2024/09/06
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マネーフォワード ケッサイの取引審査完了をSlackでリアルタイム通知!スピーディな情報共有を実現する方法

k.hieda

目次

中小企業では、一人ひとりが複数の業務を兼任することが多く、情報共有の遅延が課題となるケースが少なくありません。例えば、<span class="mark-yellow">請求書の審査完了情報は、経営者、営業、経理、プロジェクト管理など様々な部署でタイムリーに共有したいと考える企業が多いのではないでしょうか。</span>そこでYoomでは「マネーフォワード ケッサイの取引審査が完了したら、Slackに通知する」フローボットを作りました。この自動化を導入すると、情報共有の遅延を解消し、各担当が次のフェーズへ進行しやすくなります。

本記事では、具体的なメリットと、プログラミングを使わずに連携する方法をご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

マネーフォワード ケッサイの取引審査が完了したら、Slackに通知する自動化のメリット2選

マネーフォワード ケッサイの請求情報をSlackと自動通知すると、正確な情報がタイムリーに共有できます。今回は、営業担当者と経営者の視点から得られるメリットを考察しました。

メリット1 迅速な対応で顧客との信頼関係を構築

顧客にとって、取引の進捗状況は重要な関心事です。この自動化で、<span class="mark-yellow">取引審査の状況を営業担当者がいち早くキャッチ!顧客への連絡が遅れるといったトラブルを防止し、顧客満足度向上に繋げられます。</span>「取引審査が完了しましたので、お支払いの手続きをお願いいたします」といったメッセージを迅速に送れるため顧客は安心し、スムーズに取引を進められるようになるのではないでしょうか。

メリット2 経営判断の精度向上

経営者にとって、企業の資金繰り状況は常に重要な関心事です。各案件の入金状況をSlack上で確認できると、<span class="mark-yellow">資金繰りの状況を可視化できます。</span>資金繰りの状況をリアルタイムで把握することで、新たなビジネスチャンスを逃さずに、迅速な決断を下すことに活用できるのではないでしょうか。

[Yoomとは]

ここから「マネーフォワード ケッサイの取引審査が完了したら、Slackに通知する」自動化を、<span class="mark-yellow">Yoomのテンプレートを使いノーコードでできる作り方</span>を解説します。

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マネーフォワード ケッサイとSlackの連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

マネーフォワード ケッサイ

  • ログイン情報(マネーフォワード ケッサイの操作に使います)
  • アクセストークン(マネーフォワード ケッサイ上で取得できるAPIキー)
    • マネーフォワード ケッサイの管理画面の左側にあるメニュー一覧内から、アカウント名をクリック!開発者向けにカーソルを合わせると、「APIキー」が表示されるのでクリックします。
  • APIキー発行ページに遷移します。右上の「新規発行」をクリックでAPIキーの発行ができます。
  • APIキーをコピーしておいてくださいね。

Slack

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomへご登録後、こちらのバナーをクリック!Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。

マイプロジェクトにテンプレートがコピーされます。

赤枠内のタイトルをクリックすると、設定画面に遷移します。

ステップ2 アプリトリガー「取引審査が完了したら」

プロセスの1番目をクリックします。ここではマネーフォワード ケッサイとのアプリ連携と、取引審査が完了(イベント)を起点としたトリガーを設定していきます。

(1/1)連携アカウントとアクションを選択

以下はあらかじめ設定済みのため操作は不要です。

  • タイトル
  • データベースのアプリ
  • 実行アクション

マネーフォワード ケッサイと連携するアカウント情報は、設定が必要です。
プルダウンをクリックし、「+連携アカウントを追加」をクリック。こちらの画面がポップアップされます。

  • アカウント名
    • 任意の名称(メールアドレスなど)
  • アクセストークン
    • 事前準備で取得しておいたAPIキーをペースト

→追加を押下します。連携完了したら、次に進みましょう。

→次へをクリック

(1/2)アプリトリガーのWebhookイベント受信設定

表示されたWebhookURLをコピーします。WebhookURLを使うと、マネーフォワード ケッサイの与信審査が完了した時点でYoomのフローボットが起動するため、リアルタイムな通知が可能になります。ここからは、マネーフォワード ケッサイの管理画面を操作します。

マネーフォワード ケッサイの左側にあるメニュー一覧からアカウント名をクリックすると、さらにメニューが表示されます。その中の、開発者向けにカーソルを合わせると、Webhookの項目が表示されます。こちらをクリックします。

Webhookの設定画面に遷移したら、右上にある新規エンドポイント追加ボタンをクリック!

URKに先ほどYoomの画面からコピーしたWebhookURLをペーストします。Secretは任意の値でOKです。イベントタイプの「取引審査」にチェックを入れます。

→追加するをクリック!

