Microsoft Entra IDとYoomの連携イメージ
【Microsoft Entra ID API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。
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Microsoft Entra IDとYoomの連携イメージ
自動化のアイデア

2025-10-23

【Microsoft Entra ID API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

Kumiko Tsukamoto

とにかく早くMicrosoft Entra IDのAPIを利用したい方へ

YoomにはMicrosoft Entra ID APIを使った様々なアクションや、業務フローを自動化するためのテンプレートが用意されています。
今すぐ試したい方はこちらから詳細をチェックしてみてください!


■概要
新しいユーザーをGoogle Workspaceに登録した後、Microsoft Entra IDにも同じ情報を手入力する作業は、時間がかかる上にミスの原因にもなり得ます。
このワークフローは、そうした課題を解決するために、Microsoft Entra IDのAPIを利用した連携を自動化するものです。
Google Workspaceにユーザーが追加されるだけで、Microsoft Entra IDにも自動でユーザー情報が登録されるため、手作業によるアカウント管理の効率化に繋がります。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google WorkspaceとMicrosoft Entra IDのアカウント管理をそれぞれ手作業で行っている方
・複数SaaSのアカウント発行業務を効率化し、ヒューマンエラーをなくしたい情報システム担当者の方
・Microsoft Entra IDのAPIを活用したアカウント連携の自動化に興味がある管理者の方

■注意事項
・Google Workspace、Microsoft Entra IDのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・Google Workspace、Microsoft Entra IDはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

Microsoft Entra IDを利用したユーザー管理やグループ設定など、定型的な作業に時間を取られていませんか?
このような作業を自動化するにはAPIの活用が有効ですが「API連携にはプログラミングの知識が必要なのでは…」と、導入のハードルを高く感じてしまうこともありますよね。
特に、社内に専門のエンジニアがいない場合や開発リソースが他のプロジェクトで手一杯な状況では、何から手をつければ良いか分からず自動化への一歩が踏み出せないという声も少なくありません。

そこで本記事では、Microsoft Entra ID APIの基本的な知識から、プログラミングの専門知識がない方でも簡単に様々なアプリとAPI連携を実現する方法までを具体的に解説します!

人事部門での入退社手続きの自動化や情報システム部門でのアカウント管理の効率化など、すぐに実践できる活用例をステップごとにご紹介しますので「エンジニアに頼らず、自分たちで業務を自動化したい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

API連携の活用で実現できるプロセスについて

これまでは手動での転記によってアカウント情報を処理・管理する必要がありましたが、近年ではAPIの活用により、シームレスな情報同期が実現できるようになりました。
ただ、これには事前に複雑な設定を行う必要があったり、手段によってはプログラミングの知識が必要なケースもあります。
通常業務を圧迫せずに、スムーズな情報連携を実現したい。
有効なツールを探しているのなら、ノーコード自動化ツールYoomがおすすめです。

Microsoft Entra ID APIとは

Microsoft Entra ID APIはMicrosoft Entra IDと外部アプリ(Google、Salesforce、Notionなど)を繋げてデータの受け渡しを行い、Microsoft Entra IDを使った業務フローを自動化できるインターフェースです。
APIはアプリケーション・プログラミング・インターフェース (Application Programming Interface)の略語です。

インターフェースとは簡単に言うと「何か」と「何か」を「繋ぐもの」で、Microsoft Entra ID APIの場合は「Microsoft Entra ID」と「外部のアプリ」を繋ぐインターフェースを指します。

また、APIでは大きく分けて以下のような指示を出すことができます。

  • 取得:APIを経由して、データを取得することができます。
  • 追加:APIを経由して、データを追加することができます。
  • 更新:APIを経由して、データを更新することができます。
  • 削除:APIを経由して、データを削除することができます。

Microsoft Entra ID APIでできること

Microsoft Entra ID APIでできることをいくつかピックアップしたので、ご覧ください!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにMicrosoft Entra ID APIを使った自動化を体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

ユーザーを追加する

Microsoft Entra ID APIのユーザー追加アクションをフローの中に組み込むことで、他のSaaSで発生したイベントをトリガーにMicrosoft Entra IDへのユーザー登録を自動化することが可能です。

