2024/10/16
アプリ同士の連携方法

Microsoft TeamsにGeminiの回答を自動送信する方法!

a.ohta

目次

GeminiのようなマルチモーダルAIを上手く業務に取り入れることができると、仕事の効率アップにつながるでしょう。また、使いこなせるようになれば、調べものやアイデアの模索が簡単に行えるはずです。
これからのIT社会において、このようなAIを使いこなせるかという点は、個人や企業の能力として重要ではないでしょうか。
そこで今回は、<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとGemini連携し、AIを使用した検索を無駄なく行えるようにしてみました。</span>
リサーチが素早くなるため、この機会にぜひお試しください!

Microsoft TeamsとGeminiを連携するメリット

メリット1: AIリサーチの簡易化

この連携は、Microsoft Teamsにリサーチしたい内容を投稿すると、Geminiで自動検索し、その結果を再びMicrosoft Teamsに自動投稿できるようになるというものです。

検索のたびにGeminiを開く必要がなくなり、時間を短縮しながらリサーチが行えるでしょう。また、素早い回答が求められるヘルプデスクでの使用などにもおすすめです。

メリット2: 情報共有の容易化

コミュニケーションツールであるMicrosoft Teamsに検索結果が自動投稿されるため、チャネルを共有している仲間との情報共有が容易になります。
検索結果を別途送信する手間が省け、無駄のない連携がとりやすいでしょう。
検索結果の投稿にスレッドを作成すれば、その内容について掘り下げた会話も可能になります。

[Yoomとは]

これから、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomで、「Microsoft Teamsで投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度Microsoft Teamsに更新する」というフローボットの作成方法を紹介します。
Yoomの登録後、ぜひ作成してみてください!

<span class="mark-yellow">【ご確認ください】</span>

・Microsoft 365(旧Office 365)につきまして、一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)に加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

上記のフローボットテンプレートは、下記よりコピー可能です。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録を行う

※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

Microsoft TeamsとGeminiの連携フローの作り方

ステップ1:Microsoft TeamsとGeminiをマイアプリ連携

テンプレートがコピーされ、上記のような画面になります。
Yoomの「マイプロジェクト」というページに移行しているため、画面の左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

まずは、Yoomと各ツールの連携を行います。右上の「新規接続」をクリックしましょう。

Microsoft TeamsとYoomの連携

1.ログインする
Microsoft365にログインしましょう。Microsoft365にログインしておくことで、マイアプリ連携が素早く完了します。

2.検索する
検索ボックスにMicrosoft Teamsと入力し、Microsoft Teamsのアイコンをクリックします。

3.連携完了

すぐに画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

GeminiとYoomの連携

1.検索する
検索ボックスにGeminiと入力し、Geminiのアイコンをクリックします。

2.アカウント名の入力

アカウント名とアクセストークンを入力します。
まずはアカウント名を入力しましょう。会社名や担当者名などわかりやすい任意のネーミングがおすすめです。

3.APIキーを取得する
アクセストークンはGeminiのAPI取得ページから取得可能です。

内容を確認し、承諾したらチェックを入れ、右下の「続行」ボタンを押します。

画面下部にある「APIキーを作成」ボタンを押します。

続けて「新しいプロジェクトでAPIキーを作成」を押します。

APIキーが作成されました。赤枠の部分に表示されているため、コピーをしましょう。

4.入力する

Yoomの画面に戻り、コピーしたAPIキーをアクセストークンに入力しましょう。
必須項目が入力出来たら右下の追加を押します。

3.連携完了

画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。
以上でMicrosoft TeamsとGeminiがYoomと連携完了しました。

次はフローボットの内容設定に入ります。

ステップ2:Microsoft Teamsのチャネル設定

1.マイプロジェクトを開く


画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く‍
「【コピー】Microsoft Teamsで投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度Microsoft Teamsに更新する」をクリックします。

3.アプリトリガーを選択
Microsoft Teamsのアイコンの「チャネルにメッセージが送信されたら」を選択してください。
次へを押します。

4.起動間隔の設定

Microsoft Teamsの投稿をGeminiで検索する間隔を設定しましょう。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

