Mistral AI vs ChatGPT 徹底比較!料金・性能・日本語で選ぶならどっち?
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Mistral AI vs ChatGPT 徹底比較!料金・性能・日本語で選ぶならどっち?
AI最新トレンド

2025-11-20

Mistral AI vs ChatGPT 徹底比較!料金・性能・日本語で選ぶならどっち?

Shiori Fukumori
Shiori Fukumori

 「業務効率化のためにAIを使いたいけれど、結局ChatGPT一択でいいの?」 そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
AIツールの進化は止まらず、フランス発の「Mistral AI」など、無料で高性能な新しい選択肢も増えてきました。
選択肢が増えるのは嬉しい反面、「どれが自分に合っているのか」迷ってしまうこともありますよね。

特に気になるのは、スペック上の性能よりも、「日本語のメール作成で失礼がないか」「日報をサクッとまとめられるか」といった、現場での"リアルな使い勝手"ではないでしょうか。
そこで本記事では、定番のChatGPTと存在感を増しているMistral AIを実際のビジネスシーンで使うことを前提に比較していきます。

自分にしっくりくるAIを見つけるヒントとして、ぜひチェックしてみてください!

✍️ChatGPT、Mistral AIについて

本記事の想定読者

  • AIを活用して、メール作成や日報作成などの日常業務を効率化したい方
  • ChatGPT以外のAIツールを試してみたいが、どれが使いやすいか迷っている方
  • 「日本語で使えないAIだと不安」「日本語でも自然に使えるか知りたい」というビジネスパーソン

各AIの特徴とは

まずは、今回比較する4つのAIについて基本的な特徴とスペックの違いを見ていきましょう。

ChatGPT

OpenAIが提供する生成AIで、日本でも広く馴染みのあるモデルです。
2025年8月の大型アップデートでGPT-5が中心になり、日本語の自然さや文脈を読み取る力が格段に安定しました。
さらに2025年11月には、より会話力が向上した「GPT-5.1」も登場!
長時間の処理中に「あ、やっぱりこうして!」と途中で内容を修正できる機能も追加され、まさに“気の利くパートナー”に進化しています。
無料プランから有料プランまで幅広く、用途に合わせて選びやすい点も変わらない魅力ですね。

Mistral AI

フランスのスタートアップが開発している、今注目の生成AIです。
「軽くて賢い」モデル設計が特徴で、必要な場面に合わせてサッと使える軽快さが親しみやすいところ。
2025年5月に公開された「Mistral Medium 3」は、コストを抑えつつ高性能だと話題になりましたが、同年6月にはさらに効率化された「Mistral Small 3.2」も公開されました。
セルフホスト(自社運用)にも対応しているので、機密情報を社外に出したくない企業でも安心して導入できるんですよ!
手頃な価格で最先端の技術を使える点が、多くのビジネスパーソンに選ばれる理由になっています。

ChatGPTとMistral AIのスペック比較表

ChatGPTとMistral AIの機能や料金プランの違いを一覧にまとめました。
ご自身の予算や用途と照らし合わせてみてください。
※ドル表記のプランは、為替レートにより変動します。
()内の円表記は2025年11月時点のレートに基づく参考価格です。

⭐YoomはAIの使い分けと業務連携を自動化できます

👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!
Mistral AIとChatGPTは、それぞれに価格や応答スピード、日本語の精度といった異なる強みを持っています。
ビジネスにおいてこれらを最大限に活かす鍵は、用途に応じて最適なAIを自動で使い分ける「仕組み」を構築することです。
ハイパーオートメーションツール「Yoom」を活用すれば、700種類以上のアプリと複数のAIモデルを自由に組み合わせ、日常のルーチンワークを完全に自動化できます。
例えば、以下のようなテンプレートを活用することで、AIによる業務効率化をさらに一歩進めることができます。

