YoomとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-15

【簡単設定】Microsoft Teamsのデータを自動で書き込み・転記する様々な方法

h.hamada

 「やりとりの中で出てきた案件、すぐに整理したいのにフォルダ作成が後回しになりがち…」

Microsoft Teamsで交わされる日々のメッセージの中から案件名やキーワードを拾って、Dropboxに手動でフォルダを作る繰り返し作業に疲れていませんか?
今回は、Microsoft Teamsに投稿された内容をもとに、Dropboxへ自動でフォルダを作成するフローをご紹介します。
わざわざファイル管理に時間を割かず、必要なときに必要な情報がすぐ見つかります。

この自動化を活用し、作業時間を短縮しましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはMicrosoft Teamsを使った業務フローを自動化するためのテンプレートが用意されています!今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

Microsoft Teamsのデータを自動で書き込み・転記する様々な方法

いろいろな方法で、Microsoft Teamsのデータを自動で書き込み・転記することができます。その方法をいくつかピックアップしたので、ご覧ください!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにMicrosoft Teamsの自動更新を体験できます。登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Microsoft Teamsのデータをストレージサービスに自動で書き込み・転記する

Microsoft Teamsで投稿されたメッセージから内容を自動的に検出し、DropboxやBoxといったストレージサービスにフォルダを作成するフローです。手動での手間を省き、業務全体の効率化が期待できます!

Microsoft Teamsのデータをチャットツールに自動で書き込み・転記する

Microsoft Teamsで投稿されたメッセージを、自動でTelegramやSlackに通知できるので、確認漏れや対応遅れを防げます。

Microsoft Teamsのデータをメールで自動で書き込み・転記する

Microsoft Teamsのメッセージを起点に、GmailやOutlookなどのメールアプリに連携します。忙しくて、常にMicrosoft Teamsをチェックする時間が取れない方におすすめのフローです。

Microsoft Teamsのデータを自動で書き込み・転記するフローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にMicrosoft Teamsのデータを自動で書き込み・転記するフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードで設定を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はMicrosoft Teamsで投稿された内容をもとに、Dropboxにフォルダを作成するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Microsoft TeamsとDropboxをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Microsoft Teamsのトリガー設定およびDropboxのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まず、Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

Microsoft Teamsの連携

1.検索する
検索ボックスにMicrosoft Teamsと入力し、Microsoft Teamsのアイコンをクリックします。

2.サインインをする
Microsoftのメールアドレスまたは電話番号を入力し次へをクリックします。
画面が遷移し、パスワード入力画面となります。パスワードを入力してサインインをクリックしてください。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

〈注意事項〉
「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

Dropboxの連携

1.検索する
検索ボックスにDropboxと入力し、Dropboxのアイコンをクリックします。

2.ログインをする
下記の画面になりますので、メールアドレスを入力し「続行」を押してください。
画面が遷移し、パスワード入力欄が表示されますのでログインしましょう。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

ステップ2:テンプレートコピー

ここからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートがありますので、まずはこちらをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

1.上記バナーの「詳細を見る」をクリック
2.画面が切り替わったら「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログイン情報を入力してください。
4.下記のようにお使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされるので、OKを押して設定を進めていきます。

ステップ3:Microsoft Teamsのトリガー設定

1.トリガーの選択
記念すべき最初の設定です!
まずは以下の赤枠をクリックしてください。
画面が遷移し、先ほどステップ1で入力した内容が反映されています。タイトルなどの修正が不要であれば、そのまま「次へ」をクリックします。

2.アプリトリガーのAPI接続設定
ここでは、トリガーとなるMicrosoft Teamsのチャネルに投稿されたメッセージの連携設定をします。
まだ、Microsoft Teamsのチームとチャネルを準備していない場合は、このタイミングで作成しましょう!
なお、この後のテスト操作で、チャネルにメッセージが投稿されている必要があります。仮の内容で良いのでメッセージを投稿してください。

