表示されるプルダウンから選択してください。

「メッセージ」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択できます。
※今回は、以下画像のように設定しました。
入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

6.アプリと連携する「コンバージョンイベントを送信」をクリックしてください。
表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

7.API接続設定を行います。
「ピクセルID」を設定してください。

「イベント名」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択できます。
※今回は、以下画像のように設定しました。

「イベント発生時間」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。

「アクションソース」は、入力欄をクリックして表示されるプルダウンから選択してください。
入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが自動的に起動します。

今回使用したテンプレートは以下の通りです。
その他にもYoomにはホットプロファイルとMetaコンバージョンAPIを使ったテンプレートがあるため、いくつかご紹介します。
1.Google スプレッドシートで行が更新されたら、ホットプロファイルの商談を更新する
Google スプレッドシートで行が更新されたら、ホットプロファイルの商談を更新するフローです。このフローを導入すれば、Google スプレッドシートで商談情報が更新された際、 ホットプロファイルに自動同期できます。取引内容の変更や商談の進捗情報が自動で反映されるため、転記作業の負担を減らすとともに、入力ミスや登録漏れを防ぎ、最新情報を関係者間でスムーズに共有することが可能になるでしょう。
2.ホットプロファイルで取引先が登録されたらOneDriveに取引先ごとのフォルダを作成する
ホットプロファイルで取引先が登録されたらOneDriveに取引先ごとのフォルダを作成するフローです。このフローを活用することで、これまで手作業で行っていたフォルダ作成の手間がなくなるでしょう。その結果、他の業務に集中できる時間が増え、生産性の向上にも繋がります。
3.Google スプレッドシートでレコードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する
Google スプレッドシートでレコードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信するフローです。このフローを利用すると、Google スプレッドシートでレコードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIで自動的にコンバージョンイベントが送信されます。これにより、効果的なマーケティング施策が可能になるでしょう。オフラインイベントなどの従来の方法では拾いきれなかったデータも送信できるため、広告のパフォーマンス向上が期待できます。
リード情報を広告プラットフォームに手動で登録する作業は、時間がかかりミスも起こりやすいです。ホットプロファイルとMetaコンバージョンAPIを連携することで、このプロセスを自動化できます。例えば、毎日大量のリードを獲得する企業では、手動入力の負担が顕著です。この自動化により、マーケティング担当者はデータ入力から解放され、戦略立案やクリエイティブ制作といったコア業務に集中できるでしょう。
手動でのデータ登録は入力ミスや更新遅延が発生しやすく、正確なデータ分析を妨げます。本フローを導入すれば、リード情報がリアルタイムで正確にMetaコンバージョンAPIに送信されます。具体的には、最新のデータをもとに広告パフォーマンスを分析でき、適切な改善策をスピーディーに立案できます。これにより、マーケティング戦略の精度と効果の大幅な向上に繋がります。
ホットプロファイルで新規リードが登録されると、即座にMetaコンバージョンAPIを通じてコンバージョンイベントが送信されます。これにより、広告配信に最新のリード情報を反映できます。例えば、新たに獲得したリードの特性をタイムリーに広告ターゲティングに活用し興味関心の高いユーザーに効果的な広告を配信できるでしょう。結果として、広告費用の無駄を減らし、投資対効果を高めることが期待できます。
今回は、ホットプロファイルとMetaコンバージョンAPIを連携させ、ホットプロファイルでリードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する方法をご紹介しました。ホットプロファイルとMetaコンバージョンAPIの連携は、リード管理と広告運用の効率化に大いに役立ちます。手作業の削減による業務負担の軽減、データ精度の向上、リード情報の即時活用による広告最適化と、さまざまなメリットを享受できるでしょう。
Yoomで自動化を導入するには、特別なスキルや知識は必要ありません。説明に沿って入力をするだけなので、操作も簡単です。
ぜひ本記事を参考に、ホットプロファイルとMetaコンバージョンAPIの連携を試してみてください。