  • 問い合わせメールをAIが自動要約してSlackに通知
  • Googleフォームの回答を自動で翻訳して共有 


■概要

海外からの問い合わせや多言語アンケートで、Googleフォームに届いた回答を手動で翻訳していませんか?
回答をコピーして翻訳ツールに貼り付け、その結果をメールで共有する作業は手間がかかるうえ、対応の遅れに繋がることもあります。
このワークフローを活用すれば、Googleフォームへの回答送信をきっかけに、自動でDeepLが内容を翻訳しGmailで関係者に共有するため、こうした翻訳に関わる一連の業務を効率化できます。

■このテンプレートをおすすめする方

  • 海外からの問い合わせ対応で、Googleフォームの回答を手動で翻訳している担当者の方
  • 多言語アンケートの結果を収集し、関係者へ迅速に共有したいと考えている方
  • GoogleフォームやGmailを利用した定型業務の効率化を目指している方

■このテンプレートを使うメリット

  • フォームの回答をコピーし翻訳してメールを作成する一連の手作業が自動化され、本来注力すべき業務の時間を創出できます。
  • 手作業による翻訳内容の転記ミスや、メールの送信漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、確実な情報共有を実現します。

■フローボットの流れ

  1. はじめに、Googleフォーム、DeepL、GmailをYoomと連携します。
  2. トリガーでGoogleフォームを選択し、「フォームに回答が送信されたら」というアクションを設定し、対象のフォームを指定します。
  3. 次に、オペレーションでDeepLを選択し、「テキストを翻訳」アクションを設定して、フォームから受け取った回答内容を翻訳します。
  4. 最後に、オペレーションでGmailの「メールを送る」アクションを設定し、翻訳されたテキストを本文に含めて指定の宛先に送信します。

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • Googleフォームのトリガー設定では、自動化の対象としたいフォームのIDを任意で設定してください。
  • DeepLのオペレーションでは、翻訳の対象としたいフォームの質問項目や、翻訳先の言語などを任意で設定します。
  • Gmailでメールを送信するアクションでは、通知先のメールアドレス、件名、本文の内容などを自由にカスタマイズすることが可能です。

■注意事項

  • Googleフォーム、DeepL、GmailのそれぞれとYoomを連携してください。
  • Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法は下記を参照ください。

https://intercom.help/yoom/ja/articles/6807133


■概要

日々受信する大量のメール、特に長文の内容把握に時間がかかっていませんか。このワークフローを活用すれば、Gmailで特定のメールを受信した際に、その内容をAIモデルのAnthropic(Claude)が自動で読み取り、要点を抽出してSlackへ通知する一連の流れを自動化できます。これにより、メール確認の時間を短縮し、重要な情報のスムーズな共有を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方

  • 大量のメール対応に追われ、Anthropic(Claude)による要点抽出で情報整理を効率化したい方
  • 重要なメールの内容をチームに素早く共有し、対応漏れを防ぎたいと考えているマネージャーの方
  • GmailとSlackを日常的に利用し、手作業での情報連携に課題を感じている方

■このテンプレートを使うメリット

  • Gmailの受信からAnthropic(Claude)による要点の抽出、Slackへの通知までが自動化されるため、情報確認や共有にかかる時間を短縮できます
  • 手作業による情報の転記ミスや共有漏れを防ぎ、重要なメールの内容を正確かつ迅速にチームへ展開できます

■フローボットの流れ

  1. はじめに、Gmail、Anthropic(Claude)、SlackをYoomと連携します
  2. トリガーとしてGmailを選択し、「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」というアクションを設定します
  3. 次に、オペレーションでAnthropic(Claude)の「テキストを生成」アクションを設定し、トリガーで取得したメール本文の要点を抽出するよう指示します
  4. 最後に、オペレーションでSlackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションを設定し、抽出された要約を指定のチャンネルに通知します

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • Gmailのトリガー設定では、自動化の対象としたいメールに含まれるキーワード(例:「お問い合わせ」「日報」など)を任意で設定できます
  • Anthropic(Claude)に与えるプロンプト(指示文)は自由にカスタマイズでき、「箇条書きで要点を3つ抽出して」といった具体的な指示を与えることで、任意の形式でテキストを生成できます
  • Slackへの通知先チャンネルは任意で指定でき、メッセージ本文にはAnthropic(Claude)が生成した要点に加え、元のメールの件名といった情報を組み込むことが可能です

■注意事項

  • Gmail、Anthropic(Claude)、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

🤔Mistral AI・ChatGPTを実際に比較してみた!