手作業でのアカウント発行の手間や登録情報の入力ミスをなくすことができます。


■概要
新しいユーザーをGoogle Workspaceに登録した後、Microsoft Entra IDにも同じ情報を手入力する作業は、時間がかかる上にミスの原因にもなり得ます。
このワークフローは、そうした課題を解決するために、Microsoft Entra IDのAPIを利用した連携を自動化するものです。
Google Workspaceにユーザーが追加されるだけで、Microsoft Entra IDにも自動でユーザー情報が登録されるため、手作業によるアカウント管理の効率化に繋がります。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google WorkspaceとMicrosoft Entra IDのアカウント管理をそれぞれ手作業で行っている方
・複数SaaSのアカウント発行業務を効率化し、ヒューマンエラーをなくしたい情報システム担当者の方
・Microsoft Entra IDのAPIを活用したアカウント連携の自動化に興味がある管理者の方

■注意事項
・Google Workspace、Microsoft Entra IDのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・Google Workspace、Microsoft Entra IDはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

ユーザーを削除する

ユーザー削除のアクションをフローに設定することで、退職者管理システムやコミュニケーションツールでの通知を起点として、Microsoft Entra IDから自動でユーザーを削除できます。

アカウントの削除漏れを防ぎ、セキュリティを強化することに繋がります。


■概要
退職者発生時のアカウント管理など、Microsoft Entra IDでのユーザー削除を手作業で行っていませんか。
Slackなどで削除依頼を受け、手動で対応するフローは対応漏れや遅延の原因となりがちです。
このワークフローを活用すれば、Slackの特定メッセージをトリガーとして、Microsoft Entra IDのユーザーを自動で削除できます。
microsoft entra id apiの知識がなくても、迅速かつ正確なアカウント管理を実現し、情報システム部門の業務を効率化します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Microsoft Entra IDのユーザー管理を手作業で行い、工数を削減したい情報システム担当者の方
・退職者などのアカウント削除を迅速かつ安全に行う仕組みを構築したいセキュリティ担当者の方
・microsoft entra id api連携なども含め、社内のアカウント管理業務の自動化を検討している方

■注意事項
・Salck、Microsoft Entra IDのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Microsoft Entra IDはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

グループにユーザーを追加する

グループへユーザーを追加するアクションを活用して、例えばスプレッドシートの情報を更新するだけで特定のユーザーをMicrosoft Entra IDのグループへ自動追加できます。

プロジェクトごとのアクセス権限の付与などを迅速かつ正確に行うことが可能です。


■概要
Microsoft Entra IDでのユーザーグループ管理を手作業で行い、手間を感じていませんか。
特にGoogle スプレッドシートで管理しているリストを元に追加する場合、転記ミスや作業漏れは避けたいものです。
このワークフローは、Microsoft Entra IDのAPI連携をノーコードで実現し、Google スプレッドシートの行更新だけで、特定のグループへユーザーを自動で追加します。
こうした定型業務を自動化し、正確なユーザー管理を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google スプレッドシートとMicrosoft Entra IDでユーザー管理を行っている情報システム担当者の方
・Microsoft Entra IDのAPIを利用した業務自動化をノーコードで実現したいと考えている方
・ユーザーのグループ追加作業を手作業で行っており、入力ミスや作業漏れにお困りの方

■注意事項
・Google スプレッドシート、Microsoft Entra IDのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・Microsoft Entra IDはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

その他にも下記のようなアクションをAPI経由で実行が可能です。 

  • ユーザーを検索
  • グループからユーザーを除外

Microsoft Entra ID APIの利用料金と注意点

Microsoft Entra IDのAPIは、基本的な機能であれば無料で利用できます。
そのため、Microsoft Entra IDをフリープランで利用している場合でも、APIを活用してユーザーの追加や削除といった基本的な機能を自動化することが可能です。

ただし、無料プランと有料プランでは機能や利用上限に違いがあるため、以下の点に注意して用途に合わせて適切なプランを選択することが重要です。

  • 作成できるオブジェクト数の上限:無料プランでは、作成できるユーザー情報やグループ設定などのオブジェクト数に上限が設けられています。大規模な組織で多くのユーザーを管理する場合には、上限に達してしまう可能性があります。
  • APIリクエストの制限:短時間に大量の命令(リクエスト)を送信すると、処理が一時的に制限される場合があります。多くの処理を一度に自動化する際は、この制限を考慮した設計が必要です。
  • 機能制限:より高度な分析機能やセキュリティ機能に関連するAPIなど、一部の機能は有料プランでのみ利用可能となっています。

※詳細はMicrosoft Entra IDのサービスサイトをご確認ください。
※2025年07月10日時点の情報です。

実際に連携してみた!