5.Geminiで検索する内容を取得するチャネルIDを設定する

Geminiで検索したい内容を投稿する各IDを設定しましょう。ボックスをクリックします。

一覧表示されるので、連携したいチャネルを選択してください。

6.投稿する
テストを行うため、Microsoft Teamsに投稿しましょう。
この際、Geminiで回答を求める内容を仮入力するのがおすすめです。

7.テストの実行

設定ができたら、下部にあるテストボタンを押します。
青く「テスト成功」と表示がされたら設定完了です。保存を押しましょう。

ステップ3:Geminiで検索をする詳細設定

1.アプリと連携する
Geminiのアイコンの「コンテンツを生成」を選択してください。
次へを押します。

2.モデルの設定

使用するGeminiのモデルタイプを入力します。

モデルについては、Geminiのページ左上をクリックすることで確認できます。

画像の場合は1.5 flashを使用しているため、同じものをモデルとして設定しましょう。

Yoomの画面に戻りましょう。
ボックスをクリックすると、Geminiのモデルが一覧表示されます。

スクロールをし、確認したモデルと同じものをクリックして挿入してください。

3.プロンプトと役割の設定

プロンプトと役割を設定します。
今回はヘルプデスクでの使用を想定しているため、以下のように設定しました。

<span class="mark-yellow">赤枠部分の{{メッセージ内容}}=Microsoft Teamsに投稿されたメッセージ</span>となります。
この設定を行うことにより、Microsoft Teamsに投稿された内容がGeminiで自動検索されます。
{{メッセージ内容}}の設定方法は以下の通りです。

ボックスをクリックし、「チャンネルにメッセージが送信されたら」を選択します。

先ほどMicrosoft Teamsの設定時にテスト送信したデータが一覧表示されます。
メッセージ内容をクリックすると、ボックス内へ挿入可能です。
プロンプトの内容は任意で設定可能となりますが、ボックスに{{メッセージ内容}}の挿入は必ず行いましょう。

4.テストの実行

設定ができたら、下部にあるテストボタンを押します。
青く「テスト成功」と表示がされたら設定完了です。保存を押しましょう。

ステップ4:Microsoft Teamsに投稿する設定

1.アプリと連携する
Microsoft Teamsのアイコンの「チャネルにメッセージを送る」を選択してください。
次へを押します。

2.投稿先のチャンネルIDを設定する

Geminiで検索した内容を投稿する各IDを設定しましょう。ボックスをクリックします。

一覧表示された中からチャネルを選択しましょう。

3.投稿メッセージを決める

Geminiの検索結果をMicrosoft Teamsへ投稿する際の内容を設定します。
ボックスをクリックしましょう。

「コンテンツを生成」を選択します。


Geminiの検索結果が表示されるため、クリックして挿入します。

他、必要があれば「チャネルにメッセージが送信されたら」からデータを挿入しましょう。

4.レイアウトを整える

記号などを用いてレイアウトを整えましょう。
Microsoft Teamsは改行の際、HTMLタグの<br>を使用するため、注意してください。

5.テストの実行

設定ができたら、下部にあるテストボタンを押します。
青く「テスト成功」と表示がされたら設定完了です。保存を押しましょう。

6.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。
トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。

以上でMicrosoft TeamsとGeminiを使用したフローボットの作成は完了です。

今回使用したフローボットテンプレート
Microsoft Teamsで投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度Microsoft Teamsに更新する

Microsoft Teams・Geminiを使ったその他の自動化例

Yoomには他にも、Microsoft TeamsやGeminiを使用するフローボットがあります。

1. Chatworkで投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度Chatworkに更新する
Chatworkとの連携も可能です。ツールの使い分けをしている場合にいかがでしょうか。

2. Slack投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度Slackに更新する
Slackを使用することもできます。Yoomは様々なアプリ同士の連携が実現可能です。

3. NotionDBに追加された社内ミーティングの内容をGeminiを使って要約する
ミーティングの内容が要約されれば、無駄なく情報共有ができるでしょう。

まとめ

Geminiを業務に取り入れて、より効率的なタスク処理を行いましょう。使い方は無限なため、求めるシチュエーションによって活用方法をアレンジすれば、日々の仕事にマッチするはずです。
AIを使用したリサーチをもっと簡単にして、業務負担を軽減してみませんか?

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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