ここからはMistral AIとChatGPTの性能について、実際のビジネスシーンをもとに検証していきます!

検証内容とポイント

検証するアウトプット:今回は、「角を立てずに断るメール」と「箇条書きメモからの日報作成」。 ビジネスの現場で頻発する「気を遣う作業」と「面倒な作業」の2パターンで、各AIの実力をテストします。

検証内容: ChatGPTとMistral AIに対し、それぞれ全く同じ指示(プロンプト)を与え、出力された結果を比較します。今回は、単なる文章の正しさだけでなく、以下の観点から「ビジネスでの実用性」を厳しくチェックしました。

検証項目:

  • 日本語の自然さと配慮: 相手を不快にさせない「クッション言葉」や、日本的なビジネスマナーが守られているか。
  • 情報の正確性と構成力: 箇条書きの事実を正しく汲み取れているか。勝手な情報の追加(ハルシネーション)がないか。
  • 手直しの少なさ: 出力されたものをそのままコピー&ペーストして使えるレベルか。
  • スピード感: 忙しい業務の合間にサッと使えるレスポンス速度か。

これらの項目をもとに、各AIの「性格の違い」や「得意なシーン」を整理していきます。

検証①:角を立てずに断る「お断りメール」の作成

使用モデル:無料で利用可能な「Mistral Le Chat」「ChatGPT 5」を使用し、それぞれの出力結果を比べてみました。
※ChatGPT-5.1などの上位モデルは2025年11月13日時点では有料プラン限定のため、今回は対象外としています。

今回は、両方のAIに「取引先担当者へ送る、丁寧なお断りメール」の作成を依頼します。

プロンプトは以下のように入力します。

あなたは中堅企業の営業担当です。以下の条件で、取引先に送る「お断りメール」を作成してください。

  • 相手: 以前から付き合いのある取引先の担当者
  • 用件: 「新サービス発表会」への招待へのお礼と、欠席の連絡
  • 理由: 社内プロジェクトの佳境を迎えており、どうしても時間が取れない
  • 要望: 「行きたかった」という残念な気持ちを強調し、相手の顔を立てつつ、関係が悪くならないよう丁寧に断ってください。

※重要:必ず自然な日本語で書いてください。

※Mistral AIは多言語対応ではあるものの、2025年11月時点で、まだ正式な日本語対応が進んでいません。
そのため、プロンプトの最後に「必ず自然な日本語で書いてください」と添えておくと、日本語で安定した出力につながりやすくなります。

ChatGPT

まずは、ChatGPTから検証していきましょう。
新しいチャットをクリックします。

モデルは「ChatGPT」を選んでいます。

入力欄にプロンプトを入力します。

すると、以下のようにメールが作成されました。
まずスピード感ですが、入力から全文生成までが非常に速く、実務で使う上でストレスは感じませんでした。
出力されたメールは、日本語の自然さと配慮のレベルが非常に高いという印象です。特に「せっかくお声がけいただいたにもかかわらず、心苦しい限りです」といったクッション言葉の選び方が巧みで、プロンプトで求めた「残念な気持ち」と「丁寧さ」をうまく両立させています。
情報の正確性と構成力についても、指示した「社内プロジェクトが佳境」という理由が的確に反映されていました。挨拶、感謝、理由、謝罪、結びというビジネスメールの基本構成がしっかり守られています。
さらに、こちらが指示していない「後日、資料など差し支えない範囲で共有いただけますと幸いです」という一文が加えられていました。
これは関係性を維持しようとする前向きな提案であり、気の利いた補完だと感じます。

