2024/12/26
アプリ同士の連携方法

マネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されたら、Microsoft Excelに追加する方法

k.ueno
マネーフォワード クラウド債務支払とMicrosoft Excelの連携イメージ

目次

日々の経理業務において、支払依頼の承認作業とその後のデータ管理はミスも許されないものであり、非常に重要なプロセスの一つです。
Yoomを活用したマネーフォワード クラウド債務支払とMicrosoft Excelのアプリ連携を導入することで、承認された支払依頼をMicrosoft Excelに自動追加できます。
支払い依頼の承認からデータの追加までの業務が自動化されることで、人的ミスが減少し、担当者の負担を軽減できます。
また、Microsoft Excelで対応履歴を一元管理できるので、管理業務の効率化が期待できます。
業務に取り入れることで、情報の一元管理とデータ分析の促進が図れるのでぜひご覧ください。

こんな方におすすめ

  • マネーフォワード クラウド債務支払とMicrosoft Excelを利用し、経理や会計管理をしている会計担当者
  • データの自動更新や統合に興味がある方
  • 部門間の情報共有に課題を感じている責任者
  • ミスを減らし生産性を向上させたいプロジェクトマネージャー
  • 作業の自動化を導入することで効率化を図りたい方

マネーフォワード クラウド債務支払とMicrosoft Excelの連携メリットと具体例

1.人的ミスの削減

マネーフォワード クラウド債務支払で承認された支払依頼をMicrosoft Excelに自動で追加することで、手入力によるヒューマンエラーの発生リスクを軽減できます。
例えば、経理担当者が毎回支払いデータをMicrosoft Excelに手入力する場合、金額や日付などの数字の入力ミスが発生する可能性もありました。
入力作業が自動化されることで、このようなミスを未然に防ぐことができます。
正確なデータを登録することで、定期的なデータ確認作業の時間を減少できるかもしれません。

2.スムーズな情報共有

マネーフォワード クラウド債務支払側の支払い承認後の情報が格納されているMicrosoft Excelに、異なるチームのメンバーがアクセスできるようになれば、支払い状況の共有が容易に行えるようになるでしょう。
例えば、経理担当者が支払い依頼を承認後、その情報が営業チームと共有しているMicrosoft Excelのファイルに自動追加されると、営業担当者が最新の支払い情報を把握できるようになり、その後のフォローアップを迅速に行えるようになります。
状況把握がスムーズに行われることで、部門間の連携が強化され、その後の対応も素早く行えるようになるので、企業全体の生産性向上につながります。

3.業務フローの統一

作業の自動化によって、承認された支払データが統一されたフォーマットでMicrosoft Excelに記録されます。
例えば、各担当者がバラバラの形式でデータを登録している場合、決算時のデータ集計時に手間がかかってしまいます。
統一されたフォーマットでデータが入力されていれば、管理データの分析や報告書作成も容易に行えるようになり、管理データの精度向上が期待できます。

では、「マネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されたらMicrosoft Excelに追加する」のテンプレートを使ったフローボットを作成していきましょう。

[Yoomとは]

マネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されたらMicrosoft Excelに追加する方法

マネーフォワード クラウド債務支払で支払い依頼が承認されたことをマネーフォワード クラウド債務支払のAPIを利用して受け取り、Microsoft Excelの提供するAPIを用いて、Microsoft Excelにその内容を追加することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

フロー完成までの作業は以下のように進めていきます。

  • マネーフォワード クラウド債務支払とMicrosoft Excelのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • マネーフォワード クラウド債務支払のトリガー設定とMicrosoft Excelの設定
  • トリガーをON

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

・マネーフォワード クラウド債務支払とMicrosoft Excelをマイアプリ連携

(1)まずはマネーフォワード クラウド債務支払をマイアプリに接続していきます。
Yoomアカウントにログイン後、左欄の「マイアプリ」をクリックして「新規接続」からマネーフォワード クラウド債務支払を検索してください。

(2)マネーフォワード クラウド債務支払のアプリアイコンを検索し、クリックします。

(3)「アプリケーションID」と「シークレット」を入力し、[追加]をクリックします。
まずはマネーフォワード クラウド債務支払が接続できました。
マネーフォワード クラウド債務支払のマイアプリ登録方法は、こちらのページもご確認ください。

(4)次にMicrosoft Excelのアプリ連携を行います。
マネーフォワード クラウド債務支払のマイアプリ登録と同様に、Microsoft Excelを選択します。

