2024/11/19
自動化のアイデア

【Microsoft Teams API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

r.suzuki
Microsoft Teams APIと各種アプリの連携イメージ

目次

Microsoft Teams APIでできること

Microsoft Teams APIと外部アプリケーションのAPIをあわせて利用することで、外部アプリケーションで情報が登録や更新されたら特定のチームやチャットに通知を送れます。
例えば、ECマーケットで注文が発生した際には、Teamsで素早く通知し、担当者のスピーディーな対応が期待できます。

さらに、カレンダーの同期も可能です。
Microsoft Teams APIと外部アプリケーションのAPI経由で外部アプリケーションのスケジュール更新・追加によってMicrosoft Teamsのカレンダーも同期することが可能です。
アプリケーションの正しい情報をもとにスケジュール管理が可能になり、正確な情報管理が見込めます。

他にも、AIオペレーションとの連携も加えることで、動画の文字起こししたり、チャットツールに投稿された内容を翻訳して通知することも可能です。
重要なメールや会議内容を自動で要約してチームに通知できると、確認業務が効率化でき、業務全体の効率化が期待できます。
また、メッセージの翻訳機能を使うことで、グローバルなチーム間の情報共有もスムーズになります。

Microsoft Teams APIを活用することで、業務の効率化やコミュニケーションの最適化を図ることができます。
特に、外部アプリケーションとの連携を自動化することで、手動作業を減らし、人為的ミスの防止が期待できます。

Microsoft Teams APIの利用方法

今回はYoomというサービスを利用してノーコードでMicrosoft Teamsを利用していきます。

[Yoomとは]

まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
既にアカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ

Microsoft TeamsをYoomと接続する方法

マイアプリ連携の設定

1)Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「Microsoft Teams」を検索していきます。

Microsoft Teamsを選択できたら、使用するアカウントでログインします。


詳しくはこちらをご確認ください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項 | Yoomヘルプセンター

3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されたか確認してください。

これでMicrosoft Teams APIをYoomから利用することが可能になりました!

Yoomのテンプレートを利用してMicrosoft Teams APIをつかいこなそう!

Yoomには、多くのフローボットテンプレートが用意されており、クリックするだけで様々なフローボットを簡単に利用できるようになっています。

フローボットの詳細については、以下の動画で詳しく紹介されています。


ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに実際に用意されているテンプレートを紹介していきます。

Microsoft Teams APIを利用して実現できる自動化の例

Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれのサービスに対応したテンプレートも用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、Microsoft Teamsを自動化しましょう!

1.情報が更新・追加されたら通知する

Microsoft Teams APIを利用すれば、外部アプリケーションAPIと連携して外部アプリケーションの情報更新や追加をMicrosoft Teamsへ通知できます。
外部アプリケーションを毎回確認する手間が省け、手動によるMicrosoft Teamsへの通知操作も不要になるため、業務の効率化が見込めます。
さらに、誤入力や入力漏れといったヒューマンエラーの発生を防止し、情報の正確性向上も期待できます。
例えば、人事部がkintoneで採用ステータスを「面接調整中」に更新すると、自動的にMicrosoft Teamsに通知が送信されます。
これにより、採用担当チームが迅速に対応でき、連絡漏れやスケジュール調整の遅延を防ぎます。

2.カレンダーを同期する

Microsoft Teams APIと外部アプリケーションのAPI経由で外部アプリケーションのスケジュール更新・追加によってMicrosoft Teamsのカレンダーも同期することが可能です。
外部アプリケーションの情報を基にスケジュールの変更が可能なので、データの正確性向上が見込め、スケジュール反映の時間を削減でき、業務効率化が期待できます。
例えば、総務部がGaroonに会議予定を登録すると、自動的にMicrosoft Teamsのカレンダーに予定が追加されます。
これにより、総務部と他部署間で予定をスムーズに共有でき、会議の漏れや調整ミスの防止が期待できます。

また、Microsoft Teamsに投稿されたスケジュールをカレンダーに反映することも可能です。
例えば、営業部のチームチャットに商談日程が投稿されると、自動的にGoogleカレンダーに予定が作成されます。
これにより、営業部全員がスケジュールを共有しやすくなり、手動登録の手間が省け、入力ミスの削減が期待できます。

3.要約する

Microsoft Teams APIとOpenAIなどの外部アプリケーションAPIとの組み合わせで、本文の内容をChatGPTで要約して、要約した文面をMicrosoft Teamsに通知することが可能になります。
手動要約の手間を省き、確認漏れや情報過多を防止。チーム内で重要なポイントを効率的に共有できるため、業務効率化と意思決定のスピード向上が期待できます。
例えば、経理部宛に届いたOutlookのメールが自動的に要約され、その内容がMicrosoft Teamsの経理部チャンネルに送信されます。これにより、重要な情報を迅速に共有でき、メールの確認漏れや対応の遅れを防ぐことができます。

また、文字起こしと要約の両方も可能です。
人事部がZoomで行った面接後、ミーティング終了と同時に議事録の文字起こしと要約が自動的に作成されます。その内容がMicrosoft Teamsの人事部チャンネルに通知されます。
これにより、面接内容を迅速に共有でき、次のアクションに素早く移行できます。

4.翻訳する

Microsoft Teams APIとAIオペレーションを活用してチャットツールに投稿されたメッセージを翻訳して、チャットツールのAPI経由で翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿できます。
例えば、海外営業部がSlackで英語で投稿したメッセージが自動的に翻訳され、その翻訳版がMicrosoft Teamsの営業部チャンネルに投稿できます。
これにより、国内の営業チームが内容をスムーズに理解し、迅速な対応が期待できます。

もちろん、Microsoft Teamsに投稿されたメッセージを翻訳し、外部のチャットツールに通知することも可能です。

Microsoft Teams APIの利用をおすすめしたい方

・Microsoft Teamsを社内ツールとして日常利用をしている方
・翻訳や要約も素早く行いたい方
・チームでの素早い情報共有が必要な方
・手動作業を削減し、業務の効率化を図りたい方

まとめ


Microsoft Teams APIとほかのアプリケーションとの連携方法や活用例を紹介しました。
Microsoft Teams APIを外部アプリケーションのAPIと組み合わせて活用することで、業務効率化と円滑なコミュニケーションが期待できます。
例えば、外部アプリケーションとの連携により、情報更新やスケジュール変更を自動で通知したり、重要なメールや会議内容を自動で要約してチームに通知することが可能です。
また、メッセージの翻訳機能を使うことで、グローバルなチーム間でスムーズに情報共有が可能になります。
これらの自動化により、手動作業の削減とヒューマンエラーの防止が期待でき、業務の生産性向上が期待できます。
ぜひ、Microsoft Teams APIを使って日常業務の効率化を目指してみてください!

Yoomを利用すれば、プログラミング知識がなくても簡単にMicrosoft Teams APIを導入できます。
さらにYoomのテンプレートを活用することで、こうした自動化を簡単に導入できるので、ぜひ利用してみてください。

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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