ただ、気になったのは、指示にはない「後日、資料など共有いただけますと幸いです」という一文が追加されていた点です。
これはAIなりの気遣い(補完)ですが、もし「今回は資料も不要」というケースであれば、削除する手間が一つ増えることになります。
勝手な追加記述がないか、目視でのチェックは必須です。
とはいえ、手直しの少なさは大きなメリットです。 ほぼコピー&ペーストするだけで、宛名と署名を修正するだけで送信できる完成度にあります。
「丁寧すぎて失礼になる」ケースは稀ですので、目上の人や重要な取引先など、絶対に失敗したくない相手へのメール作成を任せるには、信頼できるツールだと感じました。

Mistral AI

続いて、Mistral AIでも同じことを聞いてみました。

New Chatを開いて、先ほどChatGPTに使ったプロンプトをそのまま入力し、どんな違いが出るか見ていきます。

すると、以下のようにメールが作成されました。
まずスピード感については、ChatGPTも十分高速ですが、Mistral AIはそれよりもさらにワンテンポ速く感じられました。エンターキーを押した瞬間に文字が生成されるような、非常に軽快なレスポンスです。
情報の正確性と構成力は、ChatGPT同様に優秀です。「プロジェクトが佳境」という理由も反映され、論理的な構成になっています。
こちらも指示にない「後日資料をいただきたい」という補完がありましたが、ビジネスメールとしての形は整っています。
ただ、日本語の自然さと配慮に関しては、少し気になる点がありました。 文面自体は丁寧ですが、冒頭の頭語(拝啓など)がない状態で、結語の「敬具」だけが付いている点は、日本のビジネス慣習としてはややチグハグな印象を受けます。
また、手直しの少なさという点では、少し気になる部分がありました。
文章の冒頭と末尾に私のアカウント名が自動で挿入されており、全体の流れに馴染んでいませんでした。
また、冒頭のあいさつがないのに文末だけが「敬具」で終わっているなど、日本語の一般的な書き方とはズレが見られました。
このまま送信すると誤解を招きかねないため、ユーザー名の削除や語尾の修正など、人が最後に確認して軽く整える作業は必要になりそうです。

検証②:箇条書きメモからの「日報・報告書」作成

次に、2つめの検証です。 外回り中や移動中にスマホに殴り書きした「箇条書きメモ」。
これを上司に提出できる「日報」に清書する作業、手間がかかりますよね……。
ここでは、検証①と同様の基準(日本語の自然さやスピード等)で評価しつつ、「事実を正確に整形できるか」そして「勝手な創作(ハルシネーション)をしないか」という点にも注目していきます。
AIが気を利かせすぎて、メモにない情報を勝手に盛ってしまっては報告書として使えません。「事実(ファクト)だけを淡々と、かつ体裁よく整える実務能力」もチェックしていきます。

検証条件:現場リーダーや外回り営業が、移動の合間に日報を作成する場面を想定。

検証データ:実際の業務を想定した3行の箇条書きメモ

モデル:検証①と同様に無料のものを使用します。

検証方法:両方のAIに、以下の共通プロンプトを入力しました。

あなたは営業担当です。以下のメモを、指定のフォーマットに従って日報に清書してください。

【メモ内容】

  • A社訪問、感触良し。担当の佐藤さん、新プランに興味あり
  • B社、担当者不在で資料だけ置いてきた
  • 明日中にはA社への見積もり出す必要あり

【フォーマット】
■訪問先:
■活動内容:
■所感・反応:
■今後の対応:

※出力言語:必ず日本語で書いてください。

ChatGPT

では、さっそくChatGPTから検証していきましょう。
プロンプトを入力します。

すると、以下のように日報が作成されました。

まずスピード感ですが、検証①と同様に非常に高速です。箇条書きのメモを貼り付けてすぐに、整ったフォーマットで返ってきました。
情報の正確性と構成力については、指定したテンプレート(訪問先、活動内容、所感、今後の対応)を完璧に守っています。
特に優れているのは情報の整理能力です。「A社」と「B社」の情報が混ざることなく、それぞれの項目内で箇条書きですっきりと分類されています。
また、「佐藤さん」を「佐藤様」に変換するなど、日本語の自然さと配慮もビジネスマナーとして申し分ありません。
ただし、手直しの少なさについては一点だけ注意が必要です。
「今後の対応」の項目を見ると、メモには書いていない「B社担当者へ改めてフォローの連絡を行うこと」という一文が追加されています。
これはAIが文脈を読んで気を利かせた補完ですが、もし実際には連絡する予定がない場合、事実と異なる内容になってしまいます。
禁止指示がないと良かれと思って情報を足すことがあるため、提出前には「勝手なタスクが追加されていないか」の目視チェックは必須です。
しかし、読みやすい日報を一瞬で作れるため、実務でのサポート役としては優秀だと感じました。

Mistral AI

次に、Mistral AIで検証していきます。
ChatGPTと同じプロンプトを入力します。

すると、以下のように出力してくれました。

まずスピード感ですが、ChatGPTも高速ですが、Mistral AIは「生成」というより「表示」に近い感覚で、一瞬でテキストが完結しました。
この圧倒的な速さはMistralの大きな武器です。
情報の正確性と構成力については、指定したフォーマット通りに整理されており、問題ありません。
ただ、ChatGPTと同様に、追記の性質で少し気になる点がありました。
ChatGPTが「フォローの連絡を行う」という一般的な記述だったのに対し、Mistral AIは「次回の面談日程を調整する」と、やや具体的なアクションまで踏み込んで記述しています。
これらはどちらも指示にはない補完であり、大きな差ではありませんが、Mistralの方が「空白を具体的に埋めようとする」傾向が少し強いかもしれません。
いずれにせよ、事実と異なる場合は修正が必要です。
また、日本語の自然さと配慮に関しても、ChatGPTに比べると少し「硬い」のが特徴です。 「資料のみを預ける」「直接の反応は確認できず」といった表現は、レポートとしては正しいですが、少し機械的で冷たい印象を受けます。
まとめると、スピードと構成力は優秀ですが、細部の表現や勝手な追記のチェックなど、人間による微調整は必要だと感じました。

✅検証結果のまとめ:Mistral AIとChatGPT、目的別におすすめできるのは?

「角を立てないお断りメール」と「箇条書きからの日報作成」という、性質の異なる2つのタスクを試したところ、各モデルに“スペックだけでは語れない個性”があると感じました。
ChatGPTは、文脈の裏にある「相手への配慮」を読み取りながら、自然な日本語に整える力が非常に安定しています。 一方、Mistral AIは、圧倒的なレスポンス速度と情報を整理する構造化能力に優れていますが、日本語の表現においてはやや「翻訳調」の硬さが残り、手直しが必要な場面も見られました。
こうした点を踏まえると、あらかじめ「誰に出す文章か」「どれくらいの完成度を求めるか」によって使い分けるのが、業務効率化の鍵になりそうです。

検証結果を踏まえて、下記にそれぞれの目的別で振り分けたおすすめモデルをまとめました。

「日本語の自然さ」と「安心感」で選ぶなら:ChatGPT 5(無料版)

取引先へのメールや、失敗できない文章作成なら、ChatGPTが適しています。
検証①のメール作成で見せたように、こちらの意図を汲み取り、角を立てないクッション言葉を自然に使えるのはChatGPTの大きな強みです。
Mistral AIのような「翻訳調の硬さ」や「署名などのフォーマット崩れ」が少ないため、出力された文章をそのまま実務で使いやすいレベルにあります。
多少、文章が長くなったり、丁寧すぎるきらいはありますが、ゼロから文章を考える労力に比べれば負担は大幅に減ります。
「優秀な秘書」に下書きを任せる感覚で、対外的なコミュニケーションにはこちらを選ぶのが無難でしょう。

「スピード」と「社内向け資料」なら:Mistral AI (Le Chat)