今回は、下記のようなMicrosoft Teamsチャネルを作成し、メッセージを投稿しました。

Microsoft Teamsの準備ができたら、Yoom画面に戻り下記項目を入力します。

  • トリガーの起動間隔:プランによって異なるため、注意してください。特にこだわりがなければ起動時間が一番短いものを選択してください。
    ※料金プランについての詳細はこちらのヘルプページをご覧ください。
  • チームID:入力欄をクリックすると、下記のような候補が表示されます。先ほど作成したMicrosoft Teamsのチームを選択してください。
  • チャネルID:候補から対象のチャネルを選択してください。

入力が完了したら、「テスト」を実行してみましょう!
テストが成功すると、下記のようなアウトプットが表示されます。
Microsoft Teamsのチャネルに投稿したメッセージが反映していればOKです。
最後に、「保存する」を押して次のステップへ進みましょう。

ステップ4:テキストからのデータ抽出設定

1.トリガーの選択
以下の赤枠をクリックしてください。

2.アクションを選択
ここでは、テキストの変換タイプを選択できます。
タイトルは、任意で編集可能です。
変換タイプは、デフォルトで「3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク)」が選択されています。文字数やタスク数に合わせて、変更可能です。
選択できたら、「次へ」を押して進みましょう。

3.詳細を設定
Microsoft Teamsのメッセージ内容から抽出する項目を設定しましょう!

  • 対象のテキスト:入力欄をクリックすると、下記のようにMicrosoft Teamsのメッセージ内容を選択できます。
    ※アウトプットについて詳しくはこちらをご覧ください。
  • 抽出したい項目:対象のテキストから抽出したい項目を設定します。
    今回は、「フォルダ名」を抽出したいので下記のように設定しました。
    なお、複数の項目を設定することも可能ですので、必要に応じてカンマ(,)区切りで設定しましょう。

入力が完了したら、「テスト」を実行しましょう。
テストが成功すると、下記のようなアウトプットが表示されます。
抽出したい項目で設定した内容が抽出できていればOKです!
最後に、「保存する」を押して次のステップへ進みましょう。

ステップ5:Dropboxのフォルダ作成設定

1.トリガーの選択
以下の赤枠をクリックしてください。
画面が遷移し、先ほどステップ1で入力した内容が反映されています。タイトルなどの修正が不要であれば、そのまま「次へ」をクリックします。

2.API接続設定
Dropboxに作成するフォルダの設定をします。
入力欄をクリックすると、前のステップで抽出したテキストを選択することが出来ます。
入力欄下の注釈を参考にして、今回は下記のように設定しました。

入力が完了したら、「テスト」を実行してみましょう!
テストが成功すると、Dropboxにフォルダが作成されているはずなので確認してみましょう。
赤枠のように、新しいフォルダの作成が確認できればOKです!

最後に、Yoom画面に戻り「保存する」を選択して次のステップに進みましょう。

ステップ6:トリガーをONにして動作確認

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
これですべての設定が完了したので、動作確認をしてみましょう!

Microsoft Teamsを使ったその他の自動化例

Microsoft Teamsを使った便利な自動化例

Microsoft Teamsへの投稿をもとにフォルダを作成したり、Typeformの回答をもとにMicrosoft Teamsのカレンダーに予定を追加したりできます。
また、毎月月末に定期的な通知をすることができるので、チームの業務連携をスムーズに進められます。

終わりに

Microsoft Teamsに投稿された内容から、必要な情報を抽出し、自動でDropboxにフォルダを作成する今回のフロー。
日々の業務で発生する“手作業での情報整理”をグッと減らし、作業時間の短縮と転記ミスの防止に大きく貢献してくれます。
特に、複数人で情報共有する場面では、情報の蓄積・整備がスムーズになり、チーム全体の生産性アップにもつながるはずです。

業務の“ちょっとした面倒”を解消したい方は、ぜひこの機会に取り入れてみてください。

無料でYoomのアカウントを発行する

この記事を書いた人
h.hamada
保険代理店で営業と事務を8年ほど経験いたしました。 顧客対応を行いながら各支社の業務をとりまとめ、効率化・平準化に取り組んで参りました。 メインの業務を行いながらも会社から定められたツールを使い、入力・管理されているみなさまの業務効率化に貢献できるよう様々なコンテンツを発信して参ります。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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