2024/07/26
アプリ同士の連携方法

フォームに回答を元に雇用契約書を作成しSmartHRとMicrosoft Excelに登録してMicrosoft Teamsに通知する方法

t.nakaya

目次

 


今回は、Micro ExcelとSmartHRを連携させることでどんなメリットがあるのか、そして具体的にどのような自動化が可能なのかを具体的にご紹介します。

Micro ExcelとSmartHRの連携によるメリット

1. 新入社員情報の自動登録

人事担当者として、新入社員の情報を収集し、雇用契約書の作成やSmartHRへの登録を行うのは大変ですよね。
そこで、ExcelとSmartHRを連携させてみてはいかがでしょうか?
新入社員情報が送信されると、自動的に雇用契約書が作成され、SmartHRへの登録の手間も省けます。
これなら手入力のストレスから解放され、他の重要な仕事に集中できるようになりますよ。

2. 勤怠情報の自動更新

総務担当者として、社員の勤怠情報を手動で管理するのは本当に手間がかかりますよね。
ExcelとSmartHRを連携すると、勤怠情報が自動でExcelに取り込まれて集計されます。
これで集計作業が迅速かつ正確に行われ、給与計算もスムーズになります。総務担当者の負担が減り、社員も安心できますよ。

3. 社員データの一元管理

経営者やマネージャーは社員情報を統合管理し、適切な人材配置や業務の最適化を図りますよね。
その情報が複数システムに分散すると、スムーズな情報取得や適切な意思決定が難しくなります。
ExcelとSmartHRを連携すれば、社員データが自動でExcelに集約されると、情報をすばやく取得でき、情報の整合性と信頼性も向上します。

Yoomとは?

Yoomは、ご利用中のSaaSツールをあなたの業務フローに合わせて自動連携できるサービスです。
専門的な知識や複雑なコーディングは不要で、設定画面に必要な情報を入力・選択するだけで、業務フローボットを作成できます。
気になる方は、2週間の無料トライアルを体験できますので、Yoomの無料登録からアカウントを発行してみましょう。
Yoomでは、今回紹介したフローに加えて、複数のフローテンプレートをご用意しています。
あなたの業務フローに取り入れられるフローが見つかるかもしれません。
詳細はテンプレート一覧をチェックしてください。

Micro ExcelとSmartHRの連携フローの作り方

ここからは「フォームに回答があったら、雇用契約書を作成しSmartHRとMicrosoft Excelに登録してMicrosoft Teamsに通知する」フローを紹介します!

事前に準備するもの
Googleドキュメント:「書類を発行する」の設定方法を参考に雇用契約書の雛形を作成
Microsoft Excel:データベースで使用するシート

ステップ1: マイアプリ連携

お使いのExcelとSmartHRをマイアプリ登録しましょう!
(1)連携方法はYoomにログインし、画面左側にあるマイアプリをクリック
(2)画面右側に+新規接続ボタンが表示されるので、クリック

SmartHRのマイアプリ登録方法
‍(1)アプリの一覧からSmartHRを選択
(2)SmartHRのマイアプリ登録方法を参考にマイアプリ登録をしましょう

Outlookのマイアプリ登録方法
‍(1)アプリの一覧からOutlookを選択
(2)サインインで連携するアカウント情報を入力
(3)マイアプリ登録が完了

Googleドキュメントのマイアプリ登録方法
‍(1)アプリの一覧からGoogleドキュメントを選択
(2)Sign in with Googleをクリック
(3)アカウントの選択画面で連携したいアカウントを選択し、クリック
(4)Yoomにログイン画面で連携するアカウント情報が正しいかを確認し、次へをクリック
(5)「YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」画面で続行をクリックするとマイアプリ登録が完了

Microsoft Excelのマイアプリ登録方法
‍(1)アプリの一覧からMicrosoft Excelを選択
(2)サインインで連携するアカウント情報を入力
(3)マイアプリ登録が完了

Microsoft Teamsマイアプリ登録方法
‍(1)アプリの一覧からMicrosoft Teamsを選択
(2)サインインで連携するアカウント情報を入力
(3)マイアプリ登録が完了

Yoomへの登録完了後
(1)下のバナー先に飛び、「このテンプレートを試してみる」をクリック!

