OneDrive APIでできること
OneDrive APIと外部アプリケーションのAPIをあわせて利用することで、 ファイルやフォルダーの管理の効率化が期待できます。
例えば、ファイルのアップロードやダウンロード、フォルダーの作成・削除の自動化により、定期的なバックアップやチーム間でのファイル同期が効率化され、フォルダー構成の自動化や整理整頓が可能です。
また、OneDrive APIとチャットツールのAPIをあわせて利用することで、OneDrive上でのファイルの追加や更新、削除をチャットツールへ通知することも可能です。
例えば、ファイル更新時に指定したチームへ通知を送るなどの用途で利用できます。
通知によりOneDriveの変更を素早く把握でき、次のフローへのスムーズな移行が見込めます。
他にも、APIを通じて、ファイルの名前、サイズ、更新日などのメタデータの取得・更新が可能です。
ファイルのバージョン管理機能もあり、以前のバージョンへの復元や更新履歴の追跡により、ファイル管理の精度向上につながります。
例えば、プロジェクト管理部では、OneDriveのファイル名やサイズ、更新日時を取得して定期的に更新することで、進捗状況を自動で可視化し、管理の効率化が期待できます。
OneDrive APIはファイル管理の自動化や共有、セキュリティ管理など、多岐にわたる機能を提供しているため、業務効率やデータ管理の強化が期待できます。
OneDrive APIの利用方法
今回はYoomというサービスを利用してノーコードでOneDriveを利用していきます。
[Yoomとは]
まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
既にアカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ
OneDriveをYoomと接続する方法
マイアプリ連携の設定
1)Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。
2)Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「OneDrive」を検索していきます。
OneDriveを選択できたら、使用するアカウントでログインします。
詳しくはこちらをご確認ください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項 | Yoomヘルプセンター
3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されたか確認してください。
これでOneDrive APIをYoomから利用することが可能になりました!
Yoomのテンプレートを利用してOneDrive APIをつかいこなそう!
Yoomには、多くのフローボットテンプレートが用意されており、クリックするだけで様々なフローボットを簡単に利用できるようになっています。
フローボットの詳細については、以下の動画で詳しく紹介されています。
ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに実際に用意されているテンプレートを紹介していきます。
OneDrive APIを利用して実現できる自動化の例
Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれのサービスに対応したテンプレートも用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、OneDriveを自動化しましょう!
1.フォルダを作成する
OneDrive APIと外部アプリケーションのAPIの利用で、外部アプリケーションに情報が登録されると、自動でOneDriveにフォルダが作成を行うことが可能です。
OneDriveの情報を基にフォルダの作成が可能なので、フォルダ名などの情報の正確性向上が見込め、作業の時間も削減でき、業務の効率化が期待できます。
例えば営業部では、Notionで新しい取引先を登録すると、OneDriveに自動で取引先ごとのフォルダーが作成されます。
これにより、契約書や見積書などの関連資料を取引先単位で整理でき、資料管理の効率化が期待できます。
また、フォルダーが自動作成されるため、手作業によるミスを防ぎ、チーム間で統一されたフォルダー構造の維持も見込めます。