ここではノーコードツールYoomが用意するテンプレートで、実際の設定方法を通してMicrosoft Entra ID APIを使った具体的な連携方法を紹介していきます!
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

Microsoft Entra ID APIとの連携方法

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!


それでは、Microsoft Entra ID APIとYoomを連携する方法を紹介します。
まずは、Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。

検索ボックス(赤枠部分)に連携するアプリ名「Microsoft Entra ID」と入力しましょう。

Microsoft Entra IDを検索するとサインインの画面が表示されます。
ログインすると、自動的に連携が完了します。

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

今回は「Google Workspaceにユーザーが登録されたら、Microsoft Entra IDにも登録する」という実際のフローボットも作成していきます!

※Google Workspace・Microsoft Entra IDは「チームプラン・サクセスプラン」をご利用の方向けのアプリです。フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。
※有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。トライアル期間中なら、普段は制限されているGoogle WorkspaceもMicrosoft Entra IDも問題なくお試しいただけます。ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Google Workspaceをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Google Workspaceのトリガー設定およびMicrosoft Entra IDのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認


■概要
新しいユーザーをGoogle Workspaceに登録した後、Microsoft Entra IDにも同じ情報を手入力する作業は、時間がかかる上にミスの原因にもなり得ます。
このワークフローは、そうした課題を解決するために、Microsoft Entra IDのAPIを利用した連携を自動化するものです。
Google Workspaceにユーザーが追加されるだけで、Microsoft Entra IDにも自動でユーザー情報が登録されるため、手作業によるアカウント管理の効率化に繋がります。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google WorkspaceとMicrosoft Entra IDのアカウント管理をそれぞれ手作業で行っている方
・複数SaaSのアカウント発行業務を効率化し、ヒューマンエラーをなくしたい情報システム担当者の方
・Microsoft Entra IDのAPIを活用したアカウント連携の自動化に興味がある管理者の方

■注意事項
・Google Workspace、Microsoft Entra IDのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・Google Workspace、Microsoft Entra IDはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

ステップ1:Google Workspaceのマイアプリ連携

以下のナビをご参照ください。

これで、Google Workspaceのマイアプリ連携も完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーします。

  1. 下のバナーの「試してみる」を押す。
  2. 移行したページの「このテンプレートを試す」を押す。
  3. Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。
    ※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。


■概要
新しいユーザーをGoogle Workspaceに登録した後、Microsoft Entra IDにも同じ情報を手入力する作業は、時間がかかる上にミスの原因にもなり得ます。
このワークフローは、そうした課題を解決するために、Microsoft Entra IDのAPIを利用した連携を自動化するものです。
Google Workspaceにユーザーが追加されるだけで、Microsoft Entra IDにも自動でユーザー情報が登録されるため、手作業によるアカウント管理の効率化に繋がります。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google WorkspaceとMicrosoft Entra IDのアカウント管理をそれぞれ手作業で行っている方
・複数SaaSのアカウント発行業務を効率化し、ヒューマンエラーをなくしたい情報システム担当者の方
・Microsoft Entra IDのAPIを活用したアカウント連携の自動化に興味がある管理者の方

■注意事項
・Google Workspace、Microsoft Entra IDのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・Google Workspace、Microsoft Entra IDはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。

ステップ3:Google Workspaceのトリガー設定

  1. コピーしたテンプレートを開く

左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
(※テンプレートをコピー後、すぐに設定する場合はテンプレートを開く操作は不要です。設定を中断した場合のみ「マイプロジェクト」から設定作業を再開してください!)