(2)ワークスペース一覧からプロジェクトを任意で選択
※コピーしたテンプレートは(2)で選択したプロジェクト内の「マイプロジェクト」に格納されます。
(3)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリック

ステップ2: トリガーを設定

(1)フローの一覧画面から「フォームトリガー」をクリック
(2)今回は「新入社員情報の登録フォーム」を作成するため、必要な情報に応じて「+質問を追加」ボタンから項目を追加

(3)質問の入力や回答形式を設定
(4)次へをクリック

■フォームの表示確認と詳細設定
(5)取得した値に、入力フォームのサンプル値を設定

(6)保存するをクリック

ステップ3: 書類を発行する

(1)「書類を発行する」をクリック
(2)タイトルを設定
(3)Googleドキュメントと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(4)雛形書類の連携を設定

  • ドキュメントのファイルID:候補から任意で選択

(5)発行書類の各項目を設定

  • 格納先のGoogle DriveフォルダID:候補から任意で選択
  • 出力ファイル名:今回は、テキストとアウトプットを組み合わせて構成

(6)次へをクリック

■置換条件の設定
(7)置換条件を取得をクリック
(8)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ3: メールを送る

(1)「メールを送る」をクリック
(2)タイトルを設定
(3)Outlookと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(4)メール内容の各項目を設定
(5)次へをクリック

■メール送信のテスト
(6)メールの送信内容を確認し、テストをクリック
(7)エラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ4:SmartHRと連携する

(1)「アプリと連携する」をクリック
(2)タイトルを設定
(3)SmartHRと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(4)アクションは「従業員の登録(非推奨)」を選択
(5)次へをクリック

■API接続設定
(6)テナントIDは、管理画面URL内の「https://●●●●●●.smarthr.jp」の「●●●●●●」部分を入力
(7)事業所IDは、事業所情報ページURL内の「https://{テナントID}.smarthr.jp/admin/biz_establishments/●●●●●」「●●●●●●」部分を入力
※「事業所情報の取得」アクションからも事業所IDの確認が可能
(8)ページ内にある従業員登録で必要な各項目を設定
(9)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ5:データベースを操作する

(1)「データベースを操作する」をクリック
(2)タイトルを設定
(3)Microsoft Excelと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(4)実行アクションは「レコードを追加する」を選択
(5)データベースの連携の各項目を設定
(6)次へをクリック

■データベース操作の詳細設定
(7)追加するレコードの値の各項目を設定
※データベースの連携で指定したシートの情報によって項目名は変わります。
フォームトリガーの情報をExcelと紐付けるように設定してください。

(8)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック

ステップ6:Microsoft Teamsと連携する

(1)「アプリと連携する」をクリック
(2)タイトルを設定
(3Microsoft Teamsと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(4)アクションは「チャネルにメッセージを送る」を選択
(5)次へをクリック

■API接続設定
(6)各項目を設定

  • チームID:候補から任意で選択
  • チャネルID:候補から任意で選択
  • メッセージ:テキストとアウトプットを組み合わせて構成

(7)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック
(8)フローの一覧画面に戻り、アプリトリガーをONに変更すればフローの設定は完了です!

ExcelとSmartHRの連携フロー応用編

先ほど紹介したExcelとSmartHRのテンプレートですが、使い慣れているメールやチャットツールが異なることもありますよね?
Yoomでは、Yoomのデータベースを活用したり、別のアプリに通知を送ることもできます。
業務スタイルに合わせてカスタマイズしてみましょう!

まとめ

ExcelとSmartHRの連携で、面倒な手作業がなくなり、情報管理がぐっと楽になりますね。
応用編のテンプレートを使えば、異なるメールやチャットへの通知も可能になります。
Yoomを使えば、ノーコードで簡単に連携設定ができ、すぐに始められます。
多くの社員を抱える企業の人事部門の方や、効率化を目指す方は、この機会にぜひ、ExcelとSmartHRの連携をお試しください!

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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