テンプレートがコピーされると、以下のように表示されます。
ステップ3:Microsoft Teamsでアプリトリガー設定 さっそく、フローボットの設定を進めていきます! Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Microsoft Teamsに投稿されたら、Googleカレンダーを作成する」をクリックしてください。
クリックした後、以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。
まずは、トリガーとなる「チャンネルに投稿があったら」をクリックして、連携するアカウント情報が入力されていることを確認してください。
次の画面で「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。 ※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。 ご利用プラン によって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。 なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
チームIDとチャネルIDは、入力バーをクリックすると、以下の画像のように『候補』に連携したアカウントに基づいたIDが表示されます。 対象のIDを選択しましょう。
設定後、Microsoft Teams側でトリガーとなるアクション(今回は予定情報を含めたメッセージの投稿)を行い、[テスト]をクリック します。 今回は、以下のような内容を投稿してみました。
メッセージ投稿後に[テスト]を実行すると...
投稿内容を取得できました!テスト完了を確認して『保存する』を押しましょう。
このステップで下記のような情報をアウトプット として取得することが可能です。 アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。
ステップ4:テキストからデータを抽出する設定 続いて、2つ目の「テキストからデータを抽出する」をクリックしましょう。
こちらはすでに設定が完了しているアクションなので、内容を確認し、[次へ]をクリックしてください。もし、アクションを変更したい場合には、『変更する』を押すと、その他の抽出アクションを選択できます。
AIを活用した「データの抽出(2タスク)」の設定方法については、こちら のページもご確認ください。
次の画面で、「対象のテキスト」にAIを利用して抽出したい、特定のテキストを入力します。 入力バーをクリックすると、前ステップから取得した情報をアウトプットとして引用できます。 今回は、メッセージ本文を抽出対象としました。
「抽出したい項目」は、好きな値を指定できます。予定情報をGoogleカレンダーに反映するにあたり、必要と思う項目を設定しましょう。
情報を入力した後、[テスト]をクリックし、取得した値に問題がなければ『保存する』をクリックします。
ステップ5:日時・日付を加算減算する設定 次に、3つ目の「日時・日付の加算減算」をクリックしましょう。
ここでは、日時・日付形式のデータを指定して、特定の時間・日数を足すあるいは引く設定を行います。 今回は会議にかかる時間を事前に想定し、その時間を足すように設定しましょう。 変換対象の日時・日付形式及び変換後の日時・日付形式を指定してください。 「計算処理をする」について詳しくはこちら をご確認ください。
今回は、抽出したテキストから日時データを引用しました。
その他の項目も、運用に合わせて設定しましょう。項目の右側にある矢印を押すと、プルダウンから情報を選択できます。
各項目を設定した後、[テスト]をクリックします。
変換に成功したら、結果を確認して『保存する』をクリックしてください。
ステップ6:Googleカレンダーで予定を作成する設定 最後に、4つ目の「カレンダーを作成する」をクリックしましょう。
アカウント情報の入力を確認し、[次へ]を押します。
次の画面で、「カレンダーID」を『候補』から選択します。 「予定の開始日時」「予定の終了日時」には、前ステップで取得したアウトプットを引用しましょう。
その他の項目も必要に応じて設定してください。 矢印マークがある項目はプルダウンから選択できます。 カスタムリマインダーは最大5つまで設定可能です。 複数設定したい場合には、【+ カスタムリマインダー設定(最大5つまで)を追加】をクリックして、設定数を増やしてください。
情報を入力した後、[テスト]を押して、Googleカレンダー側で予定の登録状態を確認してみます。 すると、以下のように設定した内容が反映されていました。
もし、エラーになる場合はこちらのページ の内容を参考にしてエラーが解消するか、試してみてください。
内容に問題がなければ、『保存する』をクリックします。 これで設定完了です!お疲れ様でした!
ステップ7:トリガーをONにして起動準備完了 以下の画面が表示されるので、赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。
これでMicrosoft Teamsに投稿されたメッセージがGoogleカレンダーに自動で登録されるようになりました。
[[72163]] Microsoft TeamsやGoogleカレンダーを使ったその他の自動化例 今回ご紹介したフロー以外にもMicrosoft TeamsやGoogleカレンダーのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。 いずれも簡単な設定で利用できるようになりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!
Microsoft Teamsを活用した自動化例 スケジュールトリガー機能を活用して特定の日時にフローボットを起動したり、課題の登録を検知して関係者に詳細情報を共有することもできます。 手動作業を削減することで、業務時間の短縮やヒューマンエラーの低減が実現するはずです。
[[28384,71794,71307,70132,109394]] Googleカレンダーを活用した自動化例 フォームの情報をもとに予定を作成したり、タスクの期日を自動的に反映することも可能です。 また、コミュニケーションツールと連携することで、メンバーとの情報のやり取りをより効率的に行うこともできるでしょう。
[[147530,74210,107307,118647,180034]]