2024/10/28
AIオペレーションの活用方法

【Microsoft Teams→LINE WORKS】メッセージをAIで自動翻訳して通知する方法!

y.matsumoto

目次

海外支店とのやり取りや多国籍チームのコミュニケーションでは、言語の違いによりコミュニケーションの壁が生じる可能性があり、情報共有や共同作業が、円滑に進まない場合があります。
本記事では、Microsoft TeamsとLINE WORKSを連携し、<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsで投稿されたメッセージをAIが自動で翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿する方法</span>をご紹介します。
ログラミングが不要な方法で、自動翻訳と通知の手順を分かりやすく説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Microsoft Teamsメッセージを翻訳してLINE WORKSに通知するメリット

メリット1: 言語の壁を越えたチームの一体感

海外支店とのやり取りや多国籍チームのコミュニケーションでは、言語の違いによる情報の遅延や誤解が大きな課題となります。
Microsoft TeamsとLINE WORKSを連携し、メッセージの翻訳・通知作業を自動化することで、チームメンバー全員が同じ情報を素早く把握できる可能性があります。
この仕組みにより、言語の障壁が低くなり、チームの結束力が高まり、プロジェクトが円滑に進行することが期待できます。
また、情報の取り違いによる誤解を減り、意思決定や対応を迅速化し、最適な成果を達成しやすくなる可能性があります。

メリット2:  業務の自動化による作業効率の向上

Microsoft TeamsとLINE WORKSを連携することで、手動での翻訳や転送作業を削減でき、業務の効率化が期待できます。
特に、大量のメッセージをやり取りする場合では、作業時間を大幅に短縮でき、重要な業務に集中できる環境が整う可能性があります。
また、翻訳ミスのリスクも減少し、業務の正確性向上が期待でき、業務全体のスピード向上も期待できます。

[Yoomとは]

Microsoft Teamsのメッセージを翻訳してLINE WORKSに投稿するフローの作り方

ここからは、YoomでMicrosoft TeamsとLINE WORKSを連携し、「Microsoft Teamsで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿する」フローの作成方法を分かりやすく説明します。
このフローを活用することで、先ほどご紹介したメリットが実現可能です!

<span class="mark-yellow">工程は下記の4ステップのみで、簡単に設定できます。</span>

  1. Microsoft TeamsとLINE WORKSをマイアプリ登録する
  2. Microsoft Teamsのチャンネルにメッセージが送信されたら起動するトリガーの設定
  3. Microsoft Teamsのメッセージを翻訳する
  4. LINE WORKSに翻訳結果を通知する
  5. トリガーをONにする

〈フローボット作成時の注意事項〉
AI機能(翻訳機能)は、一部有料プランでのみご利用いただける機能で、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。

〈事前準備〉
下記バナーの「試してみる」をクリックし、Yoomの登録フォームに入力し、登録を行ってください。
※すでに登録済みの方は、ログインだけでOKです!

これで、Yoomのテンプレートを編集できるようになったので、早速フローの編集を行いましょう。

ステップ1:Microsoft TeamsとLINE WORKSをマイアプリ登録する

まずは、Microsoft TeamsとLINE WORKSをYoomのマイアプリに登録しましょう。

1.Microsoft Teamsの登録方法


左欄の「マイアプリ」をクリックして、「新規接続」からMicrosoft Teamsを検索します。

上記画面が表示されたら、サインインをして、「次へ」をクリックしたら完了です。
※注意事項)Microsoft Teamsのプラン内容が、一般法人向けプランであることを確認してください。
家庭向けプランの場合、認証に失敗する可能性があります。

2. LINE WORKSの登録方法
今度は「新規接続」からLINE WORKSを検索してください。

クライアントID、クライアントシークレット、スコープを入力し、「追加」をクリックしてください。
※参照)LINEWORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法

これでMicrosoft TeamsとLINE WORKSのマイアプリ登録完了です!

ステップ2:Microsoft Teamsのチャンネルにメッセージが送信されたら起動するトリガーの設定

アプリトリガーの「チャンネルにメッセージが送信されたら」をクリックしてください。

こちらのページは、すでに設定済みです。
アカウント情報に誤りが無いか確認し、次のページに進んでください。

次のページでは、トリガーの起動間隔を任意に設定できます。
※注意事項)トリガーの起動間隔は、プランによっては選択できません。

チームID・チャンネルIDは、枠内をクリックし候補から任意で設定してください。

設定後、Microsoft Teamsにサンプルメッセージを送信してください。
テストが成功すると、先ほど送信したメッセージの情報がアウトプットとして反映されます。

アウトプットを確認できたら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:Microsoft Teamsのメッセージを翻訳する

続いて、「翻訳する」をクリックしてください。

アクションの設定をしていきます。
プルダウンから、文字数とGPTの種類を任意で選択してください。

翻訳対象のテキストは、上記のように設定します。
Microsoft Teamsのチャンネルにメッセージが送信されたら「メッセージ内容」を自動で取得し、メッセージ内容を翻訳することができます。
※設定方法)枠内をクリックし、「チャンネルにメッセージが送信されたら」の中にある「メッセージ内容」をクリックしてください。

上記画面のように設定できたら、テストをクリックしてください。
成功し、アウトプットが取得できたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:LINE WORKSに翻訳結果を通知する

次に、「LINE WORKSに通知する」という項目をクリックしてください。

こちらのページは、すでに設定済みです。
アカウント情報に誤りが無いか確認し、次のページに進んでください。

ボットID、トークルームIDは、枠外の注釈を参考に入力してください。

メッセージの内容は自由に設定できます。
例えば、上記画像のように設定すると、Microsoft Teamsから送信したメッセージの翻訳結果を自動で取得し、LINE WORKSに通知できます。
※設定方法)枠内をクリックし、「翻訳する」の中にある「翻訳結果」をクリックしてください。

設定が完了したら、テストを行ってください。
LINE WORKSにサンプルのメッセージが送信されるので、翻訳結果が正しく反映されているのを確認できたら、保存してください。

ステップ4:トリガーをONにする

全てのプロセスが設定済みになったら、上記画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックして、フローボットを起動させてください!

これで「Microsoft Teamsで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿する」フローボットの完成です。

Microsoft Teamsや翻訳機能を使用したその他の自動化例の紹介

Yoomでは今回作成したフロー以外にも、様々な自動化を実現することができます。
ここからは、Microsoft Teamsや翻訳機能を活用した自動化の例を、3つご紹介します!

1.英文メールを自動で翻訳してMicrosoft Teamsに自動通知するフローです。
手動による翻訳機能を使う必要がないため、メール送信にかける時間を確保し、対応の品質向上が期待できます。

2.Microsoft Teamsで投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度Microsoft Teamsに自動で更新するフローです。
このフローを活用することで、顧客対応の効率化と迅速化を図ることができ、結果として顧客満足度の向上が期待できます。

3.Notionデータベースに登録された議事録の内容を要約してMicrosoft Teamsに自動で通知するフローです。
このフローを活用することで、議事録確認の手間を省けるため、情報共有が効率化され、迅速な意思決定を促進できる可能性があります。

まとめ

本記事では、Microsoft Teamsで投稿されたメッセージをAIが自動で翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿する方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
この方法を活用すると、メッセージの翻訳・通知作業を自動化することができ、プロジェクト進行の円滑化が期待できます。
また、手動での作業を減らせるため、業務の効率化が期待できます。
業務の効率化を目指すなら、Yoomを使ってさまざまなアプリを連携し、業務を自動化してみましょう!

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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