続いて、マネーフォワード ケッサイのイベント(新規取引)を追加します。テストなので、今回は10円で設定しました。

Yoomの画面に戻ります。

→テストをクリック! →成功! アウトプットは次のオペレーションで使う値が含まれています。

※テスト結果がエラーの場合は、マネーフォワード ケッサイのイベント(与信を通過した請求情報)がWebhookの設定後に起こっていないなどが考えられます。イベントの再設定後に再テストにお進みください。

→保存するをクリック

ステップ3 アプリと連携する「取引情報を取得」

プロセスの2番目をクリック!ここでは先ほどのアウトプットから取得した取引IDを使って、取引情報を抽出します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

以下はあらかじめ設定済みのため操作は不要です。

  • タイトル
  • データベースのアプリ
  • マネーフォワード ケッサイと連携するアカウント情報
  • 実行アクション

→次へをクリック

(1/2)API接続設定

  • 取引ID
    • 先ほど抽出したアウトプットを引用します
  • Sandbox環境への切り替え
    • 「Sandbox環境への切り替える」を選択してください。

→テストをクリック! →成功 アウトプットにはこちらの項目が抽出されました。

→保存するをクリック!

ステップ4 アプリと連携する「顧客情報を取得」

プロセスの3番目をクリック!ここでは先ほどのアウトプットから取得した顧客IDを使って、顧客情報を抽出します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

以下はあらかじめ設定済みのため操作は不要です。

  • タイトル
  • データベースのアプリ
  • マネーフォワード ケッサイと連携するアカウント情報
  • 実行アクション

→次へをクリック

(1/2)API接続設定

  • 顧客ID
    • 先ほど抽出したアウトプットを引用します
  • Sandbox環境への切り替え
    • 「Sandbox環境への切り替える」を選択してください。

→テストをクリック! →成功 アウトプットにはこちらの項目が抽出されました。

→保存するをクリック!

ステップ3 アプリと連携する「Slackに通知」

テンプレートの2番目のプロセスをクリックします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

下記項目は初期設定済みです。任意で変更できますが、このまま進んでOKです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • トリガーアクション

以下は設定が必要です。

  • Slackと連携するアカウント情報
    • プルダウンを開いて、+連携アカウントを追加をクリック。
  • ワークスペースのURLを入力し、続行するをクリックします。

ワークスペースとの連携ができたら次に進みます。

→次へをクリック!

(2/2)API接続設定

次の項目の設定を進めます。

  • 投稿先のチャンネルID
    • 編集欄をクリックすると、先ほど連携したワークスペースのチャンネルがピックアップされます。この中から使用するチャンネルを選択。
  • メッセージ
    • 投稿するメッセージ内容を設定します。編集欄をクリックで、抽出したアウトプットを引用できます。今回は、小計がわかるように引用してみました。

→テストをクリック! →成功! アウトプットにはタイムスタンプが抽出されました。

→保存するをクリック!今回の設定はここまでです。

ステップ6 アプリトリガーを【ON】にする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

トリガーを【ON】にすると、設定完了です。

こちらで連携作業は完了です!Slackのチャンネルを見ると、投稿が確認できました。

<span class="mark-yellow">プログラミングを習得していない私でも、テンプレートの使用で短時間で自動化を実現できました。</span>今回のテンプレートはこちらです。

もっと活用!マネーフォワード ケッサイとSlackを使った他の自動化3選

マネーフォワード ケッサイとSlackは、他にもたくさんテンプレートをご用意しています。

1. マネーフォワード ケッサイの請求書発行完了をSlackで通知!

請求書発行、もう手作業で確認する必要なし。マネーフォワード ケッサイとSlackを連携すれば、発行完了を自動で通知。担当者全員がリアルタイムに情報を共有でき、業務効率アップ!

2. 顧客名変更も自動通知!Slackでスムーズな情報共有

顧客名変更、いち早くチームに伝えたい!マネーフォワード ケッサイとSlackを連携すれば、変更完了を自動通知。チーム全体が最新情報を共有し、スムーズな連携を実現。

3. 未入金請求をGoogleスプレッドシートに自動反映!

未入金管理、もう手作業から解放!マネーフォワード ケッサイとGoogleスプレッドシートを連携すれば、未入金情報を自動で反映。入力ミスも削減し、時間を有効活用♪

まとめ

本記事では、マネーフォワードケッサイの取引審査完了情報をSlackに自動通知するフローボットの導入によって、業務効率化が実現できることを解説しました。この自動化により、請求書の審査完了情報を関係部署・経営層でタイムリーに共有できるようになり、情報共有の遅延を解消します。また、自動化すると、共有する情報が正確性があがります。ヒューマンエラーによる誤った情報共有を防止できるところも嬉しいポイントです。

<span class="mark-yellow">Yoomのフローボットを使えば、プログラミングが苦手でも今日から自動化の実現が叶います。</span>ぜひシステムを取り入れて、業務の効率化にお役立てくださいね。

Yoomの連携を無料ではじめてみる

では、また〜!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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マネーフォワード ケッサイ
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