2025/01/07
アプリ同士の連携方法

NEXT ENGINEとkintoneを連携して、NEXT ENGINEで作成された入出庫情報をkintoneに追加する方法

m.takahashi
NEXT ENGINEとkintoneの連携イメージ

目次  

業務に使用する情報は一元管理されることで、異なる部署間でもスムーズな情報確認ができたり、蓄積したデータで分析を行えるので便利ですよね。しかし、一元管理するために改めて手入力でデータを打ち込むのは、非効率的なうえヒューマンエラーのリスクを高めます。特に在庫管理や入出庫情報の処理では、手作業でのデータ入力や情報共有の遅れが生産性を低下させる原因となるかもしれません。正確な情報管理には、入力の自動化が効果的だと思いませんか?この記事では、NEXT ENGINEとkintoneを連携し、NEXT ENGINEで作成された入出庫情報を自動的にkintoneに追加する方法を紹介していきます。この自動化手順を取り入れることで、業務効率の向上や正確なデータ管理を実現できるかもしれません。ぜひどのような方法で自動化が実現できるのか、確認してみてくださいね。

こんな方におすすめ

今回の自動化をぜひ業務に取り入れてほしいのは、以下のような方々です!

  • NEXT ENGINEとkintoneを利用しているが、データ連携を効率化したい方
  • 在庫管理や入出庫情報の正確な情報管理に課題を感じている企業担当者
  • 部署間での入出庫情報の共有を円滑化したいと考える業務管理者
  • 取引先との発注や納品スケジュールの連携ミス削減を実現したい企業の担当者
  • 迅速な在庫状況の把握や適切な在庫管理方法を模索している方

NEXT ENGINEとkintoneの連携メリットと具体例

メリット1:入出庫情報の手入力を省き業務効率化

NEXT ENGINEとkintoneを連携することで、入出庫情報が自動的にkintoneに登録されるようになります。これにより、手入力が不要になり、業務効率が大幅に向上するでしょう。特に、手入力時のヒューマンエラーを防ぐことによって、正確なデータ管理が実現できるかもしれません。kintone上で正確なデータをもとに分析することで、入出庫頻度やタイミング、在庫回転率などの重要な指標の把握につながります。この情報は、効率的な在庫管理方法の見直しなどに活用でき、業務の最適化を推進するでしょう。また、手入力にかかる時間を削減できるため、他の重要な業務に注力できるようになるかもしれません。特に、複数の店舗を運営する企業や在庫変動が激しい企業では、効率的なデータ管理が可能になるでしょう。

メリット2:スピーディーな在庫状況の把握

自動連携によって、kintone上で入出庫情報がスムーズに更新され、スピーディーに在庫状況を把握することが期待できます。これにより、在庫の過不足を迅速に把握し、在庫切れや過剰在庫を防ぐための適切な対応ができるかもしれません。例えば、在庫が一定数を下回った際に即座に補充発注を行うことで、販売機会の損失を防ぐことができるでしょう。これにより、顧客対応の迅速化や業務のスムーズな運営を支える業務基盤が形成されるでしょう。
さらに、kintone上に自動反映された入出庫データを活用することで、取引先情報とのデータ連携をスムーズにできるかもしれません。入出庫の状況に応じて発注や納品スケジュールを決定することで、取引先との連携ミスを防ぎ、信頼関係の向上が見込めます。また、迅速なデータ共有によって、取引先からの緊急対応要請にも柔軟に対応することが期待できます。

メリット3:担当者間での情報共有がスムーズに

kintoneは情報共有ツールとしても優れているため、自動的にNEXT ENGINEの入出庫情報が反映されることで、担当者間での情報共有がスムーズになります。これにより、各部署のメンバーからの入出庫状況に関する問い合わせや確認の手間が削減されるでしょう。また、kintoneで正確性の高い情報の一元管理を行うことによって、あらゆる部署のメンバーの情報アクセス性を高めるかもしれません。部門間の連携が強化され、物流部門や販売部門が必要な情報に迅速にアクセスできることで、業務の円滑化に寄与するでしょう。

それではここからノーコードツールYoomを使って、NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらkintoneに追加する方法をご説明します。

[Yoomとは]

NEXT ENGINEで作成された入出庫情報をkintoneに追加する方法

NEXT ENGINEに入出庫情報が登録された際にNEXT ENGINEのAPIを利用して受け取り、kintoneの提供するAPIを用いてkintoneのデータベースにNEXT ENGINEで登録された入出庫情報を登録することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成を進めます。

  • NEXT ENGINEとkintoneをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるNEXT ENGINEのトリガー設定と、その後に続くkintoneのオペレーション設定
  • トリガーボタンをONにして、NEXT ENGINEとkintoneの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:NEXT ENGINEとkintoneをマイアプリ登録