(5)Microsoft Excelのアプリアイコンをクリック後、サインイン画面に移行しますが、必要な操作はなく、瞬時に接続が完了します。

・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

認証が正常に行われると、Yoomアカウントのマイアプリ画面へ移動します。
これで2つのアプリがYoomアカウントに接続できました。

・テンプレートのコピー

Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認後、下記のテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

テンプレートがコピーされるので、「OK」ボタンをクリックします。

Yoomアカウントの「マイプロジェクト」の画面に移動するので、テンプレート内容を確認してください。

設定フローは2つです。

・マネーフォワード クラウド債務支払のトリガー設定

(1)まず、マネーフォワード クラウド債務支払のアプリトリガーを設定します。

Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】マネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されたらMicrosoft Excelに追加する」をクリックしてください。

クリックした後、以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。

(2)まずはトリガーとなる「支払依頼が承認されたら」をクリックします。

(3)連携するアカウントを入力し、[追加]をクリックしてください。

(3)次の画面で「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。
「トリガーの起動間隔」は5分、10分、15分、30分、60分から任意のものを選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって異なるため、注意が必要です。

(4)「事業者ID」は、入力バーをクリックすると、アカウントに基づいた内容が『候補』として展開されるので、そのなかから情報を選択できます。

(5)情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
このステップで以下のようなアウトプットを取得できます。
(内容は一例です。)

・Microsoft Excelの設定

(1)最後に、2つ目のアクション「レコードを追加する」をクリックします。

(2)連携したいMicrosoft Excelアカウントの情報を入力後、スクロールして「データベースの連携」の項目を埋めていきます。
以下の画像のように連携したアカウントから情報を引用できます。
(例として、ファイルの保存場所からドライブIDの情報を引用しています。)

(3)「アイテムID」などの項目も情報の引用が可能です。
項目を入力した後、[次へ]をクリックします。

(4)次の画面で、Microsoft Excelの指定したテーブルに新しいレコードを追加する設定を行います。
『追加するレコードの値』の項目を入力していきましょう。
以下の画像は例として、「日付」の項目に前ステップで取得したアウトプット「承認日時」を引用したものです。

(5)情報を入力後、[テスト]をクリックし、問題なければ[保存する]をクリックします。
これで設定は完了です。

・トリガーをON

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

今回使用したテンプレートはこちら

マネーフォワード クラウド債務支払を使ったその他の自動化例

他にもマネーフォワード クラウド債務支払を使った自動化の例がYoomにあるので、いくつか紹介します。

マネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されたらGoogle スプレッドシートに追加する

支払データをGoogle スプレッドシートで一元管理したい方におすすめのフローです。
手動での転記作業が省略されるので、ヒューマンエラーを軽減し、正確なデータ管理を実現できます。

コラボフローで取引先申請が承認されたらマネーフォワード クラウド債務支払に取引先情報を登録する

取引先情報を自動登録することで、手入力による情報登録業務が不要となり、入力ミスの防止につながります。
情報の一元管理が容易になり、各チーム間での情報共有をスムーズに行えるようになるでしょう。

Notionで発注先が登録されたらマネーフォワード クラウド債務支払にも登録する

Notionで発注先を登録後、マネーフォワード クラウド債務支払にも同じ情報を登録でき、手動による登録作業を省くことができます。
手作業によるミスを防止することができ、データの正確性を向上させ、支払処理を円滑に進められるようになるでしょう。

まとめ

今回紹介したマネーフォワード クラウド債務支払とMicrosoft Excelのアプリ連携により、支払依頼承認後のデータの追加作業が自動化され、経理業務の一部プロセスを効率化できます。
日常業務を自動化することで人的ミスを減らし、部門間の情報共有もスムーズになります。
また、業務プロセスの統一により、異なる担当者による対応のばらつきを最小限に抑えることもできるでしょう。
日々のデータ管理に課題を感じている方にとって、非常に有用なツールとなります。

ぜひYoomを活用して、アプリ連携による自動化を体験してください。

この記事を書いた人
k.ueno
これまでカスタマーサポートとして、ユーザー様の疑問や不安点を解消するために尽力してきました。 yoomを活用することで、日々の煩雑になりつつある業務がサクサク進むようになると知り、感動しました! これから業務効率化を目指す方々へ、スムーズにサービスを利用してもらえるよう、わかりやすい内容でコンテンツを発信していきます。
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