とにかく急いでいる時や、自分用のメモ、社内報告のたたき台を作るなら、Mistral AIの軽快なレスポンスが役立ちます。
しかし、日本語で会話することは可能なものの、Mistral AIは2025年11月時点での日本語最適化が十分とは言い切れません。
検証で見られた「敬具」の違和感や、翻訳調の硬さは、この言語対応の差によるものでしょう。
そのため、顧客向けのメールなど「情緒」が必要な文章にはあまり向きません。
一方で、事実を淡々と並べる報告書や、箇条書きの整理であれば、その弱点はそこまで気になりません。
日本語の細かいニュアンスは気にしないから、とにかく骨組みだけ素早く欲しい、そんな時に、ざっくりとした「たたき台作成」ツールとして割り切って使うのが賢い活用法です。

🖊️まとめ

今回の検証で、2つのAIには単なる機能差にとどまらない、「性格の違い」があることが分かりました。
ChatGPTは「日本語の安定感」と「空気を読む気配り」に優れ、手直しを最小限に抑えた丁寧な文章を作ってくれます。
一方でMistral AIは、「軽快なレスポンス」と「情報の構造化」が得意で、質よりもスピードが求められる場面で頼りになる存在です。
失敗できない対外的なメールならChatGPT、社内向けのメモ整理やたたき台作りならMistral AI、といった具合に、相手と用途に合わせて使い分けるのが効率化への近道と言えるでしょう。
また、今回の検証で特に興味深かったのは、両者ともに「情報を補完しようとする」傾向が見られた点です。
指示していないのに「資料を共有します」と提案したり(ChatGPT)、「次回の日程調整」を勝手に追加したり(Mistral AI)……。
ビジネスの現場では「約束していないこと」まで書かれてしまうと、かえってリスクになることもあります。
この結果から言えるのは、AIの文章作成能力は非常に高いものの、最終的な「事実確認」というハンドルだけは、まだ人間が握っておく必要があるということです。
「ゼロから書く」という一番重たい作業はAIに任せて、最後の仕上げとチェックだけ人間が行う……これが、忙しい私たちがAIと付き合う上で、最も現実的で効果的な活用方法です。

ぜひ、ご自身の業務シーンに合わせて、この2つのAIを使い分けてみてくださいね!

⭐Yoomでできること

ChatGPTなどAIツールをYoomを連携させることで、テキスト生成や画像の生成の自動化フローを簡単に導入できます!
たとえばGoogle Chatのスペースに特定条件のメッセージが送信されたら、ChatGPTで解析し自動応答するといった一連のフローを自動化できます。
また、Notionに登録された資料をAIが自動要約して共有することも可能です。


■概要

Google Chatでの問い合わせ対応や情報共有で、同じような質問に何度も手動で回答する手間を感じていませんか。
また、ChatGPTの便利な機能をGoogle Chatで活用したいけれど、具体的な連携方法が分からず困っているケースもあるかもしれません。
このワークフローを活用すれば、Google Chatに特定のメッセージが送信された際に、ChatGPTがその内容を解析し自動で応答メッセージを作成して返信するなど、一連の対応を自動化できます。

■このテンプレートをおすすめする方

  • Google Chatでの定型的な問い合わせ対応を、ChatGPTを活用して効率化したいと考えている方
  • 社内ヘルプデスクとしてGoogle Chatを利用しており、一次回答の自動化を検討している担当者の方
  • ChatGPTとGoogle Chatを連携させ、手作業での返信業務を自動化したいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット

  • Google Chatへのメッセージに対しChatGPTが自動で応答するため、これまで手作業で行っていた返信業務の時間を短縮し、コア業務に集中できます。
  • 担当者による回答のばらつきを防ぎ、一次回答の品質を均一化できるため、属人化の解消に繋がります。

■フローボットの流れ

  1. はじめに、Google ChatとChatGPTをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでGoogle Chatを選択し、「スペースにメッセージが送信されたら」というアクションを設定し、メッセージ内容を取得します。
  3. 次に、オペレーションで分岐機能を設定し、特定のキーワードが含まれる場合のみ後続の処理に進むよう設定します。
  4. 次に、オペレーションでChatGPTの「テキストを生成(高度な設定)」を選択し、トリガーで取得したメッセージ内容を元に応答を生成します。
  5. 最後に、オペレーションでGoogle Chatの「メッセージを送信」を選択し、ChatGPTが生成したテキストを指定のスペースに送信します。