はじめに使用するアプリのマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリに登録しておくことで、フローの設定がスムーズになりますよ。
まず、NEXT ENGINEのマイアプリ登録を行いましょう。
Yoomの画面左にあるマイメニューにアクセスし、画面右の新規接続ボタンを押します。

次に検索窓にNEXT ENGINEと入力し、表示された候補から「NEXT ENGINE」を選択します。
表示された画面で、NEXT ENGINEの企業IDを入力し、「追加」をクリックしましょう。
※詳しい連携方法はこちらを参考にしてください。

先ほど同様に、検索窓にkintoneと入力し、表示された候補から「kintone」を選択します。
kintoneにログイン済みの場合、自動で連携が完了します。

マイアプリにNEXT ENGINEとkintoneが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:NEXT ENGINE「入出庫情報が作成されたら」のトリガー設定

それではここからは自動化の設定を行っていきます!
以下のバナーの「試してみる」をクリックしてフローボットをコピーしてくださいね。

クリックすると以下のような画像が出てくるのでOKを押します。

以下の画面が表示されたら「タイトル」と「説明」を確認しましょう。
変更が必要な場合は、該当箇所をクリックすることで変更可能です。

最初にNEXT ENGINEの設定を行うため、「入出庫情報が作成されたら」をクリックしましょう。
クリックしたら下記の設定を行っていきます。

「タイトル」→必要に応じて変更可能
「NEXT ENGINEと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
「トリガーアクション」→入出庫情報が作成されたら

設定が完了したら、「次へ」をクリックします。

API接続設定を行いましょう。
トリガーの起動間隔を選択してください。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なるため注意が必要です。

設定が完了したら、「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ3:kintone「レコードを追加する」のアクション設定

次にkintoneでレコードを追加するアクションの設定を行いましょう。
「レコードを追加する」をクリックしたら下記の設定を行っていきます。

「タイトル」→必要に応じて変更可能
「kintoneと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
「実行アクション」→レコードを追加する

設定が完了したら、画面をスクロールで進めましょう。

連携するアプリIDを入力し、「次へ」をクリックしましょう。

今回kintoneは以下のように項目を設定しました。
項目は任意で設定可能ですので、業務に合わせて設定してください。

Yoomの画面に戻り、詳細の設定を行いましょう。
表示画面を確認し、スクロールで画面を進めます。

kintoneで設定している項目一覧が表示されるので、それぞれ入力する値を設定します。
ここで使用するのが、アウトプットです。
アウトプットを使用することで、フローを起動するごとに値を動的に変化させて登録を行うことができます。
※アウトプットについて詳しくはこちらをご覧ください。

入力欄をクリックすると下にアウトプットの候補が表示されます。
それぞれの項目に合ったアウトプットをクリックすることで、入力できます。

設定が完了したら、「テスト」を実行して、成功したら「保存する」をクリックして完了です。

ステップ4:NEXT ENGINEとkintoneの自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正しく起動するかどうかを確認しましょう。

設定おつかれ様でした!

NEXT ENGINEを使ったその他の自動化例

他にもNEXT ENGINEを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.NEXT ENGINEで受注伝票が登録されたらkintoneに情報を連携する

初めに紹介するのは、発注伝票の情報をkintoneに登録するフローです。今回連携を紹介した入出庫以外でも、kintoneで情報を管理することであらゆる情報の一元管理ができそうですね。

2.NEXT ENGINEで受注伝票が出荷確定したらSlackに通知する

次に紹介するのは、Slackとの連携フローです。出荷確定の情報をSlackに通知することで、後続の業務がスムーズに進行できるでしょう。

3.LOGILESSで出荷伝票が完了になったらNEXT ENGINEの受注伝票情報を出荷確定済みにする

最後に紹介するフローは、LOGILESSとの連携フローです。LOGILESSの情報をNEXT ENGINEに自動反映させることで、異なるツール間の情報整合性を保てるでしょう。

まとめ

NEXT ENGINEとkintoneの連携により、入出庫情報の自動化と効率的な情報管理が実現できるでしょう。正確な情報を一元管理することで、情報へのアクセス性を高め、効率的に分析や業務改善を可能になるかもしれません。手入力によるヒューマンエラーの削減やスピーディーな在庫状況の把握によって、業務効率の向上や企業の競争力強化が期待できます。ぜひYoomを活用した連携を業務に取り入れ、自社の業務改善に役立ててみてくださいね。

この記事を書いた人
m.takahashi
新卒でジュエリー販売を経験し、結婚出産を経て、社会保険労務士事務所で6年ほど勤務してきました。どちらの業界でも在庫管理や顧客管理をはじめ、様々な事務仕事を経験しました。特に社労士事務所での勤務では、膨大な入力作業や事務処理で一日終わることもしばしば。Yoomを知って第一声は「なぜもっと早く出会えなかったのか・・・」でした。皆様にYoomの便利さを届けられるように、わかりやすい文章書けるよう心がけています!
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