  1. アプリトリガー(Google Workspace)を開く

「ユーザーが登録されたら」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Google Workspaceと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「トリガーアクション」:「フォームに回答が送信されたら」を選択

  1. アプリトリガーのAPI接続設定をする

「テスト」をクリックして、テストに成功したら「次へ」をクリックします。

次に、赤枠部分を確認しながら作業を進めてください。

設定完了後「テスト」を押して「取得した値」としてデータが表示されていればテスト成功です。
(画像上はデータが反映されていませんが、項目の横に取得したデータが表示されます。)

取得した値について

ステップ4:Google Workspaceのユーザー検索

  1. Google Workspaceアプリを開く

「ユーザーを検索」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Google Workspaceと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ユーザーを検索」を選択

  1. APIの接続設定をする

「検索項目」を「メールアドレス」に設定してください。

次に「キーワード」をステップ3で取得した値を活用して入力します。

【取得した値の活用方法】
①入力欄をクリックして「取得した値」を表示
②「ユーザーが登録されたら」をクリック
③「ユーザーのメールアドレス」を選択

入力完了後「テスト」をクリックして、取得した値が表示されていればOKです!
内容を確認できたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:AI機能でテキストからデータ抽出

  1. AI機能を開く

「テキストからデータを抽出する」をクリックします。

  1. アクションを選択する

「タイトル」を必要に応じて変更し、「変換タイプ」を選択します。

「変換タイプ」は文字数やモデルによって、消費するタスクの数が異なります。

※プランごとのタスク数は料金プランをご確認ください。

  1. 詳細設定をする

メールアドレスのうち、@よりも前の部分(test@gmail.comであればtest部分)を抽出する設定を行っていきます!
「対象テキスト」に「ユーザーのメールアドレス」を埋め込みます。

次に「抽出したい項目」に下記の画像のように「@以前の値」と入力しましょう。

入力完了後「テスト」を押して取得した値にデータが反映されていればテスト成功です。

「保存する」をクリックします。

ステップ6:Microsoft Entra IDのユーザー登録

  1. Microsoft Entra IDアプリを開く

「ユーザーを追加」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Microsoft Entra IDと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ユーザーを追加」を選択

  1. APIの接続設定をする

「ユーザーの表示名」「ユーザーのメールエイリアス」「ユーザープリンシパル名」は取得した値を活用して入力してください。

「初期パスワード」は固定値を入れる・取得した値を入れる、どちらでも設定可能です。

他の項目についても必要に応じて入力したら「テスト」をクリックします。
取得した値にデータが表示されればテスト成功です。

実際にMicrosoft Entra IDに登録されていることを確認して「保存する」をクリックしましょう。

ステップ7:トリガーをONにして動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しく、フローボットが起動するか動作確認をしましょう。

設定、お疲れ様でした!

以上が、Google Workspaceにユーザーが登録されたら、Microsoft Entra IDにも登録するための連携手順になります。

Microsoft Entra IDやGoogle Workspaceを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもMicrosoft Entra IDやGoogle WorkspaceのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Microsoft Entra IDを活用した自動化例

従業員の入退社時にMicrosoft Entra IDにAPI経由で自動的にユーザーを追加・削除したり、Microsoft Entra IDのグループにユーザーを追加することが可能です。


Googleスプレッドシートで行が追加されたらMicrosoft Entra IDでユーザーを追加するフローです。

Googleフォームで送信された情報をもとにカオナビに従業員を登録しMicrosoft Entra IDのアカウントを発行するフローです。

SmartHRに従業員が登録されたらMicrosoft Entra IDにも新規ユーザーを追加するフローです。

■概要
退職者発生時のアカウント管理など、Microsoft Entra IDでのユーザー削除を手作業で行っていませんか。
Slackなどで削除依頼を受け、手動で対応するフローは対応漏れや遅延の原因となりがちです。
このワークフローを活用すれば、Slackの特定メッセージをトリガーとして、Microsoft Entra IDのユーザーを自動で削除できます。
microsoft entra id apiの知識がなくても、迅速かつ正確なアカウント管理を実現し、情報システム部門の業務を効率化します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Microsoft Entra IDのユーザー管理を手作業で行い、工数を削減したい情報システム担当者の方
・退職者などのアカウント削除を迅速かつ安全に行う仕組みを構築したいセキュリティ担当者の方
・microsoft entra id api連携なども含め、社内のアカウント管理業務の自動化を検討している方

■注意事項
・Salck、Microsoft Entra IDのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Microsoft Entra IDはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

kintoneでステータスが更新される度に、Microsoft Entra IDにも新規ユーザーを追加するフローです。

Google Workspaceを活用した自動化例

新入社員の入社時にGoogle Workspaceのアカウントを自動的に発行するといったことができます。


■概要
「Google Workspaceで従業員が追加されたら、Google スプレッドシートに追加する」フローは、従業員情報の管理をスムーズにする業務ワークフローです。
Yoomではプログラミング不要でアプリ間の連携ができるため、簡単にこのフローを実現することができます。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・Google Workspaceを活用して従業員管理を行っている人事担当者
・複数の従業員情報を手動でスプレッドシートに入力しているチームリーダー
・新しい従業員の追加手続きを効率化したい経営者