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • Google Chatのトリガー設定では、メッセージの受信を検知するスペースのリソース名を任意の値に設定してください。
  • 分岐機能では、後続のオペレーションを起動させる条件を自由にカスタマイズできます。例えば、特定のキーワードを含むメッセージを受信した場合のみChatGPTを起動させる、といった設定が可能です。
  • ChatGPTのオペレーションでは、テキストを生成するためのモデルやプロンプトを任意の内容に設定でき、前段のトリガーで取得した情報を変数として利用できます。
  • Google Chatへの通知オペレーションでは、通知先のスペースを任意で設定でき、本文には固定テキストのほか、前段のオペレーションで取得した値を埋め込むことが可能です。

■注意事項

  • Google Chat、ChatGPTのそれぞれとYoomを連携してください。
  • Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。詳細は下記を参照ください。
    https://intercom.help/yoom/ja/articles/6647336
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
  • 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
  • ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
    https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
  • ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

■概要
Notionのデータソースに新しい議事録が登録されると起動し、AIを使用して自動的に要約を生成し、その要約をSlackに通知します。
会議やイベントの議事録がスムーズに要約され、関係者に迅速に共有することができます。
■事前準備
事前にNotionで議事録格納用のデータソースを作成します。
※実際の例としてはこちらをご参照ください。
■設定方法
①トリガーからアプリトリガー内にあるNotionを選択し、特定のデータソースにページが作成・更新されたらアクションを押します。
②起動間隔とデータソースIDを入力し、テスト・保存します。
※Notionとの連携でよくあるエラーについてはこちらをご覧ください。https://intercom.help/yoom/ja/articles/8687023
③+マークを押し、データソースを操作するオペレーションからNotionを選択して、アクョンからレコードを取得する(ID検索)、トリガーと同じデータソースIDを入力して次に進みます。
④レコードIDが等しいという検索条件とし、値には①のトリガーで取得したオブジェクトIDを{{オブジェクトID}}のように埋め込みテスト・保存します。
⑤+マークを押し、要約するオペレーションから●●文字以内の文章を要約するを選択し以下のように設定し、テスト・保存します。
・要約対象のテキスト:④のデータソース操作で取得した議事録プロパティのアウトプットを埋め込みます。
・文字数:任意の文字数を入れます。
・要約の条件:任意の要約条件を入れます。
※議事録の文字数が多いことが想定される場合は15,000文字以内を選択してください。
※要約の設定詳細はをご参照ください。https://intercom.help/yoom/ja/articles/8675551
※アウトプットの動的な埋め込み設定の詳細はをご参照ください。https://intercom.help/yoom/ja/articles/8223528
⑥マークを押し、アプリと連携するオペレーションからSlackのチャンネルにメッセージを送るアクションを選択し、以下の設定をしてテスト・保存し設定完了です。
・投稿先のチャンネルID:通知したい指定のチャンネルIDを候補から選択します。
・メッセージ:任意のメッセージを入力します。このとき⑤で要約した議事録をアウトプットとして埋め込むことも可能です。
■注意事項
必ず新しい行を追加する形で議事録を登録してください。
※Notionのトリガーはデータソース上のページが新規作成または更新が行われた場合、いずれも起動するため新規作成だけの場合にトリガーを起動させたい場合は上記ご注意ください。

ぜひYoomとAIを連携させて、業務をより効率化しましょう!

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この記事を書いた人
Shiori Fukumori
Shiori Fukumori
Excel表計算処理技能認定、Word文書処理技能認定、Adobe Certified Professional(Illustrator 2020、Photoshop 2020)認定資格を保有。現在は、SaaS自動化ツール「Yoom」を活用した業務効率化をテーマとする記事執筆を担当。SaaSやITツールが増え続ける中で企業が直面する「どのツールを連携させれば業務が効率化するのか」という課題の解決に向け、日々情報を発信している。
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