■注意事項
・Google Workspace、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。
・Google Workspaceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

■概要
「Google Workspaceでユーザーが登録されたらSmartsheetにも追加する」フローは、Google WorkspaceとSmartsheetの連携を自動化する業務ワークフローです。新しいユーザーがGoogle Workspaceに登録されると、同時にSmartsheetにもその情報が自動で追加されるため、手動でのデータ入力や管理の手間を省けます。YoomのAPI連携機能を活用することで、スムーズかつ正確なデータ同期が実現します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google WorkspaceとSmartsheetを日常的に利用している企業のIT担当者
・ユーザー管理を効率化し、手動作業を減らしたいと考えているチームリーダー
・データ連携の自動化を通じて業務プロセスを最適化したい経営者

■注意事項
・Google Workspace、SmartsheetのそれぞれとYoomを連携してください。
・Google Workspaceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

■概要
このワークフローでは、Google Workspaceでユーザーが登録されたら、契約書を作成してBoxに格納することが可能です。この自動化によって、スムーズかつ正確な処理が可能になります。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google Workspaceを利用しており、新規ユーザー登録時に契約書の作成と保存を自動化したい管理者の方
・Boxを契約書の保存先として使用しているが、手動での管理に時間がかかっている方
・ユーザー登録プロセスの効率化を図り、業務の自動化を進めたいIT担当者の方
・契約書作成や保存におけるヒューマンエラーを減らしたい経営者の方
・業務フローの標準化を目指し、ワークフロー自動化ツールを導入したい企業の方

■注意事項
・Google Workspace、Googleドキュメント、BoxのそれぞれとYoomを連携してください。
・Google Workspaceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
・Googleドキュメントで契約書を発行すると、自動でGoogle Driveに格納されます。

■概要
「Googleフォームの情報をもとに、Notionでテンプレートページを作成する」ワークフローは、収集したデータを自動的にNotionに整理・保存する業務ワークフローです。
Googleフォームで集めた情報を手作業でNotionに入力する手間を省き、効率的にデータ管理を行いたい場合に役立ちます。
YoomのAPI連携機能を活用し、スムーズなデータ移行を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Googleフォームで収集したデータをNotionで管理したい方
・手動でのデータ入力に時間を取られているチームメンバー
・業務ワークフローの自動化を通じて、効率化を図りたい企業担当者
・Notionを活用して情報整理を行うが、データ連携に課題を感じている方

■注意事項
・Googleフォーム、NotionのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/6807133

新入社員のGoogleWorkspaceのアカウント発行し、メールでアカウント情報を通知します。

まとめ

Microsoft Entra IDのAPI連携を行うことで、これまで手作業で行っていたユーザーアカウントの作成や削除、グループ管理といった定型業務が自動化され、作業時間の大幅な削減やヒューマンエラーの防止に繋がります。

また、このような反復作業から担当者が解放されることで、本来注力すべき戦略的な業務や付加価値の高い仕事に集中できる環境を整えることも可能です。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の操作だけで直感的に業務フローを構築できます。

もし自動化に少しでも興味のある方は、ぜひこちらから無料登録して業務効率化を体験してみてください!
関連記事:SmartHRと連携したフローを紹介した記事

よくあるご質問

Q:ユーザー情報の更新を対象としたフローボットも構成できますか?

A:

はい、可能です。たとえば、以下のように構成することで、ユーザー情報の更新をトリガーに情報を削除する、といったフローを実現できます。


Q:AIのデータ抽出がうまくいかない場合の対処法は?

A:

うまくいかない場合、抽出したい項目を、より判定しやすい項目に変更して再度テストを行ってください。AI機能ではテスト実行回数に上限がございますので、ご注意ください。

Q:自動取得に失敗した場合、どのように通知されますか?

A:

フローボットがエラーになると、Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。

また、通知先はメールの他にSlackやChatworkも設定できます。

通知メールには、エラーが起きている該当のオペレーションや詳細のリンクが記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。

再実行は自動で行われないため、エラー修正後手動で再実行してください。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
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